ゴミパンダ・ストラックアウト

382: 名無しさん (ワッチョイ 2425-8b2b) :2019/07/21(日) 04:50:48 ID:ulRnjgQU00
とある動画サイト、アライさん駆除のタグが付けられた動画が新たに投稿された。

野球のユニフォームに身を包んだ女性がフレームインしてくる。

「はいはーい、金属バットガールのミナだよーっ!」

右手には金属バットを携えている。

「今日はいつもの金属バット捌きじゃなくピッチングを見てもらおうかなーって」

そういうとバットを置きグローブに持ち替える。

「結構コントロールもスピーードもイケてるんだから!」

グローブをはめ、ぱんぱんと拳を掌に当てる。そしてわざとらしくカメラに向き直ると。

「今日はせっかくだからゴミパンダ一家を使ってゲームをするよ!!」

そういうとカメラを持ち上げフレームの右へ移動する。

「じゃじゃーん!みてみてーっ!!」

無邪気な声で案内したそこは森の中にぽっかり空いた草むら。
ぐるりと囲む様に木が立ち並び、幹には四匹のアライさんが括り付けられている。
そしてその近くには手足を背中側に回した位置で固定されている十匹のアライしゃんが無造作に転がされている。

「さーて、ご覧の通り、ゴミパンダが四家族分いるってわけよー!」

そういうと金属製のスパイクが付いた靴で一匹のアライしゃんの顔面をぐりぐりと踏み付ける。

「ひっ、ミナしゃん、やしゃいミナしゃん、こんなことはやめうのやー!いだだっ、いちもみたいにいっしょにおかしたべてかけっこちて、たのちーことすゆのやー!」

「だいじょーぶ、だいじょーぶ、これからお前らゴミパンダでとーっても楽しいことすっから!まかせとけって!」

ひと際強く、ごりっとアライしゃんの頬っぺたをねじる様に踏み付けると頬っぺたに穴が開き口がぐりっと裂けた。

「のぎょあぁぁぁぁぁ!!!いじゃぁぁぁぁーっ!のやーっ!きょぉぉぉぉっ!」

激痛で叫ぶアライしゃんだが後ろ手に固定されているため自慢のコスコスが出来ず傷口からどくどくと血が溢れ出す。あまりの痛みに失禁までした様だ。腰の辺りに水たまりが広がる。
他のアライしゃんや木に括り付けられたアライさん達もざわつきだす。

「こあいのりゃー!」「ウチのムスメになにするのだ!」「ひぃぃーのりゃぁ!」

ミナは意に介さず話を続けた。

「あちゃー、ゴミパンダってば、しっこ漏らしちゃったよ。ま、いっか!じゃ、本題に移るね!」

そういうとミナはおもらしアライしゃんからカメラをパンさせ草むらの先にある九つに仕切られた的に近づいていく。

「いちゃいのりゃぁ」「くゆしいのやぁ」「おててちぎえちゃうのりゃぁ」「ミナしゃ、たしけてのりゃぁ」「こあい、こあいのあー、ぶるるっ」「のあぁぁん、のあぁぁん」

近づくごとにたくさんのアライちゃんの声が大きくなっていく。

「いやー、作るの苦労したんだよー!見てよこれ!」

的に近づくとそこには一つの枠に一匹、アライちゃんが取り付けられている。
枠の四隅から延びるワイヤーの先に釣り針が付いており、釣り針はそのままアライちゃんの手足に引っかけられている。さながら磔だ。

「ふっふーん!どうよ!名付けてゴミパンダ・ストラックアウトよ!」

括り付けられたアライちゃんの一匹にまるでインタビューでもする様に話しかけた。

「よっすゴミパンダの子供!あんたの今の気分は?これからチョー楽しいゲームするんだけど?」

アライちゃんは既に痛みと出血でぐったりしており、ミナに顔を掴まれようやく口を開いた。

「うじゅぅ、ミナしゃん、いちゃいのりゃ・・・おててもあんよもいちゃいいちゃいで・・・ありゃいしゃん・・・たしけちぇほしーのりゃ、ありゃいしゃんらけでいーかりゃぁ・・・」

「うんうん、そうだよねー、痛いのは嫌だもんね!あたしはこんな事されんの嫌だしね!」

「た!たしけちぇくえりゅのかー?いちゅもみたいになでなでちてほしーのりゃぁ・・・」

ミナはあざ笑う様にふふんと鼻で笑うと、
「いや、お前らでストラックアウトやりたかったから信用させんのに時間かけたのよ!」
カメラをぐいっと自分の顔に向けて
「なんたって四家族を確保すんのに半年かけたからね!こいつらをだまくらかすのにお菓子で餌付けしたり、キモいこいつらと遊んでやったり、ほんとよくブッ殺さず我慢したわ、アタシえらい!」

「ずっと・・・ずっとありゃいしゃんのこちょ、だましてたのりゃ?ひどいのりゃぁぁ!ミナしゃんのこちょ、しゅきしゅきやったのにぃぃぃぃ、のりゃぁっ!!!!」

インタビューされていたアライちゃんが泣き出すと他の磔アライちゃんも声をあげて泣き叫ぶ!

「のぉぉーん!のぉぉーん!」「ひにゃぁぁぁ、のりゃぁぁぁー!」「ううっ、こあい、こあいのあー!」「ミナしゃん、たちけて・・・たちけてぇぇぇぇ!!!」

ミナはうんざりした表情を作りやれやれといった様子でカメラをアライさん達が括られた木に向けるとフレームから離れていった。
ミナはアライさん達のところまで戻ると今度はボールを収めたカゴに近づく。
カゴからはご多分に漏れず「のりゃー」だの「うゆー」だのムカつくアライちゃんの鳴き声が聞こえてくる。

「これも作んの苦労したんだよ!見てよこれ、すごいっしょ!」

そう言って取り出したボールはアライちゃんだ。アライちゃんの腕を後ろ手に結束バンドで固定した上で足首をゴムバンドで繋ぎエビぞりをさせる様に足を頭に這わせ、足のゴムバンドはアライちゃんの顔面を回して顎に引っかけている。

「これ、コツがあんのよね、フツーにしてると暴れて足が外れるから足を回すときに腰の辺りで背骨をヘシ折るのよ!そうすっと下半身は動かなくなるから顎にかけたゴムバンドも外れないって訳!」

カメラの前でアライちゃんボールをクルクル回しいろんな角度からその無様な姿をカメラに収める。このアライちゃんも生きてはいる。

「せっかくだからこのゴミパンダにも気分を聞いとくかな?どうよ、今の気分?」

アライちゃんボールに話を振ったがこのアライちゃん、信用しきっていたミナに半身不随の上、丸められ他のアライちゃんボールと共に無造作にカゴに詰め込まれた悲しみと恐怖ですんすんと泣くばかりだ。

