聖書神学

聖書研究wiki@trinity_kristo内検索 / 「聖書神学」で検索した結果

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  • 歴史神学
    歴史神学(Historical Theology)は聖書神学、組織神学、弁証学、実践神学、に並ぶ神学の一部門である。 歴史神学とは、神の人間に対する超自然的啓示と、使徒時代に始まる教会の歴史を、歴史学的方法によって研究する神学の部門である。 歴史学に属する諸学科には、教会史、教理史、信条史、伝道史、教父学、教会政治史、礼拝史、キリスト教美術史、教会音楽史、など、教会活動に関係する全領域が含まれる。
  • 神学
    ... 聖書学 旧約聖書神学 新約聖書神学 組織神学 序論 神論三位一体 人間論 キリスト論 聖霊論 天使論 サタン論 救済論 罪論 神義論 教会論サクラメント 終末論普遍史 歴史神学 教会史 教理史 信条史 伝道史 教父学 教会政治史 礼拝史 キリスト教美術史 教会音楽史 弁証学 実践神学 宣教学 牧会カウンセリング http //biblestyle.com/theology.html http //ushiwatat.info/blog/archives/339
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  • 組織神学
    組織神学(Systematic Theology)はキリスト教神学の科目(聖書学、歴史神学、組織神学、弁証学、実践神学)の一つであり、聖書を絶対的基準として、教会の歴史的遺産である信条などを参考にして、聖書において啓示されている真理を体系的に提示し、教会形成と伝道の働きに用いることを目的とする学問である。主に、英米系の神学者によって用いられる名称である。主なテーマは、神、罪、救い、終末と天国 の4つに区分される。 序論、神論、人間論、キリスト論、聖霊論、救済論、教会論、終末論によって構成される。
  • 神学大全
    『神学大全』(ラテン語:Summa Theologiae, Summa Theologica, Summa)は、「神学の要綱」「神学の集大成」という意味の題を持つ中世ヨーロッパの神学書。13世紀に中世的なキリスト教神学が体系化されると共に出現した。一般的にはトマス・アクィナスの『神学大全』が最もよく知られているが、他にもヘールズのアレクサンデルやアルベルトゥス・マグヌスの手による『神学大全』も存在する。 トマス・アクィナスの神学大全 『神学大全』は以下のような三部構成からなっている。第一部は119の問題が、第二部は303の問題が、第三部では90の問題が、合計512の問題が取り上げられている。 第一部 神について、119問 問1 聖なる教え 問2-26 神 問27-43 三位一体 問44-46 創造 問47 一般事物の区別 問48-49 善と悪...
  • 実践神学
    実践神学(Practical theology)は幅広い実践分野を原理的、方法論的に取り扱う神学の部門の一つである。 実践神学には、宣教学、牧会学、キリスト教教育学、説教学、典礼学(礼拝学)、教会政治学、牧会カウンセリングなどの項目がある。
  • 聖書学
    聖書学 (せいしょがく、Bible study) は訓詁学の一種。聖書を対象に、文献学的方法、また人文科学的な(言語学、考古学、地理学等)諸方法を用いて本文批評をし、キリスト教の立場からすると、原初期の聖書とキリスト教を明らかにしようとする学である。分野は旧約聖書学・新約聖書学に分かれる。また、リベラルと聖書信仰は前提が異なる。 https //ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E6%9B%B8%E5%AD%A6
  • 新約聖書
    『新約聖書』は、紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』とならぶキリスト教の正典。内容的にはキリストが生まれる前までを旧約聖書、キリスト生誕後を新約聖書がまとめている。 『旧約聖書』とは、『新約聖書』の『コリントの信徒への手紙二』3章6節などの「新しい契約」という言葉をもとに、2世紀頃からキリスト教徒によって用いられ始めた呼称である。 新約すなわち新しい契約という呼び方は、はじめイエス・キリストによって神との契約が更新されたと考えた初代教会の人々によって用いられた。2世紀のテルトゥリアヌスやラクタンティウスは神との新しい契約を示した書物の集合として「新約聖書」という言葉を用いている。 新約聖書の成立 新約聖書は次の過程で成立したと考えられている。 1.ナザレ村で生まれたイエス自身による教えの段階(西暦30年頃) 2.それを...
  • 旧約聖書
    『旧約聖書』とは、『新約聖書』の『コリントの信徒への手紙二』3章14節などの「古い契約」という言葉をもとに、2世紀頃からキリスト教徒によって用いられ始めた呼称である。これは古い契約の書が旧約聖書であって、新しい契約が新約聖書という意味であり、『旧約聖書』という表現はサルディスのメリトン(190年)に見られ、アレクサンドリアのクレメンスがよく用いている。しかし、キリスト教側の観点でしかないために最近では『ユダヤ教聖書』、『ヘブライ語聖書』、『ヘブライ語聖典』などと呼ばれることもある。 『旧約聖書』の内容は古代イスラエル人・ユダヤ人の思想活動すべてを網羅するごとく多岐に渡っている。 正典として認められた39書の他に、正当性がないとして排除された外典がある。また、後世の捏造である偽典も存在する。 キリスト教での旧約聖書の分類 旧約聖書正典:39書モーセ五書:創世記、出エジプト記、レビ記...
