無敵スーツ版権問題

「魔導インビンシブル」

2017年2月2日の『FFXV』ATRで、2017年2月21日配信予定のDLC「ブースターパック(+)」に収録予定だった無敵スーツこと「魔導インビンシブル」に版権問題が発生して収録を見送られることになったと発表された。
突然のトラブルの為にATR内で公開予定のPVからも無敵スーツの戦闘シーンが削除され、番組内容にも大きな影を落とした。
が、それだけは終わらなかった。
田畑は、この問題に関しても下記の様な発言を繰り返した。
+  『ATRの軌跡(2月2日ATR内の発言内容から関係している部分を一部抜粋)』
• お:大藤マネージャー
• た:田畑ディレクター
お:で、一部で話題になっている無敵スーツ「魔導インビンシブル」
た:ここがですね…まぁ、赤い文字で
た&お:後日配信
(この辺りから二人のテンションがちょっとおかしくなる)
た:後日配信と…ここが今日、我々が色々あった部分なんですね
お:これ、今日の出来事なんですよね?
た:ええ、今日の今日です。今もです(笑)
お:あのー、言葉遣いにも気を付けろと言われているので、僕の方からお伝えしたいと…
た:あぁ、わかりました、はい、はい(笑)
(スタジオ爆笑)
お:えーとですね、パワーレンジャーの版元さんからデザインについて御指摘をいただいてしまという事が御座いました。なので色々と検討は、今日一日中していたんですが、結論としてはデザインを見直そうと…
た:そうなんですよね。けっしてパワーレンジャーを、に似せる様に作ったものじゃないんですけども、まぁパワーレンジャーの皆さんからこれは俺らの…
お:パワーレンジャーじゃなくて、パワーレンジャーの版元さんの
(スタジオ爆笑)
た:はい、版元(笑)パワーレンジャーの版元の方々から「これは似すぎてないかい?」という事を今日言われまして、でー…あの一昨日のFF30周年セレモニーの中でお見せした情報をその場で見ていた色んな海外のライターの方々が記事にした時に…「ノクトがパワーレンジャーになる」といった記事を上げたりしていたみたいなんで…
お:確かにメディアさんが、そういう表現を多用されたんですよね。アメリカで…
た:そうすると、このまま全然似てないし、著作権的にも全然うちのオリジナルですといっても、おそらく誰かに迷惑をかける事になるんだろうなという事で、急遽デザインを修正する事に決めました。
た:おかげですね。他の内容は2/21に配信できると思うんですけど、この無敵スーツだけは、いったんデザインをしなおし、モデリングもし直して、改めて何時配信できるのか分かった時点でもう一度告知すると…言う風にさせていただければと
お:そうですね。これは無料ですので、皆さん手に入れて頂けますので、新しいデザインを楽しみにしつつ、最新情報をお待ちいただければと思います。
た:僕自身もこれ(無敵スーツ)を楽しみにしてほしいと思ってましたし、楽しみにしていた方も多かったと思います。本当に申し訳ありませんでした。
お:でもなんかあれですね、個人的感想ですけど、日本でやったイベントでネット中継もしてない所でぽっと発表した内容が、アメリカのメディアでぶわっと拡散して、二日後に「おい、こらっ!」って言われるって・・・結構凄い事ですよね
た:そうですね。今日もパワーレンジャーから…(笑)
(スタジオに笑い)
お:パワーレンジャーじゃ・・・パワーレンジャーの版元さん
た:そうですね・・・ま、この無敵スーツの面白いポイントってデザインも勿論楽しいデザインにしたいんですけども。どちらかというとそのゲームプレイなんです。一日30分だけ無敵になれる。どんな攻撃も跳ね返す。こういうねスーパーヒーローみたいなゲームプレイをして貰いたいなと思ってるもので。その後、24時間チャージしないと使えないって仕様なんですよね。これは昨日、24時間じゃなくて、20時間のチャージで使えるように修正が入ったところです。
お:短縮されたんですね?
た:その方が、ユーザーの皆さんがやりくしやすいだろうと、楽しくなるだろうなという事で、20時間にチャージ時間を変え。今日のテストプレイもかなり良かったんですよね。その時に、これだったので、我々的にも残念なんですが、変わらず楽しみにしていただきたいなと思ってます。すみません、お待ちください。
お:もちろん、ゲームが上手い方は、このスーツが決してなくても大丈夫なんでしょうけど、むしろゲームを進めたいのにアクションが苦手で出来ないって方へのお助けアイテムにもなりますし…
た:勿論です
お:ゲームがうまい方も無敵ならではの爽快感で、何でもかんでもなぎ倒していく快感を…という事で
た:そうです。上手く30分を使って楽しんでいただきたいなと
お:ここぞという時で、ですね
た;一日でも早く配信したいのでがんばります
お:あの、ほんとに今日の話だったので…
た:そうです(笑)
お;デザインの変更するぞ!って言ったけど、まだ何もしてない
た:さっき皆さんがご覧になった映像も実は無敵スーツのシーンが、真ん中に・・・
お:フューチャーされてたんですが
た:そうなんです。ずんずん無敵で歩いてる姿ってのがあったんで、凄く面白かったんですが、急遽そこを差し替えて、今日ドタバタしながら準備を終えた所でした。
お(笑)是非、是非新しいデザインをお待ちください。
• ファイナルファンタジー30周年記念セレモニーは、海外に配信してない。国内向けだった?
o 海外は無視した式典だったと取れる失言
スクウェア・エニックス支社は、2017年2月1日付でファイナルファンタジー30周年記念式典に関するニュースを英語でニュースリリースしている。複数の地域の支社か公式ブログで紹介している特集記事内で、問題の無敵スーツも大々的に画像が公開されている。}
スクウェア・エニックス北米支社のブログの記事では、式典で公開されたPVの内容を解説付きでスクエニ公式twitchで紹介している。
 式典の様子をライブストリームで実況している海外勢も存在していた。「FF15は海外で好評」を連呼する田畑は、熱心な海外勢がいないと思ってた?
 スクエニUS:30周年記念サイト(BGMあり)
 スクエニUS公式ブログ
• 海外向けに発信してない無敵スーツの情報が、海外で「ノクトがパワーレンジャーになった」「無敵スーツ=パワーレンジャーみたいだ」とパワーレンジャーと関連付けて騒がれたために版権元からクレームが来た。
o FF15関係のインタビューで繰り返されてきた責任転嫁。「 会場にいた海外の記者の人達のせい 」と名指しで非難。
 現実は、ツイッターのハッシュタグや動画サイトのライブストリームを介して、 無敵スーツを見た一般人の反応 として「無敵スーツ=パワーレンジャー(戦隊ヒーローみたいだ)」とリアルタイムで世界中に拡散してる。
 (実例)スクエニ公式twitch.Final Fantasy 30th anniversary livestream #FF30th
04:55:00頃からFFXVブーストパックの紹介開始、power ranger( beetle borgs(ビーファイターのローカライズ版)も一名)が乱れ飛ぶチャットリプレイ欄…つれぇわ
o 「FF15は海外では好評」と繰り返していた本人が、FF15に好意的な海外勢が30周年記念セレモニーやFF15の情報に高い関心を持ってる事を理解していない矛盾と、無敵スーツに好意的な反応やニュースが多い海外勢に対して唾を吐く背信。
o 「パワーレンジャー」というキーワードは、特定の戦隊をさす以外に国内で言う「スーパー戦隊シリーズ=パワーレンジャーシリーズ」的なシリーズ全体をさした使われ方もしている。英語で、戦隊ものの代名詞=Power Rangersで大体通じるレベル…。
「戦隊ヒーロー風の(無敵)スーツ」という意味で、「パワーレンジャー風の(無敵)スーツ」と英語で表現されるのは不思議な事ではない(その様に記事を書いてるニュースサイトも在る)。これは、東映ヒーロー的なポーズまで取った無敵スーツのビジュアルを見た日本人に対して「特撮ヒーロー物みたいだ」「スーパー戦隊ものみたいだ」と言うな!戦隊物を連想するな!と言うなもの。田畑の発言は、北米の配信会社と東映が長年の努力で世界的ブランドとして普及させたキーワードに対してケチをつけたようなもので……つれぇわ…どころの話じゃなくなってしまうかも。
• BD2と田畑本人は、自分達とデザインに問題があったと思ってない…と取れる発言と態度。
o デザインや版権問題に関する田畑の態度は、各自の社会常識と良識に従って御自分の目で判断してください。
o 企業としてのスクウェア・エニックスが、同じ態度かどうかは公式のニュースリリースがないため不明です。
--大藤さんが話していたら経緯の説明も印象も全く違っていたはず…つれぇわ

