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クラックス(Crux)=ソラーノ(Solano)グリフィス(Gryphus)

性別
所属 リュミエール・クロノワール
オラクルボード -
認証レメゲトン ユジーン
テウルギア LME-PHA-08/HeD_A9-1 ファンタズマゴリア・トゥルースレコーダー


キャラクター概要

"く、クラックスより各員へ、7時方向5Km先に敵部隊を確認!"
"うう…私はライ子の二の轍を踏むまいと思っていたのに、どうして…"

特殊遊撃機動部隊「上海幻想幻樂団」に所属するテウルゴス。
明るい紫の髪を長い三つ編みにして二つ後ろに下げた、スタイルの良い青眼の女性。
RAT出身で、学生時代はライム・ネヴァンズと同級生兼親友であった。
卒業後はそれぞれの道を歩む為に別れ、広報としてRATに入った彼女に見送られつつ、「声を活かせる仕事に就きたい」との思いから、様々な形で文化を保存・研究するリュミエールへの移住を決意。容姿が良かったこともあってすんなり受け入れられ、彼女もまたある種の広報として声優、ナレーター業を行っており、戦場からは遠く離れた生活を送っていた。

ライムとの交友関係は今も続いており、彼女がテウルゴスとしてTBCTの一員となってしまったのを聞いた際は慰めと励ましの言葉を掛けるなど友人想い。現在では一緒になって己の人生を愚痴っていたりする。
ただライムと違ってお人好しではなく、あくまでも「自分とその周囲に対して優しい」といったところ。
とはいえ、基本的には見ず知らずの人に助け舟を出せるタイプではある。

少々お調子者の気はあるが、基本的には争いが嫌いなヘタレ。
ただし自分が脅かされるのが嫌、というある意味で鬱屈した人間で、自身が有利な状況においては一転して舌戦で叩き潰そうとする他、何らかの覚悟をもって戦うと決めた時など、通常時と感情の落差が激しい。
敵と認めた人間に対しては驚く程冷酷かつ苛烈であるなど、悪人ではないというだけで決して善人ではない。

テウルゴスとしては全くの素人であり、そもそも戦場とは関わらないと本人が思っていた事もあってその技量は高くない。
テウルゴスとなったのは彼女が出演していた番組をユージンに見られたため。
その声を気に入られてしまったことで彼に指名される羽目になってしまった。
幸い乗機となるファンタズマゴリア・トゥルースレコーダーが索敵能力に優れる機体であり、主に対テウルギア戦で出撃すること、そして同部隊のメンバーが敵機を早々に殲滅するため、特別危機に陥ったことはない。

余談だが、その容姿と声質から特に「愚民」と呼ばれるファンが多く、イベント等に出演する際には大抵彼女からの罵声とそれに対する感謝の声が飛び交うという異様な光景が展開され、現在では一種の名物として知られている。

レメゲトン:ユジーン

"いやいや、貴方様にはかないませんて、ええ、ええ。戦闘は専門外ですし、ハイ"
"良いですねぇ、良いですよぉ、ほらほら、もっと踊って下さいよぉ。…ほら、段々疲れてきただろォ?安心しろって、その内楽にして貰えるからさぁ!!"

黒いスーツとハットを着こなす、明るい緑の髪と糸目の男性レメゲトン。
慇懃無礼な態度と声が特徴で、人を食った様な言動も相俟って非常に胡散臭い印象を与え、そして事実として、興奮すると口調が荒くなり、相手を酷く見下した態度を隠さなくなる。
我の強い性格でもあり、リュミエールに購入された際もテウルゴスは自分で選ぶと宣って言う事を聞かなかった。

戦闘については門外漢であると主張し、事実戦闘処理は不得手であるものの、その分情報処理能力に優れており、機体がそれに特化しているとはいえそれらの処理をほぼ一手に引き受けるという驚異的なパフォーマンスを誇る。
また自身が「生き延びる」事に関して特に執着が強く、いち早く危険を察知して部隊を離脱させられるなど、機体との相性は極めて良好と言える。

普段は義体に入って読書を嗜んだりシルバーアクセサリーを集めている事が多い。
クラックスとの相性も良好。
特に「相手に対して容赦ない罵声を浴びせられる」点がハマってしまったらしく、彼女と共に各地に愚民を量産している。

原案/更科 月華
最終更新:2019年03月18日 08:12