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アルチュール・ドラテッド
通称 聖剣に選ばれし者(ジ・アーサー)
性別
所属 クリストファー・ダイナミクス/エーリクス&ハーベルト カンパニー
オラクルボード CDランク:16
認証レメゲトン ビアンカ
搭乗テウルギア エクスカリバー

キャラクター概要

"俺はできれば普通に生きたかった。でも俺自身は誰かを守れる、そんな俺になる事を望んでいたんだ。だから今の俺に悔いはないさ"
20代前半ぐらいの若いテウルゴスであり、若く才気に溢れた気持ちのよい青年。
市井の生まれでありながら、奇跡的に企業を背負う「選定の剣」たる機体に選ばれた者であり、事実上E&Hトップのテウルゴスである。
本人は「できれば普通に生きたかった」と嘆いているが、企業を背負う者となったからにはとその責務を果たすために躍起になっている。
テウルゴスとしては接近戦の適性とバランス感覚に優れ、レメトゲンの支援下とはいえ器用な動きを見せる。
特に、彼の場合『コールブランド』の大規模エネルギー兵器形態を剣にように使う事も不可能ではない。
すでに何回か境界紛争へと出向しており、本人の高い近接戦闘能力とそれを機体の殲滅力の高さから白兵戦闘や拠点攻撃などにおける高い評価と主要参画企業であるE&H社の象徴的存在という立場も相まって、オラクルボードに名を連ねている。

余談だが彼は、アーサー王を「本物の聖剣に選ばれた伝説の人」と憧憬を抱いている節があり、L.S.Sとの外交で得られた日本のあるアーサー王のコンテンツを見て、ショックを受け気絶した。その後、見事にそのコンテンツにはまったの事。

+ ...
彼の出生は確かに市井の生まれである、しかし彼にはハーベルトの血が流れている。
彼はリチャード・ハーベルトが後継者として目をつけられる前に、アルチュールの母にあたる女性と恋に落ち、結ばれた結果生まれた子供である。
その後、本来後継者争いに勝ち目が薄いはずのリチャードは有力な後継者候補を押しのけて後継者として選ばれ、政略結婚としての相手である許嫁との婚約まで決められることとなったため、アルチュールは正式な子供と認知されぬまま市井の子として育ったのである。

もちろん、この出生はトップシークレットであり知るものは一部の親族を除いて存在しない。



認証レメゲトン/ビアンカ

"恐怖を無理矢理飲みこみ、置いてきた日常を,口では後悔がないと言いながら悔んで、それでも勇気を以て人の前に立てる。そんなあんただから私は力を貸すって決めたんだ"
少女に羽が生えたような、妖精型のレメトゲン。
人間を「醜い闘争を続けるもの」として嫌っており長らく機体の認証を拒んでいた。
しかし、偶然にも選定に出くわしたアルチュールの「ありきたりだが確かな善性を持つ者」という部分に惹かれ、アルチュールに対して認証を行った。
立場上制約がそれなりに多く、溜息ばかりつくアルチュールに対してはややきつくあたるが、自らが認証した存在でありためぞんざいには扱えないとこがある。
疑似人格の性格は、基本的には苛烈であるが、世話焼きらしい部分もありところどころがだらしないアルチュールをたしなめている。
普段は携帯端末はもちろん、身の回りの家電などにも仕込まれており、世話焼きなのもあり彼のかわりに家電の範囲内で家事を行うこともある。

搭乗テウルギア/エクスカリバー

機体名 エクスカリバー
開発 エーリクス&ハーベルト カンパニー
機体サイズ 15m
武装 ・複合式エネルギー兵装内蔵型実体剣『コールブラント』
特殊装備 ・追加ジェネレーターユニット『聖剣王の冠』(アーサーズ・クラウン)

機体概要

"アルテュール傷受けたるを覚り血汐にまみれたるを見、いたく怒り、蒼ざめ、血の気失せたり、されど前へ進む。"
"少しも躊躇ことなく愛剣エクスカリバーを右手に持つ。これぞ度重なる危機を切り抜けし業物なり"

