320 名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 8972-ZY9B) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 00:55:53.09 ID:SNtsp/Tu0 [1回目]
ある秋の日、山の斜面に掘られた穴蔵にバッタの死骸をせっせと運ぶアライちゃんの姿があった。
首には少しねじれたような跡があり、時おり首を面倒くさそうにひねっている。
首のねじれは彼女の母親が人形のように彼女を放り上げたときキャッチし損ねてできた傷だ。母親は壊れた人形のように彼女を捨て、そのままどこかに立ち去った。
しばらくして息を吹き返したアライちゃんは今日まで一人で生きてきた。
「もう少しなのりゃ」
穴蔵は他の動物がかつて巣穴としていたものであろう。アライちゃんの、野性の本能がこの穴に冬の蓄えをしろと呼び掛けている。
夏の森の豊かな自然がアライちゃんを生かし、もうすぐアライしゃんと呼べるところまで成長させてきた。
「アライしゃんはいだいなのだ」誰に言うでもなく胸をはるアライちゃん。
厳しい季節にも負けないたくましさが、そこにあった。
329 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19:14:41.76 ID:7lsHZLKxd [1回目]
アライさんは、本作中では4匹の赤ちゃんを出産したことが確認されている。
しかし。
アライさんの繁殖力は、もっと高いのではないだろうか?
アライさんの生命力は、もっと粘り強いのではないだろうか?
その通り。
アライさんは多産で生き汚い。
じつは4匹の子を失った(うち一匹は生き延びたが)後、それでアライさんの性欲が収まるはずもない。
発情期でもない雄に執拗に交尾をねだり、なんと死ぬまでにさらに2回出産している。
2回目は5匹、3回目は6匹。
なんとアライさんは、1年で合計15匹も出産したのである。
その繁殖力たるや、もはや哺乳類の所業ではない。
虫か魚がやることである。
では、これだけの繁殖力をもってすれば…
やはり、大繁殖が起こったのだろうか?
…2回目の出産で産まれた5匹の赤ん坊がどうなったか見てみよう。
だがその前に、アライさんという生き物について、
疑いようのない事実を数点整理しておこう。
330 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19:21:32.16 ID:7lsHZLKxd [2回目]
ポイントその①。
アライさんは理不尽な理由ですぐにキレて、
一切手加減なく全力で暴力を振るう。
これは、かばんちゃんへの狼藉を見れば確定的に明らかだ。
アライさんは帽子泥棒という疑いだけでブチ切れて、かばんちゃんへ執拗に全力タックルした。
特に最初の全力タックルなど、もしかばんちゃんの目の前に岩でもあったら、
かばんちゃんは冗談抜きで死んでいた。
では、アライさんは岩がないことを確認してから押し倒したのであろうか?
否。
そんなことは一切確認していない。
アライさんは自分にとって害を為すものの身など一切案じない。
故にアライさんは、かばんちゃんを殺してもいいという考えで全力背後タックルしたとみて間違いないであろう。
そう、アライさんは、些細で理不尽な理由ですぐにブチ切れて、相手が死のうがお構いなしに全力で暴力を振るうのである。
331 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19:24:27.64 ID:7lsHZLKxd [3回目]
ポイントその②。
アライさんは、誰の身も案じない。
自分以外の誰が傷付こうと、全く悪いと思わない。
これはかばんちゃんを背後から押し倒しただけでなく、
サンドスターが切れかかって疲れたというフェネックを一切の躊躇なく
ばすてきな物へ乗せ、ペダルを漕がせたことからも疑いの余地もない。
アライさんにとって大切なのは自分だけ。
その他は、例えフェネックだろうと、自分の子供だろうと、
傷付こうが死のうがお構い無しなのである。
332 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19:34:31.37 ID:7lsHZLKxd [4回目]
ポイントその③。
アライさんは、自分が見たものすべて自分のものだと思い込む。
かばんちゃんの帽子にしても、自分が最初に見つけたから自分のものだと信じて疑わない。
その前に持ち主がいたかどうか等、アライさんは全く考えない。
アライさんにとって、自分が見たものは、見つけた瞬間にできたも同然なのである。
