フリー・ベル・シュヴァリエ
| 通称 |
監視者 |
| 性別 |
男性 |
| 肩書 |
L.S.S先代代表補佐→後見人 |
キャラクター概要
「──『怪物を倒そうとするものはその過程で自身も怪物にならぬよう気をつけねばならない』。」
「『深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ』。」
「古い時代の言葉だ。」
「…まぁ、どれでもよい。秘密に触れる者には秘密を以て罰せよ。溺れしものには遍く死を。」
「……シュヴァリエの技、その身に刻み付けるがいい。」
年齢を感じさせない若々しい黒髪に老人とは思えない肉体を服の下に隠し持つ謎多き老人。
L.S.Sの先代代表の補佐であり今のL.S.Sの防衛基盤や販路を開拓した傑物。
フランスの処刑人一族、シュヴァリエの末裔の一人である。
現状、表向きに記録の残っている限りでの最古参のテウルゴスの内一人でもあり、ユダの存在とその目的を識っている。
しかし、その多くを語らず内に秘めている。
若かりし頃は相当な腕前だったようで記録されている異名は監視者。
…恐らく、同胞狩りであったと思われる。
しかし、これも断片的な物であり真実かどうかは定かでない。
かなり昔に現役を引退しており、機体は誰も知らぬ場所に封印しレメゲトンと共に過ごしている。
現在は現代表である蒼助の後見人として道を違えぬよう見守っている。
同期であるムラクモ・シンには自身の事を知られていないが彼の動向を知った時に「愚か者め」と震える声で吐き捨てたという。
認証レメゲトン:マリオネッタ
光さえさえぎれぬほど薄いプラチナブロンドの髪に陶磁器の如く白い肌で長身の美貌をもった麗しき貴族婦人のアバターを持つレメゲトン。
かなり昔からフリーと共におり、現在では義体に移りフリーの世話をしながら過ごしている。
愛称はマリー。
搭乗テウルギア
| 機体名 |
エグゼキューター |
| 開発 |
不明 |
| 機体サイズ |
全長約17m |
かなり古い機体であり、その詳細は誰も把握できておらず、当のテウルゴスであるフリーがこの機体を封印したため今なおどこにあるのか、またどんなものであったのかすら不明である
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+
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消却されたデータ |
機体概要
テウルギアの武装性能実験用の機体であり、また処刑者（エグゼキューター）の名が示す通り裏切者を排除するための対テウルギア用として開発された機体。
人型の大型フレームに装甲を着せるという実験的試みを盛り込んでおり、その外装は状況に応じて適宜換装可能となっている。
フレーム内部各所にジェネレーターが増設されており、出力や起動性能を補っている。
極端なユニット構造を採用しており、関節から椀部などの細部に至るまでが部分的に交換が可能である。
このせいか恐らく現在のテウルギアのひな型ではないか、と噂されているが真偽は定かではない。
また、装備している武器は全て試作段階の兵器ばかりであり、とても常人が扱えるような代物ではない。
性能は一見優れて見えるがどれも絶望的なまでの欠点を抱えており、シュヴァリエが乗ることでようやく使えるほどのもの。
現役を退いた際にこの機体はユダの手に委ねられ、現在アメノウズメの保管庫で厳重に封印されている。
だが、もし…この世界を再び壊そうとする者が現れ、裁くものが居ないのならば
再び、監視者はその腰を上げるであろう。
武装
普段は何の変哲もないテウルギア用の大剣であるが抜刀後、システムを作動させると刀身が超振動状態となり碧く発光する。
その熱量は膨大であり触れた物全てを溶断すると謳われる。その際には刀身の幅が少し広がりその様はまるで湖面に映った月光のようであったと言われる。
最大出力時にはその大熱量の一部を発射する。所謂光波であり、過剰分のエネルギーを収束することによって放たれる。
その消費も桁違いであり、並大抵のものでは振り回すことすら叶わない。
非使用時は背中の鞘に納められている。
裁きの月光に使用した素材を流用して造られた大盾。月光と同じように表面を超振動状態とすることで攻撃を防ぐ。
こちらは最大出力時には大規模なレーザーフィールドを展開しその障壁に触れたものを消滅させる。
しかし、その消費は月光よりも大きくこれを展開している間はテウルギアが動くことはできない。
背部月光のマウントスペース付近に格納されている柄と腰にマウントされている大曲剣を組み合わせることで対テウルギア用の大鎌となる仕掛け武器。
柄と刃には特殊な加工が施されており柄は伸縮により長さの変更が可能、刃は月光と同じく超振動状態とする事でまるで三日月の如く妖しい光と共に相手を葬別する。
これが監視者と言われる最大の所以であったとされる。
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原案/霧月
最終更新：2020年07月04日 19:05
