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ナイツ(Knights)オブ(of)ペルソナ("PERSONA")
通称 人知らぬ英雄、仮面の偶像、名も無き騎士(ノー・ワン・ノウズ・ナイト)
性別 男性
所属 クリアメイト
オラクルボード EAAランク ランク22
認証レメゲトン アルカナ
搭乗テウルギア U.N.Owen


キャラクター概要

"私は守るためにここにいる。荒廃したこの世界に生きる人々を、その秩序を。そして、彼らを生かすための食糧を"
"それを奪う、破壊するというのであれば…貴様らを見逃す道理などない。疾く消え失せるがいい"

クリアメイト唯一のランカーにして同社最高の「守護者」。
顔面を覆い隠す純白の仮面を常時付けている蒼眼蒼髪の男で、その素顔は勿論、本名に至るまで機密扱いとなっている。年齢は声色から20代後半と推測される。

「彼」の記録は残っているものの、その全てがテウルゴスとしての名義になっており、彼自身の個人情報が一切見られないことから、一説には「英雄として祀られる事を嫌った彼が"個人"を隠したのだろう」とされている。

テウルギアによる護衛部隊発足時からテウルゴスとして行動しており、冷静かつ優れた状況判断力と、献身的なまでの護衛による防衛能力を兼ね備えた強者。
「守護者」の中でも過酷な護衛任務に就き続けたその実力は本物で、「彼に護衛されて助からなかった部隊はいない」とまで称される程。
それ以外にも、CD勢力との小競り合いに巻き込まれた街に出撃、その防衛に全力を尽くすなどの功績を讃えられ、クリアメイトで唯一となる専用カスタム機を与えられている。

上述の活躍故にEAA領民からの知名度が極めて高く、またその人気も絶大であるため、豊富な食糧生産力と合わせて軍拡政策に否定的なクリアメイトを迂濶に責め立てられない理由となっている。

+ 葬られた記録
本名は「アルビレオ・エル・オーレリア」。下記の事情から母方の姓となっている。彼の手によって記録が失われた都合上、その名を知るのは彼の母親や同期、上層部の一部のみである。

現在はその立場上専用の寮舎で一人暮らしをしているが、実はロマニア連合工業のある軍人貴族出身。
少年期、CDの食糧難や東西戦争でのロマニア高官死亡事件を受けて移住を提案した母親と、家柄故かそれに反対した父親が離婚。
母親と二人でクリアメイトに移住し、同社はこれを快諾。
戸籍等の必要なものを用意し、また一般的な生活を行えるように支援を行ったという。

妹が居たが、上記の理由で生き別れとなってしまっており、以降連絡は取れていない。
今はただ、その幸福を祈るばかりである。
なお、母親は今も健在であり、度々社を通じて仕送りを送っている。
故郷に対する思い入れは特になく、生涯をクリアメイトで過ごすつもりである。

アルビレオ時代には恋愛経験もあったのだが、その任務の危険性と優しい性格故、彼が相手を想って別れを切り出して皆長続きしなかった。

レメゲトン:アルカナ

"名も無き騎士の方、どうか貴方に寄る辺がありますように"

目元を銀の仮面で覆った、金髪の女性アバターを持つレメゲトン。なお、この名前は元々あった名前ではなく、ペルソナが「個」を捨てて英雄となった時、それに殉じるように変えたものである。
慈愛に満ちた女性であり、「守護者」として日々過酷な護衛任務に赴く彼の身を案じている。
戦闘時にもその性格は変わらず、クリアメイトの方針もあって敵機の鎮圧を目的とした戦術を取る。ただし、それでも止まらない相手には躊躇いなく攻撃を加えるなど、ある程度の現実は見ている様子。

テウルギア:U.N.Owen

開発 クリアメイト
機体サイズ 14.8m
武装 ・強化型ガーディアンシールド×2
・シールド内蔵バルカン2門×2
・シールド内蔵ワイヤー射出ユニット1基×2・フラッシュグレネード4個×2
・ジャミンググレネード4個×2
・ジャミングマイン1基×2
・スタンナイフ×6
・電磁波バリアフィールド発生装置×1
・アクティブソナー

機体概要

"誰も知らぬ騎士は、しかしそれ故に人々に最もよく知られた英雄となった"
"人々が夢想する、最もありふれた英雄として"

同社の「ヘルスガーディアン」をカスタムしたテウルギア。
過酷な護衛任務に対応するために防御性能が更に強化されており、追加された装備もあってその堅牢さたるやテウルギアでさえ生半可な攻撃では傷一つ付けられないとまで言われる。

