目次
1.移動
歩き
8方向に機体が歩く。
移動速度は非常に遅いが、ジャンプやダッシュなど様々なアクションへ移行できる。
旋回
スティックを倒した方向に機体が旋回し向きを変えることができる。
立ち・歩き・ダッシュ・ジャンプ、一部の攻撃動作中に可能。
スマート操作では常に相手方向を向くため、ほぼベテラン操作専用の行動。
主に偏差射撃や移動方向の調整に用いる。旋回速度は機体と状態ごとに異なる。
ロック
相手の方向に向き直り、敵機をロックオンする。
立ちより歩き中のほうが相手に向き直る速度が速い。
スマート操作では常に相手方向を向くため、ベテラン操作専用の行動。
ロックボタン押しっぱなしにより、スマート操作のように相手を追従し続けることが可能。
ジャンプ
相手を画面中央に捕捉しなおしつつ機体が上空へ跳躍する。
主に横誘導の強い射撃の回避や近接戦闘からの離脱に使用する。
ここから、ジャンプ攻撃、ジャンプ近接、空中ダッシュ、ジャンプキャンセルに移行でき、何もしなければ自由落下する。
ジャンプキャンセル
機体が即座に着地する。
ジャンプ上昇中に行うことを「ジャンプキャンセル」、それ以外を「急降下」とも言う。
この落下速度は全てのアクションの中で最も速いため、これを利用すると高い回避力を得られる。
地上ダッシュ
- 地上で立ちor歩きorトランジション中に左スティックを倒しながらターボボタン
左スティックを倒した8方向に一定量だけ高速移動する。
回避や位置取りなど、全ての移動の基本。
ここからダッシュ攻撃、ターボ攻撃、地上近接、ジャンプ、バーティカルターン、
ダッシュキャンセル、トランジション、ブーストウェポンへと移行できる。
ダッシュ中に再度ダッシュボタンを押すと「ダッシュキャンセル」となり、急停止できる。
ダッシュ中に旋回入力でダッシュ旋回となり、ダッシュ方向を曲げることができる。(スマート操作でも曲がる)
空中ダッシュ
- ジャンプ上昇中に左スティックを倒しながらターボボタン。
ダッシュの空中版で、ここから空中ダッシュ攻撃、空中ターボ攻撃、ジャンプ近接、急降下、
バーティカルターン、空中ダッシュキャンセル、トランジションへと移行できる。
空中ダッシュ中に再度ダッシュボタンを押すと「空中ダッシュキャンセル」となり、急停止したのち自由落下する。
空中ダッシュ中に旋回入力で空中ダッシュ旋回となり、空中ダッシュ方向を曲げることができる。(スマート操作でも曲がる)
バーティカルターン
- ダッシュ中に別の方向に左スティックを倒しながらダッシュボタン
ダッシュ中に止まることなく方向転換を行うアクション。
1回のダッシュ中に1回のみターン可能。(ただしブーストモード中は回数制限無し。)
ただしターン可能な方向は今ダッシュしている方向を基準に90度以内。
さらに後ろ・斜め後ろへはターンできず、後ろ・斜め後ろから他の方向にターンすることもできない。
トランジション
- 後ろ以外のダッシュ中に(左スティックを倒しながら)ロックボタン
相手を常に捕捉しつつ、地上で姿勢を低くしながら滑るように移動する。
相手の捕捉と高速移動を同時に行える上、ダッシュやジャンプに即座に移行できる重要なアクション。
空中ダッシュから出した場合、移動しながら着地しつつトランジションへ移行する。
滑る方向は、「直前にダッシュしていた方向」と「トランジション開始時にスティックを倒していた方向」が複合され決定する。
(ただしスティック倒しが有効なのは、斜め前、横、斜め後ろのみで、ダッシュと反対方向に滑ることはできない。)
さらに滑り出してからもスティックを斜め前、横、斜め後ろに入力することで少しだけ方向修正が可能。
トランジションからは、地上ダッシュ、ジャンプ、トランジション攻撃、地上近接、トランジションキャンセルが可能。
トランジション中に再度ロックボタン「トランジションキャンセル」となり急停止する。
ダッシュ中と異なり、トランジション中はブーストウェポンが出ないので注意。
2.射撃
射撃は各機体ごとにライトウェポン(RW)、センターウェポン(CW)、レフトウェポン(LW)の3系統が存在する。
RWはRWボタン、LWはLWボタン、CWはRWボタンとLWボタン同時押し。
RWは低燃費で素直な武器、LWは特徴のある補助武器、CWは機体を象徴する武装、といった傾向がある。
攻撃時は3種それぞれの武器ゲージを消費する。
攻撃ごとに発射に必要な武器ゲージ量が設定されており、武器ゲージが足りないと攻撃できない。
武器ゲージは自然回復するが、回復速度は武器ごとに異なる。
ダッシュ中やジャンプ中など、機体の状態によって攻撃が変化する。
立ち攻撃・歩き攻撃
基本的な射撃を行う。