  • 英語訳聖書
    一覧 略名 和名 Name Date KJV 欽定訳 King James Version 1611 標準訳として長く用いられる RV (英国)改訂訳 (English) Revised Version 1884 主としてイギリスでの改訳 ASV アメリカ標準訳 American Standard Version 1901 RVのアメリカ版 WNT Weymouth New Testament 1903 新約聖書のみ BBE BIble in Basic English 1949 850の基本単語を使って訳された NWT 新世界訳 New World Translation 1950 エホバの証人による翻訳、1971年脚注改訂版 RSV 改訂標準訳 Revised Standard Version 1952 ASVの本格改版 TJB エルサレム聖書 The Jerusalem Bi...
  • 聖書とクルアーンの関係
    聖書とクルアーンには矛盾する点がいくつもある。 こうした食い違いについて、ユダヤ教やキリスト教では、イスラム教のクルアーンが誤りであると主張し、イスラム教では、ユダヤ教やキリスト教の聖書が誤りであると主張する。したがって両者が対立してしまうのである。 キリスト教とイスラム教の認識の違い キリスト教に関するムスリムの知識には限界があり、しばしばキリスト教徒(とユダヤ教徒)を啓典の民ズィンミーもしくは異端だと思っている。 キリスト教徒から見ればイスラム教は異端からカルトまで多様で、同じ神を崇拝する宗教仲間とは思えないほどである。 キリスト教とイスラム教はどちらも、イエス=イーサーは神から遣わされたと考えている。 しかしキリスト教徒が通常イエスを神の子と考えるのに対し、ムスリムは三位一体を神の唯一性を分割したもので重大な罪(シルク)だと考えている。また、イエスの死に対する考え方も全く...
  • 日本語訳聖書
    翻訳の系統 聖書協会系 文語訳系明治元訳〔現在の旧約文語訳〕(1887年) 大正改訳〔新約聖書のみ、現在の新約文語訳〕 (1917年) 口語訳 (1954/55年) プロテスタント-カトリック共同訳系(旧)共同訳(1978年) 新共同訳 (1987年) 聖書協会共同訳(2018年予定) いのちのことば社系 新改訳 (1965/70年) 新改訳2017 (2017年) 他のプロテスタント諸派による翻訳 リビングバイブル(1978年) 現代訳(1983年) カトリック バルバロ デル・コル訳(1964年) バルバロ訳(1980年) フランシスコ会訳(2011年) その他 岩波委員会訳(2005年) 文語訳 (Japanese Classical, JCL) (1887/1917) 1874年、ヘボン、ブラウンらからなる翻訳委員社中によって新約聖書の翻訳がはじまり、約5年半の歳月...
  • 聖書批評学
    聖書批評学は、主に保守派による本文批評の呼び方である。 文書について、その本文を、文学的、資料、筆者、成立年代、執筆の意図、構成、文体などを確定する作業である。18世紀以降のヨーロッパで、合理主義精神の元で、その手法が新約聖書と旧約聖書の研究に適用されるようになった。本文批評(下層批評)と歴史・文献批評(高等批評・上層批評)からなる。本サイトでは、歴史・文献批評に関しては「高等批評」と一貫して記述する。 下層批評(本文批評) 本文批評(ほんもんひひょう、textual criticism)とは、ある文書の現存する写本から、理論的に可能な限り、その文書の元来の形(Archetype)の再構成を目指す作業のこと。 古い時代の文書は、多くの場合、人の手によって写される写本の形で伝わった。写本の際には、単なる誤記・脱字のミスや、誤記・脱字の範囲を超えて意図的に原本から外され...
  • 聖書の言語
    聖書の言語は、ヘブライ語、アラム語、ギリシャ語の3つの言語で書かれている。 よく誤解されるが、聖書はラテン語で書かれたわけではない。ただし、外典にはラテン語で書かれたものも一部ある(後述)。 なお、イスラム教の正典クルアーンは、神(アッラー)がアラブ人に対し、アラビア語でもたらした「詠唱すべきもの(クルアーン)」とされている。 旧約聖書 旧約聖書は原則的にヘブライ語で記されている。しかし、ごくわずかの部分はアラム語である。 イスラエル民族はカナンの地(パレスチナ)に定着してからヘブライ語を使用したが、後にアラム語が使われるようになった。このアラム語はアッシリア、バビロニア、ペルシアで用いられていた。エズラ記のアラム語部分はペルシア王との間に交わされた手紙であるが民衆は理解できなかったことを示す記録が列王記18 26にある。 アラム語は次第にイスラエルに浸透するが...
  • 現代語訳聖書
    ここでは、多くの母語話者を抱える言語の翻訳を中心に扱う。 ヒンディー語(3位)、ベンガル語(6位)はキリスト教人口が極めて少ないためここでは省略する。日本語については日本語訳聖書で扱う。また、人口では少ないものの、ヘブライ語訳新約聖書と現代ギリシャ語訳は近代の翻訳の中では特別な意味を持つため含める。 ヘブライ語聖書(新約聖書) 新約聖書はギリシャ語で書かれたため、原典はヘブライ語ではない。ヘブライ語版は近代になって翻訳されたもののみであり、Franz Delitzschによる『ברית חדשה (Berit Khadasha), Hebrew New Testament』(1877年出版) と、Salkinson-Ginsburg訳の『Ha-Berit ha-Ḥadashah』(1877年翻訳、1886年出版)の二つが重要である。 Franz Delitzsch &qu...