333 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19:35:06.65 ID:7lsHZLKxd [5回目]
ポイントその④。
アライさんは一切反省せず、自分の非を一切認めない。
なにかトラブルがあっても、自分は一切悪くないと思い込み、すべてまわりのせいにする。
それ故に、自らの行動や思考を改善し、まわりに合わせて改善するといったことが無い。
これは、かばんちゃんへの誠意なきその場凌ぎのふざけた謝罪から明らかだ。
「一旦返すのだ。飛び付いたしてごめんなさいなのだ」
この言葉がすべてを物語る。
アライさんは、帽子については一切謝っていない。
これは、相変わらず帽子が自分のものだと信じて疑っていないということだ。
飛び付いたことについて謝っているかのように聞こるが、
「もうしないのだ」等の一言もない。
これは、相手が力のあるかばんさんであることを知り、うまくいけばフェネックのように利用できるかもしれないと考え、
機嫌取りのために謝罪するフリをしたにすぎない。
つまり、アライさんは相変わらず自分に一切非がないと考えており、
自分の行動や思考を改善する気は一切無い。
結局自分でなくかばんちゃんが悪いと思っており、その考えは変わっていない。
もしもかばんちゃんが、アライさんが勝手に所有権を主張しているものを再び持ったら、
改善していないアライさんは再び飛び付いて奪うだろう。
そう。
アライさんには、まわりに合わせて自分を変えることが一切できないといえるだろう。
334 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19:41:23.03 ID:7lsHZLKxd [6回目]
そして最後に…ポイント⑤。
前述のアライさんがもつ最低最悪の人格は、後天的にこうなったのでなく、先天的なものである。
人間にこういう者がいないとは限らない。
しかし人間は産まれたときは中立だ。
そんなに人格がねじまがるとしたら、悪い環境の中で後天的にそうなったとしかいえない。
だが、アライさんは違う。
平和で優しい世界のジャパリパークに産まれたにも関わらず、
これほど最悪の人格を持っているのである。
であれば、これは遺伝子レベルで脳にもって産まれた、先天的な人格と言わざるを得ない。
つまり全てのアライさんは、生まれつきすべてポイント①~④の問題点を抱えた人格をしているものだとみて間違いないだろう。
…さて、前置きはおしまいだ。
以上5点のポイントを踏まえ…
異常な繁殖力で殖えたアライさんの子供達の様子を見ていこう。
335 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19:48:25.77 ID:7lsHZLKxd [7回目]
アライさん「うぅうぅう!また産まれるのだ!ああああああ!」
アライちゃん5~9「「のだぁ のだぁ」」ズルズル ヌポォ
アライさん「はぁはぁ、また産まれたのだ…。チビ達、今度はちゃんとアライさんのおっぱいだけ飲んで育つのだ」
アライちゃん5~9「「のあ のあ のあ」」ウゾウゾ
アライさんは森で食糧を確保しようとしたが…
森の資源は無尽蔵ではない。
ポテチを漁るように簡単に食糧が手に入るわけではない。
時にはまったく食べ物がとれない日も多い。
アライさん「うぅううぅう!お腹が空いたのだあああ!」グーギュルルー
アライちゃん5~9「「のだぁ のだぁ」」ワキワキ
アライさんは空腹の限界に達しようとしていた。
アライさん「…」
336 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19:53:46.18 ID:7lsHZLKxd [8回目]
アライさん「お肉ならここにあったのだ!」ヒョイ
アライちゃん5「のあ?」ブラーン
アライさん「いただきますなのだー!がぶっ!もぐもぐ…」ガブリムシャムシャ
アライちゃん5「びぎゅううぅぅう!うぶぎゅうぅうう!」ブシュウウゥ
なんとアライさんは、躊躇なく我が子を食べ始めた。
アライさん「ふはー!久々にお肉を食べたのだ!」ゲプゥ
アライちゃん6~9「「のだぁ だぁ のだあぁ」」ウゾウゾ
自分以外の命は一切気にかけないアライさんにとって、
我が子といえど、ペットから玩具へ、家畜へ、食糧へ変えることなどなんとも思わない。
アライさん「アライさんが生きるためなのだ!アライさんは悪くないのだ!環境が悪いのだ!」プンスカ
悪いのは、ろくに食糧を集められないアライさんの知能である。
アライさん「明日も食べ物が取れなかったら、もう一匹食べるのだ…」
宣言通り、翌日もう一匹が生きたまま食われた。