攻撃動作も短いものが多いが、歩き攻撃中はとっさにダッシュ等ができず隙が大きいので注意。
立ちと歩きで武器の性能が異なるものもある。
ジャンプ攻撃
ジャンプし、上空で基本的な射撃を行う。
射撃ボタンを押すタイミングによって、低空射撃と上空射撃の2種類を使い分けることができる。
射撃中はほとんど動けなくなるため隙が大きいが、攻撃後はジャンプボタンで一瞬で着地することができる。
地上ダッシュ攻撃・空中ダッシュ攻撃
ダッシュ移動を続けながら自動的に敵の方向を向きつつ射撃する。
前・斜め前・横・斜め後ろ・後ろで5種類×RW・LW・CWで3種類×地上・空中で2種類=計30種類の性能の異なる攻撃が出せる。
機体や武装によって異なるが、一般的に前ダッシュ攻撃はその機体の中で威力の高い攻撃に設定されている場合が多い。
高速移動しつつ自動捕捉して攻撃できる、という強力な攻撃だが、攻撃動作終了まではこちらの操作を一切受け付けないため、
攻撃を回避されたりダウンを取れなかった場合は大きな隙をさらすことになる。
トランジション攻撃
トランジションで滑りながら射撃する。
ダッシュ攻撃と異なり、どの方向へ滑っていても同じ攻撃になり、途中でダッシュへ移行することもできる。
隙が非常に少ない分、攻撃力や転倒力は低めで、牽制目的のような攻撃が設定されてることが多い。
ターボ攻撃・ジャンプターボ攻撃
- ターボ攻撃ボタン(PS4版)、またはターボボタンと同時に射撃ボタン(PS4版/VITA版)
通常の攻撃と性質の異なる射撃を行う。
立ち・歩き・ジャンプ・ダッシュ・トランジション中のみ可能。
牽制攻撃だったり大技だったりと機体や武装によって性質は全く異なるが、足を止めての攻撃となるのが共通点。
ダッシュ中に発動した場合は、ダッシュ攻撃のように相手に向き直る性質がある。
一部のターボ攻撃は射撃ボタン押しっぱなしによりホールドして発射を遅らせたり、その間に旋回したりできる。
操作が被ることから、例えば横ダッシュ→前ターンしてすぐに前ダッシュ攻撃を行ったとき、ターボ攻撃が暴発することがある。
左スティック倒しっぱなしにすることである程度防ぐことが可能。
3.近接攻撃
各機体が持つ武器などで斬撃や殴打を行う。
射撃攻撃と異なり、ゲージを一切消費せず、最後まで当てれば確実にダウンを取れるためリターンも大きい。
ただし、それは相手にとっても同じことが言えるため、ハイリスクハイリターンな戦闘と言える。
地上近接
近接攻撃を行う。
機体ごとに設定された「ダブルロックオン距離」以内で相手をロックオンすると「ダブルロックオン」となり、
この状態で地上近接を行うと相手に対して追尾しつつ大きく踏み込んで近接攻撃を行う。
通常ロックオン、またはロックオンせずに出すとその場で近接攻撃を振るだけとなる。
機体によっては2段目、3段目があり、近接攻撃ボタンを追加入力でコンボになる。
ダブルロックオン近接攻撃なら、攻撃判定発生前にいつでもダッシュやジャンプに移行可能。
近接踏み込み→ダッシュ→近接踏み込み…と繰り返すと相手を追いかけることができる。
特にスマート操作なら相手が上空や背後にいても追いかけ続けることができる。(通称:スマ近)
ジャンプ近接(空中近接)
- ジャンプ上昇中または空中ダッシュ中に近接攻撃ボタン
空中から相手に向かって落下しつつ近接攻撃を叩きつける。
入力と同時に動作が始まり、出始めだけ相手を捕捉しなおし、相手に対し少しだけ踏み込む。
当てると一撃で相手をダウンさせられるが、キャンセルが効かないため外すと大きな隙ができる。
ダウン追い打ち近接
- 相手がダウン追い打ち可能な状態かつ自分が地上近接可能な状態で近接攻撃ボタン
ダウン中の相手に近接攻撃で追い打ちをかける。
ほとんどの機体では、相手に素早く最大追い討ちダメージを与えることができる。
ダウン追い討ちについては
ルールページを参照。
ガード
- ダブルロックオン中に左スティックを後ろに倒しながら近接攻撃ボタン
防御態勢を取り、近接攻撃と射撃攻撃の被HP/STダメージを半分にし、状態異常を無効化する。
ガード硬直は少なく、そのままカウンターで近接やダッシュ攻撃が狙える。
近接攻撃をガードすることによる削りダメージではK.O.したりダウンすることは無い。
射撃攻撃をガードすることによる削りダメージではK.O.はしないがSTがゼロになるとダウン(ガードクラッシュ)し、
このとき相手に大量のポイント(70pt)を献上してしまう。
状態異常を防ぐ効果を利用すれば、グリスボック、サイファー、エンジェランなど一部のVWの状態異常を無効化できる。
4.ブーストウェポン(VW)
