旧約聖書
サムソンとデリラ Samson and Delilah （1949年）
製作国：アメリカ 監督：Cecil B. DeMille 言語：英語
『士師記』のサムソンとデリラの物語を原作としている。
十戒 The Ten Commandments （1956年）
製作国：アメリカ 監督：Cecil B. DeMille 言語：英語
「旧約聖書」の「出エジプト記」を原作として制作されたスペクタクル映画。紅海が割れ、その中をモーセなど出エジプトの民が海の中を進むクライマックスシーンはあまりに有名。
製作国：イタリア・アメリカ 監督：Robert Aldrich 言語：英語
旧約聖書の『創世記』に登場する都市、ソドムとゴモラの堕落から神の怒りによって滅亡するまでをロトを主人公に描く。
天地創造 The Bible: in the Beginning （1966年）
製作国：アメリカ・イタリア 監督：John Huston 言語：英語
『旧約聖書』の創世記、1章の天地創造から22章のイサクの生け贄までを描く。
新約聖書
キング・オブ・キングス The King of Kings （1927年）
製作国：アメリカ 監督：Cecil B. DeMille 言語：無音映画
イエス・キリストの生涯を描いた作品。
ゴルゴダの丘 Golgotha （1935年）
製作国：フランス 監督：Julien Duvivier 言語：フランス語
イエスの最期の一週間を描く映画。
製作国：アメリカ 監督：Nicholas Ray 言語：英語
イエス・キリストの生涯を描いた作品。
奇跡の丘 Il vangelo secondo Matteo （1964年）
製作国：イタリア・フランス 監督：Pier Paolo Pasolini 言語：イタリア語
「マタイによる福音書」に基づいて処女懐胎、イエスの誕生、イエスの洗礼、悪魔の誘惑、イエスの奇跡、最後の晩餐、ゲッセマネの祈り、ゴルゴダの丘、復活のエピソードが描かれている。
偉大な生涯の物語 The Greatest Story Ever Told （1965年）
製作国：アメリカ 監督：George Stevens 言語：英語
イエス・キリストの生涯を描いた史劇映画である。
ナザレのイエス Jesus of Nazareth （1977年） テレビ映画
製作国：イタリア・イギリス 監督：Franco Zeffirelli 言語：英語
イエス・キリストの生涯をナレーション付きのダイジェストで描く。
ジーザス Jesus （1979）
製作国：アメリカ 監督：John Heyman 言語：英語
新約聖書の「ルカによる福音書」を忠実に映像化することによりイエス・キリストの生涯を描いた異色作。
アポカリプス ～黙示録～ San Giovanni - L'apocalisse （2002年）
製作国：イタリア 監督：Raffaele Mertes 言語：英語
ローマ帝国の迫害に苦しむキリスト教徒たちの間では、イエスの最後の使徒ヨハネが今も生きているという囁が囁かれていた。自らを神と名乗るローマ皇帝はこれに激怒し、真相を探るために若き兵士ヴァレリアスをスパイとしてキリスト教徒たちが囚われているパトモス島に送る。
製作国：イギリス・カナダ・アメリカ 監督：Philip Saville 言語：英語
新約聖書の「ヨハネ福音書」を忠実に再現した映像の決定版として、キリスト教の初心者、キリスト教に興味のある方に最適な作品。
パッション The Passion of the Christ （2004年）
製作国：アメリカ 監督：Mel Gibson 言語：アラム語、ラテン語、ヘブライ語
イエス・キリストが処刑されるまでの12時間を描く。出演者全員のセリフは、全編アラム語とラテン語となっており、ギブソンの意向で日本語吹替版及び各国の吹き替え版は一切制作されていない。
メル・ギブソンは「福音書に忠実な描写」としているが、「ユダヤ人が悪魔に挑発されてイエスの処刑を求めた」シーン等は福音書に基づくものではなく、ドイツ人修道女のアンナ・カタリナ・エンメリックの著書『キリストの御受難を幻に見て』にしかないものであるとして、ドイツ司教団などから「反ユダヤ主義に基づくもの」として批判されている。
製作国：アメリカ 監督：Christopher Spencer 言語：英語
2013年3月からヒストリーチャンネルで放送された、全10話のテレビシリーズ「ザ・バイブル」を基にした歴史ドラマ。イエス・キリストの誕生から復活までを、壮大なスケールで追い掛けていく。
マグダラのマリア Mary Magdalene（2018年）
製作国：イギリス・アメリカ 監督：Garth Davis 言語：英語
新約聖書に登場する聖女マグダラのマリアを主人公とする英米共同製作の映画。
スペクタクル映画
クォ・ヴァディス （1952年）
ベン・ハー Ben-Hur （1959年）
製作国：アメリカ 監督：William Wyler 言語：英語
アメリカのルー・ウォーレスが1880年に発表した小説 "Ben-Hur: A Tale of the Christ" を原作に、1907年に15分のサイレント映画で製作され、1925年に同じサイレント映画で2度目の映画化でラモン・ノヴァロがベン・ハーを演じ、これが大ヒットとなった。そしてこの2度目の時にスタッフとして参加したウィリアム・ワイラーが34年後に監督として70ミリで撮影し3度目の映画化したのがこの作品である。
原作の副題に「キリストの物語」とあるように、キリストの生誕、受難、復活が「ベン・ハー」の物語の大きな背景となっている。この映画はタイトルが出る前にキリストの生誕で始まり、キリストの処刑とともに復活で「ベン・ハー」の物語が終わる。
最後の誘惑 The Last Temptation of Christ （1988年）
製作国：アメリカ 監督：Martin Scorsese 言語：英語
イエス・キリストを悩める人間として、ユダの裏切りを神の使命として描き、物議を醸した作品である。ニコス・カザンザキスの同名の小説にもとづく。
製作国：アメリカ 監督：Darren Aronofsky 言語：英語
ノアの方舟を基に脚本を執筆した2014年のアメリカ合衆国の叙事詩的映画である。聖書にはない創作的な部分が多い。
最終更新：2017年09月29日 07:52
