三大企業 > アレクトリス・グループ > サレディー

Overview

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    Alectris Group Intra Network
   (アレクトリスグループ 社内ネットワーク)
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   (社内ドキュメント管理チーム)
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Official information

企業名: サレディー / Saridey(略称も同一)
所属: アレクトリス・グループ
主要拠点: (非公開)
代表者: (非公開)
業務内容: (非公開)
軍事能力: (非公開)
但し、「サレディーに雇用されたことがある」と主張する、フリーランスの傭兵や運び屋、情報屋等は、かなりの数が存在する。
たいていの場合、彼らは厳重な守秘契約を結んでおり、数年間は「サレディーで仕事をした」以外の情報を公開しないため、詳細は不明。
しかしながら、軍事活動の意図はあり、サレディー自体が戦力を持っているのか、あるいは完全に傭兵にアウトソーシングしているのかは不明ながら、軍事行為を行っていると見られる。


Scrap Notes

Report 01;

A report written by Ксаверий Зурабов, an independent journalist.
クサヴェリー・ズラボフ(独立ジャーナリスト)の記事
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 紅海に面する都市、スアキンで、現地時刻11月8日の18時頃に発生した市街地戦闘について、世界標準時11月12日の14時に開かれた記者会見で、EAAグループのスポークスマンは次のように発表した。
 EAAグループは、同市周辺に乾式農業プラントを建設する計画のため、グループ内の複数企業による、技術者および工員と、その護衛部隊を展開していた。これに対し、アレクトリス・グループのサレディー所属を名乗るマゲイア2個中隊が、事前通告もなく、また市街地への被害を考慮する様子のない攻撃行為を行ったとのこと。
 幸いにEAA護衛部隊と、EAAが雇用していたテウルギア(詳細は明かされていない)の反撃により、襲撃側のマゲイアは大半が撃破され、残存部隊も撤収したため、同社および市街地への被害は最小限に抑えられた。
 しかしながら、民間人を巻き込む形での軍事的な衝突に関して、EAAはサレディーおよび、その盟主であるアレクトリス・グループに対して、強く非難する姿勢を明らかにした。

 これに対し、アレクトリス・グループは、世界標準時11月13日9時頃、技仙公司のスポークスマンを通じて、発生した市街地戦による犠牲への遺憾を述べるとともに、事実関係については現在調査中であるが、今回の事件に同グループのサレディー社は関わっていないことを確信していると述べた。
 尚、本件について、当事者であるサレディー社からは何の声明も出されていない。

Report 02;

The testimony of Bruno Chipchase, an mercenary
傭兵ブルーノ・チップチェイスへのインタビュー
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――サレディーに雇われた?
「ああ、そうだ。もう3年以上前だ。契約に3年間は完全な守秘義務があったんだ。あと5年は緩い守秘義務が残ってるから、インタビューにも全部は答えられないぞ」
――雇用内容を問題ない範囲で教えてほしい
「クリストファー・ダイナミクス系のとある基地に、マゲイアを使って威力強行偵察を行った。つまり喧嘩ふっかけて、反撃の度合いで相手の戦力を類推するってやつだ。結果の部分は言えないな、守秘義務ってやつで」
――単機で?
「ああ、単機だった。小さい基地だったからな」
――契約はどのような感じだった?
「依頼人はアレクトリス関係の案件をよく持ってくる、喰えない感じの仲介人だったな。ただ、普段のアレクトリス案件よりは、条件面ではかなり良かった。むしろ罠じゃないかって不安に思ったぐらいには」
――条件が良かった?
「まぁ、な。前金としてマゲイア用の燃料と弾薬、および長期保存できる食料をかなりの量渡された。成功報酬は、追加で食料・燃料と、複数の鋼材や繊維素材をコンテナ単位で提供される約束だった」
――金銭ではなかった?
「ああ、そうだ。なにせ物資だから収受の手間がかかるし、汎用性は下がるが、価値だけで見りゃ相場の2倍以上はあったんじゃないかな。依頼の難易度の割にはお大尽だと思ったよ。成功報酬も速やかに支払われたしな」
――その物資のメーカー等は?
「刻印や規格を見る限り、アレクトリスの奴らの一般製品だな。サレディー製って書かれたモノはなかったけど。つーか、サレディー製品なんか見たことあるヤツ、居るのか?」
――他に何か気になることは?
「後で知ったんだが、その基地、アレクトリスのスパイが結構居たらしいんだけどなぁ。味方ごと撃たせることで隠したかったのか、話が通じてなかったのか、よくわからん。ま、気にしても仕方ないんだがな」
――ありがとう
「おう、こっちこそ。最後にサレディーのお偉方に言わせてくれ、あんな旨い仕事なら、俺なんかでよければいつでも歓迎だぞ」