337 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 19:57:55.73 ID:7lsHZLKxd [9回目]
ある雨の日…
アライさんは、木の下で雨宿りしていた。
アライさん「うぅー、退屈なのだ…」コスリコスリ
アライちゃん7&8&9「「だぁ だぁ」」ヨチヨチ
アライさん「…」ガシィ ヒョイッ
アライちゃん7&8「「のだぁ?」」
アライさんは突然、子供を2匹手に持った。
アライさん「うおおー!パークの平和は、アライさんが守るのだー!」ヒョイッ
アライちゃん7「だぁだぁ」シッポフリフリ
アライさん「ふふふー、アライさんはこのフェネック様に騙されてたんだぞー!」ヒョイッ
アライちゃん8「のだぁ?」シッポフリフリ
アライさんは、子供2匹を持って独り言を言い始めた。
338 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20:03:45.41 ID:7lsHZLKxd [10回目]
アライさん「なにー!こんな巨悪は許しておけないのだー!たあー!」ドガァ
アライちゃん7&8「「ぴぃ!?」」ゴチーン
なんとアライさんは、アライちゃん7の頭をアライちゃん8の腹へぶつけた。
アライちゃん7「ぴぎー!ぴぎぃー!」
アライちゃん8「びええええん!」
アライさん「やったなーアライさん!フェネックバスター!」ブンッ
アライちゃん7&8「「びぎゅぅ!?」」ゴチーン
今度は、アライちゃん8の足を、アライちゃん7の頭へぶつけた。
アライちゃん7&8「「びぎいいいぃいい!ぴいいいぃい!」」ビエエエエン
アライちゃん9「の、のあああ」ブルブル
痛みを訴え、必死に泣き叫ぶ2匹のペット達。
アライさん「びゅーんびゅーん!どがーん!ぶーんどどーん!たあー!やったなー!びゅーん!」ズガァドガァ
アライちゃん7&8「「じび!じび!じび!じび!じび!」」ガァンガァンガァン
だが、今の7&8はペットでさえなかった。
アライさんの暇潰しの人形でしかなかった。
339 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20:08:47.50 ID:7lsHZLKxd [11回目]
アライさん「アライトルネードぉー!」ブンブンブン
アライちゃん7「ぴいいぃぃ!」グルングルンゴチンゴチン
アライさん「フェネックトルネードぉー!」ブンブンブン
アライちゃん8「ふぎゃああああ!」グルングルンゴチンゴチン
アライさんは、我が子たちの尻尾を掴み、グルグルと振り回して顔面を何度もぶつけ合わせた。
あまりにも酷い。我が子に対する扱いじゃない。
だが、それもそのはず。
子供への愛情を一切持たないアライさんにとってこの2匹は、退屈凌ぎの玩具にすぎない。
これがアライさんという生き物である。
アライさん「やったのだー!アライさんが勝ったのだー!悪のフェネックをぶち殺したのだー!」
アライちゃん7「」グッタリ
アライちゃん8「」グッタリ
アライちゃん9「ぴ、ぴいぃ…」ガクガクブルブル
アライさん「お、雨が止んだのだ!チビ達、外で遊ぶのだ!」
アライちゃん7「」グッタリ
アライちゃん8「」グッタリ
340 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20:12:50.51 ID:7lsHZLKxd [12回目]
アライさん「ん?死んだのか?なんなのだ!アライさんが折角遊んでやったのに!ひよわな奴らなのだ」ヒョイッ
前にも一度、遊んでいるときに子供を殺した(実際は生きていたが)アライさん。
…反省しないのだろうか?
さすがに学習しないのであろうか。
アライさん「アライさんは悪くないのだ。ひ弱なお前たちが悪いのだ。がぶがぶ…」ムシャムシャ
アライさんは、死んだ2匹を食べてしまった。
アライさんが反省しないことなど…
学習しないことなど…
かばんちゃんへのクソみたいな謝罪を見れば明らかだ。
自分は悪くない。まわりがすべて悪い。
だから自分は一切反省する必要がなく、何も行動を変える必要はない。
…生まれてから死ぬまでずっとそう考え続けるのが、アライさんという生き物だ。
341 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20:19:22.63 ID:7lsHZLKxd [13回目]
アライさん「とうとうチビが一人だけになったのだ…。アライさんが可哀想なのだ…」シクシク
アライちゃん9「の、のあぁ…」ブルブル
アライちゃん9「なのあー!なのあー!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん9はその場から逃げ出した。
こんな暴力的な親のもとにいたら殺されてしまうと思ったのであろうか?
