エンジェラン

ANGELAN×食蜂操祈

目次


概要

キャラクター設定

食蜂操祈(CV:朝倉杏美)
学園都市に7人しかいない高ランクの能力者「超能力者(レベル5)」の一人。所持する能力は人の精神を自在に操る「心理掌握(メンタルアウト)」。
同じ常磐台中学に通っている御坂美琴とは「ケンカするほど仲がいい」関係にある。
御坂美琴を主人公とする外伝漫画『とある科学の超電磁砲』では、(アニメ化された以降の)第7巻辺りからレギュラーキャラ化し、利害は一致するが信条で相容れない美琴との気の許せない共闘関係を築いている。

高慢・浅薄な印象を持たれがちな彼女だが、上条当麻には(本作では語られない過去の事情から)複雑な感情を抱いている。
ちなみに本作のストーリーモードやチュートリアル、DLCシナリオ、対戦時特殊会話、Vita版初回限定版ドラマCDで、当麻から毎回「えっと誰でしたっけ?」と訊ねられているのは、メタフィクション的な事情でも何でもなく、禁書本編の新約第11巻で描かれた過去の事件の後遺症によるもの。
今作では上条当麻と遭遇する場面が比較的多い。普段の彼女からは見られない一途でしおらしい一面にびっくりした禁書勢の方も多いのではないだろうか。

ストーリーモードでは、食蜂が(本来ならば上条当麻と富良科凛鈴以外の人間が知るはずの無い)前回(前作に当たる小説版『とある魔術の電脳戦機』)のバーチャロンの顛末を知っているそぶりを見せている。
劇中ではあまり詳しい理由が語られないが、Vita版初回限定版付属冊子『とある魔術の電脳戦機ノ全テ』に収録されている鎌池氏のインタビュー記事から察するに、どうやら彼女ほどの能力者が普段から備えをしていれば、たとえタングラムによる世界レベルの改変が行われたとしても、何らかの手段で記憶を復元することが可能であるようだ。

バーチャロイド設定

エンジェラン
<電脳暦における基本設定>
機体コード及び名称は「氷雪魔法系神聖機体 SGV-417-1 エンジェラン」。
「3柱の至高のVR」の1体「アイス・ドール」を模して作成されたVR。
アイス・ドールは一時期第4プラント「TSCドランメン(TSC)」に身を寄せていたことがあり、その際にTSCが彼女を原型としたレプリカを制作した。それがエンジェランである。
レプリカなので能力はオリジナルに大きく劣るがそれでも戦闘力は高く、手にした「対偶の法杖」から氷雪をモチーフにした攻撃を繰り出す。
これはアイス・ドールが持つ孤独な心が何らかの形で反映された結果であるとも噂されている。

<本作における基本設定>
機体コード及び名称は「SGV-417-1 エンジェラン」。
CWの竜召喚は「結晶状の巨竜を異界から召喚して操っている」という設定になっているらしく、食蜂はこれが気に入って本機への搭乗を決めたものと予想される。
本作では小説版に登場した食蜂操祈仕様の「SGV-417-1/VSL エンジェラン【Hive Eaters】」が登場している。
性能面での差異は無いが、全体的に蜂をイメージした意匠が施されており、通常カラーのエンジェランとは髪型やエクロージョンモード時の羽の形状、CW攻撃で呼び出される竜の色が異なる。
小説版では心理掌握で操られるパートナー全員に、チームカラーとして同じ意匠を施した同じ機体を与え、標的を分かりにくくする作戦を用い、小説版冒頭のバトルで御坂美琴のライデンや白井黒子のフェイ・イェン・ザ・ナイトを苦戦させた。

ゲーム上の性能

ジャンプ性能に優れ着地硬直が無いという特徴を持つため、空中での移動や回避が得意。
主な攻撃手段は、弾速の遅い弾をフィールドに事前に流しておいてからの、エンジェラン本体との「挟撃」になる。
しかし各攻撃の単品での性能は低いため、まともに攻撃を当てるには周到な準備と立ち回りが必要。

近距離で威力や性能が増大する武装も複数持っているものの、いずれも自分から攻め込んで当てていくには当てづらく、またエンジェラン自体の前ダッシュが遅いこともあって、自分から能動的にダウンやK.O.を狙っていくのが難しい。
リードされて攻め手に回る展開になると厳しいが、接近してきた相手に対する自衛手段は豊富なので、こちらが先にリードして、威力の高い近距離攻撃での迎撃体制に持ち込んで点差を広げていく展開が理想といえる。

