とある屋根裏暮らしのアライさん一家の一生・後編

668 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 19:38:58.82 ID:ESW1W9ni0 [18/30]
……………

アライちゃん2「う、う~ん…なにがおきたのぁ…」パチリ

アライちゃん3「びー…おちりいたのりゃぁ…」パチリ

落ちた衝撃で少し気を失ってたアライちゃん達は目を覚ました。
奇跡的にも腐って柔らかくなった床材や断熱材がクッションになって怪我は無いようである。
周りを見回すと屋根裏より遥かに綺麗なフローリングと壁がある。
上を見ると天井にぽっかり穴が空いてあり、そこから落ちたのがわかる。

アライちゃん3「どこなのぁここ~?」キョロキョロ

アライちゃん2「くんくん?……!っ…ふんふんふんっ!!おみじゅのにおいがしゅるのだ!おみじゅなのだぁ!!」クンクンクン

アライちゃん3「おみじゅ!?どこなのだ!あらいしゃんのみたいのだー!」クンクンクン

アライちゃん2「こっちなのだ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん3「おねーしゃんまってー!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん達が向かった先には半開きになったドアがあり、その中から水の匂いを嗅ぎつけたようである。

アライちゃん2「なのだー!」ヨチヨチヨチヨチ スポッ

アライちゃん3「なのだー!」ヨチヨチヨチヨチ スポッ

そのまま一直線にドアの隙間に入っていく。

アライちゃん2「おみじゅ!?やったのだぁ!おみじゅー」シッポバタバタ

アライちゃん3「てんのめぐみなのだー!さっそくのむのだ!」シッポバタバタ

そこはトイレであった、しかもアライちゃん達にとって幸運なことに和式便器で
登る必要がなくそのまま飛び込める状態だ。

アライちゃん2「なのだー!」ボチャンッ

アライちゃん3「なのだー!」ボチャンッ

アライちゃん2「きーもちいー、なのだー♪」キャッキャッ バシャバシャバシャ

アライちゃん3「ちゅめたいのだ♪」キャッキャッ バシャバシャバシャ

溜まっていた透明の水がアライちゃん達が入ったことによって茶色く濁っていく。


670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 19:42:29.39 ID:ESW1W9ni0 [19/30]
アライちゃん2「おみじゅのむのだー、んぐ!んぐ!んぐ!」ゴクゴクゴクゴク

アライちゃん3「おみじゅー♪ごきゅごきゅごきゅ!」ゴクゴクゴクゴク

便器の水たまりの中に頭を突っ込んでバキュームの如く水を飲むアライちゃん達。
自分の体に付着した糞尿の汚れによって茶色く濁った水でも飲む姿はまさに糞害獣。

アライちゃん2「ぷっはー、げぇええええっぷっ!」ゲップ

アライちゃん3「げぇええっぷっ!いきかえゆのだー…」ゲップ

水を飲んでいくらか体力が戻ったようだ。
しかしまだ空腹が解決してないアライちゃん達は食料を探すことにした。

アライちゃん2「ごはんもきっとどこかにあるのだ!さがすのだー」ヨジヨジヨジ

アライちゃん3「ぼうけんなのりゃー!」ヨジヨジヨジ

アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ スポッ

アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ スポッ

アライちゃん2「ぷるるるるるっ!」プルプルプルプルプルプル

アライちゃん3「ぷるるるるるっ!」プルプルプルプルプルプル

床や壁「」ビチャビチャビチャ

トイレから出てすぐに体をぶるぶる震わせて水切りをするアライちゃん達。
床や壁に茶色い水飛沫が染み込んで汚れていく。

アライちゃん2「くんくんくん、あっちからなんかいいにおいがしゅるのだぁ!なのだー!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ シッポフリフリ

アライちゃん3「いざ、すすむのりゃー!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ シッポフリフリ

アライちゃんの手足がフローリングの床をとたとたとたと忙しなく叩く。
アライちゃん達が通った後には水の跡がくっきりと残っていた。

アライちゃん2「ここなのだ!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん3「ごっはん♪ごっはん♪」ヨチヨチヨチヨチ


