390 名前:ハムスターとアライちゃん (ワッチョイ 1e2e-7o2d)[sage] 投稿日:2017/09/24(日) 04:33:33.59 ID:leWY/FPd0 [1/5]
家に帰ってくるとアライちゃんが家の中に居た。
どこかの隙間から侵入して来たのだろう。
アライちゃん「ひとしゃんなのあ、あらいしゃんとあそぶのあー」ヨチヨチヨチヨチ
俺を見つけるなりそう言いながらヨチヨチと足元まで寄ってくる。
害獣だが面白そうだから飼ってみようと思った。
とりあえずアライちゃんを摘んでハムスターが入ってるゲージの中に入れてみる。
アライちゃん「?ここどこなのあ?ひとしゃん、はやくあらいしゃんとあしょぶのあ」
ハムスター1「チュッチュッ♪」カラカラカラカラ
アライちゃん「なんなのあそれ!たのしそうなのあ!あらいしゃんによこすのあー!」ドンッ
ハムスター1「チュチュッ!?」
アライちゃん「ふはははー!たーのしー、なのあー!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ
回し車で遊んでいるハムスターを無理やり引きずり下ろして奪い
アライちゃんは中でヨチヨチと進んで楽しそうに遊んでいる。
アライちゃん「ふー、たくさんあしょんだのあ、おなかしゅいたのあ」
アライちゃん「くんくん、あそこからいいにおいがしゅるのぁ」ヨチヨチヨチヨチ
ハムスター2「もぐもぐ」カリカリカリカリ
アライちゃん「ごはんがたくしゃんあるのあ!あらいしゃんのものなのあー!」ガリガリ
アライちゃん「うえー、これ、はたけのまんまるみたいにおいしくないのあ」ペッペッ
アライちゃん「まんなかのところだけたべるのあー」ガリッポイッ ガリッポイッ
ハムスター2「ギューッ」イラッ
アライちゃんは贅沢にヒマワリの種を真ん中の部分だけを一口囓っては捨てるを繰り返し
見る見るうちにエサ箱の中は無くなって、アライちゃんが満足する頃には
周りには捨てたカスが散らかって随分汚れていた。
391 名前:ハムスターとアライちゃん (ワッチョイ 1e2e-7o2d)[sage] 投稿日:2017/09/24(日) 04:34:16.65 ID:leWY/FPd0 [2/5]
アライちゃん「けぷ、おなかいっぱいたべたらのどがかわいたのあー」
ハムスター3「」ゴクゴクゴク
アライちゃん「おみずなのら!あらいしゃんものみたいのら!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん「そこのおまえ、あらいしゃんがおみずのむからどくのあ」
ハムスター3「チュチュッ?」
アライちゃん「なにいってるのあおまえ?しゃべれないのあ?」
ハムスター3「チュー?」
アライちゃん「あらいしゃんそーめーだからしってるのぁ!おまえみたいなやつ、がいじっていうのあ!
がいじはじゃまだから、そーめーなあらいしゃんにそこゆずるのあ!」ゲシッ
ハムスター3「チュッ!?チュチュー!」スタタター
アライちゃん「ふはははー!ざまーみろなのぁ!ここはあらいしゃんのものなのあー」ゴクゴクゴクゴク
アライちゃん「ぷはー、いっぱいのんだのあ、おててもあらうのあー!」コスコスコス バシャバシャバシャ
アライちゃん「なのあー」コスコスコスコスコスコス バシャバシャバシャバシャバシャバシャ
給水器具に入っている水を贅沢に手洗いに使い、コスコスコスと延々とハエガイジムーブを繰り返す。
アライちゃん「ふはははー」コスコスコス バシャバシャバシャ
給水器具「」ポタ…ポタ……
アライちゃん「のあ?おみずでなくなっちゃったのあ…」コスコスコス
アライちゃん「ふあー、あらいしゃんねむくなったのあ、もうおねむなのあー」ヨチヨチヨチヨチ
散々遊んで食べつくしたアライちゃんは眠くなって寝床を探しにウロウロしている。
向かった先には犬用のエサ皿の中でぎゅうぎゅうになりながらもハムスター達がスヤスヤと気持ちよさそうに眠っている。
一昔前に流行った猫鍋のようだ。
アライちゃん「ぽかぽかしてきもちよさそうなのぁ、あらいしゃんもおねむするのあ」ヨジヨジ
ハムスター4「」スヤスヤ
アライちゃん「そこのがいじどくのあ!あらいしゃんがはいれないのあ!」グイグイ
ハムスター4「チュチュッ!?ギューッ!」
392 名前:ハムスターとアライちゃん (ワッチョイ 1e2e-7o2d)[sage] 投稿日:2017/09/24(日) 04:34:52.40 ID:leWY/FPd0 [3/5]
