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エラン・パラディソ
名前 エラン・パラディソ
通称 財団の『顔』、パラディソ代表
所属 パラディソ財団
性別
年齢 企業歴235年時点で23歳
世を偲ぶ仮の姿 裏の素顔

キャラクター概要

”社員旅行は海でアクティビティ、バーベキューを豪快にして、ナイトプールでパーティ!費用は勿論我が社持ちだ”
”僕だってしっかり考えた上で行動しているのさ、テル”
”世の女性はもっと女性的な魅力を前に出して欲しいよ。少女的過ぎるのはナンセンスと思うね”
"あまり僕を怒らせないほうがいい"

財団法人パラディソの現盟主。彫りの深い顔立ちの、紳士的でありながら型破り、優男に見えて冷静沈着、会話力や身体能力、その他どれをとっても非の打ち所のない快男児である。普段はスポーツやギャンブルで遊んでばかりいるが、その才覚から先祖代々から受け継がれた盟主の座を守るに相応しい若き鬼才として知られる。温厚な態度による外交と政治方針から、CDグループ内では、評価はともかく好意的な目で見られている。

実際には、政治的なことはパラディソ財団の『裏の代表』であるテルミドール・オートマトンが取り持っており、彼はPRに使われる『顔』に過ぎない。それを裏付けるように、彼が事故死した時のため、代理として彼の弟が代頭する手はずが既に整っている。
が、彼の意向が財団全体に大きな影響を与えていることも事実であり、『ただの傀儡』とはまた違った立場となっている。
この実態は双方が了承した上でのことであり、エラン側はテルミドールを「テル」と呼んで一方的に親しんでいる。「自分が死んでも代わりはいるがテルが死んだらパラディソは現状を維持できない」とまで考えており、彼はテルミドールを「偉大な同僚であり大切な友人である」と捉えている。

普段こそ飄々とした性格の二枚目半なエランであるが、一度堪忍袋の緒が切れると非常に冷徹な一面を見せる。彼が心から侮蔑する相手に対して決まって言い放つ「あまり僕を怒らせないほうがいい」の一言は、財団法人パラディソによる宣戦布告と同義である。

政治的な仕事としては、外交官代わりに各企業との会談に赴いたり、自社の広告に出演するなど、やはり『顔』らしい活動が目立つ。しかし思考が柔軟であるため、新事業にはかなり積極的。CDのテウルギア技術が低い水準にあることをいち早く見抜き、財団を挙げてのテウルギア開発事業を提案したのも彼である。
が、政治的視点で物事を見るのは苦手であるようで、彼の先見の明はその場しのぎであることが多い。この点からも、彼が『裏の代表』に持つ期待の大きさが伺えるだろう。

プレイボーイとしても知られており、特にスタイルが良く、妖艶な雰囲気を持つ異性を好む。噂では、敵対企業の女スパイを骨抜きにしたという話も存在する。
反面、好みの女性には弱く、大金を考えもなしに貢ぐ姿も見られる。浮気不倫を行うことも大して気にしない様子で、彼の女癖の悪さは悪い意味で有名。
だが、長続きした元恋人に手ひどく振られたトラウマから、本人は結婚を嫌がっており、財団の後継問題にはめっぽう弱い。


+ 昼行灯の裏の顔
世界全体、ひいてはこれまでの歴史に蔓延る不透明な『何か』を察知し、警戒を強めている。しかし、その立場から具体的な行動をとることもできず、『世界の闇』を暴く方法を秘密裏に模索している。しかし、彼の動きは必然的に大きくなりがちな上、政治手腕の未熟なエランでは『世界の闇』に辿り着く手段は皆無に等しい。


原案/アルファるふぁ
最終更新:2018年05月15日 01:25