サイズで絞り込む
- 高機 床置きなのでそれなりのスペースが必要です。折り畳みできる機種もあります。
- テーブルルーム(マルチプルシャフト)テーブルの上に載せて使いますが、マルチプルシャフトの場合必要スペースの点では小型の高機とさほど変わりません。多くの場合専用のテーブルかデスクに据え置きでの使用が想定されています。
- テーブルルーム(リジッドへドルルーム・オープンリードルーム) 必要な時だけ出して使えます。折り畳みできる機種もあります。
- フレームルーム 必要な時だけ出して使えます。ねじ留め式など、使用しない時は解体して保管できるものもあります。
価格で絞り込む
こちらに書いてあるのは織り機本体のおおよその価格帯です。付属品や材料費なども計算に入れつつ、目安にしてください。
- 高機・テーブルルーム(マルチプルシャフト)10万円~
- テーブルルーム(リジッドへドルルーム・オープンリードルーム)2万円~
- フレームルーム数百円~
とにかく安く始めたければフレームルーム(自作すれば数百円、枠を購入しても数千円で始められます)、もうちょっと本格的にやってみたいけど10万円以上は出せない、というならリジッドへドルが手頃だと思います。
実店舗の有無、アフターケア
実際に見て選びたい、分からないことがあったらお店に行って聞きたい、という場合はトロントの実店舗で取り扱いのある機種がいいでしょう。AshfordやSchacht(Cricket Loom)は市内でも数か所販売代理店があります。また、バンクーバーになりますが、さをり織りはカナダ国内に販売代理店があり、BC、AB、SK州等でワークショップも開催しています。(オンタリオでのワークショップは確認できず)
分からないことはネットで調べるかメーカーに問い合わせる、という場合はネット通販で好みの機種を選んでもいいと思います。
また、帰国が決まっている場合は日本のメーカーのもの(クロバー 咲き織りなど)や、Ashford等の大手メーカーが帰国後のアフターケアの点で安心かもしれません。
付属品の種類や拡張性
作りたいものの種類が決まっていて、それ以外作る気がないという場合は機能が限定されている分価格の低い機種で、将来的にどうなるか分からないという場合は拡張性の高い機種がいいでしょう。
不要になった場合の処分のしやすさ
引越や帰国で売りたいという場合など、不要になった時のことを考えると、大手メーカーの織り機の方が価値が下がりにくいというメリットはあると思います。
織機の種類と特徴比較
フロアルーム(高機) | テーブルルーム(マルチプルシャフト) | テーブルルーム(リジッドヘドル) | フレームルーム | |
本体価格 | 高 | ← | → | 低 |
準備(機拵え)にかかる時間 | 長 | ← | → | 短 |
織りにかかる時間(同じサイズものを織る場合) | 短 | ← | → | 長 |
経糸に使える糸の自由度 | 低 | ← | → | 高 |
地模様の入れやすさ | 高 | ← | → | 低 |
糸の無駄 | 多 | ← | → | 少 |
変り種の織り機いろいろ
- 本体を回転させて経糸を張る回転整経式手織機フラミンゴ
6万9千円~19万円
185GP~320GP
- 4枚ソウコウの卓上織機ORICCO
ORICCO
6万8千円
6万8千円