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ゾマー・ロシェンコ
通称 なし
性別 男性
所属 SSCN
オラクルボード なし
認証レメゲトン ガルスキー
搭乗テウルギア ブイヴィイドッフ・クラスナヤ


キャラクター概要

「俺はあの人には敵わないし、一生涯意識もされないと思う」
「だけどそれは、俺があの人を目標にしちゃいけない理由にならない」

 SSCNのチェレンコフスキ・コンビナートの所属テウルゴス。父は数学教師ラングレン・ロシェンコ、母はソユーズ・ノルシュテイナのいち研究助手エマ・ロシェンコ。短い金髪と黒い目が特徴の白色系。
 仕事詰の両親の代わりに、昔から機械と遊ぶのが得意な少年であった。が、3大企業間の戦闘状況が過熱化していくことでSSCNの兵士となることを決意する。その際にはメカニックマンになることを志していた。
 入隊前、道端で機械部品を落とした所を、偶然通りがかった女性によって助けられた経験がある。その人物こそ、EAAオラクルボード3位のフリーデであった。(この時フリーデは軍事演習のためSSCNに訪れていた)後にそのことを知ったゾマーは急速に彼女に惹かれ、フリーデに少しでも追いつきたいと急遽パイロットを志願する。
 少年時代に培った機械への理解からマシンの性能を活かす扱い方を覚え、それがきっかけとなり、いちマゲイアパイロットから最新鋭テウルギアの実戦テストを任せられるほどになる。
 テウルゴスとしての任務は上記の通りSSCNの新型テウルギアの実戦テストである。実力的には当人の憧れであるフリーデはおろかオラクルボードに載る人間には軒並み敵わない。しかし、マシンの限界や特性を把握する才能があり、それを活かしたその場しのぎの戦術で生き残ってきた。


認証レメゲトン/ガルスキー

「儂に言わせりゃお前はフリーデちゃんには不釣り合い!」
「その甘酸っぱい妄想で悶々とするがええさ、ガハハハ!!」

 豪放磊落な性格のレメゲトン。太ったブルドッグのアバターを使う。
 自らをフリーデの知り合いであると嘯き、その話を発展させてゾマーを翻弄するのが趣味。実際にはほぼ他人同然である。
 過去に他のテウルギアに搭載されていた古参のレメゲトンであり、以前の機体がテウルゴス共々喪われたためやむなくこの機体に搭載された。
 以前の機体の時にはフリーデと共同戦線を張ったことがあり、上記の知り合いヅラはそこからきている。
 レメゲトンとしては動作補助に特化しており、他に比べ操縦技術がやや劣るゾマーを適度にサポートする。ゾマーの指示でテウルギアのモーションを書き換えることもある。


搭乗テウルギア/ ブイヴィイドッフ・クラスナヤ

機体名 ブイヴィイドッフ・クラスナヤ
開発 SSCN・カルタガリア兵工廠
機体サイズ 約14m
武装 ・軽レーザーライフル「Cg-LR:3408」
・シールド一体型レーザーブレード
・遠距離分裂誘導弾
・大型機関砲
・対人機銃×2
闘志の赤(боевой дух красный)

機体概要

 SSCNがカルタガリアと共同開発したTg-34の実戦における運用性テストのための機体。軽量二脚型の遊撃用テウルギア。左肩にSSCNのロゴが、右肩には広げられた工具一式をモチーフとしたエンブレムが存在する。
 腕部にレーザーライフルとシールド一体型レーザーブレード、肩部ハードポイントにミサイルを搭載している。背部には専用武装の大型機関砲が装着されている。武装に関しては、運用テストの一環で同様のレンジのものと取り替える場合がある。
 ベース機体はカルタガリアのジェネレータ技術やSSCNのアクチュエータ技術など、両社の技術の粋を集めた機体であり、その性能は次世代機と呼ぶに相応しいものである。 よってやや操縦技術に乏しいゾマーでも一定の戦果を挙げられることが確認されている。
 カルタガリアが運用するベースが同じ機体と比べ、ベース機体の機動性を少し犠牲にすることで火力を増強している。得意レンジの違う装備で固めた結果どのような距離においても敵機体と渡り合える機体となった。
 反面、装備重量によってせっかくの機動性にブレーキがかかっており、その上レンジのばらつきによって武装の同時使用にも制限があるなど、「器用貧乏」な機体でもある。
 機体名はロシア語で「闘志の赤」の意で、フリーデの乗機エーデルヴァイスと対になる。この他、エンブレムの形状や位置など、あからさまにエーデルヴァイスを意識しており、運用チーム内でゾマーの秘密がどのように扱われているかを読み取ることができる。

所持兵装

軽レーザーライフル「Cg-LR:3408」
カルタガリアの生産するレーザーライフル。本機の中距離戦を担う。補給が滞っている場合は代替としてSSCN製のマシンガンを用いる場合もある。

・シールド一体型レーザーブレード
SSCNとカルタガリアの共同開発品。本機の近接戦を担う。レーザー耐性を持たされた増加装甲の裏にレーザーブレードを装着。シールドの先端からレーザー刃を発振する。

・遠距離分裂誘導弾
SSCNの開発品。本機の遠距離戦を担う。発射したミサイルは飛翔中に子機を射出し、子機による飽和攻撃を仕掛ける。一定距離内では子機の分裂が行えず、発射もロックオンも不可能。

・大型機関砲
本機の専用装備。「ヘビーマシンガン」の通称の通り、背部から給弾ユニットで繋がれた銃本体を小脇に抱え、発射する。装弾筒付翼安定徹甲弾を毎秒12発発射し、5秒間の掃射が可能。弾切れの後は自動でユニットごとパージされる。
弾幕を張れる上に威力も高いため、ゾマーは自らの技量を補えるこの武装を気に入っている。そのため、他の武装は交換しても常にこのヘビーマシンガンは装備して出撃する。
非常に重いため、これを捨てた後はベース機体の運動性や機動性を十分に発揮可能。逆に言えば背負っている間は機動力が大きく損なわれる。


原案/アルファるふぁ
最終更新:2018年05月13日 13:15