「ほら、なんかいいなって!」そういってアライちゃんボールにデコピンを喰らわす。

「のりゃっ!いちゃいのりゃぁ、やめーのりゃぁ・・・」

アライちゃんボールはすぐに塞ぎ込む。

「えー、そんだけかよ!つまんねーヤツだな!!」今度は眼突きをした。

「いじゃぁぁぁ!おねがいなのりゃ、やしゃしーミナしゃんがいーのりゃ、いまのミナしゃんはいやいやなのりゃぁ、ぐしっ、ぐしっ、のぉぉぉーん!のぉぉぉーん!」

とうとう泣き出してしまった。

「もー、ほんとゴミパンダはつまんねークソばっかだなぁ!」

そういうとアライちゃんボールをぽいっとカゴに放り投げる。

マウンドとして板切れを埋めた盛り土を後方からとらえる様に手持ちのカメラを三脚に固定しルールを説明し始める。

「まず、向こうのフレーム、的にした磔ゴミパンダは見た通り九匹、釣り針で括ってある訳よ」

ぴんと指を立ててさらに続ける。

「で、持ち玉は十二球、こっちもゴミパンダボールを使うの、九匹全部ブッ殺したらパーフェクト!の前にタテヨコナナメのビンゴが完成したらボーナス!そん時は親のゴミパンダかデカいゴミパンダを自慢のバットでボコボコタイムね!エキサイティングっしょ?」

カメラに向かってにへらっと笑い

「パーフェクト達成出来る様に応援してね!じゃ始めっか!」


383: 名無しさん (ワッチョイ 2425-8b2b) :2019/07/21(日) 04:52:39 ID:ulRnjgQU00
アライちゃんボールのカゴをマウンドまで運び無造作に一匹を取り上げ、すぱん!っとグローブに投げる。

「のぎゃっ!い、いまならまにあーのりゃ、こんにゃこちょやめーのりゃぁ」

アライちゃんボールの声を無視しグローブの中で握りを確認すると振りかぶって一球目を放る!びゅんと風を切りまっすぐに的へ向かって飛んで行く!

「のりゃぁぁぁぁぁぁごぎゅっ!」「へぶりゅぅぅぅ!」

幸先よくど真ん中の五番アライちゃんをぶっとばす。

「よっしゃ!当たったね!ちょっと見に行ってみっか!」

そう言って楽しそうに的までダッシュするミナ。
マウンドの周りにいるアライしゃんや親アライたちは何が起こっているのか理解出来ず、ただただざわつくだけだ。

「なにがおこってるのだ?」「ウチのこの声がしたのだ!」「おそりょしいのりゃ!」「ミナしゃん!ミナしゃーん!」「ううぅ、ごあいのりゃぁ!」

的のそばに近づくとそこにもカメラが設置されており、ミナはそのカメラを取り外すと的を映した
スイッチした映像には五番アライちゃんが映し出される。
アライちゃんは足と左手が引きちぎられ右手だけで枠にぶら下がっている。
ボールはどてっ腹にめり込んだのだろうか、身体の前面はゲロまみれで息も絶え絶えだ。

「ち・・・ちん・・・じゃ・・・うりゅ・・・ぷげ・・・」

うなだれぼろぼろと涙を流す五番アライちゃん。
そして的の後ろのネットにはゴムバンドがほどけたアライちゃんボールがへし折れた首をネットに突っ込んでいた。こちらは即死だったのだろう、ぴくりとも動かない。

「やったぜ!ど真ん中ブチぬきで一匹駆除完了!幸先いいねー!」

カメラを元に戻すとマウンドに駆け戻る。
二球目を取り上げると早速マウンドに立つ。すぐさま振りかぶってアライちゃんボールを放り投げる!

「やなぁぁーっ!やなぁぁぁぁっつ!!」

今度も物凄いスピードで的に向かって飛んで行く。
アライちゃんボールは左下の的、七番アライちゃんを「ぷげっ!」と打ち抜いた。

「よっし!」ミナはぐっと握りこぶしを作る。

「よーし、調子がいいから的の確認は後にしてどんどん投げちゃおう!」

そうカメラに話しかけると三球目を手にする。

「ミナしゃん、た、たしけてのりゃぁ」

先程までのアライちゃんボールの絶叫が効いてるのだろう。ブルブル震えて涙を流している。

「ま、十中八九死ぬだろうけど、頑張れ!」

アライちゃんボールにそうエールを送ると今度は三番の的を狙って全力で的に向かってブン投げる!

「のぎょおぉぉぉぉぉ・・・ちんじゃうのりゃぁぁぁ・・・ごぎっ!」

「ぶちゅかゆぅぅぅ・・・ぎゅげぼぉぉ!」見事三番をぶち抜いた。

「やったぜ、ビンゴだ!金属バットタイムだぁ!」

ミナがグローブを外し金属バットに持ち替える。

「さーて、どいつをブッ飛ばすかなー?」

そう言いながらアライしゃんの間をすり抜けながら物色する様にコンコンと金属バットで頭を叩いていく。

「じゃ、あんた、メタクソにブッ叩くね!」

そう言って一匹に目星をつけるとマウンドまで運びカメラの前でボーナスタイムだ!
まずはアライしゃんの足をぶん殴る!骨の砕ける感触がした。

「のぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

アライしゃんはのたうち回るが、すぐにミナのスパイクが腹を踏み付けた。

「さ、足は外してやるから、お座りしようねー、ゴ・ミ・パ・ン・ダ」

そういうと足の拘束を解き、尻餅をつかせる様にペタンと座らせるが足を砕かれた痛みでコロコロと転がってしまう。

「もー、ゴミパンダはお座りも出来ないわけ―?しゃーないかこのまま顔面ブッ叩いて殺しちまうか?」

ミナがそう言い放つとアライしゃんは芋虫の様にのたうちお座りを試みるが手をふさがれ足を砕かれてはまともに動くこともかなわない。
もぞもぞと這いまわるアライしゃんの後頭部にバットが振り下ろされた。

