旧約聖書外典

もともと旧約聖書におさめられていたが、ヤムニア会議で正典から排除されたものである。

第二正典(続編)

ユダヤ教とプロテスタントは除外するが、カトリックや正教会などが聖書として認めるもの。
カトリックや正教会からは第二正典、プロテスタントからは旧約聖書続編と呼ばれる。
これらは七十人訳聖書等ギリシア語訳に見られるが、現在残るヘブライ語写本には対応する箇所をもたない。そのことから、旧約と新約の間にあたる中間時代に付け加えられたものと考えられ、省かれた。
ただし、「マカバイ記2」と「知恵の書」を除いては、もともとヘブライ語かアラム語で書かれ、それがギリシャ語に翻訳されたと考えられている。
なお、エズラ記(ギリシャ語)マナセの祈り詩篇第151篇は正教会のみが正典としている。
(また、エズラ記(ラテン語)はどの教派も正典としていない。)

歴史書


知恵文学

※東方正教会では、旧約聖書から抜粋した詩歌をオデス書にまとめている。

預言書


最終更新:2018年01月13日 20:59