カラーリングバリエーション

名称 解放条件 解説
1 【Hive Eaters】 食蜂操祈のストーリー(第4章サブ)をクリア 小説版の食蜂専用エンジェランの再現
2 VSL-1 最初から ピンク主体のVSL
3 VSL-2 最初から ダークブルー主体のVSL
4 DNA DLC「DNA-style」の購入 オラタンの1Pカラー
5 RNA DLC「RNA-style」の購入 オラタンの2Pカラー
6 SHADOW 選択不可 モブ等が乗る灰色のカラー

スペック詳細

  • 地上での移動性能
全方向平均のダッシュ速度だけを見れば全機体平均に近い。
前ダッシュが速く後ろダッシュが遅いという傾向も他の機体と同様。しかし、その差が他の機体と比べて小さいため、他の機体と相対的に評価すると前ダッシュが比較的遅く、後ろダッシュが比較的速いという順位になる。
特に地上前ダッシュは全キャラワースト2で、距離を詰めるのが苦手。地上横ダッシュも下位クラスで、何とか回避には不自由しない程度の機動性はあるものの、ドルドレイ以下テムジン以上という順位であり、薄い防御力の割には心許ない。
一方、他の多くの機体が苦手としている後ろダッシュ系の速度が全機体中3位と素早く、相手との距離を離しやすい。
後ろ方向を含めて全体的にダッシュの持続時間が長く、移動には不自由しない性能。

  • 空中での移動性能
ジャンプ高度90、ジャンプ攻撃高度46~90。
上昇速度・下降速度ともにゆっくりで、ふんわりと滞空するイメージ。
空中ダッシュ速度は地上同様平均より遅めだが、ジャンプ中のダッシュを使わない前後左右の移動力に優れ、
バル・ルルーンと同じく着地時の硬直が無いという特徴を持つため、非常に動かしやすい。
空中ダッシュ性能は中の上くらい。
ブーストモード中はジャンプ高度60、ジャンプ攻撃高度37~60へと低下してしまう。

  • 装甲値
HP1800(14機中12位タイ)/ST400(14機中13位タイ=最下位)(地上ダッシュ×1.20 トランジション×1.29 ジャンプ×1.29 空中ダッシュ×1.29 他×1.00)
装甲はサイファーに次いで低く、ST値に至っては全キャラ中最低。(移動中の倍率補正はサイファーより悪い)
少々の被弾ですぐ転倒してしまう上、空中に居ることが多いため、少しのミスで相手に大量のポイントを献上してしまう。

スマート操作とベテラン操作

「空中横移動を狙った方向に行いやすい」、「TRW(レーザー)を偏差撃ちできる」、
「後ろダッシュLW(こんぺいとう)の相手から見たダッシュ方向を変更できる」
等の理由により、一般的にはベテラン操作のほうが強いと言われている。
しかしながらスマートは常に相手を目視できるため相手の攻撃に反応しやすく、
偏差射撃は攻撃範囲が横に広いTLW(こんぺいとう)に任せるという割り切り方もある。
また、前DRWはスマート操作の方が当てやすい。
ブーストモード中に使用できる名称不明の特殊技(突進技)は、スマートとベテランで性能が大きく異なる。

武装

兵装 名称 解説
ライトウェポン 対偶の法杖【氷弾】 ロッドから氷の弾や、小さいレーザーを射出する。
センターウェポン 対偶の法杖【召喚】 氷の竜を召喚しアイスブレスや体当たりで攻撃させる。また氷の盾も生成できる。
レフトウェポン 対偶の法杖【氷柱】 左手から巨大な氷の柱や、拡散する結晶を生成する。

ライトウェポン[RW]

ゲージ全回復まで約8.0秒。

【RW】
[威力:HP100~60/ST160~100] [ゲージ消費:15%]
右手の杖からそこそこの誘導性を持った氷弾を発射する。基本の牽制射撃。
ヒット時に低確率でステータス異常「ビリビリ(小)」の効果を付与でき、相手を短期間のスタン状態にする。
距離減衰があり、密着から距離200にかけては最大威力だが、距離630にかけて威力が減衰する。
ベテラン操作でも歩き撃ちで自身が加速せず、歩き撃ちはとっさにダッシュやジャンプに繋げられないため隙が大きい。

