その他の人物 > ジルベルト・ロレンツォ・ヴェルディ

通称 棺の花婿(スポーゾ・ラ・バーラ)
性別
所属 VCF
認証レメゲトン クウィリーノ
搭乗テウルギア ディエス・イレ

キャラクター概要

 濃く短い金髪、碧眼。36歳。背は高く細身。胸元にバラを差した純白のスーツに身を包んだ、VCFの副社長。
 社内の主に結婚式・祭典などを管轄し、常に笑顔を絶やさず、オペラ歌手じみた高らかに歌うような独特の喋り方で歯の浮くような言葉ばかりを並べる。
 社長とは義理の息子=婿養子という関係にある。
 テウルギアへ搭乗する度にプロポーズのような台詞「~これからの人生を君と共に歩もう」「~悲しさも嬉しさも、全てを分かち合おう」etc...を並べるため、整備士たちからキモがられているが本人は意に介しない。


レメゲトン:クウィリーノ

 癖っ毛の金髪碧眼。白いブラウスに黒いショートパンツ、サスペンダーを着た少年という見た目。
 ジルベルトのことを「父上」と呼び、付き従う。
 また見た目より精神が幼いのか感情の起伏が激しく、機嫌を損ねると泣くこともしばしばある。
 「母上」という誰かのことをジルベルトに話すことが日課。

テウルギア:LME-MK-01/Des-ire.VCF ディエス・イレ

開発 リュミエール・クロノワール
機体サイズ 13.1m
武装 式典用 装飾槍(中身スカスカ)

機体概要

 つい数年前に企業:リュミエール・クロノワールより、「ミラージュナイト」のカスタム機として購入された真っ白の機体。型式番号もそれを示すもの。
 過剰とすら言える装飾に飾られており、ドレープのあるベールを纏っている。

 VFCの本業故に、稼働する機会は式典中が主だったものとなるため実戦に遭遇する機会がほぼない。
 他企業との外交の関係上、武装はなく、装飾を施した槍だけが唯一の積載物である。
 槍そのものは車にぶつけるだけで折れるぐらいに脆い。

 またベールは結婚式・祭典などの際は白だが、葬式の際は黒を纏う。

 ジルベルトがコクピットへ入る前にプロポーズを行わないと不調を起こして起動しない。

 搭乗者であるジルベルトの希望により脱出装置がなく、故に棺と揶揄されているが、同じく彼の強い希望によって特殊なCPUが搭載されている他、元がミラージュナイトであるため、もし実戦投入されたとしても生存率は高い。
 CPUの名前は〈アデラーイデ・ヴェルディ〉。故人の脳核を電子回路に繋いで使用しており、他のテウルギアとは逸した処理演算性能を誇る。転用すれば電子・情報戦も可能だが、それが可能となる装備や機会はないだろう。


登場作品



原案:在田
最終更新:2020年07月04日 18:51