  • 新約聖書正典
    『新約聖書』(ギリシア語 Καινή Διαθήκη, ラテン語 Novum Testamentum)は、紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』とならぶキリスト教の正典。全27巻。 「旧約聖書」「新約聖書」は、新旧の別による「旧いから無視してよい・誤っている、新しいから正しい」といった錯誤を避けるため、旧約聖書を『ヘブライ語聖書』、新約聖書を『ギリシア語聖書』と呼ぶこともある。内容的にはキリストが生まれる前までを旧約聖書、キリスト生誕後を新約聖書がまとめている。 伝統的分類 福音書 マタイによる福音書 マルコによる福音書 ルカによる福音書 ヨハネによる福音書 使徒言行録(使徒行伝) パウロ書簡 ローマの信徒への手紙 コリントの信徒への手紙一 コリントの信徒への手紙二 ガラテヤの信徒への手紙 エフェソの信徒への手紙 フィリピの信徒へ...
  • 七十人訳聖書
    七十人訳聖書(羅:Septuaginta,「70」の意味で、"LXX"と略す)は、現存する最古の旧約聖書の翻訳の一つである。言語はコイネー・ギリシャ語であり、正式名は Interpretatio Septuaginta Virorum である。 旧約聖書偽典『アリステアスの手紙』に、前3世紀プトレマイオス2世フィラデルフォスの命により 72人のユダヤ人の学者が 72日間で完成したとあるところからこの名がある(307節) 。しかし実際は少数集団によってエジプトのアレクサンドリアで、ディアスポラの(離散した)ユダヤ人の要求に応じて、まず律法の部分が訳され、その後1世紀かけて現行正典の大部分が訳されたと考えられる。 諸古代語訳中最も重要なもので,ヘブライ語原典のテキスト・クリティークの重要資料であるだけでなく,コイネー (共通の) ・ギリシア語文書として言語学的にも貴重。...
  • 聖書の暦
    ユダヤ暦 聖書に記載のある暦。 太陰太陽暦であり、閏月を入れて季節のずれを調整する。 一日の始まり ユダヤ暦では、一日は夕暮れから始まり、次の夕暮れで終わるように数えた。 暦法 新月(朔の時)を月の第1日とし、15日の夜が満月(望の時)で、次の新月の前日までを1ヶ月と数える。 1月から12月まで、名前が付いていまる。 閏月 ユダヤ暦は19年を1サイクルとする「メトン周期」を基本としている。その19年の内12年を通常の年とし、7年を閏月のある年となる。閏年が入るのは3、6、8、11、14、17そして19年目である。 メトン周期 19太陽年は、約 365.24219日×19年=約 6939.60161日である。一方、235朔望月は、約29.530589日×235月=約6939.68842日であり、ほぼ等しくなっている(誤差は 約 1.25 × 10−5)。...
  • 聖書の単位
    旧約聖書 Wikipedia 聖書の度量衡 長さの単位 単位(複数形) ヘブライ語名(複数形) 翻訳 長さ 現代の単位 Etzba(アツバ) אצבע(אצבעות) 束(つか)※指の幅 - 1.875 cm Tefach(トファ)(Tefachim) טפח(טפחים) 手の幅 4アツバ 7.5 cm Zeret(ゼレト)(Zarot) זרת(זרות) 手(span)※親指と小指を張った長さ 3トファ 22.5 cm Amah(アンマ)(Amot) אמה(אמות) 尺(cubit)※肘から指の先端の長さ 2ゼレト 45 cm 固体の容量 単位(複数形) ヘブライ語名(複数形) 翻訳 容量 現代の単位 Beitza egg - - Kav(カブ) 1 Kav = 24 Beitza (Eggs) 1.3L Omer(オメル) עמר 1 Omers = 1....
  • 旧約聖書偽典
    旧約聖書の正典・外典に含まれないユダヤ教・キリスト教の文書である。旧約偽典とも呼ばれる。 定義は流動的だが、いかなる正統派の教派によっても正典として扱われず、つまり異端派のみから正典として扱われたり、捏造が明らかであったりする書がこれに含まれると言ってよいだろう。 歴史書・伝記/小説/殉教物語 アダムとエバの生涯(モーセの黙示録) ヨベル書(小創世記)(※エチオピア正教会のみ) ヨセフとアセナテ イザヤの殉教 ソロモンの指輪 イザヤの殉教と昇天 預言者の生涯 マカバイ記三(3 Maccabee)(※東方正教会のみ) マカバイ記四(4 Maccabee)(※東方正教会でも特にグルジア正教会のみ) エチオピア語マカバイ書1-3(1-3 Meqabyan)(※エチオピア正教会のみ) バルクの歴代誌(第四バルク書、バルクの残余のことば、エレミヤ歴代誌)(※エチオピア正教会のみ) 聖書...
  • 旧約聖書正典
    ユダヤ教およびキリスト教の正典である。また、イスラム教においてもその一部(モーセ五書、詩篇)が啓典とされている。「旧約聖書」という呼称は旧約の成就としての『新約聖書』を持つキリスト教の立場からのもので、ユダヤ教ではこれが唯一の「聖書」である。そのためユダヤ教では旧約聖書とは呼ばれず、単に聖書と呼ばれる。『旧約聖書』は原則としてヘブライ語で記載され、一部にアラム語で記載されている。全39巻。 39巻が正典であることは、ヤムニア会議で決定された。 モーセ五書創世記 出エジプト記 レビ記 民数記 申命記 歴史書ヨシュア記 士師記 ルツ記 サムエル記 列王記 歴代誌 エズラ記 ネヘミヤ記 エステル記 知恵文学ヨブ記 詩篇 箴言 コヘレトの言葉(伝導の書) 雅歌 大預言書イザヤ書 エレミヤ書 哀歌 エゼキエル書 ダニエル書 小預言書ホセア書 ヨエル書 アモス書 オバデヤ書 ヨナ書 ミカ...