671 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 19:47:50.46 ID:ESW1W9ni0 [20/30]
アライちゃん達が向かった先は台所である。
キッチンには各種調味料や箸置き等の食器が、おしゃれなクロスを敷いたテーブルの上には
ここの家主が後で食べるつもりだったのであろうか、お皿の上にジャパリマンが置いてある。

アライちゃん2「このうえからいいにおいがしゅるのだ!のぼりゅのだ!」ヨダレダラダラ ヨジヨジヨジ

アライちゃん3「なのだー」ヨダレダラダラ ヨジヨジヨジ

クロス「」ズルズル

アライちゃん2「のだ?おかしいのだ?うえにのぼれないのりゃ?」ヨジヨジヨジ

アライちゃん3「うゅー、どうしてなのぁ?」ヨジヨジヨジ

上に登ろうとクロスを掴み登り始める。
しかしクロスはずるずると引っ張る先から落ちていき…

皿「」ズルズル… ヒュー ガシャーン!!

アライちゃん2「ぴぃいいいいいっ!!」ビクゥッ

アライちゃん3「あぶないのりゃあ!!」ビクゥッ

ジャパリマン「」ポトンッ

アライちゃん2「でもいいにおいがしゅるものもおちたのだ!たべうのだ!はぐっ!むしゃむしゃ」クチャクチャクチャ

アライちゃん3「あらいしゃんもたべうのだー!あぐっ!くちゃくちゃ」クチャクチャクチャ

アライちゃん2「おいちーのだー!」クッチャクッチャ

アライちゃん3「おかーしゃんがもってきたおやさいよりずっとおいちーのだ!」クッチャクッチャ

哀れジャパリマン、本来家主の食べられるはずだった食料は害獣2匹によって跡形もなく食べられた。

アライちゃん2「もっとごはんたべうのだ、あっちからもいいにおいがしゅるのだ」ヨジヨジヨジヨジヨジヨジ

アライちゃん3「あらいしゃんはせーちょーきなのだ、いままでたべりゃれなかったぶんもたべうのだ」ヨジヨジヨジヨジヨジヨジ

アライちゃんは目ざとく台所に置いてある調味料の匂いを嗅ぎつけて台所をよじ登っていく。
食器入れの取っ手などがまだ筋肉が未発達なアライちゃん達の丁度いい足場になってくれている。

アライちゃん2「とうちゃくなのだー!」

アライちゃん3「とざんせいこうなのりゃ!あらいしゃんはしゅごいのりゃ!」ピカピカガイジカオ


673 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 19:52:35.18 ID:ESW1W9ni0 [21/30]
ポテトチップスの袋「」

アライちゃん2「あしょこからいいにおいがしゅるのだ、なのだー♪」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん3「なのだー♪」ヨチヨチヨチヨチ

家主の食べかけていたポテトチップスを発見する。
あとで食べるつもりったのだろう、袋の口をセロハンテープで軽く止めてある。

アライちゃん3「これどうやってあけゆのだぁ?」ペタペタ

アライちゃん2「うゆ~、あらいしゃんのちゅめであけうのだ!のだのだのだーっ!!」バリバリバリ ブチィッ

アライちゃん2「ふはははー、あいたのだ!さあたべうのだ」

ガサガサガサ ドサーッ

アライちゃん3「おいちーのだぁ、しあわしぇー♪」パリパリ

アライちゃん2「ぱりぱりなのだー♪」パリパリ

セロハンテープを乱暴に引き剥がして台所の上にポテトチップスの中味をぶち撒ける。
細かいカスが床にも沢山落ちる。

アライちゃん2「のぁー…たくしゃんたべたのだー」ノダー

アライちゃん3「たべたらうんちしゃんしたくなったのあー」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん3「あ、あれちょうどいいのだ、ためふんすゆのだ」ヨチヨチヨチヨチ