「のっりゃぁぁ!のりゃっ!のりゃぁぁぁ!いだぁぁぁいのりゃぁぁぁ!」

「ほれほれ、逃げるならさっさとしないと、殺しちゃうよーwww」

そう言うが早いかミナはアライしゃんの脳天を渾身の力でブッ叩いた。
ごきん!という鈍い音をたてたアライしゃんは突然バタバタと暴れるとすぐに動かなくなった。

「なんか、イマイチ面白くなかったな、反省、反省www」

そう言いながら死んだアライしゃんを親アライの方へ放り投げる。

「のだっ!ムスメが!アライさんのムスメがぁぁぁ!」

死んだアライしゃんの親が激高し怒鳴り散らしているが、がっちりと括られた手足はびくともしない。

「うううー、ゆ・・・許さないのだぁ・・・」

「じゃ、気を取り直して、どんどん行くか!殺ったるでぇー!」

そういうと新たにアライちゃんボールを手にし、ポンポンと軽く上に放る。

「のりゃー、めがまわゆのりゃー」

アライちゃんボールは既に半泣きだ。

「おながいなのりゃ、ありゃいしゃんだけはたしけてほしいのりゃ・・・」

そう懇願するが今投げられなくてもどうせ半身不随だ。

「いやー、お前はもう足も動かせないし、今死んだ方がすっきりすると思うよー?」

ミナは非常にもアライちゃんに言い放つ。

「なに言ってるのだ!ウチのこをとっととはなしてやるのだ!」

右端の木に括り付けられたアライさんの子なのだろう、解放しろと迫る。
が、所詮は磔の身、どうすることも出来ない。

「うるさいなー、じゃあお前が責任もって面倒見なよ!!」

そう言うと手にしたアライちゃんボールをガタガタとうるさいアライさんの口目がけて放り投げた。

「のだっ!もごごごっ!むーっ、むぐぐうーっ!」

アライちゃんボールはまんまとアライさんの口の中にはまり込んだ。
すっぽりとアライさんの口にはまり込んだアライちゃんボール、手足の動かせないアライさんにはのどに詰まったアライちゃんボールを吐き出すことすら出来ず窒息寸前だ。

「こーっ、こーっ!んぐっ、があっ!んー、ごっくん!!」

苦しさのあまりせっかく助かるチャンスのあった我が子を飲み込んでしまった!

「のおぉぉーん、アライさんのこ、飲んじゃったのだぁー、うわぁぁぁーん!」

ミナは意に介さず、新しいアライちゃんボールを手に取る。そして・・・

「こいつを飲みたい奴はい無いわけ?母親がいの無いやつばっか!」

履き捨てる様に言い放つ。ちょっと機嫌が悪くなった様だ。


384: 名無しさん (ワッチョイ 2425-8b2b) :2019/07/21(日) 04:54:29 ID:ulRnjgQU00
「ちょっと遊び過ぎたね、ジャンジャン行くよー!」

アライちゃんボールをぐっと握り「ぶぎゅっ!」すぱんと的へ投げ込む!
見事!今度は二番アライちゃんを打ち抜く。アライちゃんボールは二番アライちゃんの頭を吹き飛ばしネットに突き刺さる!
二番アライちゃんは手足を固定されたまま、頭だけがもげ落ちていた。
ミナはさらにアライちゃんボールを「のりゃぁぁぁぁん!」と投げ込む。
ごぎん!と枠に当たってしまった!

「うおー、残念!ま、ゴミパンダのチビは死んだみたいだし、いっか!」

気を取り直して、といった風に今度はアライちゃんボールを二個同時に取る。

「ほんじゃ、次いっか!必殺、二球投げっ!」

驚きの二球同時投げ、「のりゃぁぁぁぁん!」「のぎょぉぉぉぉっ!」と二つのアライちゃんボールが的に向かって飛んで行く。
そしてなんと、四番アライちゃんと六番アライちゃんの二匹抜きだ!
しかも二体ともど真ん中、どてっ腹にアライちゃんボールがめり込み、ブチブチと音をたて手足を引きちぎられアライちゃんボールごとネットに突き刺さる。

「やったあ!一度に四匹殺したよ!!これはもう見に行くしかないっしょ!」

だーっと的まで一直線に走り去るミナ。

カメラが切り替わり打ち抜かれた四番と六番を映す。

「のりゃぁ・・・ち、ちんじゃ・・・」「のぁ・・・のあ・・・」「おててぇ・・・のりゃ・・・あん・・・よ・・・りゃ・・・」「こひゅー、こひゅー・・・た・・・し・・・け・・・」

四匹とも息も絶え絶え、出血も酷く死は目前だ。

「ほんじゃ、ちょっとインタビューしてみる?おいゴミパンダ、気分はどうよ?」

死にかけのアライちゃんから一匹を摘み上げる。

「にょあっ、ミ・・・ナ・・・しゃん・・・もっちょ、たのちい・・・こと・・・の、りゃあ」

血だるまのアライちゃんは満足に話すことも出来ずこと切れた。

「ほかのゴミパンダはっと・・・おー、生きてるのもいるねー」

ネットに引っかかり息絶えているもの、地面に落ちて血だまりをのたうつもの、そこはアライちゃんの地獄だった。
顔面がぱっくりと割れたアライちゃんボールがいる。辛うじて生きている様だ。

「おっす、生きてるー?」

そう聞いたはいいが、生きてはいる、といった状態だ。

「ありゃがぼぼん、ミごぼぼしゅごしゅぼぼ、ぶぱぁぁぁ、ふしゅぶぶ」

「なになに、こんだけしたのにまだアタシのこと好きなんだー、へへっ、半年かけた甲斐があったぜ!」

そういうとアライちゃん達をもう一度ぐるりと映すと

「もう少しそこで苦しんでてーwww」

そう言って、カメラを固定しマウンドに戻る。

「じゃ、現在の成績を再確認しようか!まず、残った的は1、8、9の三枚、8球投げて残りは4かー」

指を折って放ったアライちゃんボールを数えている。

「あとミス1まではOKか、やっぱゴミパンダに一個喰わせたのは失敗したなー!短気は損気だねー」

言葉の割には楽しそうにへらへらと笑っている。

「ま、二回目のビンゴボーナスがあるしね、ちょっとテンション上がるよねー」

そういって転がしてあったアライしゃんズに近づくと適当に一匹を選ぶ。

「ほいほい、お前だよー。取り合えずほどいてやるから戦うなり、逃げるなりしなよ」

そう言うとミナは無防備にも手足の拘束をほどいていしまう。

「のりゃっ!アライしゃんはたしけてくりるのかー?いまさらなのりゃ!ゆゆしゃないのやぁぁぁ!ミナしゃんしぬのりゃぁぁぁぁ!!!」

アライしゃんは爪を出し両腕を威嚇する様にばっと広げ仁王立ちする!

「よっしゃ!対決だ、ゴミパンダ!葬らんしちゃうぞ!」

素早く金属バットを手にすると絶賛威嚇中のアライしゃんを無視しアライしゃんの親アライさん目がけて走り込むとアライさんのどてっ腹にスパイクで前蹴りを入れる。

「のぎょぁぁぁぁぁ!!!!」

鋭い金属製のスパイクで腹をえぐられアライさんは悶絶する!

「おかーしゃ!!!ミナしゃん!おかーしゃになにすゆのりゃっ!!!」

ミナはぐりぐりと腹を責めていた足を力を込めてグリっと引き下ろすとアライさんの腹が大きく裂け、内臓がぼろぼろとこぼちる。

「のごおぉぉー、アライさんのおなががぁぁぁ!ごぼれじゃうのだぁぁぁぁ!」

アライさんはこぼれるはらわたを止められず泣き叫んでいる。

「で、クソゴミパンダはどうすんの?やんの?逃げんの?」

おろおろするアライしゃんに金属バットを手にしたミナがゆっくりと近づく。

「あ、あ、おがーしゃ、アライしゃんは・・・アライしゃんはぁぁぁぁ!」

のあーっと叫びミナに飛び掛かってくる。目には怒りの炎が燃え盛る!
裏切られた怒り、姉妹を殺された恨み、母親を傷つけられた悲しみ、すべてを湛えた目だ。
しかし、一直線に飛び掛かってくる単調な動きではミナのバットの良い標的だ。

「馬鹿正直な直球はさっくり葬らんしちゃうぜ!どっせい!!