  • 聖書の数字
    聖書ではいくつかの数が特別な意味を持って使われる。 神の数3 創世記で、ノアの息子はセム、ハム、ヤペトの3人であり彼らから世界が再創造された。 聖書の記載ではないが、神は、父、子(キリスト)、聖霊の三位一体である。 全世界を表す数4 創世記で、ユーフラテスの川には支流として流れていた河川は、ピション、ギホン、ヒデケル、ペラトの4つである。 黙示録で、ユーフラテス川のほとりに縛られていた天使の数は4人である。 聖書の記載ではないが、福音書の数は、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4つである。 完成の数7 創世記で、天地創造は7日間である。 レビ記で、安息日を7日毎に設定している。 出エジプト記で、鉢、幕屋の7枝の燭台を規定している。 黙示録で、パトモスのヨハネの手紙の宛先は、エフェソ、スミュルナ、ペルガモン、テュアティラ、サルディス、フィラデルフィア、ラオデキアの7教会である。 黙示録...
  • プロテスタント
    プロテスタント(英語 Protestantism、Protestant)は、宗教改革運動を始めとして、カトリック教会(または西方教会)から分離し、特に(広義の)福音主義を理念とするキリスト教諸教派を指す。 プロテスタントという総称は、その担い手達がローマ・カトリック教会に抗議(ラテン語 prōtestārī, プローテスターリー)したことに由来する。 有名な派閥にルター派(ルーテル教会)がある。 歴史 1517年以降、マルティン・ルターらによりカトリック教会の改革を求める宗教改革運動が起こされた。 1524年、ドイツ農民の不満を背景に、急進派トマス・ミュンツァー率いる武装農民が蜂起し、これに対してルター派の諸侯らが激しく衝突、多くの犠牲が生じたいわゆるドイツ農民戦争が勃発した。1529年にルター派の諸侯や都市が神聖ローマ帝国皇帝カール5世に対して宗教改革を求め...
  • 旧約聖書外典
    もともと旧約聖書におさめられていたが、ヤムニア会議で正典から排除されたものである。 第二正典(続編) ユダヤ教とプロテスタントは除外するが、カトリックや正教会などが聖書として認めるもの。 カトリックや正教会からは第二正典、プロテスタントからは旧約聖書続編と呼ばれる。 これらは七十人訳聖書等ギリシア語訳に見られるが、現在残るヘブライ語写本には対応する箇所をもたない。そのことから、旧約と新約の間にあたる中間時代に付け加えられたものと考えられ、省かれた。 ただし、「マカバイ記2」と「知恵の書」を除いては、もともとヘブライ語かアラム語で書かれ、それがギリシャ語に翻訳されたと考えられている。 なお、エズラ記(ギリシャ語)、マナセの祈り、詩篇第151篇は正教会のみが正典としている。 (また、エズラ記(ラテン語)はどの教派も正典としていない。) 歴史書 トビト記 [前727年頃-...
  • 写本(新約聖書)
    新約聖書はギリシャ語で書かれており、したがってここではギリシャ語写本に限定して述べる。 様式による写本の分類 一般的には以下の4種類に分類される。 パピルス写本 エジプト原産の多年草であるパピルスから作成された書写材に書かれたもの。年代的にはもっとも古く、安価ながら保存的には問題があり、大半は断片で残されたもので、数も多くは内。 大文字写本 皮紙に書かれたもののうち、大文字書体(とくにアンシャル体)で書かれたもので、代表的なものにシナイ写本やバチカン写本がある。パピルス写本に次いで重要視される写本である。 小文字写本 皮紙に書かれたもののうち、小文字書体で書かれたもので、9世紀以降に出現するもので、大文字と比べると効率的に書くことが出来、キリスト教の拡大に伴い、その数も圧倒的に多くなるが、時代的には新しいものとなる。 聖書日課 皮紙に書かれたものの...
  • 聖書の章と節の区分
    区分が振られる前 聖書の区分は長い間存在しなかった。もちろん、パウロの活躍した紀元1世紀には旧約聖書の章区分は存在しなかったため、パウロはその書簡の中で次のように述べるにとどまっている。 ローマ3 10 次のように書いてあるとおりです。 ローマ9 29 それはまた、イザヤがあらかじめこう告げていたとおりです。 しかし、これでは参照するのが極めて困難であることから、徐々に区分が行われることになった。 聖書の章区分 章の区分は各地で別々に行われていたが、統一した章区分を作ったのはカンタベリーの大主教スティーブン・ラントン(Stephen Langton)であり、1227年ごろにできたと言われている。その区分が一般に広がった理由は、1382年に出版された「ウィクリフ英語聖書」が、初めてそれを英語訳聖書の中に採用したためである。それ以降、ほとんどの聖...