ご飯茶碗を発見して、よじ登って中に入るアライちゃん。そして…

アライちゃん3「のだー!」ブチチ ブリュブリュブリュー

アライちゃん3「ふぃー、しゅっきりしたのだぁ」ヨチヨチヨチヨチ

ご飯茶碗「」プーン

アライちゃん2「あらいしゃんもうんちしゃんでうのだ、めんどくさいからここですゆのだ、のあぁぁ…」プルプルプル

自分も排便しようと呑気にその場でぷるぷる震えて気張るアライちゃん。
家主が帰って来ていることにも気づかずに。


674 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 19:57:28.70 ID:ESW1W9ni0 [22/30]
……………

家主「…」

家主は絶句していた。
それもそのはずである、いつも通りに玄関を開けて自分の家に入ると
目の前には腐った床材の木屑や崩れた断熱材の袋が散乱、そこら中が埃だらけだ。
しかも天井を見るとぽっかりと大穴が空いており、そこが崩れたことがひと目で分かる。

家主「?……!?…ってくさっ!えっ?なにこれくさっ!?え、え?くっせぇえええええええっ!!」

廃材と化した元床材はアライさんの溜め糞にされていた部分だ
アライさんの糞尿が染み付いており酷い悪臭を放っている。

家主「…………アライさんか………」ボソ

アライさんによる被害はネットやテレビでよく知っている。
アライさんやアライグマによる被害は農作物だけでなく
建物の屋根裏に住み着いてその溜め糞によって天井が腐って破壊されるなども有名だ。
家主が玄関に上がると右手手前にトイレのドアがある。
そのドアは少しだけ開いてあり、周囲の壁や床は茶色いシミのようなものが点々と付いて汚れており
ドアの出入り口からは少し茶色くなった水の跡が2つダイニングに続いていた。

トイレの中を覗いてみると水跡と便器の中の水が茶色く変色してるのが見える、アライさんは居ない。
家主は「アラ害保険に入っとけばよかった…」っとぼやきながらも水跡を辿って慎重にダイニング向かう。

※アラ害保険………アライさんによる傷害や住居の損害に対する保険である。

ダイニングに近づくと何かの鳴き声が聞こえる。中を覗くと…

アライちゃん2「のあぁぁ…」プルプルプル

家主「げっ!お前ら何やってんだ!!」ズカズカズカ

アライちゃん2「のああああっ!?ひ、ひとなのだぁああああっ!?」ブビビビ ブリュリュー

アライちゃん3「ぴぃいいいいいいっ!!ききなのだぁ!にげうのだ!!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

本来なら冷静に静かに近づいて捕まえていたところだが
キッチンの上で排便しようとするアライちゃんを見て思わず大声を上げてしまう家主。
人間の姿を見たアライちゃん達は大慌てで散り散りに逃げていく。

アライちゃん2「ぴぃいいいいいっ!あらいしゃんたべちゃだめなのだーー!!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ ブリュブリュブリュー

アライちゃんが糞を垂れ流しながら全速力のはいはいで逃げる。
逃げた後には一本糞が続いていた。


675 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 20:02:49.38 ID:ESW1W9ni0 [23/30]
アライちゃん3「うーっ…たぁー!」ピョーン ベチャア

アライちゃん3「ぎびっ!……うゆー、ぐすっ…にげうのだ」ヨチヨチヨチヨチ

キッチンから飛び降りて隠れるところを探して壁際を這い回る。

アライちゃん2「こないでーっ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

ゴンッ ガンッ ガシャンッバラバラバラ パリーン

家主から逃げようと全速力のはいはいで逃げるアライちゃん。
途中、調味料が入った瓶や食器、箸置きやコップなどにぶつかっては方向転換して
その姿まるでピンボールのボールのようだ。

家主がアライちゃん2を捕まえようとするが
このアライちゃん達はトイレの汚水に入ったであろう事を思い出してやっぱり触ることを止めた。
代わりに手頃な大きさの丼をアライちゃん2にすっぽり被せる。

