生えちゃったアライさん

146 :生えちゃったアライさん [saga]:2018/08/02(木) 23:11:35.49 ID:5yZQcUaO0
---とある朝---

アライさん「ん、んー...」モゾモゾ

アライさんはいつもより少し遅い朝を迎えていた。

キョロキョロ

アライさん「フェネック? いないのだぁ。」ファー

フェネックはアライさんがまだ寝ている間にボスのところへ向かい、ジャパリまんを取りに行っていた。

アライさんは大きなあくびをしながら、伸びをした。
その時だった。

アライさん「痛っ!」

股間の辺りから痛みを感じた。

アライさん「股の辺りが痛いのだ!」バッ

アライさんがスカートをめくると、そこには見慣れない棒があった。
いや、正確にはアライさんの股間から『生えて』いた。

アライさん「な、何なのだ!!」

未知のものを見るかのように驚くアライさん。

それもそのはず。
ここ、ジャパリパークには何故かオスが存在しない。
そのため、陰茎を見たことが無いのだ。

アライさん「アライさんの股から変なのが生えてるのだ!」

アライさんは恐る恐る陰茎に触ってみた。

ビクン

アライさん「!? 何か、ビリっとしたのだ!」

アライさんは再び触ることにした。

ビクビクン

アライさん「!!? 何なのだ!? 一瞬気持ちよかったのだ!!」

触って一瞬でも気持ちよかったなら、握ったらどうなるか。
アライさんは、好奇心から握ってみることにした。

ビクンビクン

アライさん「お、おぉ... 不思議な感じなのだ。」

さらに好奇心は増していく。

今度は握った手をそれに沿って動かしてみた。

シュッシュッ ビクンビクン

アライさん「あぁ~!! 気持ちいいのだ!!」

今まで感じたことのない快感に襲われたアライさん。
いつしか、手を動かすことが止められなくなってしまった。

アライさん「あ、あぁ~!! 手、手が止まらないのだ!!」シュッシュッ ビクンビクン

手の動きは増していき、その内に股間に違和感が出てきた。

アライさん「あ、何かが出そうなのだ。 で、で、出るのだ~!!」ビュルビュル

アライさんは達してしまい、陰茎から白い液体が撒き散らされた。

アライさん「!? 変なのから白い変なのが出てきたのだ。」ビクンビクン

アライさん「何なのだ!? これが出るときに、すごく気持ちよかったのだ!」シュッシュッ

アライさんは先ほどの快楽を求めて、再びそれを手で刺激し始めたのだった。


147 :生えちゃったアライさん [saga]:2018/08/02(木) 23:15:41.41 ID:5yZQcUaO0
フェネック「ただいま~。」

フェネックがボスからジャパリまんを受け取って戻ってきた。
しかし、彼女を待っていたのは衝撃のものだった。

フェネック「えっ!?」ドサドサ

思わず、持っていたジャパリまんを落としてしまったフェネック。
辺りには独特な匂いが充満していた。

アライさん「あ、あぁ~、あ、あ、んっ、あっ、あん!」シュッシュッ ビクンビクン シュッシュッ ビクンビクン

アライさんはフェネックが戻ってきたことに気付かずに、必死にそれを刺激していた。

フェネック「ア、アライさん? な、何してるの?」

フェネックはジャパリまんを拾う余裕もなく、恐る恐るアライさんに近づき、肩を叩いた。

アライさん「あん! あ、フェネックなのだぁ~。」シュッシュッ ビクンビクン

アライさんは虚ろな目でフェネックを見た。

フェネック「アライさん、何してるの?」

アライさん「朝起きたら、ん、股に変なの、が! 生えていて、あん、触ってたら、んっ、気持ち良かった、ん、のだ!」シュッシュッ ビクンビクン シュッシュッ ビクンビクン ビュルビュル

アライさんは、受け答えをしながら陰茎から白いのを撒き散らしていた。

フェネック「えーっと、それは何?」

アライさん「アライさんにも、ん、わからないのだ。」シュッシュッ ビクンビクン

アライさんは苦しそうな感じでフェネックに受け答えていた。
フェネックはさらに混乱してしまった。

ぐるぐる回る頭の中で辿り着いた答えは...、

フェネック「そ、そうだ! はかせ達なら何か分かるかもしれない!」

『としょかん』へ行くことだった。

こうしてはいられない。
フェネックは立ち上がると『としょかん』まで急ぐのであった。

フェネック(待っててね、アライさん! すぐに助けてあげるからね!)

一方のアライさんはというと...

アライさん「フェネックが、んっ、行っちゃった、行っちゃう、んんん~~~~~!!」ビクンビクン ビュルビュル

ひたすらに手を動かしているのであった。


148 :生えちゃったアライさん [saga]:2018/08/02(木) 23:18:57.34 ID:5yZQcUaO0
なんとか『としょかん』まで辿り着いたフェネックは、はかせとじょしゅに事情を説明した。
そして、文献の捜索に取り掛かり、出来る限りの書物をかき集めて調べ尽くした。

3人は赤面しながらも情報収集したが、有力な結果は得られなかった。
そう、この奇病の解決方法は見つからなかったのだ。

もしかしたら、過去にこの奇病にかかったものがいるかもしれないが、記録されていないだけかもしれない。
少なくとも、『としょかん』には解決方法は無かった。

この間、数日の時が経過していた。
フェネックはアライさんの奇病を調べるあまり、アライさんのことを忘れてしまっていたのだった。

これ以上調べることが無いと感じたフェネックは『としょかん』を離れ、アライさんの元へ戻ることにした。

フェネック(アライさん、無事でいてね。)

しかし、フェネックがアライさんの所に戻った時には、アライさんは死んでいたのだった。

アライさんは飲食もせずに、ひたすら快楽を求め続けたのだった。
そして、異臭の中で力尽きてしまったのだった。

フェネック「ア、アライさ~ん!!」

こうして、アライさんとフェネックの旅は幕を閉じてしまったのだった。


149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 00:30:45.43 ID:zMO+/K7D0
フレンズ史上初のテクノブレイクですね。
アライさんの一人旅が見られてよかったです(アラ虐的に)


150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 07:34:28.91 ID:ASnwlMzro
快楽を得られてアライさんも幸せ
アライさんから開放されてフェネックも幸せ
誰も彼もが幸せになれる理想的な結末かもしれない


最終更新:2018年08月06日 23:07