振り上げたバットを顔面にぶち込む。

「のぎゃっ!!」

顔面を打ち抜かれたアライしゃんはゴロゴロと転がり大の字に倒れ込むとそれきり、ぴくりとも動かなくなった。
死んだアライちゃんの首根っこを掴みはらわたがこぼれたアライさんに投げつける。

「ざまあ!」

そう言ってミナはマウンドに戻る。

「さ、すっきりビンゴボーナスも消化したし、残り三枚、さっくり終わらせるよ!」

アライちゃんボールを手に取りぎゅっと力を込める。

「ぶぎゅう・・・ちゅぶりちゃうのりゃぁー」

アライちゃんボールが苦しそうにもだえるが指一本動かすことも出来ず、放り投げられるまま的に向かって一直線だ!

「のぎょおぉぉぉぉぉ・・・ぶげつ!」「だじげでげぼぉお!!」

またしても的ぶち抜き、今度は一番アライちゃんが犠牲者だ。
激突したアライちゃんボールは的の下に落ちている。首が折れ曲がっており、せっかく外れた足のゴムバンドも何の助けにもならず、芋虫の様にひくひくとのたうつのがやっとだ。
一番アライちゃんはと言えば両足がもげ、的の枠にだらんと宙吊りにされている。
もげた足首からも広がった手首の傷からもおびただしい血が噴き出してていた。

「ふーっ、ふーっ、いじゃいのやぁー、ふやふやすゆのやぁぁ・・・はひぃ・・・」

一番アライちゃんは既に失血で朦朧としており、風前の灯火だ。
絶好調のミナはアライちゃん達の惨状を見て大喜びだ。


385: 名無しさん (ワッチョイ 2425-8b2b) :2019/07/21(日) 04:58:09 ID:ulRnjgQU00
「いいねぇ、ダブルビンゴだし、たまらんねー!」

そう言うとアライしゃんズの内から二匹を引きずりアライさんの前に引きずり出した。

「はいはい、このゴミパンダの子達のおかーしゃは、だ・あ・れ・?」

しかし誰も答えない。

「あれあれー、いつもみたいにぶっ殺すのだー!とか言わないわけ?じゃ、こいつら殺しちゃうね!」

そう言い放ちアライしゃんを膝立ちさせるとアライさんに顔を向け、顔面に向かって金属バットをフルスイング・・・

「ま、まつのだ!そっちのこはアライさんの可愛いムスメさんなのだ!」

「もうひとりは・・・ア、アライさんちのこ、なのだぁ・・・」

渋々アライさん達が声をあげる。二匹はまだ無傷ではあるが、無残な我が子達の処刑風景がアライさんの親心(あれば、だが)をえぐっている様で、だいぶ焦燥している様だ。

「じゃ、ゴミパンダはこいつらをどうしたい?アタシは今すぐぶっ殺したいけど?」

ミナがそう尋ねるとアライさんはそれぞれ、
「できれば殺さないでほしいのだ、でもアライさんが助かるなら殺していいのだ・・・」

「アライさんにはどうにもできないのだ、好きにするといいのだ・・・」

返答はそれぞれで性格が出ている様だが、結局は自分が身代わりになるといった親らしい反応は無く、殺してもよいという許可だけだった。

「よーし、ゴミパンダの子達、お前らのおかーしゃからはぶっ殺していいって許可もらったぜ、ビンゴボーナススタートだぁ!」

「おがーしゃ!おがーしゃ!たしけてのりゃ!ちにたくないのりゃ!おがーしゃ!」

「たちけてぇぇぇ!おがーしゃぁぁ!だじけでぇぇぇ!ぢにだぐない!ぢにだぐないのりゃぁ!」

アライさん達は泣き叫ぶアライしゃん達に目を合わすことが出来ないでいる。

「まあ、せっかくのお別れだし、ゴミパンダの傍で死にたいよね?」

そういうとミナはアライしゃんの足の拘束を外し親アライに抱き付く様な格好で拘束する。

「大好きなおかーしゃに抱っこされたままあの世に行くなんて、サイコーじゃん!」

そういうと一組目のアライしゃんの腰辺りを狙ってバットをフルスイングする。

「や、やめうのりゃ!じにだぐへっ!!」

めきっという感触のあとにアライしゃんの絶叫が響く。

「んぎょえぇぇっ!おげぇーっ!がほっ、がほっ!」

痛みと衝撃で胃の中のものを豪快にゲロった様だ。密着したアライさんも盛大にゲロ塗れになっている。

「ムスメぇぇぇ!ゲロはいたのだぁ!臭いのだ!気持ち悪いのだ!汚いのだぁぁぁ!」

アライさんはムスメへの気遣いよりもゲロで汚れた自分を気にしていた。

「じゃ、もう一発!次はあの世だよっ!!」

「げぼっ、もぉやべじぇのごおぉぉぉぉ!」

今度はアライしゃんの後頭部にバットがめり込む。後頭部はぱっくり割れ、目の前にいるアライさんの胸に顔面がめり込んだ。

「いだだだだぁ!アライさんのおむねがぁ!べきっていったのだぁ!いっだいのだぁ!」

ムスメの頭がめり込んだ衝撃でアライさんの肋骨も何本か折れた様だ。
骨折の激痛に苛まれているのに腕が固定されており、コスコスさすることも出来ない。
せめてコスコス出来れば幾分かはマシなのだろうが・・・。
そして当然の様にアライしゃんは今の一撃で息絶えた。憤死とでも表現するのが妥当だろう。顔面の穴という穴から血が噴き出し、アライさんの胸元もどす黒いアライの血で汚れている。

「よっし、二匹目いくぜぇ!」

「まつのりゃ、やめうのりゃっ!」

アライしゃんの声を無視しミナは手早く母親の胸にアライしゃんを括り付け、今度は背中をブッ叩く!

「げぼおぁ!がふっ、おげぇぇぇ!」

衝撃で盛大にゲロをぶちまけたアライしゃん、母アライの顔面もゲロ塗れだ!

「こ、こいつっ!おかーさんにゲロ吐くなんて悪い子なのだっ!」

こんな状態でも自分が一番か、ゴミパンダ救えねー、ミナはまたしても不愉快な気持ちになった。そして溢れる不快感をバットに載せ、アッパー気味にアライしゃんの後頭部をブッ叩いた。

「ごげっ!」ぶん殴られたアライしゃんの頭がアライさんの鼻っ面にめり込む!!