【JRW】
[威力:HP100~60/ST100~80] [ゲージ消費:60%] : 射程距離975
空中から氷弾を4連射。
地上と同じく、ヒット時に低確率でステータス異常「ビリビリ(小)」の効果を付与できる。
「ビリビリ(小)」の効果を期待して他の攻撃と連続ヒットするよう狙うのが基本。
地上撃ちより移動力があるため比較的リスクは低いが、全弾撃ち終わるまで高度が変えられないため、ダガー等の広範囲武器には注意したい。

ターボRW
【TRW】
[威力:HP205~400/ST405~600] [ゲージ消費:50%]
通称:レーザー
杖から棒状のレーザーを発射する。遠距離の方が威力が大幅に高く、距離400以遠で最大威力となる。
ベテラン操作の場合、トリガーを引いてからLレバー(Rレバーではない)を左右に入力することで、発射の直前まで高速旋回が可能。相手の移動先を読んで置くように撃つと強力。
トリガーを長押しすると少しだけホールド時間が延びて旋回量を増やせる。ホールドしている最中に限り、発射せずにダッシュでキャンセルを掛けられる。
ダッシュ中に撃つと旋回がかけられなくなるが、必ずその時の相手の位置に向かって発射できる。
射出後はダッシュでのみ硬直をキャンセルできる。
STダメージと転倒値がそこそこあり多くの状況でノックバックが見込めるが、軽量級以外を一撃でダウンさせられない。
近距離では威力が下がるものの、相手がノックバックすれば、TRW→ダッシュ→TLWなどが一度にダウンまで持っていける確定コンボとなる。

【JTRW】
[威力:HP350~500/ST550~700] [ゲージ消費:50%]
空中からレーザーを発射する。
見た目は地上と同じだが、実は地上より少し威力が高い。
地上と違って発射前のLレバーによる旋回がかけられないので、空中横移動&旋回で置くか、ダッシュから出して直当てを狙うかを使い分けることとなる。
多くの場合空中から撃ち下ろす形となるためレーザーの先端部分を当てなければならず、地上よりもかなり当てにくい。
相手の大きな硬直を取ったり、相手の突進に置いてみたり、同じ高度の空対空で軌跡部分を当ててみたりが主な使い方。
また、中距離以遠でのダウン追い討ちでは最もダメージが出るので、ゲージがあれば立ちRWよりこちらを狙いたい。

ダッシュRW
【DRW】
[威力:HP175~110/ST700~300]×3 [ゲージ消費:83%] : 射程距離800程度
いわゆる前ビ。攻撃力はそれほどでもないが、そこそこの転倒値を持った氷弾を3連射する。
1発ヒットすればほとんどの場合ノックバックして、続く弾も連続でヒットする。
距離200までは最大威力をキープするが、距離200から400にかけて急激にSTダメージが低下する。800以遠では相手に届かずに消滅する。
距離減衰が始まるまでの距離が他のキャラより長めで、距離200から3発中2発を当てれば重量級から余裕でダウンを取れるなど、密着当てを狙わずとも中距離から完全な性能を発揮する。確定ダウンを取れる間合いが広いため、相手のダッシュ攻撃硬直の確定どころを狙う用途には向いている。
ただしベテラン操作で使用する場合、ダッシュ攻撃の向き直り性能が低いため、相手が横や後ろ方向にいる場合、1発目の弾は明後日の方向に飛んでいってしまう。また、出始めの弾速が非常に遅く弾が小さいため、相手がトランジションで横に滑っている間に撃つと密着距離でも普通に外れる。このため互いにすれ違いながらのドッグファイトには不向きで、中遠距離から唐突に出して引っ掛けるなどの使い方が無難。
一方、スマート操作の場合は即座に向き直って発射され、向き直り性能の低さはほとんど問題にならない。

なお、1HIT目でノックバック、2HIT目で転倒ということは、これだけで相手のVWゲージを25%溜めてしまうことに留意したい。

  • 斜め前
[威力:HP90/ST220~100]×3~4 [ゲージ消費:75%] : 射程距離1000程度
氷弾を3連射する。前DRWよりも1発辺りの威力が低くノックバック値も低く弾速もさらに落ちるため使いづらい。
ブースト中はRWゲージの回復速度が上昇するためか、ゲージが100%の状態で4連射になる。
※体験版ではかなりの高速弾だったが、製品版では修正された。