アライさん「勝手に離れるななのだ!」ガシィ
アライさんは、アライちゃん9の尻尾を掴んだ。
アライちゃん9「のだああああ!なのだああああ!なのだああああ!」グググググ
アライちゃん9は、尚も姉達を殺したこの生き物から逃げようとする。
アライさんが寝ている最中を狙って逃げ出せばいいものの…
まだこの小さな幼獣には、そんな知能は芽生えていない。
本能のままに恐怖の対象から逃げ出すことしかできない。
アライさん「勝手に離れるなって!言ってるのだ!」ドガァドガァ
アライちゃん9「じび!」ベシャア
アライさんは、アライちゃん9の尻尾を掴で地面に叩き付けた。
…暴力によって何匹も我が子を失ったアライさん。
さすがに学習して力加減をしたり、我が子の身を案じて軽めの体罰で済ます頃だろうか?
342 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20:31:47.34 ID:7lsHZLKxd [14回目]
アライさん「アライさんを怒らせたお仕置きなのだ!たあー!たあー!たあー!」ドガァドガァドガァ
アライちゃん9「ぐじぇ!ぶぎゅぅ!」グシャボギグチャアア
なんとアライさんは、一切の躊躇せず、アライちゃん9を踏みつけた。
アライさん「愛の鞭なのだ!だああ!」ドガァドガァ
アライちゃん9「」グチャボギィ
あのアライさんが、「さすがにチビ達に申し訳ないことしたのだ…。反省するのだ、もう叩いたりしないのだ…」等と、
自分の非を認めて反省する所など、想像できるだろうか?
否、できるはずがない。
起こり得ないのだから。
アライさんは、些細なことで理不尽にブチ切れる生き物。
生き残った最後の我が子も、内臓が潰れて死んでしまった。
アライちゃん9「」グチャア
アライさん「はぁ、はぁ…。なんだ、また死んだのか…」
アライさん「本当にダメなチビ達だったのだ。アライさんに似た優秀な子はいないのか?」クッチャクッチャ
…2回目の出産で産まれた子供達は、すべてDVによって死亡した。
いかに異常な繁殖力を持とうと。
いかにたくさん産まれようと。
この異常な母親のもとに産まれてしまったのであれば、ただ死骸が増えるだけだ。
その異常な繁殖力が、そのままアライさんの個体数増加につながるわけではない。
…あまりにもアライさんの暴行が大袈裟すぎると思うであろうか?
そう思った方は、けものフレンズ11話を観直すべきだ。
「これくらいやりかねない」という程のアライさんの凶暴性を嫌でも味わうことだろう。
343 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20:39:57.68 ID:7lsHZLKxd [15回目]
そしてその後、性懲りもなく6匹の子供を出産したが…
アライちゃん10~15「「のだあぁ のだあぁ」」ヨチヨチヨチヨチ
…あのアライさんが、自らの行動を改善するはずもない。
同じ過ちを繰り返さないように反省し、学習できるはずもない。
同じことの繰り返しだ。
6匹のうち…
1匹は、やはり蛇に食われ。
1匹は、離乳期にアライさんの乳首を噛んだため怒りを買って体罰で死亡。
1匹は、アライさんのお気に入りのベッドで粗相をしたため体罰で死亡。
1匹は、かんかん照りの日に水分も与えず日向に置いていたため熱中症で死亡。
1匹は、空腹時の非常食となった。
…しかし、あのズボラなアライさんが、自分の子供達すべてを常に管理できるわけがない。
アライちゃん15「のだぁ、のだぁ…」ヨチヨチヨチヨチ
たった一匹だけ。
アライさんが寝ている隙に、たまたまアライさんの巣から勝手に散歩し…
そのまま帰ってこなかった個体がいた。
アライちゃん15「ごはんー」ヨチヨチヨチヨチ
…15匹産んで、母親に殺されなかったのはたったの2匹。
いくらアライさんの繁殖力が異常なほど強くても。
育たなくては意味がないのである。
344 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20:45:14.04 ID:7lsHZLKxd [16回目]
では…
逃げ延びたアライちゃん15は、無事に成体に育つことができるであろうか?