ムスメの頭がめり込んだアライさんの顔面は鼻が潰れ、前歯が折れ、血まみれだ。

「のごぶげっ!ごっ!ごいづぅ!いいがげんじねばいいのだぁ!」

があっとアライさんがムスメの首筋に力いっぱい噛みつきぶんぶんと振り回す。

「おが!やべ!ご!おげ!のりゃっ!ぶぎっ!うじゅ!ぷぱぁぁぁ・・・」

ぶちん!と音がしてアライしゃんの喉笛を咬み千切った。
アライしゃんは喉からぶしゅーっと噴水の様に血を吹き出し崩れる様に動かなくなった。

「おー、ゴミパンダは自分の子を自分の都合で殺すのなー、ふひひっ!」

ミナが軽蔑した様に言い放つとアライさんは大慌てで自己弁護を始める。

「ちがうのだ!これはこいつが悪いのだ!そんけーするアライさんにゲロかけるとか、こどものかざかみにもおけないのだ!しんでよかったのだ!」

「あっそ」

そう言うとくるりと背を向けてマウンドに向かう。

「なんか萎えたんでちゃっちゃと終わらすか!」

そう大声で叫ぶとまたしてもアライちゃんボールを二球手にする。

「にょあっ、たしけて・・・」「おぉぉーん・・・うっ、うっ」

アライちゃんボールはめそめそと泣いている。自らに起こった不幸に浸っている様だ。

「ほんじゃぁ、二枚抜きじゃぁぁぁ!せいっ!」

相変わらずアライちゃんの言葉など意に介さず思いっきり腕を振りぬくと、二つのアライちゃんボールは残る八番と九番の的へ一直線だ。

「のりゃぁぁぁ!ごべっ!」八番狙いのアライちゃんボールは僅かに上に逸れ枠に背中からぶち当たる!

折りたたまれていた足は真っ二つになりつま先はどこかへ飛んで行った。
金属の枠にぶつかったことで、ばかっ!っと背中の皮膚が割れ、背骨がむき出しになってヒクヒクと痙攣しているが拘束されていることで悶絶すら出来ない状態だ。
八番アライちゃんは頭をかすめただけで済んだが目の前で次々と起こる凄惨な仲間の死に声をあげることすら出来ず青ざめた顔でガタガタと震えている。
そして見事的を打ち抜いたアライちゃんボールは九番アライちゃんと共に枠の後ろに転がっている。手足をちぎられた九番アライちゃんは傷口からどくどくと血を吹き出し朦朧としながら助けを求めている。

「おが・・・しゃ、お・・・がー・・・しゃぁ・・・」

折り重なる様に潰れているアライちゃんボールはぶつかった衝撃で腹が裂けこちらも大量の血で水たまりを作っている。

「いじゃ・・・い・・・の・・・りゃ・・・」

この二匹の血の量ではまもなく息絶えるだろう。


386: 名無しさん (ワッチョイ 2425-8b2b) :2019/07/21(日) 05:00:14 ID:ulRnjgQU00
「あーあ、あと二球かあ!まあビンゴだしね、ビンゴボーナスやっちゃおう!」

アライしゃんを二匹選ぶ。

「口が裂けたお前は・・・面白いから残しておこう!お前とお前かな?」

選んだ二匹の首根っこをぶら下げてまたしても磔アライさんの目の前に放り投げる。

「はいはい、次はどうしようかな?この子は誰の子かなー?」

「ふ、ふたりともウチのこ・・・なのだぁ・・・ひどいことしないで欲しいのだ!そこまで大きくするのにとってもくろうしたのだ!!」

おずおずと話し始めた唯一無傷だったアライさんだったが、話しているうちにこみ上げるものがあったのか徐々に大声になる。

「せっかく産んだのだ、殺しちゃだめなのだぁ!ウチのこにひどいことしたら許さないのだっ!!」

それを聞いて喜んだのは二匹のアライしゃんだ。
先ほどまでのアライさん達は子供に非常にドライだったが自分の母親は違った!
素晴らしい母親だ!きっと自分達を守ってくれるのりゃ!
そう思うと安心感から、拘束されていることも忘れ気が大きくなりついつい口が滑る。

「まましゃんはさいこーなのあ!ミナしゃんなんかすぐにぶっこよさりるのあー!」

「あらいしゃんのなかよちはみりーぱーわーでけいせいぎゃくてんなのあー!」

ミナは楽しそうに三匹のやり取りを聞いていたが、なにかアイデアを思いついた様だ。

「じゃあさあー、大好きなまましゃんと一緒に居たいゴミパンダはどっち?」

そう二匹のアライしゃんに問いかけると「あらいしゃんのあっ!」「あらいしゃんのあっ!」と我先にと声をあげる。

「のりゃっ!おまえよりあらいしゃんのほーがまましゃんしゅきしゅきのあっ!」

「にょっ!おまえこしょやくたたじゅなのあっ!まましゃんしゅきしゅきぃーっ!」

やれやれ、定番のやり取りとはいえ、命のかかったこの場面でけんかを始めた。

「じゃあさー、どっちがまましゃんと一緒に居られるか、勝負したら?」

そういうとミナは手早く二匹の拘束を解いていく。
無防備にアライしゃんを解放して危険ではないのだろうか?

「はやくしゆのあ!あいちゅぶったおちて、まましゃんとなかよちすゆのあ!」

「ミナしゃんいしょぐのあ!あいちゅにせんせーこーげきすゆのあ!」

二匹で力を合わせてミナと闘うといった発想は既に頭にない様だ。

「ま、ちょろいよねwww、せーので始めるんだよ?スグに闘っちゃダメだからね。」

そういうと拘束を解いた二匹の間に入る様に分ける。

「それじゃ行くよ!せーのっ!」

言うが早いか、二匹が跳び出す!

「のあぁぁぁぁーっ!」「のあのあのあぁぁぁぁーっ!」

二匹のアライしゃんはどたどたと走り込み爪を立てガッと組み合う。
お互いに口に爪を引っかけるやら、耳を力いっぱい引っ張るやら、決闘というよりは子供のけんかの様だ。
が、そこはアライさんの子供、鋭い爪があるため指を引っかけた口は裂け、爪を立てて引っ張った耳はざっくりと切れている。

「やっ、やめるのだ!お前たちがたたかうことはないのだ!」

母親が珍しく冷静な視点で二匹を止めようとするが、当の二匹と言えば

「まましゃんはしょこでみてうのあ!ちまいしゃいきょーはあらいしゃんなのあっ!」

「しゃいきょーはあらいしゃんなのあっ!まましゃん、しょこでみてうのあ!」

二匹は傷の痛みと出血をものともせず興奮状態で噛みつき、引っ掻きあう!