  • 聖書の人物名
    *旧約聖書 和名 ヘブライ語聖書・原語名 コイネー七十人訳 ラテン語 英語 ドイツ語 フランス語 スペイン語 イタリア語 ロシア語 アラビア語 アダム אדם(adam) Αδάμ(Adam) Adam Adam Adam Adam Adán Adamo Адам(Adam) حواء(adam) イブ、エバ חוה(Chavvāh) Εύα(Eva) Eva Eve Eva Ève Eva Eva Ева(Yeva) حواء(hawa ) カイン קַיִן(Qayin) Κάιν(Kain) Cain Cain Kain Caïn Caín Caino Каин(Kain) قابيل‎(Qābī) アベル הֶבֶל(Hevel) Άβελ(Ável) Abel Abel Abel Abel Abel Abele Абель(Abel ) هابيل(Hābī) ノア נוֹ...
  • グーテンベルク聖書
    グーテンベルク聖書(Gutenberg Bible)は15世紀にドイツのヨハネス・グーテンベルクが活版印刷技術を用いて印刷した西洋初の印刷聖書。グーテンベルク聖書は当時もっとも広く流通していたラテン語聖書「ヴルガータ」をテキストとしている。 ほとんどのページが42行の行組みであることから「四十二行聖書(42-line Bible、42B)」とも呼ばれ、枢機卿ジュール・マザランのコレクションから発見された歴史的経緯から「マザラン聖書(the Mazarin Bible)」とも呼ばれる。羊皮紙に印刷されたものと紙に印刷されたものがあり、180部が印刷されたと考えられているが、現時点で存在が確認されているのは不完全なものも含めて48部である。
  • 校訂本(旧約聖書)
    旧約聖書の校訂本は、新約聖書とは異なり、現在ヘブライ語聖書の学術的な校訂本を作成するときは基本的に、レニングラード写本に記載されたマソラ本文をもとにしている。これは、ユダヤ教では、古くなり使えなくなった写本は必ずゲニザ(Genizah)に収容され、その後手続きを踏んで廃棄される(焼かれる)ため、古い時代の写本は存在しないためである。 現在では、信用のある校訂本としては以下の二つが知られている。 ルドルフ・キッテルのビブリア・ヘブライカ (BHK) ヒブリア・ヘブライカ・シュトットガルテンシア(ドイツ聖書協会)(BHS)
  • 新約聖書外典
    新約聖書の聖典が定められる以前に書かれた書物のうち、正当性がないとみなされていたもの。 外典福音書 リンク先参照。 外典行伝 おもに二世紀初頭に、口頭伝承を元に記述されたものが外典行伝である。 ペトロ行伝 [2世紀] パウロ行伝(パウロとテクラの行伝) [2世紀頃] ヨハネ行伝 [3世紀頃] アンデレ行伝 [2世紀末] トマス行伝 [3世紀後半] ペトロと十二使徒の行伝 外典書簡 偽パウロ書簡 アレクサンドリア人への手紙 セネカとパウロの往復書簡 [3-4世紀頃] パウロとコリント人の往復書簡(コリントの信徒への手紙三) [2世紀末] ラオディキアの信徒への手紙 偽ペトロ書簡 ペトロの宣教集 [3世紀半ば] ペトロのフィリポへの手紙 外典黙示録 イザヤの昇天 [紀元100年頃] ペトロの黙示録 [2世紀前半] パウロの黙示録 [4-5世紀] エルケサイの書 シビュラ...
  • 聖書が禁じられている国
    国際ギデオン教会によると、以下の国々で聖書は禁止されているという。 以下はアルファベット順である。 Afghanistan アフガニスタン Algeria アルジェリア China (People s Republic) 中華人民共和国 Comoros コモロ Djibouti ジブチ Iran イラン Iraq イラク Libya リビア Maldives モルディブ Mauritania モーリタニア Morocco モロッコ North Korea 北朝鮮 Saudi Arabia サウジアラビア Somalia ソマリア Tunisia チュニジア Turkmenistan トルクメニスタン Uzbekistan ウズベキスタン Yemen イエメン 北朝鮮 聖書の所有を完全に禁止しており、単純所有により禁固刑以上となり、場合によっては死刑となる。所有者の三世代に至る...
  • 聖書の主要な登場人物
    聖書の主要な登場人物やその後について解説する。 旧約聖書 アダム エバ カイン アベル ノア ヨブ アブラハム サラ ハガル イサク イスラエル(ヤコブ) モーゼ ユダヤ王ダビデ 新約聖書 イエス・キリスト 聖母マリア(イエスの母マリア) 洗礼者ヨハネ 主の兄弟ヤコブ(イエスの弟ヤコブ) 十二使徒使徒シモン・ペトロ(?-67年?) マグダラのマリア 使徒マティア 使徒パウロ 最初の殉教者ステファノ http //www.vivonet.co.jp/rekisi/b04_christ/apostles.html https //chrismichaelmoore.com/greek-proper-nouns
  • 校訂本(新約聖書)
    新約聖書はオリジナルのギリシア語テキストがあらわされて以降、多くの人々によって筆写され、無数のテキストが作られたが、写本製作の過程におけるミスや意図的な改変により多くの異読が生まれた。(これについては写本(新約聖書)を参照されたい) 16世紀の初頭、スペインの摂政フランシスコ・ヒメネス・デ・シスネロス枢機卿やオランダの人文学者デジデリウス・エラスムスらが初めてテキストの批判的校訂に取り組んだ。これが現在、テクストゥス・レセプトゥスの初稿として知られる者である。以来、よりオリジナルに近いテキストを目指して校訂が繰り返されてきた。 校訂の方法自体はエラスムスの時代から変わらない。まず、できる限り多くの写本を収集し、一字一句比較検討する。次に異読が見られるものに関してはそれぞれの写本の成立時期や信頼性を考慮したうえでもっともオリジナルに近いと考えられるものを採用し、本文を確定して...