アライちゃん2「ぴぃっ!?くらいのだ!せまいのだ!こあいのだーっ!」ドンドンドンッ

丼の上にまな板やフライパン等の重りを乗せてアライちゃんが逃げないようにする。

アライちゃん2「だちてー!ここやなのだー!!うぇええええーーん!!」ドンドンドンッ

これだけ乗せればもう動けないようだ。
家主は残ったアライちゃんを追う。

アライちゃん3「あ、あとすこしなのだぁ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ シッポフリフリ

アライちゃん3「なのだー!」ヨチヨチヨチヨチ スポッ

あと少しのところで食器棚の裏の隙間に逃げられてしまった。
耳を澄ましてみると「はぁ、はぁ」っと荒い息遣いが聞こえる。
キーホルダーに付いた小型のペンライトで照らして横から覗いてみると
自分の尻尾を前に回してぎゅっと抱きしめながら怯えた表情で震えてこちらを見つめているアライちゃんが見える。
アライちゃんが隠れた食器棚は背が高くかなりの重量だ、力いっぱい押せばそのままアライちゃんを潰すことは出来なくはないが
死に際に糞尿を撒き散らかされたら堪ったものではないと考えた家主は潰す案は無くした。
いったんリビングから出て、すぐに戻ってきた家主の手にはゴム手袋が装着されていた。汚いアライちゃんを触るためだ。
家主はアライちゃん2に被せた丼を持ち上げる。


677 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 20:09:48.05 ID:ESW1W9ni0 [24/30]
アライちゃん2「!?じゆうなのだ!にげうのだ!」ヨチヨチヨチヨチ

家主「逃げるな」ガシッ

アライちゃん2「のぁあああっ!!ふぐぅうっ!あぐぅううっ!!きゅるるるる!!がぶがぶっ!!」ガジガジガジ

動けるようになったと同時に逃げ始めるアライちゃんを掴む。
アライちゃんは家主の手に噛み付くが、牙もあまり鋭くない上にゴム手袋をしているので全く痛くない。
そんな生意気なアライちゃんを黙らせるために掴む手に力を込める。

グググッ

アライちゃん2「ぎびぃびぃっ…!やべでええぇ…あらいしゃんじにだぐないぃぃ……」シッポバタバタ

家主「俺の問に答えろ、お前の親はどうした?他に姉妹はあと何匹いる?」

苦しそうなので力を緩める。

アライちゃん2「こ、こたえるのだぁ!こたえるからかわいいあらいしゃんたべないでぇ…ひっくっひっくっ…」ウルウル

家主「いいから答えろ」

アライちゃん2「ひっくっ…うゆっ……おかーしゃんはごはんとってくるっていったきりずっとかえってきてないのぁ…
おねーしゃんはごはんとってくるっていって、おうちからでようとしたらおちてわゆいとりしゃんにたべられちゃったのだぁ」

アライちゃん2「それといもーとはさっきまでいっしょにいたのだ、それでぜんぶなのだぁ…」ウルウル

自分の命欲しさにあっさりとぺらぺら答えるアライちゃん。
家主はこのアライちゃんの母親が帰ってこないのは事故に遭ったか、単に子供を捨てたかのどちらかだろうと考えた。
アライさんは子育てストレスによって産んだアライちゃんを殴ったり噛み付いたり暴行を加えて殺してしまうことに加え
自分が産んだ子供を捨ててそのまま餓死させてしまう事も決して少なくはない。

一番面倒なアライさんが居ないことは都合が良いが食器棚の裏に隠れたアライちゃんはどうしたものかと考えていたが、家主は閃いた。
台所の棚の中からタコ糸を取り出す、趣味の料理で燻製肉を作った時に余った物だ。
それをアライちゃん2の尻尾にきつく縛る。

アライちゃん2「いちゃいのだぁ、ひとしゃんえすえむぷれーすゆなんてあらいしゃんとこうぴしたくなったのだ?」シッポフリフリ

家主は思わずこの性欲糞害獣をぶち殺したくなったが耐えた、このアライちゃんにはまだやってもらうことがある。

家主「いいか、お前は今からあの棚の裏に隠れている妹を捕まえてくるんだ。成功したら気持ち良いことをしよう」

アライちゃん2「こうぴなのか!?あらいしゃんひとしゃんとこうぴしてはんしょくすゆのだー!」シッポバタバタ

都合がいいので話を合わせているが頭が痛くなってきた家主はとっとと行動に移すことにした。
アライちゃん2を食器棚の隙間の前まで運ぶ。尻尾をタコ紐で結んだのは万が一逃げようとした時のことを考えてのことだ。


