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イサーク・プルシェンコ
通称 -
性別
所属 アンバスヤーン
オラクルボード -

キャラクター概要

 49歳。長めのアッシュブロンドを靡かせる優しげな男。アルセナル社でも防衛委員会諜報局アルファ部隊に所属していた過去を持ち、アイススケートを趣味に持っていたが、領内で起こった内部粛清をきっかけに下半身不随となり、車椅子での生活を送る。
 そのまま事務方へと回され趣味も潰えた日々を送る中で、まだ生まれたばかりのクレイオーンと出会い、そのままテウルゴスに抜擢される。
 直後、北海艦隊の第三水上艦艇師団青年将校団が企てたクーデター計画に加担するよう根回しを受ける。また同北海艦隊の司令部が未然にクーデター計画を知り、むしろ鎮圧するべきだとの命令も受け、板挟みとなった。
 内部での争いに嫌気が指した彼は独自にアンバスヤーンとのコンタクトを図り、これに成功。
 その艦隊全てを破壊して、アンバスヤーンへ渡った。
 ……今となっては、クレイオーンがまた明るく会話を望める日々を待ち望むべく、殊更明るくクレイオーンへ接する。

認証レメゲトン:クレイオーン

「流氷の天使」クリオネの姿を取るレメゲトン。
 かつては幼い少女のような好奇心旺盛さと明るく高めの声で快活に会話することが多かったが、ある出撃を皮切りに、その様子は一変。
 基本的に会話はおろかテウルゴスの前にすら姿を表すことがなくなり、アンバスヤーンに移籍直後は機体を動かすことすらままならず、叫んでばかりで会話を行うことすら困難だった。
 時間の経過と共にそれは落ち着きを見せ、現段階では会話にならずとも出撃に際して「死ぬのは嫌」という言葉をひたすらに繰り返す。
 ……ある出撃の際クレイオーンに何があったのか、イサークはまだ知らない。

テウルギア:ヴォジャノーイ

開発 コラ・ヴォイエンニー・アルセナル
頭頂高 12m
武装 両腕:高圧ポンプ式ウォーターカッター×2
背部:大型冷凍ガスボンベ
腹部:給水ポンプ及びチューブ×6

機体概要

 アルセナル社が開発した海上での対艦戦闘を想定したテウルギア。テウルゴスの裏切りによりアンバスヤーンが保有している。
 脚部は足ではなく、前後に伸びた楕円・半球状をしており、水素エンジンを用いた低燃費スラスターによる低空飛行でのホバリングを可能としている。
 装甲という装甲はほぼ皆無であり、強いて特徴的な脚部はエンジンを切った際に水へ浮くために艦船程度には固く作られている。また関節部など、内部機材が剥き身になっている部分も少なくない。
 また腹部から肩をまたいで下腕に括りつけられたウォーターカッターへ繋がる太いチューブも外見上の大きな特徴である。

○その脚部から計6本伸びている給水チューブから、海水を組み上げることが可能。
 組み上げた海水の用途は4つ。
  • 脚部水素エンジンの燃料
  • 機体の冷却→そのまま排水
  • 両腕に取り付けられた高圧ウォーターカッターとして噴出
  • 機体各部より任意にて霧状に散布

○また球状の冷凍ガスボンベを背部に複数背負っており、機体の各部より噴出が可能。
 そのため霧状に散布した海水を凍らせて、自身の装甲として氷結させる。その分厚さも調整次第で「薄く纏うのみ」から「機体を包み隠す」まで、幅広く可能とする……が、散布した装甲が分厚ければ分厚いほどに上半身の挙動を制限する。
 また、両腕のウォーターカッターからの噴出も可能であり、「敵艦船の装甲を切り裂いて大量の海水を流し込み、一気に氷結させて中の人間ごと機能を停止させる」という戦闘スタイルを想定されている。

登場作品



原案/在田
監修/LINSTANT0000様
最終更新:2018年06月19日 13:11