アラーイムちゃん(お守りたい)

796 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-R75B)[sage] 投稿日:2017/11/07(火) 22:18:27.39 ID:EbfLTpEA0 [3/6]
害獣アライさん対策として大好評のアラーイム(アラームアライの略称、アラームイでも可)
そんな類似品を作るライバル会社が新しい商品を開発した。

その名も『アラーイムちゃん(お守りたい)』

材料
1.肛門と尿道を半田ゴテで溶接した達磨のアライちゃん
2.アライちゃんに供給される栄養剤とスイッチが入ると射出される遅効性の毒針入りの首輪 
3.リングキーホルダーの金具

では実際に使用した例を見てみよう。

女の子「…」スタスタ

アライちゃん「………ゲ……ッ………………ァ…………………」コヒュー…コヒュー……

映像には下校中のランドセルを背負った可愛らしい女の子が映っている。
ランドセルには首輪付きの達磨になったアライちゃんが逆さまになってぶら下がっているのが見える。
尻尾の真ん中辺りをリングキーホルダーで貫通させてそれをランドセル側面のキーホルダーを取り付ける金具と繋げているようだ。
首輪には手榴弾の安全ピンのようなものが付けられており、ピンとランセルの金具を紐で結んで、引っ張ればピンが外れる構造になっている。
首輪はアライちゃんが何とか呼吸が出来る程度にきつく締められていて、喋ることも出来ず、アライちゃんが苦しそうに口をパクパクさせている。

変質者「ぐへへ、嬢ちゃん可愛いね~、おじさんとおめこしようや~」グヘヘ

女の子「あ、変質者!」グッ

女の子はおもむろにアライちゃんの胴体を掴む。そしてそれを…

女の子「えいっ!」ブチィッ

なんと掴んだアライちゃんをおもいっきり引っ張ったではないか。
引っ張った拍子にアライちゃんの尻尾は千切れて、同時に首輪のピンも外れる。

アライちゃん「っ!ぴぃいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!ぴぎぃいいいいいいいいいいいいっ!!!!」

住人1「なんだなんだ?」ガチャッ

住人2「何があったんだ?」ガララ

変質者「や、やべぇ!逃げろ!」スタター

女の子「…ほっ」

アライちゃん「ぴぎゃぁあああああああっ…ぎびっ!!??っ……が…ぎぎぎ…っ…がぼがぼがぼ…………げ…っ……ぇ……」ピクピク


797 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 2e2e-R75B)[sage] 投稿日:2017/11/07(火) 22:18:46.66 ID:EbfLTpEA0 [4/6]
元気に泣き叫んでいたアライちゃんは突然苦しみだして、口から泡を吹いて死んだ
首輪の遅効性の毒針によるものだ。
ピンが外れると遅効性の毒針が射出され、アライちゃんの首に刺さるようになっている。
同時に首輪の締め付けも緩んで声が出せるようになり、尻尾が千切れた痛みでアライちゃんは泣き叫び
それが大音量のアラームとなるのだ。
遅効性の毒は役目を終えたのに、なお泣き続けるアライちゃんを強制的に止めるためだ。

このアライちゃんは害獣アライさん発見・警報用の『アラーイム』にする調教段階で
不適合を受けて商品にならなくなったアライちゃんを再利用している。
このような不適合のアライちゃんは餌も不味い安価のものしか与えられていないので味も悪く
食用としての価値が著しく低く、業者には安く買い叩かれてしまう上に
ミキサーに掛けて肉骨粉にしても安定供給が難しいので畜産農家との契約も難しく
廃棄物として処理しなければならず、決して安くない経費がかかっていた。

しかし、廃棄されるはずだったアライちゃんを再利用して『アラーイムちゃん(お守りたい)』として商品にすることで
会社の頭を悩ませていた経費をプラスにすることに成功したのである。

子供の安全を守る『アラーイムちゃん(お守りたい)』
大切なお子さんにぜひ一つどうぞ。

終わり








最終更新:2018年04月06日 22:23