「のあのあのあっ!」「のっあーっ!」

二匹の差はほとんど感じられないが、一方は耳はちぎれ、もう一方は引っ掻かれ左目が塞がっている。
片耳が隙をみて手首に噛みつく。ぎりぎりと顎に力を込めるとぶちんと手の腱と一緒に動脈が切れるとどばどばと血がほとばしる。

「のぎゃぁぁぁ!あらいしゃんのおててがががぁ!」

片目がどくどくと血の噴き出す手首を押さえ一旦離れるとコスコスと手首の傷をさする。
なんとか傷口が塞がった様だが、万全とは言い難い。
一方の片耳もあちこちに出来た引っ掻き傷と、血のにじむ毛皮が痛々しい。

「のあーっ、いもおちょのくしぇにぃぃぃ、のっあぁぁぁ!ぶっこよしちぇやゆのあぁぁぁっ!」

片目が息を整え片耳に凄むと片耳も黙ってはいない。

「おまえなんちぇ、ちょっちはやくうまえただけのあ!あらいしゃんのほーがゆーしゅーなのあっ!ちねえぇぇぇ!」

お互い最後の攻撃を狙っているのか姿勢を低くし、タックルを仕掛ける様だ。
二匹とも図った様に跳び出した!が姿勢が低すぎたのか二匹とも重い頭を制御出来ずつんのめって地面を擦る様に顔面から落ちずるずると滑りながら、ごちんと頭をぶつけあう!

「いじゃぃぃぃ!」「のごおぉぉぉ!」

先程までの血みどろの闘いが嘘の様にマヌケな声をあげて転げまわるアホ獣人二匹。

「よくもやっちぇくえたのあ・・・」「もーゆゆしゃないのあ・・・」

目に涙を溜めながら互いに上になろうと取っ組み合いゴロゴロと転がる。

「お前たち!」二匹にはもう母親の声は届いていない。

二匹は団子になりゴロゴロと転がり続けるが、転がった先に石が顔を出していた。
勢いよく石に頭をぶつけたのは片耳だった!ごちんと大きな音がすると片耳が悶絶する。

「のぎゃぁぁぁ!ちぬうぅぅぅ、ちんじゃうのあぁぁぁ!」

もちろん片目はこのチャンスを見逃さない!

「ちねぇぇぇ!まにゅけめぇぇぇっ!」

そこからは片目の一方的な蹂躙だった。

「ちねっ!ちねっ!ちねっ!ちねっ!ちねっ!ちねっ!ちねっ!ちねっ!ちねっ!」

転げまわる片耳を何度も何度も踏み付け、動きが止まると今度は首筋に牙を突き立てる!

「こひゅー・・・っまま・・・しゃ・・・ん・・・」

「ふがぁぁぁぁっ、のあーっ!」

血まみれになりながらも片目が勝どきをあげる。

ミナは片目を後ろからひょいと持ち上げ母親の前に連れて行く。

「いやー、やっぱ強いね!アタシはゴミパンダが勝つと思ってたよー」

などと心にもないことを言い片目を持ち上げる。

「あ、あたいまえなのあ・・・あらいしゃんが・・・しゃいきょ・・・」

失血で気を失いそうなアライしゃんを親の前へ座らせると、

「じゃ、あんたがまましゃんと一緒にいられる様に合体させんね!!」

そういうとアライしゃんと掴み上げ、アライさんの股間に頭をねじ込む様に突き入れる。

「おりゃっ!親子がったーい!!!」

「のっだぁぁぁ!やめるのだ!アライさんのおまたこわれちゃうのだぁぁぁ!」

「ぐ、ぐゆじぃのあぁぁぁ・・・」

アライ親子はミナの無茶な攻撃に悶絶している。

「エンリョすんなよ!産まれたところにおかえりー、ってか!?」

アライさんの股間にぐりぐりとアライしゃんの頭をねじ込む!
僅かずつだが穴が広がりアライしゃんの頭頂部がめり込んでいく。

「むりなのだ!やめるのだ!こわれちゃうのだ!!!」

「むりじゃないっての!アタシの時はもっと頭大きかったから、イケるって!」

確かに人間の赤ん坊とアライさん、アライしゃんの差ではアライしゃんの方が比率的には小さいが、当然無茶は無茶だ。しかしミナは嬉しそうにぐいぐいとアライしゃんをねじ込んでいく。
ついに耳が隠れる程にアライさんの股間にアライしゃんの頭が入った。

「よっしゃ、後は力づくでイケるな!とりゃー!」

そう言うが早いかアライしゃんの尻をガンガンと釘でも打ち込む様に蹴り上げる!
どかっ!どかっ!とアライしゃんを蹴り上げる度、少しづつだが頭がめり込んでいく。

「もあー、ほがぁー」

悶えるアライしゃんをお構いなしに蹴り続けるととうとうズルンと頭全体がアライさんの胎内に収まる。

「おあおあおあおー!いっだーいあのだぁぁぁ!」

アライさんの腹はまるで臨月の妊婦の様にぼっこりと膨れ上がった!
めり込んだアライしゃんは何とか逃げ出そうと手足をバタつかせるが固定された頭は抜ける気配もない。ついに爪を立ててアライさんの腹をかきむしり始めた。

「よし!これでボーナスタイム完了!次行ってみよー!」

ミナは満足した様にマウンドにもどる。

「のおおお!これなんとかするのだぁ!アライさん、こんなのイヤなのだー!こいつ!アライさんを傷つけるのはやめるのだ!いだだだだぁ!のだぁ!」

アライさんの声が響くがミナが足を止めることはなかった。


387: 名無しさん (ワッチョイ 2425-8b2b) :2019/07/21(日) 05:01:55 ID:ulRnjgQU00
マウンドに戻ると次のアライちゃんボールを手にし、ぐっと構える。

「はなちぇーぇ!ミナしゃん、はなちゃないとぶっこよしゅのあー!」

アライちゃんボールの声に「はいはい」と答えるとすぐさま振りかぶって投げる!
もちろん狙いは八番アライちゃんだ。

「しねーっ、ゴミパンダーっ!!」

今日一番の球がびゅんと風切り飛んで行く。

「のあーん!」

最後の的アライちゃん、八番アライちゃんは既に相当に神経をすり減らしていた。
まっすぐ飛んでくるアライちゃんボールの接近がまるで何日もの時間が過ぎる様にゆっくりと過ぎていく。
うつろな目でぼんやりと迫りくるアライちゃんボールを見つめる。
脳裏には生まれてから今までのアライちゃんの生活が走馬灯の様に過ぎ去っていく。
この世に生まれ出でた日、目の前には広い世界と大きなおかーしゃがいた。
やさしく全身を、自慢のしっぽを丁寧に毛づくろいしてくれた。
たくさんいた姉妹、意地悪だったが二本足で歩ける憧れのおねーしゃ!
ちょっとした差で目の前からとんびにさらわれたいもーちょ。
街におかーしゃと冒険に出たときに猫に食べられたいもーちょ。
楽しいことばかりではなかったけど、嫌なことばかりでもなかった。
そして・・・まだ思い出を手繰り寄せている間だというのに・・・