  • 写本(旧約聖書)
    旧約聖書の原文はヘブライ語で書かれている。 したがってヘブライ語で書かれた写本についてのみここでは扱う。 新約聖書の写本も旧約聖書は含むが、それらはここでは扱わない。 マソラ本文以前のもの 死海文書(紀元前2世紀~紀元後1世紀) ナシュ・パピルス(紀元前1世紀) エン・ゲディ文書(紀元後3~4世紀以前) ゲニザ断片(紀元後6~8世紀) マソラ本文 カイロ写本(895年) アレッポ写本(930年) レニングラード写本(1008年) ベン・アシェル本 旧約聖書の本文はセム語の通例で子音字だけで書かれていたので、ヘブライ語が死語になってからは正しい読み方を示すくふうがなされ、6世紀ごろから10世紀にかけて、マソラ(伝承)学者によって母音を指示する字外音標つきの校訂本文が作成された。字外音標の方式は複雑に発達したが、その後に継承された『マソラ本文』はパレスティナのティベリアスを中心と...
  • 聖書の年表(普遍史)
    聖書が叙述する内容に基づき構成された世界史。天地創造から最後の審判まで、未来も含む有限の時間軸と、空間的には全世界を含んでいる。 過去の計算結果 Jose ben Halafta[2世紀] (3761 BC ユダヤ紀元[Anno Mundi]) Bede[c.673-735] (3952 BC) Joseph Justus Scaliger[1540-1609] (3949 BC) ヨハネス・ケプラー(Johannes Kepler)[1571-1630] (3992 BC) ジェームズ・アッシャー(James Ussher)[1581-1656] (4004 BC, October 23) アイザック・ニュートン(Isaac Newton)[1642-1726/27] (c. 4000 BC) アッシャー(Ussher)の年表 天地創造からアブラハムの移住までは...
  • ヘブライ人への手紙
    『ヘブライ人への手紙』は新約聖書中の一書で、新約聖書中もっとも文学的な書であるといわれる。その理由はギリシア語の流麗さにあり、アレクサンドリアのクレメンスも絶賛していたとエウセビオスが記している。オリゲネスは(当時使徒パウロの手紙とされていた)『ヘブライ人への手紙』(以下『ヘブライ書』)は他のパウロ書簡とはギリシア語の見事さにおいて際立った違いがあると分析している。著者は不詳であるが、おそらくパウロ書簡がまとめられたあとの95年ごろに執筆されたと考えられている。本書が『ヘブライ人への手紙』と呼ばれるのはテルトゥリアヌスが『デ・プディチティア』の中でそう呼んで以来のことである。 構成 本書には二つの異なる要素を持つ部分が相互に組み合わされている。 神学・教義に関する部分(1 11-14、2 5-18、5 1-14、6 13-9 28、13 18-25) 倫理・道徳に関する部分(2...
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    聖書研究 聖書の疑問点 父なる神についてエロヒム(我々) 神のかたち 神の性別 神を見る 神の殺した人数 失われた書 旧約聖書についてエデンの園の比定 聖絶の正当性 イスラエル十二部族 十戒と律法の分類 神殿 イエスについてメルキゼデクとイエス イエスの系図 イエスの兄弟 イエスの誕生日 イエスの活動期間 イエスの言葉 イエスのたとえ話天の国 イエスの奇跡 イエスの最後の一週間 十字架上のキリストの最後の7つの言葉 新約聖書の地理 旧約と新約 律法の完成 イエスの死を見届けた女たち 聖書の相似構造 原罪論と贖罪論 ユダヤ教内グループ 共観福音書とヨハネ福音書 四福音書対照表 終末について世の終末 最後の審判 反キリスト 獣の数字 人間の死後 非キリスト教徒の死後 文化についてパウロの教えの信憑性 キリスト教と倫理学 キリスト教と同性愛 キリスト教のシンボル チェスとキリスト教文化 占いとキ...
  • 新約聖書における旧約聖書の引用
    新約聖書における引用は、すべて旧約聖書の七十人訳(ギリシャ語訳聖書)によるものである。 旧約聖書→新約聖書 創世記1:27   マタイ19:4=マルコ10:6 創世記2:2   へブル4:4 創世記2:24   マタイ19:5=マルコ10:7,8 Ⅰコリント6:16 エペソ5:31 創世記5:2   マタイ19:4=マルコ10:6 創世記5:24(LXX)   へブル11:5 創世記12:1   使徒7:3 創世記12:3   ガラテヤ3:8 創世記12:7   ガラテヤ3:16 創世記14:17-20   へブル7:1,2 創世記15:5   ローマ4:18 創世記15:6   ローマ4:3,9,22 ガラテヤ3:6 ヤコブ2:23 創世記15:13,14   使徒7:6,7 創世記17:5   ローマ4:17,18 創世記17:...