679 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 20:12:53.32 ID:ESW1W9ni0 [25/30]
アライちゃん2「あらいしゃんにおまかせなのだー」コスリコスリ

アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ スポッ

もう何年も掃除していない埃だらけの隙間を進んでいくアライちゃん2。
その先には埃まみれになって自分の尻尾を抱いてただひたすら恐怖に震えているアライちゃん3が居た。

アライちゃん3「おねーしゃん!?おねーしゃんなのだぁ!うぇええええん!!」ヨチヨチヨチヨチ ギュッ

アライちゃん2「いもーとよ!おねーしゃんがきたからにはもうだいじょうぶなのだ!いっしょにおしょといくのだ!」ヨチヨチヨチヨチ ギュッ

アライちゃん3「で、でもおしょとにはひとがいるのだ、こあいのだぁ」

アライちゃん2「ひとはあらいしゃんにめろめろなのだ!げぼくにしてやったからもうだいじょうぶなのだ!」ピカピカガイジカオ

アライちゃん3「のだぁっ!?おねーしゃんしゅごいのだー!」シッポバタバタ

しばらく待っていたら、隙間からとたとたとたと床を叩く音が聞こえてきた。

アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ スポッ

アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ スポッ

隙間から埃まみれになった薄汚いアライちゃん達が出てきた。

アライちゃん2「いもーとちゅれてきたのだ、ひとしゃん、あらいしゃんとこうぴするのだ!」シッポフリフリ

アライちゃん3「おまえがげぼくなのかー?ばかそうなかおしてるのりゃ」コスリコスリ

家主「…」ヒョイッ

アライちゃん2「なのだー♪」シッポバタバタ

アライちゃん3「おしょらとんでるのあー♪」キャッキャッ

家主「…」ポイッ

アライちゃん2「あぅ」コロンッ

アライちゃん3「なのりゃ」コロンッ

家主はアライちゃん達を掴んでそのままキッチンまで移動して
台所の上にアライちゃん達を放り投げる。


680 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 20:16:26.20 ID:ESW1W9ni0 [26/30]
アライちゃん2「ここでこうぴしゅるのか?あらいしゃんはいつでもいけるのだ!のうさつぽーずなのだ!うっふーん」

家主の前でM字開脚をするアライちゃん。




家主「…」スッ

タバスコが入った容器の口をアライちゃんの性器に押し付ける。

アライちゃん2「はぁはぁ、はやくしゅるのだ、あらいしゃんまちきれないのだぁ」シッポバタバタ

家主「あぁ、気持ち良いことしようぜ……俺の気分がな!」ヌルゥッ ブチュウッ

タバスコの口をアライさんに挿入して中味を押し出す。

アライちゃん2「きたのだぁ…!はぁはぁ…?……!?…っの、のだ!いちゃいのだ!ひりひりすゆのだぁあっ!!」

アライちゃん2「のだっ!のだっ!のだっ!」ゴロゴロゴロ

突然の下腹部の痛みのたうち回る、そんなアライちゃんに容赦なくタバスコをふりかける。

アライちゃん2「ぴいぃぃぃっ!!?やめうのだ!!それかけちゃあらいしゃんがかわいそうなのだぁ!」ビエエエエエエン

アライちゃん3「いったいなにやってゆのあー?そーいうぷれーなのぁ???」

アライちゃん2「うぇええええんっ!!ぜんしんがひりひりすゆのだぁ!おみじゅであらうのだー!」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん2「なのだーっ!」ヨジヨジヨジ ボチャンッ

