医学/心理学上の分類
自我状態
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自我状態(ego state)は人間の行動には一定のパターンがあり、環境に適応するための行動パターンとその元の経験とが連結したものであるという考えである。心理学者Paul Federnによって提唱された。
自我状態のパーツは誰にでも存在するが、各パーツの間に記憶が繋がっていれば問題は生じない。 一方で、このパーツをストレスからの防衛反応によって切り離されたまま、独自に成長することが解離につながるとしている。
Watkinsらは、自我状態のパーツをそれぞれ名付け、対話や催眠、EMDRによってこれらに声をかけ、トラウマ処理を行う自我状態療法を提唱した。 似た概念に、内的家族システム療法がある。
関連:自我状態療法、内在性解離→EMDR
Ego-state therapy-Wikipedia(en)