メタスコア粉飾事件


メタスコアって何?

Metacritic (メタクリティック) が、さまざまなウェブサイトからレビューを取得し、その評価を数値化して作品・製品ごとに発表したものが Metascore (メタスコア) と呼ばれている。
評価の加重平均値の百分率と、それに基づく5段階の評価の傾向、および緑、黄、赤の3段階の視覚的指標を表示している。
出典:Metacritic(wiki)
海外でのゲームの評価の判断基準に使われている。
FFXVでも商品の広告や、「海外の評価低っw」とか「海外じゃ売れてる(涙目)」とアンチや信者にも幅広く使われている。

FFXVのメタスコア粉飾の発覚の経緯

発売日と同時期,とあるゲームレビューサイトにスクウェア・エニックスを告発する記事がweb上に公表される。
• Vetados. La verdad sobre el análisis de Final Fantasy XV byAreaJugones(スペイン語)
スペインのゲームメディアによる告発
AreaJugonesがFF15のレビューを投稿した後、AreaJugonesの編集者Juan氏が、FF15が低評価のレビューだったため
「メタスコアの現在の平均よりも低いスコアで、これが企業としての利益を損なっている。スクエニは今後AreaJugonesに対してゲームのレビュー用のコピーを送らない」と連絡を受けたと告発した。
• AreaJugonesのFFXVレビュー
Análisis Final Fantasy XV POR JUAN R. UFARTE EL 29/11/201(スペイン語)

kotaku.comによる続報

• Spanish Website Says Square Enix PR Cut Off Their Review Copies For Giving Out Low Scores by Kotaku (英語)
上記のニュースをテーマにした記事。AreaJugonesの事件に関するコメントが掲載されている。スペインでスクエニの窓口的な会社は「ノーコメント」、スクウェア・エニックスは、コメントを返してこなかったことを伝えている。

kotaku.comとは?

What's a Kotaku? Who Works Here?
ディスカバリーチャンネル、SpikeTVなどのテレビ局番組に編集者が出演しており、雑誌の引用回数も多く知名度が高い。
数か国に編集者を置いている世界規模のゲームブログ。一般的なゲームレビューサイトとは違い、ゲーム会社の機嫌を伺う必要がない。ブラックリスト?何それ?美味しいの?なノリを地で行く。幾つかのゲーム会社でブラックリスト入りしてる(kotaku談)。「otaku」をもじった名前通り、オタク度が濃い。上記の理由で、他では書けない内容や、ゲーム業界絡みの事件や騒動を割と平気でぶち込んでくる。
過去には、板垣伴信がテクモを提訴した際の第2回口頭弁論で板垣が提出した音声メモを公開したり、色々やらかしてる。怖いもの知らずというより、いかれてる系

メタスコアを粉飾する恩恵とは?

• 海外サイトにてFF15のレビュー掲載への条件が出されたと告白
上記のニュースを解説しているブログ記事。
スクエニがメディアを脅迫して、メタスコアを操作して宣伝に利用する手法をわかりやすく解説している。

現在の「final fantasyXV」のメタスコア

• MetacriticのHP
メタスコアによるランキングと海外の各レビューサイトのレビューと海外のユーザーのレビューを一度に見ることができるサイト
• PS4版メタスコア
o メタスコア81点
Positive: 87 out of 105
Mixed: 18 out of 105
Negative:0
• ユーザースコア7.7点 ユーザーレビュー数762
Positive: 445 out of 762
Mixed: 132 out of 762
Negative: 185
• X箱1版メタスコア
o メタスコア83点
Positive: 9 out of 11
Mixed: 2 out of 11
Negative:0
• ユーザースコア6.7点 ユーザーレビュー数61
Positive: 27 out of 61
Mixed: 17 out of 61
Negative: 17 out of 61

スクウェア(現スクウェア・エニックス)による同様の事例

• 『レーシングラグーン』事件
『レーシングラグーン』(1999年6月10日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたPlayStation用「ハイスピード・ドライヴィングRPG」)に対する評価と誌面での扱いを巡り『Play Station Magazine』(プレイステーションマガジン、徳間書店インターメディア)との間にトラブルが発生した事件。
『Play Station Magazine』は、同年の人気アクションRPG『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』(1999年7月15日に発売)の素材提供拒否等で刊行と売り上げに手痛いダメージを受けた。
『Play Station Magazine』編集長が、メディア上でスクウェア社の行為を公にしたために発覚した。
出展:レーシングラグーンwiki

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最終更新:2018年04月28日 15:22