6 :アライさんとお弁当 :2018/03/18(日) 21:06:47.04 ID:QSYZORf30
フェネックー!!
ドタドタドタとアライさんがフェネックに向かって走ってくる。
「どうしたの、アライさーん?」
はぁはぁゼェゼェと息を切らしながらアライさんは
『お、おべんとう』作ったから食べてほしいのだ!
「おべんとう?」
そうなのだ、おべんとうなのだ!
アライさんもりょうりを覚えたくて図書館で教えてもらったのだ
おべんとうは料理をどこでも食べられるものらしいのだ!!
そう言いながらアライさんは四角い箱を取り出した!
「これがおべんとう?」
よく見るとアライさんの手は傷だらけであった
自分のために一生懸命努力した証が見える。
カパッ、アライさんは四角い箱の蓋を開けた。
フェネックの好きなものをいっぱい入れたのだ!
四角い箱…弁当箱の中は主食のじゃぱりまんと
フェネックがおやつ代わりに食べていた虫の佃煮や果物、野菜が入っていた。
「これを全部アライさんが…」ジーン
まさかあのアライさんが自分のために手を傷つけてまでしてくれたなんて…
「でも、どうして私にこれを作ろうと思ったのさ?」
どうして作ろうと思ったのかって?
だって、今日はフェネックと出会って3年目の記念日なのだ!
ピカピカスマイル^^
ギュインギュインのズ┣¨┣¨┣¨┣¨ドーーー!!
フェネックに衝撃走る、アライさんは人の言うことを聞かないおかしなこと思っていたのに
フレンズを思いやる心があったのだと!
「あ、アライさんありがとう…大事に食べるよ…」
涙ぐみフェネック
このあと、お弁当を二人仲良く食べましたとさ。
終わり
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 23:08:53.91 ID:+cRh+Dj20
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フェネックに衝撃走る、アライさんは人の言うことを聞かないおかしなこと思っていたのに
フェネックもそうは思っていたんだな
最終更新:2018年04月06日 01:53