全身の掛かったタバスコを洗い流そうとシンクの中に置いてある
水が貯まった洗面器の中に身を投じる。

アライちゃん2「のぎゃぁあああんっ!!めぎゃいたいのだあああっ!!めぎゃあああああっ!!!」ゴシゴシゴシ

水に入った際に垂れたタバスコが目に入ったようだ、目をしきりに擦るアライちゃん。
ちなみにタバスコが皮膚に付着したときにヒリヒリするのは、タバスコに含まれる辛味成分のカプサイシンによるもので
これは水で洗い流そうとしても殆ど効果がないどころか、逆に辛味成分が広がってしまい逆効果だ。
カプサイシンは脂溶性なのでもし皮膚や目元に付着してしまった場合はサラダ油やオリーブオイルなど油をコットンや
柔らかいものに染み込ませて優しく拭き取るのが効果的だ。


683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 20:22:06.10 ID:ESW1W9ni0 [27/30]
アライちゃん2「ひぃー、ひぃー!からじゅうひりひりすゆのだあ!いちゃいのだぁ!!びぃいいいいいっ!!!」バシャバシャバシャ

アライちゃん3「のあぁ!おねーしゃんおみじゅかけないでほちいのだぁ!あらいしゃんのじまんのしっぽがよごれるのりゃ!」プンプン

家主「ふーん、お前尻尾が自慢なのか…」

アライちゃん3「そうなのりゃ!あらいしゃんのちゃーむぽいんとなんだぞぉ!とくべつにしっぽのだんすみせてやるのりゃ!」シッポフリフリ

尻をこちらに向けて尻尾をふりふりと左右に揺らすアライちゃん。
家主はアライちゃん3を掴んで片方を胴体を、もう片方は尻尾を掴んだ。

アライちゃん3「のだっ!?げぼくがあらいしゃんしっぽをきやすくさわるなぁ!!きちゃないのだ!!」ジタバジタバタ

そんなことを喚くアライちゃんを無視して胴体と尻尾を掴んでいる腕に力を込めて
雑巾絞りをする要領で別々の方向に捻った。

グリンッ ベキベキベキィッ…!

アライちゃん3「いぎぃっ!!???」ビグンッ

ポイッ ベチャ

アライちゃんを放り投げる。

アライちゃん3「い、いちゃ……っ…!?の、のだ?あらいしゃんのちゃーむぽいんとのしっぽがうごかないのだ…!?」

アライちゃん3「う、うぇえええっ……どうちてしっぽうごかないのぁ…………しっぽしゃんおねむなのだ……?」ウルウル

アライちゃん3「しっぽしゃんはやくおきゆのだ…じゃないとあらいしゃんがかわいそうなのだ…」ペロペロペロ

捻られたアライちゃんは自慢の尻尾が動かなくなった事に気付いて
自分の尻尾を抱きしめて、愛おしそうにペロペロと舐めながらボロボロと大粒の涙を流して悲しんでいる。

アライちゃん2「こあいのだぁ…ひとがいもーとのあいてしてるあいだににげうのだぁ……」ヨジヨジヨジ

アライちゃん2「うぅ、からだがひりひりいたいのだぁ……」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

妹を囮にして台所から降りてダイニングの出口に向かうアライちゃんの姿が見える。

アライちゃん2「あとすこしなのだぁ、ここからだしつするのっ…だ!?」ビンッ

アライちゃん2「のぁああああああああっ!!??うしろにひっぱられるのりゃぁあああ!!!??」ズルズルズルズル

アライちゃん2の尻尾に付けられたタコ紐が引っ張られる。


685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 20:27:15.09 ID:ESW1W9ni0 [28/30]
そのままズルズルと引っ張られたアライちゃん2の体が宙に浮いて家主の前にプラーンっと逆さ吊りにされる。

アライちゃん2「ぴっ、ぴぃいいいいっ!!どうちてこんなことしゅるのだぁ!あらいしゃんのことしゅきになったのじゃなかったのだぁ!?」ジタバジタバタ

アライちゃん3「こいちゅちっともいいひとじゃないのだ!おねーしゃんはうそちゅきなのだぁ!がいじなのだぁ!!」

宙吊りにされたアライちゃん2を先程尻尾を捻ったアライちゃん3のように掴む。
ただし、今度は胴体と下半身だ。

家主「あのな……我が家を糞まみれにされて好きになる奴がいるかボケェえええええっ!!!」ギュギュギューーーーーッ

ベキベキベキィ!

