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アレクトリス・グループ


概要

アレクトリス・グループは、三大企業の中ではもっとも台頭が遅く、また規模の小さい複合企業体です。
西アジアおよび中東の山岳部分を中心に勢力を確保していますが、支配地域に平地や農業に適した土地が少ないため、厳しい自然環境と戦いながら成長してきました。
その中で研かれてきたのは新たな技術に対する飽くなき探究心と、長期的展望でじっと成果を耐え忍んで待つことのできる粘り強さです。
厳しい環境の中で人々が生存し、また三大企業の一角を担えるまでに成長することができたのは、非常に厳格な身分制度と、一種宗教的ともいえる新技術への信奉心ゆえといえます。

歴史

アレクトリスは、三大企業として歴史に台頭してきたのは比較的最近ですが、そのルーツ自体は新しいものではありません。
国家概念消失後には幾多の宗教的対立を経験し、熾烈な宗教戦争によって彼らの生存権はまさに地獄のような有様でした。
ついには戦争を継続することすらできなくなった時、彼らに残ったのは冗談のような死の荒野だけでした。
ようやく自らが死に絶えてしまう窮境にある事を理解した彼らは消極的ながらも手を取り合い、この死の世界でどう生きていくかを模索しはじめました。
それからどうアレクトリスという企業体が形成されたかは、よくわかっていません。
彼らは自ら多くを語る事をあまりしませんでした。
ただ、彼らは耐え、模索し、いま技術的には他の2企業を上回る大グループとして台頭してきたという事実があるのみです。

経営

彼らの資本は技術であり、その技術を駆使した結果、荒れ果てた山岳地帯は、今や凄まじい工業都市に変化しています。
各企業が経営に力を入れる主要都市は、極めて近代的な都市景観を取り戻しています。
また、あらたな兵器や技術の研究施設がずらりと並び、グループ内で技術競争を日々続けています。
テウルギアやマゲイアといった軍事兵器から人工糧食、個人用高性能端末など、その種類は多岐に渡ります。
他の2企業に接触後は独自に発展させた新技術による外貨の獲得にも成功しています。

軍事

アレクトリスは、影響領域の規模で言えば軍事企業といって差し支えない軍事力を、グループ全体で有しています。
彼らの本質は新規開拓と旧世紀の技術の再現であり、様々な革新的な兵器を開発、あるいは再現し、紛争地帯に積極的に送り出して実戦データの確保に努めています。
そのため、他の2企業からも「何が出てくるかわからない」と畏れられているようです。
ただ、通常兵器、マゲイア、テウルギアの総数はいずれもCD社はおろかEAAにも及ばないため、現状では軍事境界線付近での小競り合い程度でしか、その姿は確認できていません。

人事

アレクトリス影響圏には厳格な身分制度が存在し、身分に応じた職業が割り振られている場合が多いようです。
それは人々が厳しい環境の中、少ない物資で生存するために自然に生み出されたものであり、多くの人々は身分制度の存在を肯定的、あるいは自然な存在として受け入れています。
基本的には経営首脳陣をトップに置き、その下に各種研究員、軍事関係者、下層域に生産関係者と続きます。
とはいえ、彼らの階級が極端な搾取関係にあるのではなく、それぞれがそれぞれの役割を理解し、下位は上位に捧げ、上位は下位に施すといった、ある程度安定した階級固定社会が長く定着してきました。

外交

遅く台頭してきたアレクトリスは、当時未知の兵器であったテウルギアを大量に戦線に投入し、その戦闘力を持ってCD社の部隊をEAA領から撤退にまで追い込みました。
その後はCD社、EAA社の領域付近まで勢力を拡大し、2社を事実上の停戦状態で膠着させました。
そして自らが第三勢力として沈黙すると、研究機関テオーリアと共に技術を故意に他企業に流出させました。
その意図は彼らの、しかもかなりの上層部にのみ知るところであり、アレクトリスの領民にすら知れ渡ってはいないようです。
そんなアレクトリスはEAAに好意的に受け入れられ、クリストファー・ダイナミクスには警戒されつつも、技術的交流を通して世界に存在感を見せつけています。
企業標準歴235年現在、アレクトリスは沈黙を破り急激な、しかし入念に準備された軍事行動を予感させています。
今のところ本格的な衝突はないものの、何か壮大な計画が始まる可能性さえ窺えます。

また、独立研究機関テオーリアは長くアレクトリスの支援下にあったようで、彼らとは深く繫がっているようです。
しかしテオーリア自体は名の通り独立した機関であり、アレクトリスを通さずに他の2社に技術供与も行っているようです。


グループ企業

基幹企業


主要参画企業


登場人物