型式番号 |
LME-MK-03-S |
開発 |
リュミエール・クロノワール |
機体サイズ |
13.3m |
武装 |
・可変式長距離狙撃支援砲「バスターレール・ランチャー」 |
"必殺、必中。その騎士が放つは貫き、焼き払う鋼鉄の矢なり。"
機体概要
ミラージュナイトのバリエーションの一つ。
前二作が近接戦能力を重視していたのに対し、こちらは射撃戦能力に重点を置いている。
ロールアウト時期は232年春。
各種センサーとカメラ機能を大幅に強化し、大型可変銃「バスターレール・ランチャー」を装備、長距離狙撃と大火力射撃支援を両立させた。
狙撃時の安定性の確保、及び砲撃時の発射反動を抑えるために機体強度、特に関節部が重点的に強化されている。
2つのモードを切り替える事で戦況に応じた支援攻撃が可能。
元がミラージュナイトであるため、狙撃機ないし砲撃機としては運動性に優れる。
しかし機体の強化に伴い増大した機体重量による速度低下を補う為にスラスターを大推力のものに取り替えてはいるが、その影響で推力バランスが悪化。
小回りが効かなくなってしまい、取り回しの悪い主兵装と相まって近接戦闘能力は皆無と言えるまで落ち込んでしまった。
その他にも頭部に限り、狙撃に対応するためにセンサー類や演算機器、そして頭部カメラの強化を施す過程で装甲を大きく削ったため、一発の被弾で戦闘に支障が出かねない程に脆弱化してしまっている。
機体特性と更に跳ね上がった価格により、ナハト以上に製造数が少ない希少な機体。
どちらかと言うと隠密狙撃による障害排除を主とする部隊に支給される他、一部の物好きが漫画の物真似目指して買う事もある。
所持兵装
- 可変式長距離狙撃支援砲「バスターレール・ランチャー」
本機の主兵装となる大型の銃砲。
二つの形態を切り替えられるマルチウェポンであり、狙撃時はレールガンに、砲撃時にはランチャーに変形させることで状況に合わせた運用が可能となっている。
ただし、その機構を実現させる為に構造が複雑になった上、サイズが大型化した影響もあって非常に取り回しが悪い。
特に近距離においてはその欠点が重くのしかかるため、搭乗者の戦況を読む力を問うものとなってしまっている。
最終更新:2018年09月29日 00:44