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    キリスト教研究wiki Studying Christianity wiki 幅広く扱っていきたいと思っています。 著者 特にクリスチャンでも、神学者でもなく、 宗教学者や社会学者というわけでもありません。 持病のため生きづらさを抱え、 キリスト教の自己研究をはじめました。 メニュー1、メニュー2 タイッツー 聖書研究wiki@christ ツイッター(全て利用停止中) キリスト教(リベラル派)bot @trinity_kristo キリスト教ユダヤ教歴史bot @trinity_history 励ましの聖書の言葉bot @SermonibusDei キリスト教絵画bot @religious_bot(掲載作品一覧) マストドン@Christodon キリスト教(リベラル派)bot出張所@trinity_kristo ...
  • 聖書の相似構造
    聖書は天地創造からキリストによる救済まで直線的な歴史が書かれているが、これは循環的な歴史にも置き換えることができる。 洪水前の時代 イスラエル民族の時代 アダムとエバの誕生 アブラハムの召命 神がエデンの園をつくる 神が約束の地を与える 蛇に唆され知恵の樹の実を食べる 他の神々を繰り返し信仰する 神によりエデンを追放される 神が新バビロニアを使ってバビロン捕囚を起こす 人々が生活を営んでいく エルサレム神殿を再建する 神が堕落した人々を洪水で滅ぼし、ノア一家を救い出す 神が裁きを行い、イスラエルを救い出す
  • 神義論
    神義論(独:Theodizee)は神学の一部門であり、1646年に生まれたドイツの哲学者かつ数学者であるゴットフリート・ライプニッツが作った言葉。弁神論とも訳す。 ライプニッツはキリスト教の立場から、全能で善なる神の存在にかかわらず、世界に悪が存在することの矛盾の弁証を1710年刊の著書『弁神論』で論じた。 ヨブ記 なぜ世界に悪が存在するのか。なぜ正しい者が苦しみ、悪しき者が栄えるのか。 このような疑問はあらゆる宗教・哲学に認められるものだが、特にキリスト教のような厳格な人格神を進行する一神教では、この疑問は神の存在そのものへの疑問につながる。 このような疑問に対する最も古い回答は、旧約聖書の『ヨブ記』にみられる。ヨブ記において、義人であったが皮膚病に苦しんだヨブは、「人間の認識には限界があり、神の業について理解することはできない」と結論づけた。 聖書の時代において、...
  • 七元徳
    七元徳(しちげんとく)とは、カトリック教会の教義における7つの基本的な徳をいう。 古代ギリシアの「知恵」、「勇気」、「節制」、「正義」の4つの枢要徳に、『新約聖書』のパウロの手紙に見られる「信仰」、「希望」、「愛」の3つの徳を加えたものである。 カテキズム(キリスト教の教理をわかりやすく説明した要約ないし解説)においては、徳を人間的徳と対神徳に分け、4つの枢要徳を人間的徳の中心的な役割を果たすもの、信仰・希望・愛の3つを対神徳とする。 13世紀のトマス・アクィナスは、その著作の中で、キリスト教徒の七つの枢要徳と対比する形で七つの「枢要罪」をあげている。 歴史 4つの枢要徳については、プラトンやアリストテレスの著作に見える。なお、ギリシャ哲学からの逆輸入と考えられるものの、旧約聖書外典の「知恵の書」にも書かれている。 知恵の書8 7 だれか正義を愛する人がいるか。 知...
  • 聖書の疑問点
    創世記 太陽の創造の前に3日が経過しているのはなぜか。特に、太陽ができる前に植物が生えているのはなぜか。(創世記1章) 福音派:神が造った特別な光によって時間が経過したため。その光で光合成もでき、植物は成長することができた。 リベラル派:天地創造は旧約聖書の逸話の中でも最も後で書かれた部分であり、比喩的物語ないし神話であるから。 創世記の第1章と第2章では天地創造の順番が異なるのはなぜか。(創世記1-2章) 福音派:第2章は、第1章の6日目を詳しく説明したもので、特に矛盾しているわけではない。 リベラル派:第1章はP資料、第2章はJ資料を使っているため、内容が異なるのは当然である。 主なる神が自らのことを「われわれ」と呼称しているのはなぜか。(創世記1 26,3 22) これについてはエロヒム(我々)を参照されたい。 アダムとエバの子であるカインが、ノドの地で妻...
  • 聖書における人種の起源
    聖書にはいくつかの人種の起源が書かれている。 なお、聖書の概念としては、いかなる人種もノアの子孫であり、それぞれに土地を与えているということになる。しかし、神はそのような強い民族ではなく、後にイスラエル人と呼ばれる、当時最も弱い民族の一人であった太祖アブラハムに語り掛けたのである。ノアの時代から時を隔て、本当の神を忘れてしまった人間たちが本当の神を知るようになるために、神が選んだのがアブラハムであり、またその子孫であるイスラエル人だったのである。 しかしながら、アメリカ大陸の発見により、ネイティブ・アメリカンという、聖書では説明のできない人種が現れた。これにより、ノアの子供たちから人種ができたとする説は揺らいでいくこととなった。詳細は科学における人種の起源を参照。 セム、ハム、ヤフェトの系図 創世記10章には以下のように記されている。 ノアの息子、セム、ハム、ヤフェ...