アライちゃん2「ぎびぃいいいいいいいいいーーー!!!!」

バキバキベキボギィッ!

アライちゃん2「げべ…っ…ぇえっ!……ぶ……っ………ぎゅ…うぅ……っ…ぇ……!」ビグンッビグンッ

タコ紐を適当な所に結んで雑巾絞りによって全身の骨が折れて痙攣するアライちゃん2を宙吊りにする。
もう1匹の方に顔を向けるとダラーンと力なく垂れる尻尾を引きずって床を這って逃げるアライちゃん3がいた。

アライちゃん3「びぃー!やっぱりひとはこわいのだぁ!あらいしゃんにげうのだ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

家主はタッパーを持ってアライちゃん3に近づく。

アライちゃん3「こないでー!たべちゃだめなのだーーっ!!」ビエエエエエエン ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

逃げるアライちゃん3を難なく捕まえる。

アライちゃん3「ぴぃいいいっ!!やなのだー!はぐぅっ!がぶうぅううっ!!きゅるるるるっ!」ガジガジガジ

捕まったアライちゃん3はゴム手袋に噛み付く。
ガタガタと震えて人が怖いのだろう、それでも必死に抵抗して生に執着する。
そんなアライちゃんをタッパーに入れてしっかりと蓋を閉める。

アライちゃん3「ここからだちてーっ!!のぁああああんっ!!のーーーーあぁああんっ!!!のびゃあああああーーーんっ!!!」ビエエエエエエン

捕まったゴキブリのようにタッパーの中で手足をカサカサと動かす。
これだけ泣き叫んで暴れていればすぐに中の酸素が尽きてしまうだろう。


686 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-+rAT)[sage] 投稿日:2017/11/05(日) 20:32:24.65 ID:ESW1W9ni0 [29/30]
アライちゃん2「……ぁ……っ…ぎ……ぃ…………たしゅ……け……っ…」ピク…ピク……

家主は死にかけたアライちゃん2を見てもういいだろうと思って
アライちゃん2を台所の上に仰向けに転がして、片手にフォークを握った。
そのままアライちゃん2の腹部にフォークを振り落とした。

アライちゃん2「あ…っぎぃいいいいいいいぃぃぃいいっ!!!いぎゃい!いぎゃぁあああーーーっ!!!」ビグンッビグンッ

そのまま内臓を傷つけるようにグリグリとする。
こんな事するとフォークが使えなくなるのではないかと思われるが
家主はキッチン周辺にある小物はすべて捨てるつもりだ。
トイレの汚水にまみれたアライちゃん達が触ったかもしれないものなど到底使う気にならなかったからだ。

アライちゃん2「ぎ……ぴ……っ……ぃ…………」ビグッ…ビグン……

アライちゃん2「」シーン

アライちゃん2は動かなくなった。

アライちゃん3「ひぎぃーっ!ひぎぃーっ!ふーっ!ふーっ!」ゼエゼエッ ハアハアッ

タッパーに入れた方のアライちゃんを見ると息を荒くしていた。
その姿は苦しそうで、動きも鈍くなっていた。
家主はタッパーをテーブルの上において、備え付けの椅子に座ってタッパーの中に閉じ込められたアライちゃんを眺めた。
アライちゃんは目を潤ませてこちらを見て助けを訴えている。

改めて周りを見回すとダイニングの惨状に頭が痛くなる。
テーブルの下は割れた食器が散乱していて
キッチンはそれに加えて置いておいたお菓子がぶち撒けられて
しかもアライちゃんの糞がそこら中に撒かれている。
天井と屋根裏の補修に業者も呼ばなければならず、その補修費を考えるとため息が出る。

とりあえずこのタッパーに入れられたアライちゃんが死ぬまで休もう
それから自分ができる範囲で掃除をしよう。
幸いなことに明日はアライの日だ、アライちゃんの死骸は明日ゴミ捨て場に捨てる。

このアライちゃんは最後にどんな死に顔を見せてくれるのだろうか。
そんなことを考えながらタッパーの中で藻掻き苦しむアライちゃんを眺めていた。

おわり


最終更新:2018年04月02日 16:54
添付ファイル