「ごげっ!」アライちゃんの股間を抉った。

アライちゃんボール激突の衝撃で八番アライちゃんのか細い脚は通された釣り針に引き裂かれる様にブチブチと千切れた。
しかし辛うじて両腕は繋がっている。枠に吊るされる格好となったアライちゃん。
激突したアライちゃんボールは股間と枠の間に頭を突っ込んだのだろう。片腕が鉄の枠に擦れ右腕が肩から削げ落ちている。

「「のぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」二匹のアライちゃんがサイレンの様に泣き叫ぶ。

ミナは遠目にぶら下がっている八番アライちゃんを確認すると言った。

「一球残っているし、せっかくだからあいつぶち抜くか!!」

最後の一球を手にしアライさん、アライしゃんに向けて宣言する。

「こいつが八番をぶち殺したらお前ら全員をブッ殺す!」

キッとアライさん達を睨み付けると的に向かってマウンドに立つ。

「やめるのだ!」「たしけてのりゃぁ!」「ちにたくないのりゃ!」「かんがえなおすのだ!」「ちらいのりゃ!」「かなしいのりゃ!」

ミナの後ろからはアライさん達が口々に助けを求めている。
どうやら既にミナを倒す、殺すと言った言葉は出てこない。
拘束されているからか、恐怖からか、はたまた余程これまでの懐柔が上手くいっていたのか?

この半年と言えばアライさん一家を見つけてはお菓子を渡し、子供と遊び、ボロ布やダンボール等アライさん達が欲する巣材を渡しと、生理的なアライ嫌いな上、短気で衝動的にアライさんを殺しがちなミナにとっては大変神経をすり減らす仕込みの日々だった。
ムカつきが収まらない時はここから遠い森や山に繰り出し見つけたアライさん達を片っ端から金属バットでブチ殺した。

「さて、これでとどめだっ!」

「ミナしゃん、たしけて、たしけて、たしけてほちいのりゃぁ」

「ダメです!死ねっ!」

八番アライちゃんを目がけ力いっぱいブン投げる!猛スピードで風を切る最後のアライちゃんボール!

「のげろろろろろろろろぉー!!!!」

猛烈な回転をし、ゲロを吐きながら突き進むアライちゃんボールは絶妙な位置、八番アライちゃんの顔面に突き刺さる!

「いじゃいのりゃー・・・いじゃい、いじゃ・・・のっのごおぉぉぉげっ!!!」

メキョっという音と共に八番アライちゃんの顔面は高速回転するアライちゃんボールにえぐられ、首があらぬ方向に捻じれそのパワーは顔面が身体から引きちぎられる程だ!
その表情は苦悶という表現も生ぬるい、痛みと絶望と憎しみのこもった表情で地面に落ちていった。
最後のアライちゃんボールは頭と頭でぶつかった衝撃で顔面はぐちゃぐちゃになりゲロと血をまき散らしながらネットに突き刺さった。

「よっしゃ!まってろよ、ゴミパンダども!的の地獄絵図を映して来たら次はおまえらの地獄絵図を撮ってやるからな!!」

そういうと久々にカメラ目線でMCらしきことをする。

「みんなー、応援ありがとう!これから今日の成績を確認に行くよ、レッツゴー!」

たーっと的の方までカメラを携えてダッシュする。

先程の地獄絵図からさらに数匹のアライちゃんが地獄へ来訪し、的の周辺では血だまりの中をのたうった跡を残す息絶えたアライちゃんやら、枠の釣り針に残るアライちゃんのちぎれた手足やらで、なかなかの光景だ。

「はいはーい、この中で生きているゴミパンダはお返事して―!」

そう声はかけたもののこの中に生きているアライさんがいるとは思えない。
辛うじて「のりゃぁ・・・」という声が聞こえた。
枠の釣り針に右手だけでぶら下がっていたアライちゃんだ。

「まだぁ、いきてりゅのりゃぁぁ・・・こりょしてやうのりゃ・・・」

威勢はいいが拘束された右手以外は釣り針に引きちぎられて、何も武器になるものはもっていなかった。
ミナは最後のアライちゃんにとどめを刺すべく釣り針からアライちゃんをもぎ取る。
当然最後に残った右腕は無くなった。

「のりゃ・・・のりゃぁぁぁぁん」か細い声で泣き始めた。

「かわいそうにぃー、手足がないんじゃ死んだ方がマシじゃね?」

そういうが早いかカメラを構えながら五番アライちゃんを地面に投げつけ鋭いスパイクで顔面を踏みにじる!

「ぎょぎょぎゃにゃりゃぁぁぁぁ!ひぎ、ひぎいぃぃぃ!じにゅっ!じんじゃうぅぅ!」

足をあげるとアライちゃんの顔はスパイクの金具でずたずただった。頬は裂け穴が口内まで貫通しており瞼が裂け目がむき出しになり鼻は削げ落ち骨が見えている。
痛いなどというレベルではないだろうが、致命傷でもなく、のたうちながらも死んで痛みから解放されることもしばらくは無さそうだ。

「どうするよ、ゴミパンダ?アタシのこと殺すの?」

「いじゃいいじゃいいじゃいじゃいいじゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

もはや目の前のミナにすら気を払えない程の状態だ。無くなってしまった手で顔面を回復させようとコスコスするも、何の効果もなく手首から噴き出す血を傷だらけの顔面に擦り付けるばかりだ。

「ま、こいつはもういいかwww問題はあのデカいの達だなー」

そういうとアライちゃん達の死体の海でのたうつアライちゃんを捨て置いてカメラを回収しアライさん達の方へ戻っていく。


388: 名無しさん (ワッチョイ 2425-8b2b) :2019/07/21(日) 05:08:13 ID:ulRnjgQU00
「さーて、パーフェクトだし!皆殺しだぁ!!」

バットをぶんぶんと振り回し、満面の笑みだ。

「普段ならただブッ叩くだけなんだけど・・・やっぱ見たことない殺し方がいいよね!?」

「にょあぁぁぁーん、ミナしゃん、もうたっくしゃんあしょんだのりゃ?もうやめゆのりゃ」

手足を拘束されたアライしゃんがゴロゴロとミナの足元まで転がって来る。
なんとか、自分だけでも、と懇願する。

「ありゃいさん、ちにたくないのりゃ、ミナしゃんしゅきしゅぎゃっ!」

ミナは足を振り上げるとしっぽを踏み付けぐりぐりと踏み付ける。

「のぎゃっ!ちっぽはだめなのりゃ!ふあふあちっぽぉぉぉぉ!ミナしゃんもふあふあかーいいってほめちぇくりたのにぃぃぃ!しどいのりゃぁぁぁ!いじゃいのおぉぉぉん!」

憎々しげにアライしゃんのしっぽをぐりぐりと体重をかけて踏みにじる!
そのうちにアライしゃんの自慢のしっぽは真ん中からちぎれた。

「もげた!ざまあ!」

ミナは楽しそうにケタケタと笑っている。

「いじゃあぁぁぁい!いじゃいのぉぉぉん!りゃぁぁん!のあーん、ののあーん!!」

しっぽが切れた激痛で転げまわるアライしゃん。

「さて、ここから踏んづけはマンネリだし、数も多いなぁ・・・そうだ!」

閃いたという風にぴんと指を立てた。
画面には手書きのフリップで「しばらくお待ちください」と映されている。

「いやー、すっかり忘れてたわ!」

そう言いながらフリップをどけるとミナがカメラを覗き込む。

「これこれ、スコップ―!!!」

マウンドを作るために持って来たていたスコップをカメラ前にかざす。

「始める前にマウンド用の土を掘ったんだよねー、結構デカい穴なんだよー」

そう言って掘った穴を映す。
確かに、深さは無いが広さはそこそこ。なんというか、アライしゃんぐらいならすっぽりと収まるしかも座らせれば何匹か座らせられそうだ・・・。

