RMMir-03「ストラットMk-Ⅳ」

 RAT軍で現在運用されているマゲイア、ストラットファミリーの基幹機。愛称の由来は支柱。

 戦争末期、戦後に備えた機種統一と更新の為に、ファミリー化マゲイアの設計製造を技仙公司に依頼。
 休戦後しばらくしてからロールアウトした基幹機種がこのストラット。部品の一部共通化でコスト低減と運用の簡易化を図っている。

 設計と製造は技仙。一部のパーツはRAT製。
 動的な運用が多い事を踏まえて、技仙やTFSのマゲイアに比べ若干小柄で軽量。
 戦術・戦略機動性や運動性は高く、機体出力や積載重量はやや低め。
 この為、市街戦や複雑な地形での戦闘は得意だが、遮蔽物に乏しい平野部での戦闘は他社の同世代機に劣る。

 機体管理構造パッケージ「M.O.S.スクロール」に最初から対応。フュージョンセンサや各種ソフトウェアは新規設計の最新型。
 少数・軽装でも強力な戦闘力を発揮できるよう、RATの得意とするソフト面を充実させている。

 Mk-Ⅰは先行量産型、Mk-Ⅱが初代制式ストラット。Mk-Ⅳが新型の現行機
 Mk-Ⅲが電子戦機になる予定だったが、運用の都合や財政問題でキャンセル。
 専用の機体は用意せず、電子戦機パッケージを後乗せする形に変更となった。

 A型は初期生産型。B型が主に排熱・冷却システムの改善を行った型。T型は訓練機。

 基本的には105mm滑腔砲、12.7mm機銃、中型物理ブレード、左腕部シールドを装備。
 その他、ランチャーや増加装甲などを装備可能。

 大半のRATマゲイア部隊はこのストラットを装備している。
 技仙による拡張性に優れた設計もあってか、現地改修によって制式外の装備・外観となった機体も散見される。
最終更新:2018年07月07日 22:38