フランシスタ=イデアドール・リトルストーン・オールドメイジ
キャラクター概要
"楽しい、楽しいわ！ほらほら、休んでないでもっと一緒に遊びましょう！？"
"えー、もうおしまーい？もー…つまんない、つまんないつまんないつーまーんーなーいー！！貴方なんかもう要らない、消えちゃえ！"
緑がかった灰色の髪と緑の瞳が特徴の少女。
235年現在13歳。
リュミエールでも有数の名家であるオールドメイジ家の次女。
生まれつき精神面において致命的な問題を抱えており、他者を人間として認識出来ない。このため両親から持て余され、半ばネグレクトの状態になっていた。
その上名家の娘とあって迂闊に咎められる者もおらず、かと言って彼女を教え導く人間もいなかったために歪みに歪んでしまっている。
一般的な倫理観というものを持てず、また理解も出来ない。
他人の感情を理解した上で容赦なく蹂躙し、他者の命は消耗品扱いという真性のサディストにしてサイコパス。
ネグレクトの影響もあってか性格は幼く、無邪気さと狂気が複雑に混じりあった状態。
その癖貴族の出だけあって頭はよく回る上に人間性と反比例するかのように可憐な容姿を持っているため、過去何人もの人間が彼女に見蕩れ、破滅の憂き目にあってきた。
他人の事は玩具でしかなく、面白くないと思えばあっさりと捨ててしまう。
とはいえ彼女なりに情を持つことはある。ただし、｢私以外の人間が弄ぶな｣というめんどくさいタイプの愛情表現。大切だと思う相手を貶したりすれば即座に怒りを顕にし、対象に容赦のない報復を行う。
本と絵が好きで、幼少期から続けている趣味。
いつも通り放置された際に図書館でお絵描きに興じていた所、その様子を何時も見ていたパトキュールがアリシアに報告。
子供心の赴くままに服を描き続ける彼女を評価し、デザイナーとしてスカウトされた。
子供だけあって当然テウルゴスにするつもりなどなかったのだが、アリシアがディザスタープリンセスのデザイン中、彼女にそれを発見されてしまう。
当然その旨を伝えるものの、それを聞いた彼女が業務に支障が出るほどゴネ続けた為にあえなく承認、見事(？)同機のテウルゴスとなった。
テウルゴスとしてはおろか兵士としても全くの未経験者で、動きにも無駄が多い。
しかし若さ故の成長速度に加え、アリシアが彼女の専用機として徹底的な調整を施したこともあり、戦力としてのレベルは決して低くない。
それどころか幼さ故の単純さで生半可な戦術を蹴散らしてくるため、タチの悪さにおいてはリュミエール最上級とも称される。
レメゲトン:スターライトメイガス
"良いか、戦いは1にパワー2にパワー、3、4がスピードで5にパワーだ。派手じゃなきゃ戦いじゃない…つまるところ、戦いとはパワーなのぜ"
"正々堂々いくぞフラン！そぉらどけどけ、魔法使い様のお通りだぁ！"
モノクローム調の魔女服というキマりまくったアバターを持つレメゲトン。
明朗快活、サバサバとした性格で、細かい事を考えるよりさっさと動いて派手にキメるのを好む。
フランシスタから｢逆面接｣を仕掛けた所、彼女が興味を持った相手として最終選考まで残り、その性格で波長が合ったために晴れて当選、彼女をテウルゴスとして認証した。
彼女との関係は良好で、フランと愛称で呼ぶほどの仲。
ディザスタープリンセスの武装案を共に考案してアリシアに通すなど、同機の製造にも深く関わっているだけあって機体の特性をよく理解しており、無駄の多いフランシスタの動きを無駄なく組み込むなど、戦闘能力はかなり高い。
普段はフランシスタのお守りをする他、戦闘面での教師として教鞭を取ることもある…のだが、如何せん当人がこんな性格なのでその内容も雑で、フランシスタの戦闘スタイルも雑な方向に磨かれていくというおかしな状態になっており、アリシア達は頭を抱えている。
原案/更科 月華
最終更新：2018年09月28日 20:57