アライちゃん15「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん15が逃げ延びたのは、幸運にも(我々にとっては不幸にも)
自然の恵みが豊富な土地であった。
アライちゃん15「ままこわいのだ…もうぜったいかえらないのだ…」ブルブル
何匹も姉達が殺されるのを見たアライちゃん15。
もう戻る気はないようだ。
アライちゃん15「たべものさがすのだー」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん15は、離乳期になっても無理矢理乳を吸わされていた。
そのため、一応ものを食うことはできるのである。
アライちゃん15「うぅ むしなのだー」ヨチヨチ
アライちゃん15が見つけたのは…
スズメバチ「…」
スズメバチだった。
345 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20:47:48.89 ID:7lsHZLKxd [17回目]
スズメバチ「…」ブチブチ
カエルの死骸「」グチャグチャ
スズメバチは、腐ったカエルの死骸から肉を引きちぎって、肉団子を作っていた。
アライちゃん15「つかまえゆのだ たあ~」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ
アライちゃん15は、スズメバチを掴んだ。
スズメバチ「#(怒)」ブスッ
アライちゃん15「びいぎいいいぎいいいいいい!いぢゃあああいのりゃああああああ!」
…当然、毒針で手を刺された。
アライちゃん15「いぢゃいぃいい!のびゃああああ!ぎびいいいぃい!」ゴロンゴロン
アライちゃん15は、手を大きく真っ赤に腫らしながら泣き叫んだ。
346 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 20:54:28.31 ID:7lsHZLKxd [18回目]
これでアライちゃん15は死んでしまうのだろうか?
アライちゃん15「ひぃ、ひぃ…しぬかとおもったのだ…」
…否。
それで死んでくれるほど、アライちゃんの生命力は弱くなどない。
三日三晩生死の境をさ迷ったが、なんとか回復したのであった。
アライちゃん15「う、うぅ…」
本能のままに蜂を捕まえようとして、刺されたアライちゃん15。
こういうとき、普通の動物ならば、二度と蜂に手を出さないように「学習」するであろう。
そう。
普通の動物は、本能のままに従うだけで生きているのではない。
それで生きられるのは虫や下等生物だけだ。
動物達は、生まれてから生きていく中で、様々な経験を後天的に学習する。
自分の過ちから、環境に合わせて自分の行動を改善する。
人間に当てはめれば、「環境のせいにせず」、「自分の非を認め」、「反省して」、「行動を改善」するのである。
アライちゃん15「…」
では、アライちゃん15も。
普通の動物と同じように、自分の非を認め、反省し、蜂に手を出さないようにするだろうか?
347 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21:01:47.23 ID:7lsHZLKxd [19回目]
アライちゃん15「あらいしゃん…わゆくないのだ…!」ブルブル
アライちゃん15「あのむしがぜーんぶわゆいのだ!!!あいつがあらいしゃんをさしたからわるいのだぁ!!!」フゥーッ
アライちゃん15「こんどみつけたら、ぶっこよしてやゆのだぁ!」コスリコスリ
アライちゃんもまた、先天的に親と同じ性格をしている。
まさか反省などするわけがない。
自分の非を認めるわけがない。
学習などするわけがないのである。
アライちゃん15は、すべてをまわりのせいにした。
すべて蜂が刺したから悪い。
自分は悪くない。
だから、自分は何ら行動を改善する必要などない と。
本気でそう思っている。
…さすがに過剰に頭が悪すぎると思うであろうか?
そう思った方は、けものフレンズ11話を観直すべきだ。
この生き物が、反省や学習とは程遠い、想像を絶するほど知能が低いことを嫌でも味わうことだろう。
348 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21:12:47.08 ID:7lsHZLKxd [20回目]
スズメバチ2「…」ブーン
再びスズメバチがいた。
アライちゃん15「うゆ!またあのむしなのだ!ぶっこよすのだ!たあ~!」ヨチヨチヨチヨチ
アライちゃん15は、スズメバチへ怒りのままに突撃した。
アライさんが、些細なことでブチ切れ、我を忘れて暴力を振るうことはもはやお約束だ。
アライちゃん15「おまえええ!あらいしゃんはなぁ!いだいなんだぞぉ!よくもあらいしゃんをさしたなぁ!」フシャアアア
アライちゃん15は、スズメバチを激しく威嚇した。
アライちゃん15「ぜんぶおまえがわるいのだ!いいか!もっかいあらいさんをさしたらぶっこよすぞぉ!」フゥーッ
…普通の動物にとって、「適応」とは、まわりの環境に合わせて自らの行動を改善・最適化することである。
しかしアライさんにとって、「適応」とは相手を怒鳴り、ぶん殴り、自分の言うことを聞かせることでしかない。
アライちゃん15「これでだいじょーぶなのだ!こんだけいえば、もうあらいしゃんをさすことはぜったいないのだ!」ピカピカガイジガオ
蜂が自分の言うことを聞いてくれると思っているのであろうか?