Hidden truth

+ 実在と存在の狭間
「サレディー」なる企業に実体はない。ただし、サレディーが架空の存在かというと、そういうわけでもない。
サレディーとは、言ってしまえば、アレクトリス・グループ内に存在する秘密結社、あるいはグループ内マフィアとでも言うべき存在である。
構成員はすべて、アレクトリス・グループの各社の社員であり、首脳部・幹部役員からヒラ社員まで、様々な立場でアレクトリス・グループに所属している。
企業としては架空の存在でありながら、軍事・経済活動が行えるのは、すべてサレディーの構成員による、裏金や偽装工作によるものである。
アレクトリス・グループの資本系列に所属していながら、その表向きの金勘定には一切絡まず、会社の場所も構成員も不明。それでいて名前はある程度、公然と使われているし、活動実績らしき記録はある、という矛盾だらけの現象も、それ故に生じるものである。

サレディーの目的は明らかにされていないが、経済的にアレクトリス・グループを乗っ取る、或いはサボタージュを行うような行為は見られない。
つまりアレクトリス・グループと(少なくとも今のところは)利害は一致している上で、更にそれ以外の何らかの目的を持っていると思われる。
但し、非サレディー構成員に対する隠蔽のための情報工作は徹底されており、非構成員の社員で「知ってしまった」者に対する粛正などは、事故に見せかける・死地に送り込む等の方法で、少数ながら行われている模様。

そのため、上記のようなサレディーの実体を把握しているのは、構成員以外では、アレクトリス・グループおよび系列企業の、ごく限られた上層部だけとなっている。
また、アレクトリス・グループを崩壊させかねない「何か」を握っているため、アレクトリス・グループの「非サレディー構成員の」幹部にとって、サレディーの存在そのものを快く思わないにせよ、表面化や解体はリスクばかりが先行する行為と見なされている模様。
また、アレクトリス・グループ以外の陣営においては、ごく一部はサレディーの実態を把握している者は居るが、その数は更に少ない。
他陣営にとってみれば「アレクトリス・グループを崩壊させかねない」要素は魅力的ではあるが、同時に、迂闊にサレディーという存在を何かしらのターゲットにした場合、アレクトリス・グループ全体からの攻撃を受けかねないというリスクがあるため、そうそう手を出せる話でもない。
また、サレディー自体もその立ち位置を理解・利用しており、「自身が握るスキャンダル」の偽情報を餌に、他社を「釣って」軍事的な打撃を与えたりしているような状況である。

サレディーの意思決定は、階級を加味した投票・合議制で行われる。
すなわち、上位者ほど多くの議決権を持ってはいるものの、最上位者であっても独裁はできない組織体制である。
しかしながら、目的意識は一致しているようで、議論の結果として意見が一致せず、投票に至るような事態になるのも、リスクの評価や方法論の違いによることが大半だと言われている。
尚、サレディーにおける議決権(発言力)と、アレストリス・グループ内での表向きの地位は全く一致しないようで、サレディーの有力幹部が、アレストリス・グループ末端企業で、軍事基地のトイレ清掃員をやっていた、などという噂まで存在する。

平たくいえば皆さんのフロム脳妄想力で弄り倒していい組織です。最終目的?不明なままだから面白いんですヨ?
最終更新:2017年08月27日 00:38