「準備するから飲み物でも用意して待っててねー!」

また「しばらくお待ちください」のフリップが大映しされる。

「はいお待たせ―、じゃじゃーん!」

カットが変わって先程の穴にはずらりとアライしゃんが四匹、首だけ出して埋め込まれている。

「うぐー」「くゆしーのあー」「だちてーのりゃぁー」「ごわいのりゃー」

「ずいぶん時間も使っちゃったし、退屈なのはみんなも嫌だろーし、ど派手に行くよ!」

そういうとスコップをバット代わりに構えアライしゃんの後方に立つ。
カメラはアライしゃん達の表情が見やすい様に正面に置かれている。

「察しは付くよね?これでこいつらを首チョンパしてく訳だよ!じゃ、一匹目行くよー!」

右端のアライしゃんの首を狙い何度か素振りをする。
的になっているアライしゃんは耳の横でびゅんびゅんと音をたてるスコップに恐怖している。

「ち、ちにたくないのあー、もうやめうのあー、のぉぉぉーん!」

「はいはい、無視無視」

ぶんとすくい上げる様にスイングしたスコップはアライしゃんのか細い首をとらえサクっと頸椎を切り離すが入りが浅かった様子、アライしゃんの頭はごろんと倒れたが首の皮一枚で繋がり、隣のアライしゃんに寄りかかる様に死んだ。

「のぎゃぁぁぁ!なんなのりゃ!これ、なんなのりゃぁ!!」

死んだアライしゃんの首に寄りかかられ、隣のアライしゃんの恐怖は絶頂を迎えた。

「ひぃぃぃ!もういやなのりゃぁ!ちにたくないのりゃ!ちにたくないのりゃぁぁぁ!」

つられて順番待ち状態の二匹もざわつきはじめる。

「なんなのりゃ!こあいのりゃ!」

「たちけてのりゃ!ありゃいしゃんだけはたちけてのりゃ!」

我が子の死を見守る羽目になったアライさん達だが、自分たちも拘束され傷ついているからか、現実を直視出来ないからか、既にうつろな目で虚空を見つめている。
目の前の惨事にも全く反応出来ずにいた。

「どんどん行こう!今度こそスカッとすっとばすぞー!」

そういうとスコップをスイングした。

「ひぃぃぃぃ!」

ぶつん!という手ごたえがあった!今度は見事に首が切れた!スイングの勢いで頭はゴロゴロと転がるとアライちゃん達を睨み付ける様にこちらを向いた。

「おー、いい顔してんねー、死んでるけどwww」

その表情は恐怖で慄いている瞬間を切り取られた様に歪んでいた。

「もーいやなのりゃー、おがーしゃ!おがーしゃぁ!へねっくー!へねっくーぅ!・・・へねっく!?」

「だりでもいいのりゃ、はやくあらいしゃんをたしけゆのりゃ!ておくえになゆまえにはやくしゆのりゃぁー!」

次は自分か、そう考えるとアライちゃん達の震えは止まらない。
恐怖のあまり土の中ではじょぼじょぼと失禁をしていた。

「全くうるせーな!ちょっとは黙ってろっての!」

そういうと二匹の頭をぐりぐりと踏み付ける。
そして間髪入れず、続けざまにスコップを振りぬく。
すぱん!すぱん!とコツを掴んだミナがさっくりとアライしゃん二匹の首をすっ飛ばした。
ゴロゴロと転がるアライちゃん達の頭をサッカーボールか何かの様にアライさんに蹴りつける。
アライちゃんの頭は鼻の潰れたアライさんの顔面にぶち当たる。

「のぎょっ!ふごふごふご!」

鼻血をだらだらと流して何かを言っているが、潰れた鼻と大量の鼻血で聞き取れない。
もちろんミナはアライさんの反応など全く気に留めておらず、金属バット片手にアライさん達に近づく。
そうしてアライしゃん達の時とは正反対、一言も発せず淡々とアライさんの手足を砕き、それが終わると腹や胸、頭と動かなくなるまで殴り続けた。

「ふごっ!ふごごっ!ふーごーっ!ふごぉぉぉ!!ごぶっ!」

鼻の潰れたアライさんは真っ先に動かなくなり、次は肋骨が折れたアライさんが何度も何度も金属バットで殴られた。

「やめるのが!こんなにひどいめにあったのに、まだひどいめにあうとかおかしいのぶげっ!」

滅多打ちにされたアライさんは気に括られたままびくんびくんと痙攣し跳ねた。
腹を裂かれたアライさんははらわたがこぼれたことで既にこと切れていた。
股間にアライしゃんの頭を突っ込まれたアライさんは我が子に腹を切り裂かれ大量の失血で朦朧としていた。

「うぅぅ・・・ふしゅぅぅぅー・・・」

股間のアライしゃんは既に窒息したのだろう、だらりと手足を放り出し、糞尿を漏らしていた。

「うわ、きったね!お前で最後だし、さっさとブッ殺して撤収するぜ!」

そういうとアライさんの鼻っ面を目がけてバットを振りぬく。

「ぎゅぴぃぃぃぃ!」

最後のアライさんが断末魔の絶叫をあげる。
ミナは満足げに最後の挨拶を始める。

「みんなー、最後まで見てくれてありがとー!なんとか編集でコンパクトにするね、って最後に言っていちゃダメか、てへっ」

そういうと最後にぐるりと周辺を映し、映像はブラックアウトしていく。

最後のフリップには凄惨な本編とは似つかわしくない可愛らしい文字で
「チャンネル登録もよろしくー」と書かれていた。

389: 名無しさん (ワッチョイ 1e2c-a6d8) :2019/07/22(月) 17:24:32 ID:jTV.hXn.00
388
アラ虐が現実で可能なら是非ともチャンネル登録したい内容だった


391: 名無しさん (ワッチョイ 3517-7d23) :2019/07/22(月) 20:19:05 ID:jZ8AZfQo00
堪能しました。
ありがとうございます。


最終更新:2019年07月29日 23:37