流石にそれは…「ない」と思うのではないだろうか。
そう思った方は、けものフレンズ11話を観直すべきだ。
フェネックが帽子をかばんちゃんのものだと言ってもなおゴネる態度こそ、
「自分の主張は絶対に通る」と信じて疑っていないことを嫌というほど裏付けている。
349 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21:18:02.05 ID:7lsHZLKxd [21回目]
アライちゃん15「つかまえるのだ!だあ~!」ガシィ
蜂「#(怒)」ブスゥ
アライちゃん15「ふぐぎゅうううぅぅぅぅぅぅっ!」ビグググググウググッ
再びアライちゃんは、スズメバチに刺された。
アライちゃん15「おええええええげぼぼぼぼぼおおおぉぉ」ブリブリブリブリブリブリブリブリ
1度目に刺された時とは比べ物にならないほど激しい症状。
そう、アナフィラキシー・ショックだ。
2回蜂に刺された場合、免疫の過剰反応による強烈なアレルギー反応に襲われることになる。
人間であっても、これで死んでしまうことは多い。
アライちゃん15「ぐ…ぶぎゅ…」ブクブク
ゲロを吐き、下痢を垂れ流し、泡を吹いて痙攣して倒れたアライちゃん15。
いくら生命力の高いアライちゃんであっても、今度こそ死んだであろうか…。
350 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21:23:50.07 ID:7lsHZLKxd [22回目]
…
所変わって、ここは山の斜面。
アライちゃん3「ばったあつめるのだ!わっせ、わっせ」ヨチヨチヨチヨチ
山の斜面の穴蔵に、せっせと虫の死骸を貯蔵しているアライちゃんがいる。
こいつこそ、首が折れかかっても生還したアライちゃんである。
その生命力、やはり侮れない。
姉妹たちのように、危篤になった後で母親が食糧として回収していたら、今頃生きてはいなかっただろうが…
自然の中には時に、幸運に恵まれる個体もいる。
それが、このアライちゃん3である。
アライちゃん3「さむくなってきたのだ。ここにたべものためてそなえるのだ」
野生の本能に従い、穴蔵へ食糧を蓄えるアライちゃん3。
アライちゃん3「ふぅ~、ひとやすみするのだ」ゴロン
そして、中に敷き詰めた枯れ草のベッドに寝転がった。
351 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21:30:16.81 ID:7lsHZLKxd [23回目]
だが…忘れてはいけない。
野生動物は、何も考えずに本能のまま生きているわけではないということを。
人間ほどの思考力は持たなくとも…
野生動物は、失敗したり危機に陥ったとき、
大なり小なり「思考」し、自らの行動を環境に合わせるということを。
アライちゃん3「のだぁ…のだぁ…」zzz
だがアライちゃん3は、他の動物がかつて巣穴としていたものであろう穴蔵に…。
アライちゃん3の野性の本能が呼び掛けてきた「この穴に冬の蓄えをしろ」という声のまま、それに従ってきた。
生まれつき反省せず、己の非を認めないアライちゃん3は。
他の野生動物のように、思考し、学習し、自らの行動を最適化する努力を怠った。
アライちゃん3「くかー…くかー…」
そして。
森の豊かな自然の恵みを、かばんちゃんの帽子のように…
すべて自分のものだと信じ込んだ。
353 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21:36:55.53 ID:7lsHZLKxd [24回目]
だから、この恵みが豊かな土地に、自分以外にもたくさんの動物がいることを想像しなかった。
???『』ズシィン
アライちゃん3「うゆ?」パチクリ
ウサギや鹿など、たくさんの草食動物がいることを。
そして。
それを狙う、肉食動物…
???『カロロロロロロ…』ズシィン
アライちゃん3「なんのこえなのだ?」
この穴蔵の、元々の持ち主が、帰ってくるという可能性を…
全く考慮していなかったのである。
354 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21:42:13.36 ID:7lsHZLKxd [25回目]
熊「カロロロロロロ…」ズシィン
アライちゃん3「うう!なんなのだおまえ!このあなはあらいしゃんがさいしょにみつけたんだぞぉ!」フゥーッ
前述のポイント①~④に挙げたアライさんの問題点は、すべて後天的なものでなく、先天的に産まれ持ったもの。
いわば、本能といえるだろう。
そしてアライちゃんが、自らの本能の訴えに身を任せるということは…
ジャパリパークのアライさん同然のマヌケな思考のまま暴走することに他ならない。
アライちゃん3「あらいしゃんのあななのだ!でてくのだ!」フゥーッ
そしてアライさんの本能によれば、自分が見つけたものは全て自分のもの。
