シナゴーグ(ヘブライ語: בית כנסת、英: synagogue)とは、ギリシャ語のシュナゴゲー(集会所)に由来するユダヤ教の会堂のことである。聖書には「会堂」の名で登場し、ユダヤ教会と俗称されることもある。キリスト教の教会の前身であるが、役割はやや異なる。
マタイ4:23
イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた。
もともとは聖書の朗読と解説を行う集会所であった。現在では祈りの場であると同時に、各地のディアスポラのユダヤ人の礼拝や結婚、教育の場となり、また文化行事などを行うコミュニティーの中心的存在ともなっている。
エルサレム神殿破壊後はユダヤ教の宗教生活の中心となる。
イエスの時代のシナゴーグ
シナゴーグは極めて大きなサイズで、一部屋がおよそ8.8m×7.9mほどもあり、室内は石灰石で造られたベンチが並んでいた。人が実際に座ってみるとかなり広いことがうかがえる。
最終更新:2016年09月21日 10:21