[威力:HP80~70/ST100~80]×6 [ゲージ消費:90%]
球状の小さな氷弾を6連射。
誘導性が意外と高いため、ダウンのための削りとして使える場面もあるが、撃ち終わるまでの操作不能時間が非常に長いことには注意。

  • 斜め後ろ
[威力:HP90~70/ST140~110]×4 [ゲージ消費:60%]
球状の小さな氷弾を4連射。

  • 後ろ
[威力:HP80~60/ST130~100]×3 [ゲージ消費:42%]
通常の氷弾を3連射。

【JDRW】
  • 空前
[威力:HP175~120/ST600~180]×2 [ゲージ消費:62%]
地上より距離減衰が少なく射程距離も長いが、1発少ない。
相手のダッシュ攻撃を地上ダッシュやジャンプで避けたときのカウンター攻撃として優秀。
発射する弾数が少ないわりに硬直時間がかなり長く、相手によっては見てから空前ビを合わせられてしまう。

  • 空斜め前
[威力:HP100~110/ST220~100]×4 [ゲージ消費:100%]
空前に比べると威力やSTダメージが大幅に低下する。
地上より少しHPダメージが高い。
遠距離では地上と同様にSTダメージが低下するが、HPダメージが1割ほど上昇する。

  • 空横
[威力:HP120~100/ST150~120]×4 [ゲージ消費:60%]
球状の小さな氷弾を4連射。地上より威力が高い。

  • 空斜め後ろ
[威力:HP100~80/ST160~130]×3 [ゲージ消費:42%]
球状の小さな氷弾を3連射。

  • 空後ろ
[威力:HP90~70/ST140~110]×2 [ゲージ消費:25%]
通常の氷弾を2連射。

トランジションRW
【トランジションRW】
[威力:HP110~90/ST125~110]×4 [ゲージ消費:50%]
通常の氷弾を最大4連射。「ビリビリ(小)」効果は無い。
それぞれの弾が出た瞬間から数フレームはダッシュに繋げられないので注意。
上下の誘導性能に優れ、相手のジャンプ回避やトランジション落下に引っ掛けやすい。

センターウェポン[CW]

ゲージ全回復まで約11.5秒。
【Hive Eaters】カラーではハチミツ色の金竜を、その他のカラーでは水色の氷竜を召喚する。

【CW】
[威力:HP200~100/ST200~100]×7 [ゲージ消費:60%]
通称:ブレス竜
氷竜を召喚する。召喚された氷竜は目標付近まで高速で到達し、氷のブレスを7連射する。
実際には地面で消えてしまうブレスがいくつかあるため、相手が止まっていても5HIT止まりで、全弾ヒットすることはまず無い。

遠距離戦向きの攻撃に見えるが、実は距離減衰が激しく、密着から距離400にかけて威力が半減する。
ブレス竜から目標までの距離ではなく、ブレスを吐いている時点でのエンジェラン本体から目標までの距離に依存して威力が増減するという性質を持つ。
例えば離れて召喚してからエンジェラン本体が突撃すれば威力が上がり、離脱すれば威力が下がる。
ダブルロックオン距離で5HITすればライデンレーザー並の威力(合計1000ダメージ)になる。

ロックオン、ノーロックにかかわらず相手を自動的に追尾するが、相手に到達する前に障害物に引っかかることがあり、その場合ブレスを吐いてくれない。
また、相手まで到達しても竜の目の前に障害物があるとブレスが全て無駄になる。
また、ブレスそのものの弾速や誘導性能が非常に弱く、竜もブレス吐き中は移動してくれないため、相手が少しでも動いてるとまず命中しない。
COMが相手ならば、召喚して目の前でガードしていれば、近接攻撃を出そうと足を止めて食らってくれることもあるものの、対人戦だとそうもいかない。
もっとも、相手としても硬直中に棒立ちで食らえば大ダメージになるため、敵を動かす連携の起点としては一応使える。また、ブレスと同時にRWなどでノックバック、ビリビリなどを発生させることができればヒットを期待できる。