- ブーストゲージが溜まった状態でタッチパッド押し込み
発動すると専用の演出が入り、必殺技ともいうべき強力な一撃を放ったのち一定時間強化状態に入る。
地上で、立ち・歩き・ダッシュ中のみ発動することができる。
詳細は
ルールを参照のこと。
5.スマート操作とベテラン操作
機体選択後に「スマート」か「ベテラン」かを選ぶことになる。
試合中の、主にカメラ(視点)の動き方に影響する。
一度決定すると、機体を選びなおすまで維持される。
スマート操作
試合中、カメラが常に相手方向を向いて画面中心に捉え、さらに常時ロックオンが維持される。
慣れないと敵を見失うことの多いバーチャロンシリーズにおいて、初心者でも落ち着いて敵を見ながら行動できる。
上級者であっても機体や戦法によっては多大なメリットを得られるため、必ずしも初心者専用のシステムではない。
スマート操作でのカメラの向きと機体の向きは必ずしもイコールではない。
- カメラの向き=機体の向きである状態
- 立ち・歩き中(攻撃中含む)
- トランジション中(攻撃中含む)
- 近接攻撃中・ガード中
- カメラの向き≠機体の向きである状態
- ダッシュ中(攻撃中含む)
- ジャンプ中(攻撃中含む)
例えばダッシュ中の機体の内部的な向きは、ダッシュ開始した瞬間に向いていた機体の向きで固定されるため、
たとえカメラが常に相手方向を向くからといって、相手を中心に円を描くようなダッシュにはならない。
ダッシュ中にバーティカルターンした場合、最初にそのダッシュを開始した時点の機体の向きに準じてターンが行われる。
例えば全く同じタイミングで横ダッシュ→前ターンとした場合、スマートでもベテランでも実際に走る経路は同じなのだが、
カメラが敵を向き続けるせいで、変な方向にターンしているように見えてしまう。
ジャンプ中は少し特殊で、例えばジャンプ中に左スティックを右に倒して空中横移動するとき、
空中横移動開始した瞬間に機体の向きが固定され、別の方向にスティックを倒すかニュートラルにするまで維持される。
このため、ジャンプしながら相手を中心に円を描くような横移動にはならない。
- スマート操作のメリット
- 相手の挙動が常に見えるため、相手の攻撃に反応しやすくなるという意味で、攻撃を回避しやすくなる。
- 常にロックオンできる
- ジャンプ中に下をくぐられても着地してから振り向き操作無しで即座に攻撃が可能。
- 相手が真上にいてもダブルロックオンが続き、機体によっては近接で追いかけ続けられる。
- 相手を常に画面中央に捉えられる
- 本来自分で旋回して狙わなければならない攻撃(ライデンの立ちレーザーなど)も簡単に相手方向に発射できる。
- トランジション以外でロックボタンを押す必要が無い。
- 弾が発射される瞬間まで銃口の方向修正がかかる
- 立ちターボ攻撃など、本来トリガーを引いた瞬間から旋回を受け付けなくなる攻撃であっても、
弾が出る瞬間まで銃口のみ自動旋回がかかり発射方向を修正してくれる。(機体は旋回しない)
- これにより、機体の向きはトリガーを引いた瞬間の向きなのに、弾だけ相手方向に発射されるので斜めや横に撃ってるように見える。
相手の方角が急激に変化しやすい至近距離だと分かりやすく、至近距離での恩恵が最も大きい。
- 一見、ベテラン操作での「ダッシュ立ちターボ攻撃」や「トランジション立ちターボ攻撃」でも同じ事が出来ているように見えるが、
ベテラン操作にはこの銃口旋回が無いため、トリガーを引いた時点で発射方向が確定し、それ以上は追従しない。
- デメリットは、ベテラン操作のメリットの逆。
ベテラン操作
過去作同様、ジャンプ、旋回、ダッシュ攻撃のいずれかにより、手動で相手を画面に捉える操作方法。
(今作はこれに加え、ロックボタンによる急旋回と、トランジションがある。)
立ちと歩き中に限り、ロックボタン押しっぱなしでスマート操作と似たカメラ追従が可能。
- ベテラン操作のメリット
- 自分のダッシュ方向・ジャンプ方向が相手の位置に左右されず正確に操作できるという意味で、攻撃を回避しやすくなる。
- 思いどおりの経路で移動できるので、相手まで接近する攻めのルートを最短にできる。
- ロックオンをあえて外しての置き攻撃(偏差射撃)が可能。
- 機体によって大小はあるが歩きが速くなる。一部の機体は歩き攻撃時に加速までする。
- ロックオンを外していれば敵が近距離にいても減速しないことを利用できる。
- 最も速い前ダッシュを相手から離れるように行うことで逃げに使える。
- やっぱりバーチャロンといえばこれでしょ感。
- デメリットは、スマート操作のメリットの逆。
最終更新:2018年09月01日 21:32