前の持ち主など存在しない。
アライちゃん3「あらいしゃんはいだいなんだぞぉ!つよいんだぞぉ!でていくのだ!」フゥーッ
熊に向かって威嚇するアライちゃん3。
355 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 21:51:57.36 ID:7lsHZLKxd [26回目]
熊「フバアアアァァーーーッ!!」ズバアアァァ
アライちゃん3「ぶしびぎゃあああああああああっ!!!」ズバアブシュウゥゥ
熊のカミソリより鋭い爪の一撃をくらい、アライちゃん3の腹は引き裂かれ内臓が飛び出た。
アライちゃん3「び…ぎゃ…い…ぢゃ…」ピクピク
熊「カロロロロロロ…」ムシャムシャ
アライちゃん3「た…べゆ…な…こよす…ぞ…」
熊は、冬眠のために去年作った穴蔵に帰って来たところ、
弱そうな小動物を見つけ、おいしく平らげた。
熊「モグモグ…」ムシャムシャ
ついでに、アライちゃん3が穴蔵に貯めていた食糧もごっそり頂いた。
アライちゃん3の生命力は素晴らしかった。
首を折られかけても復活し、本能の訴えのままにせっせと越冬の準備をするのも素晴らしかった。
だが、自然界は適者生存。
うまく自然に適応できる者だけが生き残る。
アライさんやアライちゃんは、自然にうまく適応できるだろうか?
適応できると思った方は、けものフレンズ11話を観直すべきだ。
この生き物のどこに、適応…
つまり、まわりに合わせて自分の行動を最適化できる知能があるというのか。
もしアライさんに適応力があったら。
自分の非をまわりのせいにせず認め、学習し、改善する知能が、先天的に備わっていたなら。
かばんちゃんに対しても心から謝罪し、己の非を認めることができたはずである。
それができないから、アライさんは環境に適応できないのである。
アライちゃんが産まれ持った本能に従うということは、一切学習せず、思考せず、適応せず…
…適者生存の理に従い、淘汰され、消えていくということに他ならない。
356 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22:01:17.34 ID:7lsHZLKxd [27回目]
そうして冬になり…
親のアライさんは、トラックに轢かれて死んだ。
では、これでアライさんとその子孫は。
異常な繁殖力で殖えまくったアライさん一族は、すべて死んだのだろうか?
アライちゃん15「ぜぇぜぇ、さ、さびゅいぃ…」ガチガチブルブル
…否。
いかに知能が低かろうと。
いかに適応ができずとも。
この醜い生き物には、「生命力」という最大にして唯一の武器があった。
アライちゃん15「しんじゃうぅ…しんじゃうのだあ…」ブルブル
アライちゃん15は、アナフィラキシー・ショックで危篤になって尚、生き延びたのである。
アライちゃん15「だれが…だぢゅげでえ…」ブルブル
だが、生命力の強さだけで自然に適応できるはずもない。
アライちゃん15は、もうすぐ凍えて死にそうである。
そう…
アライさんは、異常な繁殖力と、強大な生命力こそ持っているが…
けものフレンズ11話からありありと読み取れる、暴力的な人格破綻っぷりと、腐りきった本能ゆえに…
「自力では自然界で増殖できない」生き物なのである。
アライちゃん15「た…しゅ…けて…」ブルブル
…では、アライさんという種が生き延びる方法は、もう無いのであろうか?
357 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22:10:11.40 ID:7lsHZLKxd [28回目]
…たった一つだけ、可能性がある。
男「ん?フレンズの子供か?どしたー、大丈夫か」ザッ
アライちゃん15「う…うゆぅ…?」ブルブル
…吹雪の中、寒さに凍え空腹に苦しむアライちゃん15の前に、心優しそうな男性が現れた。
男「お前、何のフレンズだ?たぬきちゃんか?おーよしよし」スッ
アライちゃん15「ひ…ひとしゃ…たしゅ…けて…」ブルブル
男「…アライさんの…子供…。生き残り、か…」
アライちゃん15「あらいしゃ…しにそ…なのだ…たしゅけて…」ブルブル
男「…」
たとえアライちゃんに、自力で生き延びる力がなくても。
もしもこの男が、アライちゃん15を保護して…
すくすくと育て…
成体にまで成長させてから、森にでも放せば…
…先の例を見る限り、子供を虫のように産みまくり、それを虐殺して食い…
なんとか生き延びるかもしれない。
この人間が生きるために力を貸せば、アライさんは生き延びられるかもしれない。
358 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22:13:12.77 ID:7lsHZLKxd [29回目]
だが…
我々の中に…
アライさんに生き延びてほしいと望む者など、いるだろうか?