圧倒的な防御力を以て味方部隊の盾として先へと導く様は正しく騎士か英雄のそれであり、その姿を一目見るだけで人々には生きる活力を与え、対峙する相手は攻める気力を失うという。

大型化した盾に合わせて機体剛性と出力も引き上げられており、これによって盾そのものを鈍器として扱う事さえ可能となっているが、あくまでも最終手段であり、基本的には内蔵兵装と追加兵装で対処するスタンスは変わらない。

エース機としては珍しく安定性が非常に高いが、これは衝撃兵器の被弾時に対して後ずさりをしない様にするための措置であり、積極的な攻撃ではなく防衛を主とする本機の運用法に合わせた調整である。
圧倒的な防御力を得た本機であるが、部隊の特性上攻撃能力に関しては通常のヘルスガーディアンとさして変わらない。
輸送部隊の護衛としては最高峰の戦力であるが、何らかの理由で逃走出来なくなると厳しい戦いを強いられる弱点はそのままである。

所持兵装

  • 強化型ガーディアンシールド
それ一つで機体を覆い隠す程の実体盾で、本機のそれは1枚あたりの大きさ、強度を更に強化している。2枚並べる事で隣接する味方機を2機まで守る事が可能。

表面部の装甲は要塞に使われるとされる強化装甲材をふんだんに用いており、適切な角度で受ければ各種狙撃兵器さえ防ぐ。
とある強度実験においてはマゲイアの放ったレーザーを「弾いた」という冗談のような記録が残っている。

  • シールド内蔵バルカン
ガーディアンシールドの標準兵装。衝撃性能に優れる小径弾を高速連射する事で敵機のバランスを崩すことに特化させたもの。
とある戦闘記録ではフリーランスのテウルギアの頭部にこれを当て、転倒させたとの記述が残っている。

  • ワイヤー射出ユニット
こちらも同じく標準兵装。靱性に優れた金属製のワイヤーを射出し、敵機に対して巻き付けることで動きを拘束する。
こちらは主にバルカンで怯んだ相手に追撃として放たれる事が多く、頭部付近の守りを固めた相手の足元や腕部に巻き付けて引き倒す事で無力化させる。

  • フラッシュグレネード
シールド裏側に格納された標準兵装で、強烈な光を発して敵機のカメラを長時間機能不全に陥らせる逃走支援用兵装。
火力そのものはないに等しいが、強烈な光をマトモに受けた場合、視神経にダメージを受けることもある。

  • ジャミンググレネード
追加兵装の一つで、電波障害を起こして敵機の索敵、通信を一時的に封じることが出来る。
炸裂させると自分達も通信が行えなくなるが、この兵装の目的は増援を呼ばれる前に敵機を迅速に制圧する事にあるので、大した問題ではない。

  • ジャミングマイン
同じく追加兵装で、こちらは後方警戒用として設置される地雷。機体のマッピングデータ上で設置地点にマーキングを行うので、自分達が誤って踏み抜く心配はない。
起爆時に強烈な電磁波を発生させる事で、爆破地点から約40m付近にある全ての電子機器を一時的に機能不全に陥れる。
戦闘中、万が一踏み抜いて自分達が巻き込まれては不味いので、レーダー、ソナー探知両方で敵機を発見出来なかった時にのみ設置が可能となるようになっている。

  • スタンナイフ
太腿部に装備されたバッテリー式のナイフ。命中時に強烈な電流を放出し、命中した相手を一時的に機能不全に陥れる。当たりどころが悪ければそのまま再起不能となることもある。
バッテリー式であるが故に手に持ち続ける必要がなく、必要に応じて投げナイフとして使うことも可能。

  • 電磁波バリアフィールド発生装置
本機体特有の実験兵装。
設置すると幅15m、高さ20mの電磁波フィールドを発生させる。
電磁波フィールドは電子機器に対して効果を発揮し、このフィールドを通過したミサイルなどは追尾機能が狂って明後日の方向に飛んだりその場で誤作動を起こして爆発してしまう他、ビーム兵器に対しても高い防御力を誇る。

テウルギアに関しても例外ではなく、迂濶に突破しようとすれば機体の電子機器が破損するだけでなく、最悪の場合レメゲトンそのものが「壊れてしまう」ため、抑止力としては高い効果を発揮する。
ただし、あくまでも電子機器や粒子砲にしか効果を発揮しないため、それらを利用しない実弾兵装には無力。
また、一枚の幕の形であるため側面からの回り込みなどにも当然無力である。

  • アクティブソナー
普通のアクティブソナー。レーダーによる索敵が行えない場合に重宝する。


原案/ソル・ルナ様
最終更新:2018年08月15日 17:18