他にも下記のとおりブレス竜を召喚する攻撃入力がいくつかあるが、召喚されるブレス竜はCWゲージ消費量の違いを除き、性能は全くの同一。

【JCW】
[威力:HP200~100/ST200~100]×7 [ゲージ消費:80%]
ブレス竜召喚。
空中で召喚しつつ目標付近に着地して最大威力を狙うことが可能だが、CWゲージ消費量の多さが欠点。
さらに竜が地面にめり込む確率が高く、ゲージが完全に無駄になることもある。

ターボCW
【TCW】
[威力:HP50/ST600]×1 [ゲージ消費:45%]
通称:ミラー
その場に留まる氷の壁を自機の前に出現させる。
敵弾を防ぐシールドとして有用で、スペシネフの鎌ウェーブや爆風系の攻撃以外のほとんどの攻撃を防ぐことが出来る。
攻撃力は低いが、至近距離から敵機に直撃させた場合STゲージを大きく奪い、ノックバックを奪うことが出来る。
ただし、この攻撃で直接ダウンを奪うことは出来ない。(相手のSTが必ず1残る)
射出後少し経過すればダッシュで硬直キャンセルが可能。直当てによりノックバックを奪ったらダッシュからTLWなどが確定する。

ゲージ消費の関係上、2連続で出すことが可能。
2018年3月の公式大会では積極的に攻めに使うプレイヤーも現れ、至近距離からミラーを狙って直当てに行く戦術が注目を集めたこともあった。

【JTCW】
[威力:HP500/ST1200]×2 [ゲージ消費:100%]
通称:双竜
2体の氷竜を召喚し、低速・高誘導の体当たり攻撃を仕掛ける。
長時間に渡ってフィールドを漂い続けるため、一度回避された双竜が周回して2周目以降がヒットする場合も多い。
エンジェランの攻撃の中では単発火力が最大で、ヒットした場合にほぼ確定でダウンを奪える。
ブースト中の重量級やST値の高いブルーストーカーは1HITではダウンしない可能性があるが、その場合は2HITが見込める。
完全に2匹が同時ヒットすると中・軽量級でも2HITし、その場合ライデンレーザーと同じ1000の威力が出る。
召喚モーション中は空中移動速度が激減し隙ができるため、召喚のタイミングには注意。
また、足元をくぐられると双竜が地面に激突して消えやすいため、高空からだけでなく、超低空空中ダッシュからも出せるようにしたい。
双竜を出された相手は回避や相殺行動を余儀なくされるため、そこをエンジェラン本体からの攻撃で狙い打つのが基本。

双竜への対応策としては次が挙げられる。
①ボムなどの爆風系や障害物に当てて相殺する。
②双竜が上空にいる場合、下を潜り抜けて双竜を地面に激突させて相殺する。
③双竜は最小回転半径が決まっているため、双竜の後ろを追いかけるように動いたり、半径内に留まることで回避が可能。
④双竜の軌道を完全に理解していれば、自分に当たる瞬間だけ回避行動を取ることでも対応できる。

何気に、オラタンエンジェの双竜よりも持続時間が1秒ほど長い。
オラタンジャンプ双竜:523フレーム(8.71秒)
オラタン立ち双竜:471フレーム(7.85秒)
禁書双竜:582フレーム(9.70秒)

ダッシュCW
【DCW】
[威力:HP400/ST900]×1 [ゲージ消費:65%]
1体の氷竜を召喚し、高速の体当たり攻撃を仕掛ける。
遠距離でも距離減衰せず、中量級から一撃でダウンを奪えるSTダメージを持つが出が遅く、また密着距離では当たらない。
これ避けようとした相手にTRW(レーザー)やバックダッシュ系のLW(こんぺいとう)、前ダッシュLW(氷柱)などを狙っていきたい。

  • 斜め前
[威力:HP300/ST500]×1 [ゲージ消費:60%]
1体の氷竜を召喚し、高速(前ダッシュCWより少しだけ遅い)の体当たり攻撃を仕掛ける。
前DCWよりもSTダメージが低い分、相手によってはダウンさせずにノックバックでとどめることができるため、
ノックバックしたところに別の攻撃で追撃することができる。
追撃には前ビ(前ダッシュRW)や空中ダッシュTRW(レーザー)、ジャンプ近接などが適している。

  • 横/斜め後ろ/後ろ
[威力:HP200~100/ST200~100]×7 [ゲージ消費:70%/65%/65%]
ブレス竜召喚。
威力は他のブレス竜と変わらないが、ほとんどの場合は遠ざかりながら撃つことになるため、距離減衰で低威力になりやすい。