アライさんに森で大繁殖してほしいと望む者など、いるだろうか?
アライさんによって全国の農作物が荒らされ、農家の方々が不幸になることを望む者など、いるだろうか?
我々の中に…
アライさんが害獣として生きていくことを応援したい者など、いるだろうか?
359 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22:18:58.66 ID:7lsHZLKxd [30回目]
存在しない。
男「死ねええ!」ドグシャア
アライちゃん15「ぶぎゅ!」グシャアア
我々の中に、アライさんの死を望まない者などいない。
男「醜い害獣め!一匹たりとも生き残らせてたまるか!駆除してやる!」グチャグチャグチャグチャ
アライちゃん15「ごぶ!おげぶ!ぶぎゅうぅ!」ブシャアアア
我々の中に、アライさんの絶滅を願わない者などいない。
男「消えろぉおお!」ドグシャア
アライちゃん15「」グチャアアブシュウボギイィイ
我々は皆、アライさんの消滅を望む。
そして、それは人間として普遍的な価値観だ。
それ故に、我々と同じように。
誰一人、アライさんを保護しようなどという不届き者はいない。
アライちゃん15「」
男「…はぁはぁ…」
我々がアライちゃんの大繁殖を望まぬ限り。
自力で自然に適応できないアライさんは、いかに生命力と繁殖力が高かろうとも。
害獣として大繁殖することはあり得ないのである。
360 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22:36:14.14 ID:7lsHZLKxd [31回目]
こうして、ジャパリパークからやってきたアライさんは、最後の一匹以外すべて人間が意図せず、勝手に自滅した。
絶大な繁殖力と、強大な生命力を持ったアライさんという種は…
持ち前の暴力性と、破綻した倫理観と、適応能力の無さ故に。
せっかく大繁殖したにもかかわらず、些細なことでブチ切れた親に殺されて食われ…
運よく生き延びても、自然に適応できないため、淘汰されていくのである。
今回のケースは、極端な例だったであろうか?
もしかしたら、親アライさんが、子供に暴力を振るわず、立派に育てる可能性はあるだろうか?
もしかしたら、たまたま親アライさんから逃げ延びたアライちゃんが大繁殖する可能性はあるだろうか?
そう思った方は、けものフレンズ11話を観直し、アライさんという心身共に醜い害獣の人格破綻っぷりを再度確認てほしい。
アライさんが、子供を作ったとき。
あの短気で理不尽なブチ切れ方をするアライさんが、子供に一切腹を立てず、暴力を振るわないところが想像できるだろうか?
あのかばんちゃんに死を厭わないタックルをしたアライさんが、ほんの少しでも子供への暴力に手加減をするところが想像できるだろうか?
あの自己中心的なアライさんが、空腹に飢え苦しんだ時、それに耐えて子供を生かし続けるところが想像できるだろうか?
あの全てまわりのせいにして、反省せず、学習しないアライさんが、自らの非を認めるところが想像できるだろうか?
否…想像できる人などいない。
なぜなら、けものフレンズのアライさんには…
ジャパリパークのアライさんには…
ほんの一握りの優しさも。
ほんの一握りの愛情も。
ほんの一握りの我慢強さも。
ほんの一握りの謙虚さも。
ほんの一握りの勤勉さも。
ほんの一握りの真面目さも。
一切、存在していないのだから。
アライさんという愚かなフレンズは…
高い生命力と異常な繁殖力という武器を活かすことができない…
害獣として人間の脅威になることさえできない、ただ自滅し淘汰されていくだけの弱い生き物なのである。
361 名無しさん@お腹いっぱい。 (スップ Sdda-US76) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 22:39:17.22 ID:7lsHZLKxd [32回目]
完
367 名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 8972-ZY9B) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 23:03:24.74 ID:Q3HHyn/W0 [1回目]
テンポいいアラ虐でした。
花火大会の様に散っていくアライちゃんたち、よかったです。
368 名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 9ad0-a6xV) sage ▼ New! 2018/05/21(月) 23:55:27.14 ID:QXABkxUa0 [1回目]
大作乙です
汚らしい害獣が増えることのない優しい世界
素晴らしい
最終更新:2018年05月23日 00:25