イヴ
| 性別 |
女性 |
| 所属 |
スメラギ重工 |
| オラクルボード |
- |
| 認証レメゲトン |
アマツ |
| 搭乗テウルギア |
アキューズド・クラウン |
キャラクター概要
“これは私の罪。──だから、私が清算する。”
概要
黒と紫を基調としたボディスーツとバイザー型メットに身を包んだ女性テウルゴス。
その正体は有名シンガーソングライターEwigkeit(エーヴィヒカイト)。
歌で人の安寧を守るという信念の元、シンガーソングライターとしての活動をしていた。
しかし、231年のコンサートテロで人命が失われる様を目の当たりにしながら、自らも重傷を負ってしまった。
歌だけでは人を守れないことを痛感したイヴは、LSSの協力の元、失った左腕と左足を義体化し身体の自由を取り戻した後、テウルゴスとしての道を歩み始めた。
この事実を知るのは、アリシア・クロノワール、レイナ・スメラギ、鳩羽 蒼助、アイリスディーナのみである。
Ewigkeitプロフィール
本名:不詳(柊 蓮莉:ヒイラギ レンリ)
身長:164cm
年齢:22歳
生年月日:213/7/12
性別:女性
出身地:スメラギ重工
作曲、作詞、ボーカルを一手に担う有名シンガーソングライター。6年前に3000人を超える公募オーディションの頂点に立ち、メジャーデビューを果たした。
瞳のメラニン色素が先天的に欠落しており、紫色の瞳を持っている。薄紅色の頭髪をボブカットで切り揃えており、黒と白のモノトーンな色調を中心とした衣装を身に纏うことが多い。
メッセージの高い楽曲と、透き通るようなハスキーボイスが若年層の男女の心を掴んでおり、229〜230, 232〜234年のアーティスト人気投票とオリコンチャートで首位に立っている。
231年のコンサートテロで重傷を負ってから、しばらくメディア露出を控えていたものの、234年にLSS主催でのコンサートで復活。以前と変わらない美声を披露した。
経歴
213年:マカオにて誕生
219年:初等教育学校入学
224年:中等教育学校入学
229年:メジャーデビュー
232年冬:コンサートテロで負傷、活動停止
234年冬:活動再開
認証レメゲトン/アマツ
白い髪の毛を持ち、狐面と和服を身につけた東洋系若年男性のアバターを使用しているレメゲトン。
イヴの正体を知っており、様々な思いを背負いこんでいるイヴの身を案じている。
索敵と識別を得意分野としており、アキューズド・クラウンに搭載されている探査機器をフルに活かすことができる。
搭乗テウルギア/アキューズド・クラウン
| 機体名 |
アキューズド・クラウン（037CSHI） |
| 開発 |
技仙公司・スメラギ重工 |
| 機体サイズ |
約14.3ｍ |
| 武装 |
・高初速型機関砲「35式自動機槍C型」
・新世代型電磁投射砲「34式自動電槍」
・多目的滑空砲「30式滑空砲」
・25式自律誘導弾システム
・展開型近接戦斧「21式戦斧」
多重複合センサーユニット「鷹眼」
対人機銃 |
機体概要
腕部にマシンガン、レールガン、格納式の戦斧、背部にキャノンと ミサイル、肩にセンサーユニットを搭載している高機動型の中量級テウルギア。
機体色は大きさや移動方向・速度を欺瞞する事に主眼を置いたデジタル都市型迷彩が塗られているが、これはスメラギ側の要望でリペイントする事も可能となる。
建造と擬装を担当したのは技仙公司であり、ベースとなったのは技仙公司の新型駆逐テウルギア『037C王翠翹(輸出仕様)』。
しかしながら機体には多数の変更や改良がなされており、設計と機体部品製造にあたってはスメラギ重工と技仙公司が共同で担当した。
アキューズド・クラウンは技仙公司からスメラギ重工に輸出された駆逐テウルギアであり、037Cを素体としている。
037CSHIは同社の新型テウルギア"037人機"をベースに大がかりな改造を抑える事で継戦能力や整備性にも配慮した仕上がりになっている。
機体はイヴに合わせて徹底的にチューンされており、機体性能と相まって抜群の戦闘力を誇る。また、ブースター類が高出力なものへ換装されており、盾による機動力の低下を補っている。