【JDCW】
  • 空前
[威力:HP450/ST900]×1 [ゲージ消費:65%]
1体の氷竜を召喚し、高速の体当たり攻撃を仕掛ける。
地上前ダッシュのものよりもHPダメージが少し高くなっている。

  • 空斜め前
[威力:HP350/ST550]×1 [ゲージ消費:60%]
1体の氷竜を召喚し、高速の体当たり攻撃を仕掛ける。
地上斜め前ダッシュのものよりもHP/STダメージが少し高くなっている。

  • 空横/空斜め後ろ/空後ろ
[威力:HP200~100/ST200~100]×7 [ゲージ消費:63%/63%/63%]
ブレス竜召喚。

トランジションCW
【トランジションCW】
[威力:HP200~100/ST200~100]×7 [ゲージ消費:60%]
ブレス竜召喚。
召喚後にキャンセルダッシュが可能なので、足を止めずに召喚できるのが利点。
召喚後に前ダッシュに繋げて相手に接近すればブレスの威力を上げられる。

レフトウェポン[LW]

ゲージ全回復まで約9.0秒。

【LW】
[威力:HP250/ST250] [ゲージ消費:40%] : 射程距離850
通称:氷柱
ほとんどの障害物を貫通し、少し誘導しながらゆっくり進む氷柱を発射する。弾体が大きく、特に縦判定が強い。
今作のエンジェランのLW系攻撃全てに共通する特性だが、敵弾とほぼ不干渉で敵の攻撃を消すことが無い一方で敵の攻撃から消されることもほぼない。
ボムの爆風やバル系のVWでさえ貫通して進んでいく。
氷柱系はいずれも、最上部やや下あたりが障害物に触れると消滅してしまう。

※日本体験版ではLWゲージの消費が大きかったが、台湾体験版、製品版で武器ゲージの消費が軽減され、2連射が可能になった。また、日本体験版ではナパームと格闘の切り払いでは消すことができたLW系攻撃全般が製品版では消されなくなった。

【JLW】
[威力:HP350/ST400] [ゲージ消費:82%] : 射程距離1000
通称:ジャンプ氷柱
高威力、高転倒値、強誘導。普通の立ち氷柱を全体的に強化したような性能。
双竜ほどではないが、相手に回避されてももう一周くらいは回ってくる。
ほとんどの氷柱は相手をノックバックすらさせられないが、この氷柱だけは軽量級ならノックバックかダウンを取れる。

※体験版では命中時に確定ダウンが奪えたが、台湾体験版、製品版で攻撃力と転倒値が大きく低下した。

ターボLW
【TLW】
[威力:HP100/ST200]×7 [ゲージ消費:50%]
通称:雪印、こんぺいとう
雪の結晶のような弾を放射状に7個発射する。弾はほとんど誘導することなくそのまままっすぐ拡がっていく。
ヒットすると「スロウ」のステータス異常を付与する。
一見すると横方向に強そうに見えるが、弾のスピードと出が遅く、横ダッシュで簡単に回避されてしまうことも多い。
一つ一つの攻撃力は低いが、まとめてヒットさせることで一気に大ダメージを与えたり、ノックバックやダウンを奪うこともできる。
射出後の硬直はダッシュでキャンセル可能であり、TLW→ダッシュ→TLWとすることで2連射が可能。
氷柱同様、相殺的にほとんどの攻撃と不干渉で、敵の弾を消すことも消されることもほぼない。
バル系VWの羽に向けて打つと、まとめて一掃することができる(反撃ビームは発射される)。

Ver.1.01までは威力が非常に高かったが、Ver.1.02で威力が激減した。

【JTLW】
[威力:HP180/ST250]×7 [ゲージ消費:60%]
雪の結晶弾を放射状に7個発射する。
ヒットすると「スロウ」のステータス異常を付与する。
地上TLWと比較すると、より広範囲にばら撒くため横ダッシュで回避されにくいが、弾と弾の間隔も非常に大きいため、間を抜けられることが多い。
また、本体から少し離れたところから出現するため、密着で出そうとするとすり抜ける。