気持ちよく眠っていたハムスターの毛皮を掴んで無理やり引きずり下ろそうとするアライちゃん。
突然毛皮を掴まれてハムスターは痛がりつつも抵抗する。
アライちゃん「うぬぬ~、がいじのくせになまいきなのぁ!あらいしゃんはいだいなんだぞお!」バシバシバシ
ハムスター4「ギューッ!」ガブリ
アライちゃん「ぴいいいぃいいいい!!いだいのだぁ!」ドサ
中々退かないハムスターに業を煮やしたアライちゃんは平手で何度も叩くが
怒ったハムスターに手を噛まれエサ皿から落ちる。
アライちゃん「ひぃ!ひぃいいい!がいじがかんだのぁ!にげるのぁ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ
ハムスター4「ギュギューッ!」タタタ ガブリ
アライちゃん「ぎびぃいい!いじゃいのぁああ!」ヨチヨチヨチヨチ
怒ったハムスターは逃げるアライちゃんを追いかけ、尻尾に噛み付く。
尻尾を噛んで離さないハムスターを引き釣りながらもアライちゃんは必死にヨチヨチと進んで、ゲージの端っこまで逃げる。
アライちゃん「ひとしゃん!ひとしゃん!あらいしゃんをはやくここからだしゅのあ!」ガシャガシャ
アライちゃん「あらいしゃんがかわいそうなのあ!このままだとあらいしゃんのききなのあー!」
ハムスター4「ギューッ!」ギリギリ
アライちゃん「いじゃいのぁああ!ひとしゃんなんでたしゅけてくれないのあ!あらいしゃんなにもわるいことしてないのにいいいい!!」
ハムスター1・2・3「チュー」タタタ
アライちゃん「!?ちょうどよかったのぁ!そこのおまえたち!あらいしゃんのけらいにしてやるから
このがいじをころしゅてあらいしゃんをたしゅけるのぁ!」
ハムスター1・2・3「「「ギュギューッ!」」」ガブガブガブリ
アライちゃん「ぴぎいいいぃいいい!いじゃい!いじゃい!いじゃいのぁああああ!!!
なんであらいしゃんをかむのあああ!!?」ジタバタジタバ
393 名前:ハムスターとアライちゃん (ワッチョイ 1e2e-7o2d)[sage] 投稿日:2017/09/24(日) 04:35:30.36 ID:leWY/FPd0 [4/5]
アライちゃんの横暴な態度にイラッときたハムスター達が集まって今までの鬱憤を晴らすかのように
一斉に襲いかかり、それぞれアライちゃん尻尾・両足・右耳に噛み付いてギリギリと万力のよう挟んでに離さない。
アライちゃん「いじゃいのぁ…もうやなのあ……にげうのぁ……ひっく、ぐす」ヨチ…ヨチ……
両足を噛まれて足をうまく動かせないアライちゃんは腹這いで必死に腕を動かして
ノロノロとした動きながらも必死に逃げる。
もっとも、狭いゲージの中では逃げ場などないのだが(笑)
アライちゃん「ひっく…ひっく…こいちゅらおもいのぁ……あらいしゃんのあんよとおみみがいちゃいのぁ…
ちゃーむぽいんとのかわいいしっぽもひりひりしゅるのぁ……」ヨチ…ヨチ……ヨチ……
ハムスター達「ギューッ!」ギリギリギリ
アライちゃん「!?ぎびいいぃいいい!いじゃいのぁああああ!あらいしゃんたべないでほちぃいのぁあああ!!」ゴロンゴロンゴロン
ハムスター1「ギュギューッ!」ガブリ
アライちゃん「おごっ!?」ビグン
噛まれた部分を万力のようにギリギリと力を加えられたアライちゃんは
あまりの痛みに体を横回転させて拘束を解く。
その際に、無理やり引き剥がしたため傷口が抉られたが
そんな痛みを気にする前にハムスター1がアライちゃんの喉元に噛み付く。
アライちゃん「がっ!……げっ!………かひっ!…」ビグンッビグンッ
ハムスター2・3・4「ギューッ!」ガブ ブチブチィ
アライちゃん「…げひっ!……やべ……で………」ブ ブチチ ブリュブリュブリュ
ハムスター達「」ムシャムシャムシャ
ハムスター達はアライちゃんの腹を噛みつき、食い破り、中から臓物を引きずり出しそれを食べる。
アライちゃん「ひと…しゃ……たしゅ…け………」ビグンビグン
ハムスター達「」ムシャムシャムシャ
アライちゃん「」
アライちゃん「」ビグンバタバタタビグンビグン
あー、ゴキガイジムーブし始めた
やっぱ他の動物との共存なんて初めから無理だったか
まあ、アライちゃんも沢山遊んでお腹いっぱい食べたから幸せだったよね♪
394 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 1e2e-7o2d)[sage] 投稿日:2017/09/24(日) 04:35:56.85 ID:leWY/FPd0 [5/5]
終わり
最終更新:2018年04月02日 17:42