三大企業 > EAAグループ > クリアメイト

クリアメイト(Clearmate)
通称 -
所属グループ EAAグループ
本社機能施設 旧ブルガリア領 ソフィア
主要事業 健康食品、製薬
軍事機能 あり(ただしテウルギア以外の軍備は持たず、またその戦力は全て防衛にのみ注ぎ込まれる)
外交 警戒
パレットランド・コーポレーション/シーランドタスクフォース/SSCN
友好
モズマ統治体
ヘルメス
お得意様
アンバスヤーン
敵対
カルタガリア兵工廠/アルカマル/テュポーン兵力レンタル業務専門社/ロアリティ複合産業有限会社
業務提携
ライフ・スマイル・カンパニーズ
嫌悪・否定的
ムラクモ難民区
提携検討
ソリッドボックス・インダストリー

企業概要

豊富な水源と農業を主軸とするEAA内において、農業ではなく製薬、健康食品の製造を主軸とする企業。
「クリアで優しい製品を」を社訓とし、専ら不足しがちな栄養素を補給する為の食品や一般家庭でも難なく使える医療用品を生産している。

特に健康食品産業の主力であるヘルスメイトとアクアポーションは販売から30年に渡って全勢力で販売されているベストセラー商品であり、ハードな学生から日々を駆ける企業戦士、スポーツマンや兵士にまで広く愛されているなど、縁の下の力持ちの様な存在でもある。
その他、EAAの農耕品を加工したシリアルなども製造しており、お腹周りを気にする主婦層や小さなお子様からの人気もある。

一方、製薬産業では副作用の少ない一般家庭用の医薬品に定評があり、どちらかと言うと一般家庭に寄り添った製品がメインとなる。
特に子供用の薬品に関する情熱は凄まじい。これはかつて「満足な食料も医療品もなく、戦争に巻き込まれて死に行く子供達」の惨状を目の当たりにしてきたことから来ている。

どちらの産業もそれぞれ良好な売れ行きではあるが、特にヘルスメイトに関しては売れ過ぎて買い占めや輸送部隊の襲撃などが頻発したため、事態を重く見た上層部の意向により自衛用のテウルギアを製造し、防衛専用の部隊を複数編成している。


外交

クリアメイト自身は穏健派筆頭と言われており、CDとの第1次戦争の被害がそこまで大きくなかったこと、そしてヘルスメイトとアクアポーションが勢力を問わず大人気なことから、下手に感情を煽って不買運動される方がよっぽど困る状態にある。

このため社としては軍拡に予算を割きたい訳でもなく、利益についても特に困っていない事情から、他の2勢力とは独自に不可侵条約、あわよくば三大勢力の和平を結びたがっているのが現状。一応、防衛用の戦力を整えることには理解を示している。
なお、この件についてはまだ秘密裏ながらも既に動き出しており、コンテナ作りに定評のあるSVIとの提携を検討、打診している。

そのスタンスから穏やかな統治を行うモズマ統治体とは友好的。ほぼ同業者ということもあってヘルメスとも友好関係を持っている。
また、水運をメインとするアンバスヤーンに対しては商品の輸送の点からお得意様と言ってよく、こちらも良好な関係を築いている。
その他、「領民の笑顔を最優先」というスタンスを取るライフ・スマイル・カンパニーズとは業務提携を結んでおり、嗜好品などの生産、販売の委託を受けている。
CD領への輸出も一部委託されており、度々同社トレーラーに混じっているのが散見される。

反対に、そのスタンスから反CD、反アレクトリス運動には否定的であり、中でも急ピッチで軍備を整えているパレットランド・コーポレーション、なりふり構わぬ研究開発を行うSSCN、そして水面下で謎の実験を行っていると噂されているシーランドタスク・フォースに対しては強く警戒している。
とはいえ、SSCNはほぼ敵対関係にありながらも食糧事情などを鑑みて輸出そのものは惜しんでおらず、また向こう側からもマゲイアの派遣による輸送部隊護衛協力を行う程度の協調はしているなど、少々複雑な関係である様子。

グループ全体の積極的な軍拡を推し進めんとするカルタガリア兵工廠、そしてEAAの領民に反CDの感情を煽り立てるアルカマルとは明確な対立関係にあり、EAAに対しても「他の2勢力を煽る様な行為は慎むべきでは」と提言してはいるが、CD社による自社の被害が小さかった為にあまり意味を成してないのが現状である。
その上、クリアメイトが争いを嫌って悪し様に言う事がないため、上の件も相俟って些か舐められてる節がある。ただし決して発言権が弱い訳ではなく、穏健派故に「彼らに通れば防衛用施設はまず通る」とも言われ、軍拡についてはある種のボーダーラインとして働いている様だ。