主な戦闘スタイルは機動性を活かした高速射撃戦だが、大威力・高弾速のレールキャノンと近接戦用のブレードや機体のエッジ、射程の長いキャノンや取り回しやすいミサイルと死角の無い武装を揃えて中近距離で立ち回る。
スメラギ重工側の協力によって機体のフレームに採用された金属素材を大幅に変更。骨にあたる構造体はより剛性を重視した、関節部は柔靭性を重視した高規格品を採用し、関節部と構造体の一部には新開発の熱運動エネルギー換電蓄電合金を採用した。これは衝撃や駆動などで生じる運動エネルギーや従来は熱エネルギーとして捨てられていたエネルギーを回生装置を通さずに合金パーツ内で電気エネルギーに変え、これを貯蔵する画期的なマテリアルである。これによりフレームそのものが常に充電される蓄電池としての役割を果たし、継戦能力と出力が大幅に増加した。
又、装甲材も共同開発された新型のものに変更されており、重量はそのままに装甲強度を上げ、対光学兵器用のレーザー蒸散加工を複数層施している。
市街地での対テウルギア戦を主眼に置いた機体であり、ブースターは短距離での連続した加速を重視したものとなっており、オリジナルの王翠翹よりも重装甲な仕様となっている。特にセンサー類は性能とそれを覆う装甲の両面が強化されている。
所持兵装
右背に搭載されるものを手持ち用に再設計した新型レールガン。
王翠翹の発表に合わせて発売され、王翠翹・AGOUでの使用を想定されている。
貫通力、初速が強化されており、重装甲機体でも貫通力を発揮するように設計されている。
威力と命中率を重視しており、複数の建物を貫通してなお弾速を損なわないその性能は、状況を変える一撃になるとともに、技仙公司が持つ技術の本領を遺憾なく見せつけるものとなっている。
王翠翹の標準武装であり、110mmAPFSDS弾を使用する、近距離機動戦に適したスタンダードなマシンガン。イナンナの標準装備を基に開発されており、イナンナのものより構造が簡略化されている。
有効射程距離は短いものの、弾速・汎用性が高い。又連射速度も高く、弾幕を張るのも得意な逸品。
C型は砲身が短縮されており、取り回しの向上を図ったタイプ。一方で反動が大きくなったので、近距離での弾幕散布の適性が高い。
右背に搭載される折り畳み式全自動式滑空砲。
特にこれといった特徴はないが、それまでのものよりも装薬量が増え、射程が延伸されている。
王翠翹の標準武装であり、より加速性能が高いロケットを使用し、推力偏向能力と撃ちっぱなし能力を備えている。
ロック時間も短縮されており、市街地戦も想定されている。
王翠翹・AGOU の標準装備。格納式の戦斧で、ハチェットに似た比較的取り回しやすい形をしている。大型の30式戦斧と比べると威力も低い。
レーダーユニット・ソナーユニットからなる大型センサーユニット。
メインユニットは両肩部上部に搭載されている。
レーダーユニットは複数の周波数帯に対応したAESAレーダーで、前方120°約160kmの範囲内の地対空・地目標64目標に対し、捜索開始1.5秒の段階で50目標を探知し、2.5秒で全目標を探知、その後もレーダーは全目標の同時追尾を行い、同時に各種電子戦及び通信も可能な多機能型レーダーである。
ソナーユニットは小型のパッシブソナーアレイが環境センサーと共に機体全面に満遍なく配置され、肩部には距離に応じて低・中周波数を発するアクティブソナーが搭載されている。これらは動作音だけでなく一定範囲の大まかな空気の流れを検知する事もできる。
これによって立体的かつ詳細な音響/気流マップを瞬時に作製することが出来、RCSが低く、電波・熱的欺瞞装置を施すステルス性を重視した機体をいち早く発見し、想定される本機の主戦場である市街地戦を有利に進めることを目指している。
歩兵排除などに用いられる対人用機銃。腿部に備え付けられている。
歩兵や通常車両などが想定されているため、マゲイアなどには有効とはいえない。
原案/薊
機体原案/琴乃
最終更新：2018年08月31日 23:41
