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リチャード・ハーベルト

通称 『獅子王』(軍属時代)
性別 男性
年齢 45歳
所属 エーリククス&ハーベルトカンパニー
役職 E&H陸軍テウルゴス→E&H代表
オラクルボード CDランク:元16
認証レメトゲン ビアンカ(現在はアルチュールが認証)
搭乗テウルギア カリバーン(軍属時代)

キャラクター概要

“俺は一人でこの企業(くに)を治められるほど出来た施政者じゃない。お前らがいたからこそ俺は社長としてここにいれると、いつも思ってる”

E&H現代表であり、豪胆として若々しい印象を受ける中年男性。
本来であれば、後継者争いから蚊帳の外とされるほどに個人の能力について疑問を持たれる男であり、外部からはなぜ彼が代表としてE&Hを取りまとめているか首をかしげられている。
そんな彼をひとえにリーダーとして成り立たせているのは、企業と民のために前向きに邁進する勇猛さと他者を拒まず受け入れる姿勢とそこからくる人望である。
彼は彼自身の人格から来るカリスマによって人々を動かし、現在にいたるまでE&Hという一大勢力を維持しているのである。

その姿は、企業の経営主というよりも人心を掴んで人の上に立つ王と言うべき人物であり、ブリテン島という一つの領域の再生を目指して生まれた組織としてのE&Hの象徴といっても過言ではない。

社長として就任する前は当時試作機であったカリバーンのテウルギアとして名を馳せており、彼の駆る近距離での戦闘に特化した近接仕様の『カリバーン』は新兵時代のルエリが搭乗していた遠距離戦闘仕様のカリバーン2号機とセットで運用され高い戦果を上げておりその勇猛果敢な戦いぶりから『獅子王』の異名をとっていた。


搭乗テウルギア/カリバーン

機体名 カリバーン
開発 E&H
機体サイズ 約15m
武装 ・E&H製試作型複合実体剣×2
・80mm携行式銃剣付き滑腔砲
・腕部ワイヤーランチャーユニット
・脚部ブレードユニット
・踵部/爪先部ダガー



機体概要

“腰に佩くは名剣カリバーン。刀身すらりと長く、剱幅広ろし。かのアヴァロンの島にて鍛えたる剣。抜身にて、持つもの自ずと笑みを零す業物"
E&H製テウルギアの原型である機体であり、現在でも近代化を施されエース用としての地位を築く傑作機。
リチャードが搭乗した頃は、完成したばかりの試作機であり戦場での稼働データが不足していたため、いくらかの試験用兵装とともに運用されていた。その中でもリチャード機の武装は、精度を犠牲に連射性と威力を両立したハンドガン型の滑空砲、レーザーを発振可能な実体剣、近距離において相手の動きを制限するワイヤーランチャー、踵や脚部に仕込まれた実体剣と近接に特化している。そのため、非常にピーキーな戦闘を強いられる機体であるが、リチャードはこれをなんとか使いこなし、獅子王と呼ばれるほどのを上げることに成功している。

武装説明


  • E&H製試作型複合実体剣
背部バックパックに翼のようにマウントされてるレーザーの発振を可能とする複合実体剣。
取り外して手持ち武装として使用可能だが、スラスターを用いて高速移動の際に、これを展開しすれ違いざまに切るといった芸当を可能。

  • 80mm携行式銃剣付き滑腔砲
ハンドガン型の滑腔砲。HEAT弾を採用しており、低精度ながらも高い威力と連射性を持つ取り回しのいい武装。後述のワイヤーで相手を拘束、至近距離で機体の急所に当てるといった戦い方を得意とする。

  • 腕部ワイヤーランチャーユニット
腕部に備え付けられたワイヤーアンカー射出装置。主に相手の拘束や、機体保持・移動などに使われる。

  • 脚部ブレードユニット
膝部を保護する装甲を中心に形成されている実体剣ユニット。手持ちの武器を失った時の応戦や、脚を使った奇襲などに使用される。

  • 踵部/爪先部 ダガー
踵と爪先に内蔵している仕込みダガー




認証レメゲトン/ビアンカ

“もっとしっかりしなさい、リチャード!それでも奥さんと子供がいる身なの!?"

少女に羽が生えたような、妖精型のレメトゲン。

疑似人格の性格は、基本的には苛烈であるが世話焼な一面を持ち、リチャードとは持ちつ持たれつつの関係を築いていたが苛烈な戦闘の連続により精神が少しづつ疲弊していき、戦争の終盤には「人間なんて戦い続ける獣よ!もう私は戦いたくない!誰も私を使わないで!」とヒステリックさせ起こすようになってしまっていた。 
東西戦争の終了以降はリチャードの計らいもあってか機体から外され、リチャードの秘書AIとして活動しており長らく軍用に使用されることは無かったが、軍部が『英雄が乗った機体のレメトゲン』を求めたためにエクスカリバーに搭載することとなった。
そして、奇しくも市井で育ったリチャードの隠し子にして嫡子であるアルチュールを認証することとなる。






関連人物

アルチュール・ドラテッド:軍属当時の婚約者との間に生まれた子供。社長就任後、エーリクス派の思惑により婚約解消、エーリククス家の人間と政略結婚することとなり親子は引き離されることとなった。


エレン・M・エーリクス:円卓部隊の参謀にしてリチャードの片腕。第一印象こそ爽やかな男性というイメージを受けるがその実何を考えてるか得体の知れないトリックスターのような男である。エーリクス家の一員ではあるが、立ち位置はハーベルト側に属しており、彼曰く「僕としてはあそこのやり口はいけすかないのさ」とのこと。
最終更新:2018年04月16日 03:25