社の象徴として製作されたワンオフ機であり、長らく認証されることのなかった選定のテウルギア。
運動性を特徴としつつも高水準な性能を持つカリバーンにカリバーンⅡの堅牢性を合わせた『カリバーンの系譜の集大成』とも言われる破格の性能を持つ。
武装はビームの投射とビーム刃の展開が可能な複合式エネルギー兵装内蔵型実体『コールブラント』のみであるが、高い性能とテウルゴスであるアルチュールの接近戦適性もあるため苦にならない。
本人の要望・適性に応じた改修として追加のスラスターやスタビライザーが設けられており高度な姿勢制御能力を生かした三次元的な格闘戦を展開する。
また、いくつかの試験的装備の実装も計画されている。

所持兵装


複合式エネルギー兵装内蔵型実体剣『コールブラント』

"王は磨きぬかれた愛剣コルブランドを引き抜き、"
"巨人ゴラバス目がけて進み深手を負わせ、その膝をみごと真二つに切断した。"

ビームの投射とビーム刃の展開が可能な可変型の両手剣。
基本的には射撃をしながら中距離目標へ接近、近接戦闘を行うことを前提とした装備だが、対拠点や要撃殲滅を目的とした最大出力形態を持つ。
最大出力形態の起動には、原則的には円卓参謀であるエレン・M・エーリクスの承認を必要とするが、エレン自身はこれらについては実質放任しており、『レメトゲン・テウルゴス両者の承認によって可能』としている。そのため、どうしても彼が止める必要がある場合を除いては基本的にアルチュール・ビアンカ間での承認によって起動している。

承認後は追加ジェネレーターユニット『聖剣王の冠』(アーサーズ・クラウン)の起動および、反動対策に、脚部固定用パイルバンカーの展開準備シークエンスと姿勢制御スラスターの最大噴射シークエンスが開始し,『コールブラント』も専用の形態にへと変形が行われる。
この形態は形状ゆえに「剣」と「砲塔」の二つ役割を持つが反動的に、もっぱら剣のように振るうのではなく砲として構えて使う物であるが、姿勢制御スラスターと本人の技量により剣としても使用可能である。

なお、一回目で追加ジェネレータが限界を迎え、二回目で焼ききれるため撃てるのは二回。メンテナンスも考えれば、実質一回のみである。

追加ジェネレーターユニット『聖剣王の冠』(アーサーズ・クラウン)

計六基のジェネレーターから成るユニット。六基のジェネレーターが、エクスカリバーを取り囲むように連結している形状からこの名が名付けられた。

六基のジェネレーターから賄われる桁外れのエネルギーにより、テウルギアの最大戦闘距離に等しい長さを誇る光の刃の展開を可能とする。

+ 機密ファイル
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セクエンス・プラン
戦略的価値こそあるが、極めてリスクの高い試験兵装『コールブラント』に戦力を依存する、わが社のフラグシップ機エクスカリバーの兵装見直し計画である。

決定的な改修案として円卓部隊および、エクスカリバーの稼働データを元に、一対多および強襲戦闘を目的とした装備群が採用されている。

現時点で設計・開発段階に入ってるのは以下の装備である。


複合戦闘ユニット『セクエンス』
外付けの補助ジェネレータユニット二基、防護光波発振装置一基、背部スラスター一体型バインダーユニット四枚、バインダーを含めた上半身を保護する装甲板、および補助センサーユニットよりなる複合ユニット。
このユニットにより、防御力・機動力・継戦能力などの飛躍的な上昇が見込める。

長距離可変出力レーザー砲『ロンゴミニアド』
ウォーバード腕部のものを再利用した、小型のジェネレータを内蔵する対物ライフル型のレーザー砲。
ジェネレータ内蔵により高い射程と威力と兼ね備えたレーザー砲であり、補助センサーユニットと連動すれば高い精度の砲撃も可能である。
また、セクエンスユニットおよび機体のジェネレータを同時稼働することで、対拠点照射砲としての機能を持つ。

複合式エネルギー兵装内蔵型実体剣『コールブラントⅡ』

コールブラントを再設計、ビームの投射昨日の廃止や武器自体のダウンサイジングなど取り回しを改善させた武装。こちらも、再利用品ではあるがジェネレータを内蔵している。
ジェネレータ内蔵による高い威力と、最大出力形態をベースにした刃の伸長機能を持ち対集団戦において高い戦闘力を誇る。
この装備もまたジェネレータの同時稼働による大出力形態を持ち、コールブラントにはその規模・範囲は大きく及ばないもの。要撃殲滅などにおいて高い効力を誇る。



原案/長田空真様
最終更新:2018年03月28日 06:34