小説 > 風零龍緋 > 飛燕たちの慟哭

黄昏広がる空の下

一人見上げる黄昏に

闇と群がる老鳥が

去ねや去ねやと孤を描いて

嘲笑う声など気にとめず

神の使いを気取るのか


堕ちた神を名乗るのか

ただただ鳥は孤を描いて

食事の刻だと怪鳥が

一声上げると群上がり

後に残るは宵闇が

後に残るは燕の尾

こちらクリストファーダイナミクスグループの企業、バビロニアタスク社のマゲイア部隊スワローテイルズのお話になります。老いた鳥と馬鹿にされながらも抗っていく人たちのお話です。不定期更新です。
1話
最終更新:2017年09月04日 19:21