ルエリ・メイスフィールド
通称 |
悲壮の騎士 |
性別 |
男性 |
所属 |
E&H社 |
オラクルボード |
- |
認証レメゲトン |
イゾルデ |
搭乗テウルギア |
フェイルノート |
キャラクター概要
“悲しいけれどね、これも戦いなんだ”
精鋭部隊『円卓の騎士』、その一角を担う飄々とした雰囲気を持ちながらどこか悲し気な雰囲気を纏う40近い中年過ぎだが美貌を持つ赤毛の男性。
普段の立ち振る舞いは騎士と呼ぶに相応しく、物腰も柔らかくノリがいい。
基本的に人当たりが良くお人好し。男性らしく女性好きというダメな一面も持ち合わせている。
その実力は折り紙付きだが決して腕を自慢することなどはせず、普段は趣味の楽器演奏をするほどおとなしい人物。
テウルギアの操作と狙撃に関しては天賦の才を持ち、その実力は目立たないもののトップクラスではないかと噂される。
近接戦闘も難なくこなせるが立ち位置上、それは最後の手段であるので彼の腕前を知るものは少ない。
戦闘時には冷静かつ、非道なまでに敵を排除する。が、基本的に前線に出てくる理由は八つ当たりなどが多い。
認証レメゲトン:イゾルデ
“わかっております…ですが、どうかご無理はなさらぬよう”
“許しは乞いません。ここは戦場…戦の契りを交わしたのならば、それは侮辱となりえます”
美しい金髪を持つ王族然とした女性型アバターを好んで使用するレメゲトン。
慈悲深く、そして思慮深い聖母の如き性格のレメゲトン。
しかし、戦闘時には人が変わったように冷酷になりこれは戦争なのですと言い放つほど割り切っている。
テウルギア:フェイルノート
機体名 |
フェイルノート |
開発 |
E&H社 |
機体サイズ |
15m |
武装 |
・高精度レーザースナイパーライフル『ホークアイ』 ・腰部横:可変ブレード『カーテナ』 ・頭部:高精度センサー『ギフト』 ・背部バックパック:戦術観測用データリンクユニット『マビノギオン』 |
機体概要
“赤と白。二つの英雄譚という枝は絡み、そして次なる未来へと実を託す”
“さすらいの吟遊詩人は今、風に乗せ高らかに詩を奏で、後に語り継ぐであろう”
“語られぬ英雄達の生きた証を。”
『円卓の騎士』用としてセンサー類と精度重視の改造が施された、E&H社テウルギアの原型機『カリバーン』のうち一機。
後方からの支援能力に重きを置いた機体となっており、武装も必要最低限しか装備していない。
『無駄なしの弓』の名が示す通りの狙撃機であり、現時点でその狙いを外したことは一度も無い。
本機の特徴の一つとして、頭部センサーユニットが強化されており望遠機能や観測機能などが通常の機体よりも強化されている。
背部バックパックに追加された『マビノギオン』を併用することによりリアルタイムで観測データなどを使用しより高精度な狙撃や味方への情報共有を行うことも可能である。非常時にはパージし重量を減らすことによって元型機であるカリバーン本来の性能を発揮することが可能である。
これにより高精度レーザースナイパーライフル『ホークアイ』を用いた長距離狙撃戦や後方からの味方の支援を得意としている。
護身用兵装として腰部横には可変ブレード『カーテナ』がマウントされており特殊加工によって状況に応じショートソード、メーザーバイブレーションロングソードと使い分けることが可能である。
しかし、ショートソード時の見た目は剣先が無く、折れた剣そのものでありそれは彼の戦場において折れた騎士道を現しているのかもしれない。
所持兵装
改修前であるカリバーン二号機に採用されていた試製光学式スナイパーライフル、その改良型。
ジェネレーターと冷却機構がアップグレードされたことで取り回しが改善、射程と精度も向上している。
不可視性と高い静粛性から狙撃兵器としては一種の完成形ともいえるが、武器単体のコストは高くなってしまった。
腰横に一振りマウントされているブレード。
特殊加工によって状況に応じショートソード、メーザーバイブレーションロングソードと使い分けることが可能である。
ルエリの過去を皮肉るような武装であるが、彼自身は使い勝手がいいと気にっている。
テウルギア:カリバーン(先行試験型)
機体名 |
カリバーン |
開発 |
E&H社 |
機体サイズ |
15m |
武装 |
