ストーリーの相違点4

災禍の顕主との邂逅

原作
穢れの中心で、スレイは「災禍の顕主」と対峙する。
凄まじい穢れを感じ、恐怖を感じるスレイ達。そんなスレイに災禍の顕主は「恐ろしいか?」と問いかける。スレイは恐怖心を押さえつけライラと神依化して挑むが、圧倒的な力の差に手も足も出ず、神依化も解除されてしまう。
未熟な導師に対しその無垢さを嘲り、誰よりも良い色に染まりそうだと批評する災禍の顕主。スレイは災禍の顕主の咆哮を受け、穢れを纏った領域に打ち負けたことで嘔吐してしまう。ヘルダルフと名乗った災禍の顕主は苦しみ悶えるスレイに対し「生き延びて見せられるか?」と問いを投げかけ、その姿を消した。

アニメ
「災禍の顕主」の元に向かい、スレイは「導師としてお前を浄化する」と果敢に立ち向かう。
災禍の顕主は「お前の器を見せてみよ」と笑い、斬りかかるスレイを容易く振り払った。天族達を入れ替えながら神依化し、再び災禍の顕主に向かっていくスレイだが、全く歯が立たずに返り討ちにされてしまう。
神依化が解除され、なおもスレイは立ち向かおうとするが、ライラは「今の私たちに敵う相手では…」と止めようとする。しかし災禍の顕主は周囲を漂う穢れを操り、「この憑魔達から生き延びてみせよ」とスレイに向かって憑魔を放つ。
襲い掛かってくる憑魔を浄化するスレイに対し、災禍の顕主は「人間の為に浄化している導師を襲うのは人間から生まれた穢れである」という理不尽さを嘲笑う。「人間がいる限りこの地の穢れに終わりはない」、その言葉にスレイは「オレは信じる。いつしか世界を浄化しきれる。人と天族が一緒に暮らせる世界がくる」のだと、希望を抱いて叫ぶ。
災禍の顕主は「人間の業に果てはない」と言い残し、その場を後にする。いずれ導師が人間達の希望となった時、その導師を叩きのめし世界に更なる絶望を与える為、スレイがこの場を生き延びることを望んで戦場から姿を消した。
最終更新:2017年03月22日 19:53