他にEAA内での発言権を求める上に戦力、利権の拡大を貪欲に狙うテュポーンを快く思っておらず、こちらはこちらでEAAに警戒を怠らない様に進言している他食料輸入に縛りを設けるなどの牽制を仕掛けている。

上述の理由や普段の良心的な立ち回りもあって世間的な評価は概ね良好。
例外的に、買い占めや製品の強奪などに関しては武力を以て制圧することがある。

ムラクモ難民区に対しては珍しく真っ向から否定するだけでなく蛇蝎のごとく嫌っており、「自らの手に余る様なことをするのは愚かとしか言えない」「志の為に難民を戦地のど真ん中に住まわせるなど自己陶酔の極みでしかない。早々に夢から醒めるべきではないか」と酷評している他、多くのボランティア団体を快く思っていない。
これは彼らの商売の問題もあるが、何よりもかのナイチンゲールの「犠牲なき献身こそ真の奉仕」という言葉を意識しているが故であり、善意と自己犠牲で成り立つそれらの団体を「逆効果にしかならない」と判断している。
そのため、彼らはボランティア活動を一切行わない。

例外中の例外としてロアリティ複合産業有限会社に関してはその一切を拒絶・否定しており、その関係性はどう足掻いても修復不可能な域に達してしまっている。
真っ当な製薬・医療に食糧の普及を願う彼らの性格上ロアリティの存在は致命的な癌でしかなく、この点についてだけは極めて攻撃的となる。
対外関係の都合で現状進展は確認されていないものの、既に何度も処罰を強く嘆願しているなど、彼らが如何にロアリティを嫌っているかが容易に見て取れるため、一部の人間からはカルタガリアと手を取り合うのではないかとさえ思われている。

和平を願う意思とは裏腹に、CD勢力のセント・ロザリンダからは敵視されているのだが、当のクリアメイト自身は気付いていない。
争いを嫌うが故か、勢力外の相手の敵意や悪意には大分疎い様である。

テウルギアについて

生産するテウルギアは上述の事情から大きな盾を持つ防衛戦特化の専用機体であり、特殊な事情を除いて輸送部隊の護衛以外に用いられる事はなく、他企業に販売されることもない。
人々に寄り添ったイメージを守ることもあり、買い占めや輸送部隊の襲撃に対する迎撃等を除いて自発的な攻撃は一切行わない。

所持するテウルギアは80機。
2機を最低単位とし、最大8機で護衛部隊を構成する。

製造テウルギア

「ヘルスガーディアン」
クリアメイトが製造、運用する唯一のテウルギア。
その名が示す通り、ひたすらに防衛能力にのみ特化した機体であり、自発的な攻撃は殆ど想定していない。

両手に持った二つの超大型シールドが特徴で、本機の攻撃機能は全てシールドに依存している。
その結果、本体側のキャパシティを全て防御力と運動性に注ぎ込む事が可能となり、機体を隠せる程のシールドを二つ装備してなお軽快な挙動と堅牢さを両立させている。
シールドそのものも非常に堅牢で、本体装甲も合わせて生半可な攻撃ではびくともしない。
また、万が一輸送部隊が行動不可能になった時の為に、専用の格納スペースが用意されており、それにより輸送を引き継ぐ事も可能である。

武装は上述の通りシールドに内蔵されており、衝撃が強く、敵機のバランスを崩しやすい機関砲、逃走支援用のフラッシュグレネードの他、相手を巻き付けて拘束するワイヤーなど、敵機の足止め、拘束に特化した物がメインとなる。

また、その防衛能力を買われて時として輸送部隊だけでなく、EAA勢力領の人々を守るために駆り出される事もある。
こういった運用法や、基本的に自発的な攻撃を行わないという同社の方針、ヒロイックながらも馴染みやすいデザインもあり、世間的な印象は良好である。


著名なテウルゴス

ナイツ・オブ・ペルソナ
クリアメイト唯一となるランカーテウルゴス。同社最高の「守護者」であり、彼に護られて助からなかった者は居ないとまで謳われる防衛戦、撤退戦のプロ。
ある作戦での功績を讃えられ、同じく唯一となる専用カスタム機を与えられている。

原案/ソル・ルナ/更科 月華様