東西戦争
戦争 |
クリストファー・ダイナミクス・グループ東西内戦 |
年月日 |
215年YY月ZZ日 - 220年YY月ZZ日 |
場所 |
東ヨーロッパ、ロシア南部、中央アジア他 |
原因 |
クリストファー・ダイナミクス内での内部対立 ・EAA、アレクトリスとの取引を進める中枢企業と外的勢力の徹底的な殲滅を掲げる企業の対立 ・アロノフ・ピウスツキの他企業への侵略行為に対する粛清を求める世論の影響 ・クリストファー・ダイナミクス内での深刻な経済格差 ・ドレイク総合開発での極右勢力の台頭、対外戦争の継続を目指す軍部の政治的発言力の強化 |
結果 |
中枢企業連合の勝利 ・ドレイク総合開発、アロノフ・ピウスツキ等の反乱企業の解体 ・クリストファー・ダイナミクス東部地域の企業関係の大規模な変化 ・クリストファー・ダイナミクスにおける新たな内部抗争の始まり ・フロント・オブ・ジャスティスの急速な勢力拡大→対テロ戦争の開幕 |
概要
215年から220年にCDグループ領内で発生した企業間戦闘等の総称。主にCD筆頭企業側に賛同する立場の企業で構成された中枢企業連合と、CD筆頭企業の方針に反発する企業で構成された独立企業戦線の間での戦闘を指すことが多い。ただし、先述した二勢力に含まれている企業すべてが戦闘に参加したわけでなく、実際に戦闘した企業は数社で、ほかは殆ど後方での物資支援や戦災難民の受け入れや野戦病院派遣などの人道支援をメインとして戦争に従事するにとどまった。これは200年まで続いていた対EAA、アレクトリス戦争で消耗した企業体力を浪費したくない、また全面的に戦闘に参加しても得られるリターンが少ないといった見解に基づく判断などの理由が考えられている。
中枢企業連合の中核的な役割を果たしたのは主にロマニア社、カフニア社、ラインフレーム社、Ext-Fedの4社で、対して独立企業戦線の中核的な役割を果たしたのはドレイク社、アロノフ社、バビロニアタスク社の3社となる。またバビロニアタスク社は戦争中期頃に中枢企業連合の電撃戦で降伏しているため、途中で中枢企業連合に編成されて独立企業戦線を相手に戦闘を行っている。
東西戦争は主にカフニア社、ラインフレーム社、Ext-Fedなどによるアロノフ社包囲戦と、ロマニア社、カフニア社などによるドレイク社包囲戦の2つの戦線に大別される。戦争で民間人を含む50万人が犠牲となっているところから、東西戦争を「企業史上最も悲惨な内戦」と指摘するものも多い。
また、200年の三大企業の停戦以降では初めてテウルギアを動員した戦闘を伴う戦争であり、これを機にCDグループのテウルギア関連技術、運用は少なからず発展した。特にExt-Fedは戦時中の物資を最大限活用できるよう、各社のテウルギア-マゲイアの装備を使用可能にしたマゲイア「FRAME」シリーズを投入し、これが現在のExt-Fedを始めとするFRAME連合のテウルギア-マゲイア開発の基本理念となった。
戦後はドレイク社の敗残兵の多くが当時弱小集団とされたフロント・オブ・ジャスティスに合流したことで当勢力の規模が拡大し、現在では東部CDの存在を揺るがしかねない厄介な反体制勢力と急変した。
戦前の情勢
戦争の経過
215年
- エクテレス地方でカフニア周辺軍スリンジア治安維持隊の隊員が殺害される
エクテレス地方は180年ごろからカフニア社とドレイク社の間で領有権を巡って紛争を続けており、CD本社の調停でCDの直接統治下にあった。
216年
- ロマニア高官暗殺事件→ロマニア参戦
- エクステック参戦
217年
218年
219年
220年
本社の存在するノヴォ・カノルスクを中枢企業連合軍が完全に包囲。独立企業戦線の抵抗は依然として衰えることなく、双方とも戦線が膠着し、1ヶ月にわたる戦略爆撃と重迫撃砲の攻撃によって市街地は瓦礫の山となりつつあった。そして中枢企業連合は地上軍の全部隊へ市街地への進軍を開始。2週間の激戦の末、中枢企業連合軍本社施設を制圧し、ドレイク社は降伏することとなった。
関連リンク
原案:SEPIA118
最終更新:2018/6/25
最終更新:2019年01月20日 16:47