アマーリエ
本名 |
アマーリエ・トルニェナー Amálie Trněná |
通称 |
アマーリエ / 空の目 / アレなテウルゴス |
所属 |
技仙公司 |
オラクルボード |
なし |
認証レメゲトン |
Lilis (リリス) |
搭乗テウルギア |
Hayabusa (ハヤブサ) |
機体詳細
――空中からの殺意
機体名 |
Hayabusa (ハヤブサ)(0112A) |
開発 |
機体:技仙公司 |
機体サイズ |
全高15.1m(通常装備こみ) |
武装 |
基本兵装 027型人機「イナンナ」用機関銃 胸部20mm機銃×2 腕部15mm機銃×2 小型チャフ散布装置「流星」×8
オプション・ペイロード 033式・対空ミサイル 029式・対地ミサイル TTC-09高機動ミサイル 029式改・対戦車ミサイル 試製分散型ミサイル「雀火」 MR-22型 重機関銃ポッド(450発) 他、重量とサイズがあえば各種ミサイルを運用可能
上記装備を合計8スロット(8本) |
稼働時間 |
哨戒・移動のみ:10時間 戦闘機動:1時間 |
概要
空中での戦闘のみを追求して作られた試作型テウルギア。
技仙公司のテウルギアの系譜の中で実戦で稼働しうる01系統のフレームを用いた数少ない機体で、正式な型番は0112人機A型。
装甲面でかなり脆く、頑丈なマゲイアと同程度でしかないが、空中機動性はかなり高い。
詳細は隠蔽されているが、巡航モードであれば最高高度45000フィート(約13700m)まで上昇し、250mph(時速400km)程度の速度で飛行できるとされる。
また、使用頻度にはかなり制限があるものの、機体各部のスラスターでアフターバーナーのような機能を用いることで、瞬間的には時速800kmを越える速度への急加速ができる。
但し、この速度での動作は、発生するGや衝撃によりパイロットの安全を害するリスクが極めて高いため、通常はそこまでのスペックを発揮することはなく、レメゲトンによるリミッターがかかっている。
兵装も、対ミサイルの迎撃に特化した小口径の機銃とチャフ、テウルギアやマゲイア相手では使いにくいものの航空機(ヘリ含む)には致命傷となり得る軽機関銃、更に複数のミサイルを任務にあわせて装備する、という、旧来の制空戦闘機に近い運用に完全に特化している。
そのため、テウルギアでありながら、対テウルギア戦闘はあまり得意ではなく、上空からミサイル(※迎撃されるとほぼ無効化されるため、1対1では役に立たない)を撃つか、機関銃でヒット&アウェイを攻撃する、という戦術しか取りようがない。
その反面、武装ヘリや対地攻撃の航空機に対しては一方的に蹂躙でき、稜線に隠れたり、平地に鎮座する戦車を相手にしても有効な装備を持っている。制空のための戦闘機に対しては、最高速度で負ける反面、機動性の柔軟さや火砲を使用できる向きの自由さで圧倒することができ、相手が「ガン逃げ」に走らない限りは優位に立てる。
連続稼働時間がテウルギアとしては極端に短いのも、主にジェット推進システムによる燃料の問題などが大きい模様。
総じて、対テウルギア・対マゲイアをやや度外視しての、空中戦闘に特化した特殊なテウルギアと言える。
武装詳細
基本(固定)兵装
ごく普通の軽機関銃。
対ミサイル迎撃ぐらいしか使い道がない機銃。
とはいえ、(特にフレキシブルに使える腕部の機銃は)対ミサイルであれば十分な弾幕が張れる。
熱源チャフを散布する装置。熱誘導のミサイルへの攪乱に有効。
1発を発射後にリロードされる形式で、合計8回使用できる。
搭載可能装備
- 033式・対空ミサイル、TTC-09高機動ミサイル
対航空機で使用するミサイル。大凡の航空機相手なら、1発を直撃させれば撃墜は可能。
033式はミサイル本体のレーダーによる誘導、TTC-09はテウルギア機体側からの誘導を併用して使用する。そのためTTC-09のほうが命中率が高い反面、機体(≒レメゲトン)の負荷が上がる。
- 029式・対地ミサイル、029式改・対戦車ミサイル
主に対地上攻撃に使用する。029式改のほうが若干、威力を犠牲にして誘導性を上げ、また電磁妨害にも強くなっている。
発射後、4発に分離し、それぞれ別のターゲットを攻撃できるミサイル。
……なのだが、1発の威力はかなり落ちる上、ヘタをすると近接信管程度では頑丈な航空機は落とせなかったりするので、いまいち使いどころが微妙。
機銃のようなもの。ミサイルラックに固定し、使用する際に腕に持って使う。
使用時は標準装備の機銃は背面にマウントされる。
キャラクター概要
アマーリエ・トルニェナー
Amálie Trněná
黙っていれば美人とされる、ボブカットが印象的な北欧風のお姉さん。年齢は20代半ば。
ただし黙ってない。
基本的に言動が過激で、敵どころか味方に対してすら罵詈雑言やらF言葉やらを平気で浴びせる。
品位はともかく、行動原理や状況判断は軍人のそれとしては正しいのが唯一の救い……というより、正しいせいで、周囲も反論できなくて困っているフシがある。
その上、重篤な拝金主義者かつ利己主義者。仕事の目的に相反しない限りは、徹底的に自己の利益を追求する。
また、兵器製造部門への要求が多く、彼らの過労の原因になりかねない状態。但し、これまた(人員稼働の限界に目を瞑れば)的を射た要望であるため、放置するわけにもいかず、かといって人的予算・資源にも限界があるため、板挟みになっている開発・製造部門が悲鳴をあげている。
そんなはた迷惑なテウルゴス。プライベートはだいたい、寝るか、飲んでるか、フィットネスクラブに居るか。これをストイックとみるか、駄目人間とみるか、人によって評価はわかれるだろう。
リリス
Lilis
「メー」と呼ばれる、メソポタミア神話に出てくる書物の名前から命名されたらしい。
どこぞのレメゲトンとスペック的には同等、というか命名方式からして、いわゆる「同型機(姉妹機と呼ぶべきか?)」の類と目される。
また、本人が好んで選択したアバター(外見)も、髪や瞳の色が違うだけで、顔つきはかなり似ているため、何かしらの繋がりはある模様。
とはいえ先方はEAA系に所属、こちらはアレクトリス系の所属なので、その両方を知る者は早々居ない筈ではあるが。
性格は冷静でやや寡黙な常識人。
主に機体の管制やミサイルの誘導を担当し、場合によっては周辺に居る友軍機へのデータリンク・情報支援も行う(現在で言うところのAWACSに近い挙動が行える)
悲しいかな、テウルゴスがテウルゴスなため、周囲からはツッコミ芸人扱いされている模様。
最終更新:2018年03月28日 04:32