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ヴェーダ
所属グループ アレクトリス
本社機能施設 チェンナイ
主要事業 研究開発
軍事機能 あり
外交 -
代表職員 ラハル・ナカジマ


企業概要

「真理の追求」をモットーに掲げた、研究開発をメインとした企業。
良くも悪くも研究開発の事しか考えておらず、利益や立場や権力、倫理や人命や環境などに一切配慮しない。
平たく言えばマッドサイエンティストの集団であり、特に倫理的に問題のある方向の技術開発に定評がある。
その研究成果は必ず何かしらの問題を持つものの、求められる結果自体は得られるために上層部からの評価は高い。
当然ながら実際に運用する現場からの評判はすこぶる悪い。
立地上ライズ・アーマメント・テクノロジーの勢力圏にすっぽりと収まってしまっており、スタンスとしては近いもののより過激派であるヴェーダはライズにとってあまり面白くない存在と思われる。(ライズで物足りない技術者がヴェーダに流入したりするため尚更)
自前の戦闘部隊を持つが、実戦部隊というよりは実験部隊としての面が強く、戦場を実地試験の場としか見ていない。
連中が出てくると大概ろくでもない事になる、というのが敵味方共通の見解となっている。

関連人物

・ラハル・ナカジマ
 54歳
 ヴェーダの代表職員。誰も代表をやりたがらなかったのでくじ引きで決められた。
 代表としての仕事が増えて研究ができなくなったので本人は涙目である。
 外見はどこからどう見ても冴えないおっさん。
 研究以外は本当にどうでもいいため、偉い人にもへりくだったりしない。
 永遠の独身者。

リグ・ヴェーダ・アート
 年齢不詳
 アレクトリスランク10位、ヴェーダの誇る主力テウルゴス。愛機はアスラ。
 小競り合いになりやすい三大勢力の緩衝領域を渡り歩いては、射撃武装の実戦テスターを務める。
 どこか抜けた感じの少女だが、戦場においてはまさに悪鬼羅刹の類である。
 超弩級の味音痴。ゲーム好き。

マイル・オスロ
 24歳
 ヴェーダ所属のテウルゴス。愛機はルドラ。
 今のところ操縦技能に未熟な面が目立ち、主に本社周辺での防衛任務に励んでいる。
 甘いマスクに残酷なまでの優しさで無自覚に女性を狂わせる人間関係クラッシャー。
 最近自分のレメゲトンが見せた笑顔に本気でドキッとしてしまい、眠れない夜が続いている。


内政

 一応周辺地域を治める企業として、申し訳程度ではあるがちゃんと人民も管理している。領民からの評価は何故か意外と高め。
 曰く、「よくわからないけどなんだか幸せ」「ヴェーダさんのやることなら間違いないよ」「おいしい!このスープおいしいよ!」
 土中になんか埋まってるとかラジオから変な音波が出てるとか水道になんか混ざってるとか、そういう噂もあるけどヴェーダさんがそんなことするはずはない。いいね?
 ……真実は兎も角、バイオ技術なども取り入れた高品質の農産物は周辺地域にも少量ながら高価で取引されており、主要な収入源の一つとなっていることは間違いない。
 また、当然ながらヴェーダから放出された技術を用いた医療品、及び工業製品も一大産業である。
 逆に鉱物・石油資源には恵まれないため、その辺りの支出には常に頭を悩ませている。


軍備

 保有する装備、兵器の性能はかなりの高水準であり、またその倫理を度外視する性質から極めて厄介な集団ではあるのだが、
 軍事組織として見た場合は戦略的・戦術的な視点に欠ける、どうにも素人くさい集団と言わざるを得ない。
 情報戦にもまるで興味がなく、実物でもない限りは研究データを盗まれようと別段気にしない。
 自分たちが研究を続けられればそれ以外はどうでもいいという、ある意味敵に回すだけ損な相手でもある。
 なお、もちろん現場はたまったものではない。

主な製品・技術

・小型純粋熱核弾頭 アグニv1.03
 良くも悪くもヴェーダを代表する製品。
 放射能汚染が小規模で済む核弾頭、いわゆる純粋水爆である。
 これを通常兵器の弾頭として使用できる程度まで小型化してしまったもの。
 即座に三大企業の連名で製造禁止の措置が取られたが、わずかに流通してしまったものが未だに回収しきれていない。

・高出力アーク放電装置 インドラv3.10
 目標上空に投射後、時限信管または遠隔起動によって起動し、直近の金属構造物に対して人工の雷を発生させる装置。
 起動したが最後、一瞬で放たれる大電流は回避も防御も出来ず、対象の電子機器及び操縦者に致命的なダメージを与える。
 基本的にはグレネードランチャーやロケット砲などの弾体として使用される事が多い。テウルギアによる手投げも可。
 ヴェーダ製にしては珍しく倫理面での問題は無いが、鉄塔などの構造物に逸れたりするため使い勝手は極めて悪い。

・戦略級気候兵器 ヴリトラv2.01
 10km間隔で環状に配置することで、その内側での雨雲の生成を阻害する電磁場を発生させる装置。
 人為的に旱魃を発生させて食糧難を引き起こす、民間人への攻撃を想定したこれまたろくでもない兵器である。
 地磁気などを観測されればすぐに露見するが、一基あたりの出力はそれほど高くないため装置自体の隠蔽性は高く、嫌がらせに最適。

・『ヴァルナ』
 人体に対して薬物や外科手術によって身体機能や思考能力、それぞれの分野に特化した強化を行う技術。
 指揮官や為政者を対象とした思考強化技術『バラモン』
 テウルゴスや兵士を対象とした人体強化技術である『クシャトリヤ』
 逆に思考能力を低下させ、命令によって使役出来るようにする『シュードラ』がある。
 いずれも施術時のリスクや薬物への依存性、少なからず精神への影響があり、当然倫理的にもアウトなのだが、
 その方面での人材を求める集団や更なる力を求めるテウルゴスからの強化依頼は少なくない。


原案/樽様