ダッシュLW
【DLW】
[威力:HP269~220/ST249~230] [ゲージ消費:65%]
氷柱を発射。見た目は立ちLWと変わらないが高速で進む。誘導性はほとんど無い。
近距離では立ちLWよりHPダメージが高いが、密着から距離400にかけて距離減衰を起こす。なるべく近くで当てたいところだが、本体から少し離れた位置に出現するため、密着過ぎるとすり抜ける。
また、ダッシュの振り向き性能が非常に悪く、相手をほぼ画面中央に捉えてないと明後日の方向に射出してしまう。前DRWと違い、スマート操作でも真後ろの敵を狙おうおすると、完全に向き直る前に射出されてしまう。
判定の大きさを生かし、出現位置に相手を重ねるように、射出した瞬間に押し当てるのが理想か。縦方向に長い判定を持つので、着地狙いに使える。

  • 斜め前
[威力:HP224~210/ST229~205] [ゲージ消費:65%]
高速氷柱を発射。ほとんど誘導せず前DLWより威力が落ちる。

[威力:HP199~180/ST199~190] [ゲージ消費:55%] : 射程距離750程度
氷柱を発射。見た目や移動速度は立ちLWと同じだが、LWゲージ消費が大きく威力が低い。

  • 斜め後ろ
[威力:HP179~160/ST189~170] [ゲージ消費:55%] : 射程距離1000程度
氷柱を発射。見た目や移動速度は立ちLWと同じだが、LWゲージ消費が大きく威力が低い。

  • 後ろ
[威力:HP100/ST450~200]×7
雪の結晶弾を放射状に7個発射する。LWゲージ消費50%程度。ヒットすると「スロウ」のステータス異常を付与する。
地上TLWと比較するとSTダメージがかなり高くなっており、ノックバックやダウンを取りやすくなっている。
STダメージは距離300から600辺りにかけて減衰を起こす。
上下にも少しだけ誘導するが、弾の拡散範囲が狭いため基本的には近~中距離で、回避中の相手に引っ掛けるように使う。
弾に相殺能力は無く、後ろダッシュということもあって出すのには相応のリスクを伴う。

【JDLW】
  • 空前/空斜め前/空横/空斜め後ろ [ゲージ消費:65%/55%/55%/55%]
地上と同様に氷柱を1本発射。
少し氷柱の速度がアップし、威力や減衰の程度には地上と多少の差異があるが、だいたい同じ性能。

  • 空後ろ
[威力:HP150~110/ST500~210]×7 [ゲージ消費:75%]
雪の結晶弾を放射状に7個発射する。
ヒットすると「スロウ」のステータス異常を付与する。
地上後ろダッシュLWよりさらにSTダメージが高く、拡散範囲も少し広くなっている。
近距離で相手の横移動を狙って出すと引っ掛けやすい。
遠距離では距離減衰を起こすものの、一定距離進むと強力な横誘導がかかる。
相手が気づかずに横移動で避けようとすると高確率で複数ヒットしダウンを取れる。

トランジションLW
【トランジションLW】
[威力:HP149/ST179] [ゲージ消費:65%] : 射程距離540程度
氷柱を発射。一瞬停滞してから進行する。
威力は低めで射程も短いが、距離約150以内なら、誘導性能が氷柱系の中で最も高い。

近接攻撃

ダブルロックオン距離79(14機中9位タイ)。
全機体中では中の下という距離。

【地上近接】
[威力:HP400/ST3000]
目の前に小さな氷の棘を出現させて攻撃する。
スペシャルポイント対応攻撃のため、当てると70ポイント獲得できる。
リーチは正面距離31程度で、出が遅く左右の攻撃範囲が狭く、HPダメージもさほど高くない。
何気にエンジェランの後方にも判定があり、真後ろから近接を仕掛けてきた相手を返り討ちにすることがある。
CW射撃のブレス竜やTCWのミラーなどと連携して狙っていきたい。
ブースト中に当てると自機のHPが200回復する。

【空中近接】
[威力:HP300/ST2000]
空中から杖を振り下ろす。当たると70pt。
空中で少し前進しながら攻撃するので、ダブルロックオン距離から少し離れていても当たる。
出始めのみ相手方向に正確に向き直るが、攻撃モーションが始まってからは一切追尾しない。
そのため相手の硬直に狙ったとしても少しズレただけで外れてしまうし、相手が真下に居ると相手を通り越してしまうことも。