・E&H製試作型光学スナイパーライフル ・EHW-P/Enfield「ランチェスター」×2 ・EHW-R/EnfieldⅠ 「レンフィールド」 ・サイドハンドグレネードラッチ ・背部多目的ラッチ ・脚部3連装ミサイルランチャー×2 |
機体概要
其は誉れ高き選定の剣。夢現の愛しき隣人より賜りし不朽不屈の業物なり
されど選ばれし者、忘れるなかれ。己が信念折れる時、剣もまた輝きを失うであろう
E&H製テウルギアの原型である機体であり、現在でも近代化改修を施されエース用としての地位を築く傑作機。 その二号機。
一号機と同じく、当時完成したばかりの試作機であった為いくつかの試験兵装と共に運用された。こちらは近距離戦の実働データを取っていた一号機とは違い、遠距離戦を想定した調整をなされている。
頭部は遠距離戦に対応するためにセンサー類や通信能力が大幅に強化されており、その影響で一号機とは若干の外見差異がある。
その中でもルエリ機の武装は、当時やっと製作にこぎつけた超高精度光学式スナイパーライフル、サイドアームとして精度を犠牲に連射性と威力を両立したバヨネット装備のハンドガン、中近距離において敵を制圧掃討する戦術機関砲、両サイドアーマーに格納された各種ハンドグレネード、脚部ミサイルランチャーと遠距離から中距離の射撃戦に特化している。
背部多目的ラッチには状況に応じて試験武装を装備、或いは様々な補給物資を懸架する。
そのため、本機は多大な火器管制能力と精密射撃能力、戦況を見据えた立ち回りを必要とされる。
一号機とは非なる意味でピーキーな機体であるが、これを辛くも乗りこなしたルエリはリチャードとE&Hの名声を高め、結果的にCD勢力内での政治力をより確固たるものとした。
しかし、影の英雄たる彼を覚えるものは戦友以外におらず。彼自身もまた、内戦という戦場の在り方に誇り高き騎士道を曲げざるを得なかった。
東西戦争終結以降ルエリはテウルギアを降り、諜報員兼工作員として活動していたが『円卓の騎士』結成に合わせて復帰。それに伴いこの機体も『フェイルノート』として改造される事となる。
所持兵装
E&Hカンパニーがその技術を結集して製作した光学式スナイパーライフル。
出力、射撃精度、威力共に実戦で耐えうるラインに到達しているが大型化しているために取り回しは劣悪である。
スナイパーライフル上部には高精度センサーカメラを搭載。これを同期することでより精密な射撃を行うことが可能。
また、バイポッドも備えている。
その高い不可視性と静粛性から狙撃兵器としての評価は高い。
携行式の対テウルギア用に調整されたオートマチックハンドガン。低精度ながらも高い威力と連射性を持つ取り回しのいい武装。本機では主に護身用として使用される他、牽制、威嚇射撃、装備された銃剣で敵格闘攻撃をいなす、装甲の薄い部分を狙う事を目的としている。
非使用時には肩部にマウントされている。
対テウルギア用に開発された戦術機関砲。ブルパップ方式を採用しており、取り回しをよくしつつも射程距離を確保している。
また、試験装備である為AP弾(榴弾)やHE弾(徹甲弾)などの各種弾頭を状況に応じて切り替えて装填し、対応することも考慮されている。
アンダーバレルにはオプションとしてグレネードランチャーを装備可能。
しかし、ケースレス弾ではない為足元に薬莢が散らばる、若干装弾数が減るなどの技術的問題も散見される。
突撃を余儀なくされるか敵に包囲された場合の保険的意味合いが強い。
非使用時には腰裏にマウントされる。
両サイドアーマーにハンドグレネードラッチ機能を設けた物。ラッチには片側最大4個(総計8個)までハンドグレネードを格納可能。
種類も榴弾、スモーク、スタン、チャフなどの軍事兵器用のものだけでなく暴徒鎮圧用に催涙スモークなど豊富で任務内容に応じて選択、携行する。
両足の側面に装備された三連装ミサイルランチャー。誘導機能も備えている。
必要に応じて座標入力による支援砲撃も可能である。
状況に応じてパージ可能。
味方への補給物資の懸架や試験兵装の追加装備を想定した多目的ハードポイント。特に何もない場合はデータリンクユニットとスラスターを纏めたランドセル装備している。
これによって負傷兵や味方歩兵の移送、味方への補給も可能となっている。
原案/霧月
最終更新:2018年04月09日 09:49