ハプスブルク=ロートリンゲン商会
企業名略称 |
ロートリンゲン |
所属グループ |
アレクトリス |
本社機能施設 |
マリーエンブルク(旧シンガポール) |
主要事業 |
メコン、長江などのアレクトリス南部の大規模河川水運、およびそれを連結する沿岸海運業 |
軍事機能 |
海上警備艦や河川警備艇、港湾警備隊程度。 |
外交 |
アレクトリス南部の各企業と取引 |
現代表(社長) |
カール・ハプスブルク=ロートリンゲン |
企業概要
東南アジアのプランテーションおよび私有財産を視察に来ていたハプスブルク=ロートリンゲン家を開祖とする貴族系企業。
旧中国南部からインド東岸までを商圏とする、河川沿岸水運業を主業として営む総合企業。
アレクトリスグループにおける有力な運送系企業。
先代が大規模な運河建築事業に投資し失敗。莫大な負債を抱えた状態で当代の社長カール・ハプスブルク=ロートリンゲンが経営を継承し、何とか立て直した。
その没落の過程で当代の社長夫人エリザヴェート・エスターライヒの気が触れてしまい、生まれた当時の娘を男として育てていた。あまりにも忙しく、社長はその教育方針を知らなかった。
もともと没落した他の貴族家から嫁いできたエリザヴェート夫人は、貴族であることだけを心の支えにしていたため、娘のマリアに徹底した貴族教育を施した。
成長したマリアは順当に歪んでいき、見事なまでに典型的な悪徳貴族として育っていた。
立て直しどころか事業拡大に成功したカールは、歪んだマリアに情操教育を施すためにイスリェーダヴァチリ・ガリゾーンタフによって生産された、人格破壊済み暗殺用肉人形を、男女二体購入し娘に与えた。
彼らに教育を施す過程の影響からか、いささか傲慢なところはあるものの、本来持ち合わせていた慈悲の心を臣下と民に施せるように矯正することができた。
15才の誕生日にマリアが傭兵として活動するため、リュミエール・クロノワールからミラージュナイト三機を購入し、グズルーン、セイフリートをつけて傭兵として送り出した。現在は彼女たちの支援に徹している。
勢力圏
旧シンガポールを中心に旧中国長江以南、東南アジア一帯の港湾都市に強い影響力を持っている。
ただし、企業として保有する領土はシンガポールといくつかのプランテーション、鉱山だけである。
軍事機能
水運事業に使用している船、シーレーンの護衛のために、技仙から戦闘用艦艇を購入している。
地上戦力は、各港湾の治安維持部隊程度であり、企業規模の割には貧弱といってよい。
これは、アレクトリスグループでも敵対組織から距離があるため。
保有テウルギア
帳簿上リュミエール・クロノワールから購入したミラージュナイト三機を保有している。
ただし、公表されているその外観が、独立傭兵として活動している現社長の娘が使用している機体と酷似しているという噂がある。
原案/LINSTANT0000
最終更新:2018年03月28日 07:04