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サキ
本名 サキ・L・ラノーテ
通称 サキ / アグレッサー2(教導任務で多用するコールサイン)
所属 EAA
オラクルボード ランク外
認証レメゲトン ホレイショ (Horatio)
搭乗テウルギア ミラージュ


機体詳細

機体名 ミラージュ
ミラージュ type C
ミラージュ type A
開発 機体:EAA・カルタガリア兵工廠
他パーツは各種鹵獲品
機体サイズ 無印 全高13.5m
type C 全高13.5m
type A 全高14.1m
武装 無印 状況に応じた携行火器複数
胸部30mm口径 機銃×2門
中型戦闘用ナイフ×2
type C 腕部105mm単発グレネード×2
状況に応じた携行火器複数
中型戦闘用ナイフ×2
type A 腕部および脚部のブレード
状況に応じた携行火器複数
稼働時間 無印 哨戒・移動のみ:105時間
戦闘機動:14時間
type C 哨戒・移動のみ:90時間
戦闘機動:8時間
type A 哨戒・移動のみ:130時間
戦闘機動:16時間

概要

EAAが教導隊として運用するグループの、テウルギア担当機体。テウルギア同士の模擬戦も希に行うが、どちらかというとマゲイア等に「複数テウルギアと遭遇した際の対処法」を覚えさせるために使われる。
その性質上、通常のEAA機体だけでは不足もあると判断され、クリストファー・ダイナミクス系およびアレクトリス系の技術ベースの鹵獲機も運用……したかった。
が、主に予算的な事情、すなわち「いくら教導隊でもレメゲトンを3機も用意できない」という事情により、機体としては1機とカウントしつつ、訓練内容に応じてレメゲトンを移植して使用する形で運用される。

故に、物理的に、ミラージュ(無印)・ミラージュ type C・ミラージュ type Aは、完全に別の機体。
つまり便宜上、同一のテウルゴス・マゲイアが使用する機体なので、同一機体として登録しているにすぎない。

無印はEAAの標準的な機体として構築・建造された。カルタガリア兵工廠の汎用パーツを主とした構成。
type Cのパーツはアーセナル・インダストリー他の鹵獲パーツを使用したり、外見だけクリストファー・ダイナミクス系の姿をコピーしたカルタガリア兵工廠製パーツで組み上げられている。
type Aは、鹵獲した技仙公司のイナンナ(027型人機)がベース。こちらは「在庫」がそれなりに潤沢にあるため、ほぼオリジナルのパーツを使用している。

任務に応じてレメゲトン含むコアユニットごと入れ替えて使用するため、type Cおよびtype Aの機体パーツは、鹵獲品を用いている部位もEAA系列用のコネクタ規格への改造等は行われている。

塗装は想定する戦場に応じて塗り替えられる上、type Cやtype Aは部品供給が不安定であり、割ところころ姿が変わる。
(塗装変更は、主に視認性を下げる、あるいは特定のテウルギアを想定した訓練とする場合はそれに近い色に塗装される)
そういった「ころころ姿が変わる」部分も含めてミラージュ(蜃気楼)と呼ばれている模様。

戦闘能力

全般的に、兵装に左右されるため、固定された評価はない。
武装は通常、空砲およびペイント弾の類を使用するため、そもそも実戦での破壊力という概念すらない。

キャラクター概要

サキ・L・ラノーテ

20代後半、女性。
東洋系の血がやや混ざるアングロサクソン系のクオーター。

元々はEAA領地内で売れない劇団の劇団員をしていた。本人のスキルはかなり高いものの、各種メディアよりも舞台演劇を指向していたため、いまいち有名にならなかったという。
如何せん、貧乏劇団だけでは食べていけない(むしろ持ち出しのほうが多い)ので、カルタガリア兵工廠でアルバイトを始めた際、適性検査でテウルゴスとしての素質が見出された。
とはいえ、兵士としての訓練は受けていない以上、実戦では恐慌状態になる可能性が高いと判断されたこと、他人の動きを「盗んで覚える」ことを得意とする女優ならではのセンスが買われて、教導隊のテウルゴスとなっている。

外見は「超はつかないけど美人」と評される顔つきに、栗毛色のポニーテールが特徴。
機密保持の必要性もあり、教導隊のテウルゴスとして表に出ることは少ないため、教導隊以外の人間と任務中に接触する際は、「教導隊の雑務係です」という体で活動している。
たとえばブリーフィングやデブリーフィング時は、音声通話のみでレメゲトン「ホレイショ」に会話を任せ、自身はお茶くみや事務などをしているフリをして内容を確認している、等。
このあたり、教導隊の同僚からは「お茶目なヤツ」「さりげなく指導相手を気にしてるツンデレ」等と評されている。

ホレイショ

ミラージュに搭載されるレメゲトン。30代前後の男性を思わせる声質だが、人物としての姿を表示させることがないため、外見は不明(というか存在しない)
基本的には丁寧かつ落ち着いた物腰だが、任務のために適宜、「演技をする」ことはある。
教導隊の任務として、マゲイアのパイロット達に、事前に「状況を伝える」こと(ブリーフィング)や、模擬戦の後に「個々の動作についての問題点を洗い出す」こと(デブリーフィング)を行う。
その際は、口調こそ落ち着いているものの、間違ったことや問題がある反応はとことん追求し、「二度とそのようなミスをしないよう」パイロット側に自覚を持たせる姿勢から、鬼教官とも言われる。

余談

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実際のところ「戦争を怖がる」というのは、それ自体が周囲に向けた演技でしかない。
教導隊の中でもごく一部チームは、出自を偽装しての作戦行動(たとえば「クリストファー・ダイナミクス傘下企業の部隊のフリをして、アレクトリス・グループ傘下企業を襲撃する、といったような)を行うことがあり、その際は全く気にせず出撃している。
教導隊の中に「実戦での偽装任務を行うグループ」と「あくまで訓練担当のターゲット役」との2グループが混在しているため、彼女の素顔を知るのは前者の精鋭のみである。
この点については、程度の差こそあれ「部隊内に対して本来の顔を隠している」メンバーが多いため、同じ類の仲間は別に気にするわけでもない。「あそこまで露骨に実戦が苦手なフリができるのは凄い」とは思われるらしいが。

「たかが女優」と侮るべきではない。むしろ女優として十分にやっていけるだけの向上心や舞台度胸のあった人間は、本気で鍛えればシャレにならない、と「アグレッサー1」は評価している。

キャラクター関連SS

断章1の裏
NOTE: 断章 1を読んでから閲覧することを推奨。
最終更新:2018年03月30日 07:09