  • 高等批判(旧約聖書)
    高等批評では、聖書は複数の著者によって複数の資料を元に作成され、後世にそれらが複雑に組み合わされたと考える。 モーセ五書への高等批評 旧約聖書の各書は、伝承の段階を経て徐々に編纂されていったと考えられている。特にモーセ五書は以下の図表のように、その成立までに複雑な経緯をたどっている。 メソポタミア神話 モーセ五書に関しては、その中にメソポタミア神話と強いつながりのある逸話がいくつか含まれている。 イスラエルの歴史 史実の上では、イスラエルの歴史は次の六段階に分類される。 ①古代イスラエル民族の大祖先の族長たちが遊牧生活を送っていた時代(前1500年頃) ②部族ごとにパレスティナに土地を経て居住し始める時代(前1200年頃) ③部族の連合体を形成し「士師」に従った時代 ④ダビデの統一王朝樹立(前1003年)から子ソロモンの死(前926年)を経て南北分...
  • キリスト教文学
    キリスト教文学の歴史 2~3世紀 地中海文化の中心アレクサンドリアのオリゲネスをはじめとするギリシア語の作品、テルトゥリアヌスらによる護教的なラテン語の作品がある。 4世紀 生の苦悩と回心を扱うアウグスティヌスの自伝『告白』はキリスト教文学初期のもっとも重要な作品である。本書はアウグスティヌスの青年時代の罪深い生活からキリスト教へのめざめをたどっている。西欧において最初期に書かれていた自伝にはよく見られる内容であり、その後中世までおよそ1000年にわたってキリスト教徒の作家に強い影響を及ぼす雛形となった。完成した自伝ではなく、40歳ごろまでのアウグスティヌスしか書かれていない。 また、同じくアウグスティヌスの歴史書である『神の国』は、世界の創造以来の歴史を、地の国とそれに覆われ隠されている神の国の二つの歴史として叙述しており、普遍史の一つの解釈として知られているが、カトリ...
  • 聖伝
    聖伝あるいは聖伝承(Sacred Tradition, Holy Tradition)は、キリスト教における伝承のこと。正教会、東方諸教会、カトリック教会、聖公会では重要視される。 聖伝の位置づけについては正教会とカトリック教会の間に違いがある。正教会は「聖伝の中に聖書が含まれる」と捉えるのに対し、カトリック教会は「聖書と聖伝」と並び称す。 他方、プロテスタントでは位置付けが異なり伝統と訳すが、伝統をどこまで認めるかには幅があり、純粋に聖書のみを主張する者も居れば、逆にカトリック教会に近い伝統主義の者などもいる。 正教会の聖伝 次のものが聖伝の主要構成要素であるとされる。 新旧約聖書 七回の全地公会議決定 地方公会(教会会議)決定 信経、教義議定(公会で制定されたニカイア=コンスタンティノポリス、ニカイア、カルケドンの三つ。使徒信条やアタナシウス信条は公式には認められていな...
  • 自然科学との関連
    聖書と自然科学の矛盾 聖書を科学的に読むことがおかしいことについては、キリスト教神学では昔から気づいていた。古代の教父オリゲネス(185-254年)やアウグスティヌス(354-430年)は、創世記 1 章の一日目に光が現われて昼と夜が生じたことと、太陽、月、星が四日目に造られたこととの間に矛盾のあることを指摘している。彼らは、創造の「一日」を文字どおりではなく、比喩的に解釈していたのである。 このような背景から、アウグスティヌスは非キリスト教徒が持つ自然界についての知識を、キリスト教徒が聖書を元に否定することで聖書そのものまで嘲笑されることを懸念し、学問上の知識と矛盾する場合には聖書を象徴的に解釈することをすすめた。 キリスト教と近代科学 17世紀に生きる人々にとって、自然についての「知」が、神の御業や計画についての「知」に連なるという前提は、自明のことであった。すなわち...
  • 神を見る
    聖書の中では、神の顔を見ることは非常に恐れられている。 それは、神の顔を見ると死ぬからである。 神の顔をみると死ぬ 主の顔を見ると死んでしまうことが以下の記載からわかる。 出エジプト記3 6 神は続けて言われた。「わたしはあなたの父の神である。アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。」モーセは、神を見ることを恐れて顔を覆った。 出エジプト記33 20 また(主は)言われた。「あなた(モーセ)はわたしの顔を見ることはできない。人はわたしを見て、なお生きていることはできないからである。」 出エジプト記33 21-23 更に、主は言われた。「見よ、一つの場所がわたしの傍らにある。あなたはその岩のそばに立ちなさい。わが栄光が通り過ぎるとき、わたしはあなたをその岩の裂け目に入れ、わたしが通り過ぎるまで、わたしの手であなたを覆う。わたしが...
  • プラグイン/ニュース
    キリスト教関連のニュースです。 テイクオフ:首都クアラルンプールで… マレーシア・社会・事件 - NNA ASIA 【CT】 米クリスチャンの多くは神の子が「降誕」前に存在したとは信じていない 2021年12月12日 - キリスト新聞 幕屋の奥義 岡田昌弘 論説・コラム - クリスチャントゥデイ 【書評】『炉辺荘(ろへんそう)のアン』モンゴメリ著、松本侑子新訳 詳細な訳注 物語に奥行き - 産経ニュース 教会でクリスマス会:イベント情報 - kachimai.jp 定番すぎて意外に知らない? クリスマスがちょっと楽しくなるトリビア4選(男の隠れ家デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 気配満ちる砂丘の家 - 中日新聞 イスラエル軍、ヨルダン川西岸地区の衝突でパレスチナ人を殺害|ARAB NEWS - ARAB NEWS ビジネスと聖書一口講座 From...
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