【追い討ち近接】
[威力:HP400/ST0]
杖をそっと振り下ろして叩く。
素のHPダメージが400なので、追い討ちでは半減して200ダメージになる。
また、追い討ちダメージは相手機体の最大HPの10%が上限なので、最大HP2000未満の相手にはダメージは200未満になる。
追い討ちでこの近接以上のダメージを出せるのは、双竜(500)、前CW(400)、空前CW(450)しかない。

ブーストウェポン[VW]

[威力:HP100~120]×1+[威力:HP98~44]×8 : 射程距離∞
心理掌握(メンタルアウト)
凍結効果付きの体当たり竜を繰り出し、その後、凍結効果を持つ氷の矢×8発を約2秒間隔で射出する。
演出後の無敵は一切無く、演出終了から動けるようになるまで1秒強かかる。

VWボタンを押してから演出終了までの間は時間が止まっている扱いとなるが、
双竜、ブレス竜、体当たり竜の寿命カウントだけは通常どおり進行する。
出したての双竜だけは何とか演出後も少し生き残るものの、他の竜は演出中に消滅する。
ただしブレス竜がブレスを吐いている途中だった場合は、演出終了の瞬間に残りのブレスが全弾固まって射出され、相手が動いていなければ同時ヒットになる。
(同時ヒット分は上限1000ダメージ。詳細は「ルール」のwikiを参照)

演出終了後、固有バフ「エクロージョン・モード」発動。他機体よりも大幅に移動速度がアップする。
発動から終了までの時間は16.5秒。ステータス変化は以下のとおり。
  • 歩き速度、ダッシュ速度、空中移動速度アップ
  • ダッシュ攻撃の回頭性能(振り向きスピード)がアップ
  • 全てのモーションが10%強ほど早回しになる。
  • 武器ゲージ・STゲージ・状態異常全回復(発動の瞬間だけ)
  • HP与ダメージ・ST与ダメージ20%アップ
  • ST被ダメージ30%カット
  • 獲得ポイント2倍
  • 武器ゲージの回復速度がRWは約2倍、LWは変化無し、CWはやや低下する
  • 1回のダッシュ中でのバーティカルターン回数が無制限になる
  • 地上近接攻撃をヒットさせると自機のHPが200回復する
  • 特殊攻撃(名称不明の隠し技、遅い体当たり)が使用可能になる。後述。
  • ジャンプ最大高度90→60に低下(厳密にはジャンプ上昇速度と落下速度が低下している)
  • 立ちTRW(レーザー)の左スティックによる旋回速度が激減する
    また、トリガー引きっぱなしによる発射の遅らせ最大時間が延びる
  • ジャンプ近接の踏み込み距離が7割程度に低下(ジャンプ高度が低くなることだけが原因ではない)

エクロージョンモード時には、Hive Eatersカラーでは蜂の羽が生え、その他のカラーでは白い四枚羽の天使の翼が生える。
過去の『オラタン』『フォース』では、RNAカラー時には堕天使のような黒い翼が生えたが、本作ではいずれも白い翼となる。

特殊技

威力:HP720/ST6000
ブーストモード中、全ゲージ100%の状態で【空中前ダッシュ中にダッシュボタンを入力したままCW】
空中で相手に向き直りつつ停止した後、横に一回転するモーションから相手に向かって突進し、遅い体当たり(頭突き)を仕掛ける。
エクロージョンモード中のみ使用可能になる特殊攻撃で、ゲーム中に閲覧できるコマンド表にも載っていない、名称不明の隠し技。

見た目は単なる空中前ダッシュとあまり違わないように見えるが、杖の持ち方が通常の空中前ダッシュと異なる。
発動時にはスマート操作、ベテラン操作に関わりなく、相手へと向き直ってから突撃するが、その後の挙動はスマートとベテランで大きく異なる。スマートでは強い誘導性で相手を追尾し、ベテラン操作では曲がらず直進する。向き直ってから突撃するまでに溜めがあるため、ベテラン操作では動いている相手には当てづらい。
空中前ダッシュ双竜をすると誤爆で出てしまうため注意。

各モード攻略

ストーリーモード

第4章「フォース」のサブストーリーとして登場。

チュートリアル

チュートリアル7に食蜂操祈が登場し、当麻とのやり取りを繰り広げる場面がある。もちろんボイスつき。彼女と当麻の関係に関する設定を踏まえた会話になっている。

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最終更新:2019年01月05日 17:58