恩知らずのフレンズ

306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2017/06/06(火) 18:26:24.17 ID:7NJ7OPgF0 [3/3]
子供の頃はなつく(ようにみえる)が、大人になると攻撃的で凶暴かつ自己中な性格となる、
それがアライグマことアライさん…


http://i.imgur.com/ZRvXHUL.jpg
  幼アライさん 「のだ♪ のだ♪ あらいしゃんなのだー!」
  かばんちゃん 「ほら、アライグマさん、ごはんの用意できましたよ」
  幼アライさん 「っ! “ヒト”しゃん、ゴハンありがとなのだ! これはあらいしゃんのなのだー! のだのだ♪」
  かばんちゃん 「えへへ………可愛いですね…」

まだ小さくて弱いアライさんに、人間がエサを与え、面倒をみて、育ててあげて、信頼関係を築いていく…
ように思えても……しかしそれは幻に過ぎない
ほんとの愛はそこにはなく、芯のところで自己中のアライさんは、一人で生きていけない幼い頃は、ただ
親の、他の動物の、庇護を受け“利用”するために、凶暴性を見せなかったに過ぎない

 アライさん 「フハハー! アライさんはすっかり一人前なのだ! おまえはもう用済みなのだー!」
 かばんちゃん 「ええ!?」
 アライさん 「噛み付いてやるのだ! うんちするのだー! 部屋は荒らしてやるぞ~!」 ドッタンバッタン
 かばんちゃん 「い、痛いっ! アライさん、どうしてこんなことするんですか? 今日までボク、一生懸命…」
 アライさん 「どうして? ここはアライさんのナワバリになったのだー! 勝手にアライさんのナワバリに踏み込む巨悪め、“ヒト”は出ていくのだー!」 ガジガジ
 かばんちゃん 「た、食べないでください~」


……人呼んで『恩知らずフレンズ』。それがアライさん

ハシビロコウちゃんとかはエサをくれる飼育員さんに、おじぎをして求愛のポーズをとるくらい、
『種族の違いにとらわれない本当の愛』に満ちたフレンズなのに。





最終更新:2018年04月30日 16:29
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