アライさん(アライちゃん)のガイジュウ大運動会

456 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 6e6f-2Rtq)[sage] 投稿日:2017/11/21(火) 21:03:30.13 ID:003Ezxqk0 [1/2]
こういう



スポーツセンターとかあって思ったけど、
「アライさん(アライちゃん)のガイジュウ大運動会」が観てえな

───
ここは特別支援学校・【アライ学園】。

普通のフレンズの仔は、通常の学校・【ジャパリ学園】へ行くが、
増えすぎたアライさんの仔たちのために、この特別支援学校が新設された。
そして今日は、年に一度の大運動会の日。
何十匹もいる仔アライちゃんたちが、一堂に会し、どったんばったん キュルルル ギュルルル おおさわぎである。

入場行進(過半数がまともに列をつくれない)からはじまり、
わらわらうようよいるアライちゃんたちが、プログラムにそっていろんな競技に挑戦してく!
玉入れ、大玉転がし、綱引き、リレー、借り物競走……
とはいっても大半がまともに競技にならず、仔アライが無秩序に自分勝手に動き回るさまは、まるで過ぎた夏の日のコバエのよう。
大玉転がし競走では、アライたちが我こそが 「一番のりなのだーっ(勝利宣言)」 をしようと急くあまり、
スピードを出しすぎて、あるアライちゃんは反射的に大玉のつかんだ結果に巻き込まれて上にのっかって、顔面から着地してしまったり、
あるアライちゃんは、逆に、押そうとしてスカッてうっかり前にでて、大玉の下敷きにされてしまったり……
リレーでは、「アライしゃんにおまかせなのだー」と意気込んだ仔アライしゃんがアンカーなのに明後日の方向に走ってしまったり、
借り物競走では「アライしゃんが先に見つけたのだ!」と他の仔のものを奪ってしまったり……

仔アライちゃんたちはまだ小さいので、ちょっとしたことですぐ得意げになったり、泣いたりし、
保護者のアライさんたちが、それに加勢してツリ目をとがらせて父兄席で、ぎゃあぎゃあ きゅるるる とわめいてる


457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 6e6f-2Rtq)[sage] 投稿日:2017/11/21(火) 21:07:16.21 ID:003Ezxqk0 [2/2]

 アライさんA 「アライさんのこども すごいのだ! いっとうしょうなのだ!」 (ピッカピカフェイス)
 ミニアライA 「にゃのだ~」 (親子並んでピッカピカフェイス)
 アライさんB 「アレは“ふせーこーい”なのだ!」
 ミニアライB 「のだ!」 (指差しのポーズ)
 アライさんC 「あのアライさんがうちのアライさんを巧妙に転ばせたのだ! アライさんはしかと目撃したぞ!」 (※そんな知恵はない)
 ミニアライC 「キュルルルル!(怒り)」
 ミニアライD 「あいつがアライちゃんをひっぱったにょだ!」
 アライさんD 「そうなのだ、こんな巨悪を許してはがっこーのきき…」

 養護教諭のかばん先生、
 その対応に、ほんとうにへとへとになってしまう

 (本当は【ジャパリ学園】のほうで、みんなに文字などを教えたかったが、いかんせん
  アライさんたちがかばんちゃんでないと手に負えないのでこちらで働くはめになっている。。。
  貴重な人的資源がこのようにマイナスの対処のために浪費されるのは世のことわり)

 一方、“ラッキー先生”たちは、モンスターペアレント系アライさんに食ってかかられて、
アライさん特有の明後日の思考回路の主張に、電子頭脳が処理しきれず「アワワワ……」とフリーズ状態。

 校庭のちょっと離れたところには、別に親というわけでもないのにやってきているフェネックさん。
仔アライちゃんが転んでビェービェー泣いたり、思い余って暴力をふるったりふるわれたりする
醜態を見て、(目は無表情だが)口元をゆがませている。
 かばん先生に尋ねられると、頭にしょうがいをもった親アライさんズの行動サポーターと
いうことで来ている身分を示すフェネック先生  親の保護者のフェネック先生

 その夕方、アライさん親子たちが、汗を流すために、押し寄せた「ジャパリ銭湯」は、
興奮さめやらぬアライちゃんの騒ぎぶりと汗ドロの汚れとでめちゃくちゃになったという……


最終更新:2018年04月02日 16:48
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