「パワーレンジャー」とは?

アメリカ合衆国のテレビドラマシリーズ。日本の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」の英語版ローカライズ作品。北米で最も成功した日本製コンテンツとして知られている。
1993年の第1作『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー シーズン1』から現在も続く人気作品。
よく海外のパクリと誤解されるが、東映と提携した公式なものである。パワーレンジャーの大ヒットのおかげで、終了が決定的になっていた国内のスーパー戦隊シリーズが今日まで継続可能になった経緯がある。ある意味、日本国内の戦隊モノファンの命の恩人といえる。国内の知名度はお察しください…
2017年夏に映画「Power Rangers」の公開を控えていた。
当然、パワーレンジャーを題材にしたゲームの発売予定もある。
因みに、サバン・ブランドが番組の配給、新作製作・配給契約が東映との間に結ばれているのは当然として、バンダイが玩具、バンダイナムコゲームスがゲームをそれぞれ担当している模様。
シナリオのI室さん、東映版権物の二次創作してた筈なのに東映が版権に厳しい事に気付かなかったのか…つれぇわ
戦隊シリーズのパロディ・オマージュは日本国内ではありふれた描写であり、商業的にもサイバーコップやグランセイザーなど類似した集団ヒーローものが多数制作されているが、元々特撮ヒーロー番組が殆ど無く生身のアメコミヒーローが主流だったアメリカではパワーレンジャーはあまりに個性的な存在で、「統一デザイン色違いのフルフェイススーツの集団ヒーロー」という時点でオマージュでは済まされない騒ぎになる。

余談だが映画パワーレンジャーのブラックレンジャー(ザック)役に鈴木達央が選ばれた

ニュース記事

• 問題発生後のニュース
o 『 ファイナルファンタジーXV』追加コンテンツ「無敵スーツ」配信延期。米特撮ヒーロー「パワーレンジャー」版元から類似性を指摘される gamestalk.net>http://gamestalk.net/post-74346/ ]]
• Square Enix Is Fixing FFXV Costumes Because Of The Power Rangers by kotaku.uk
ATRの田畑大藤両名の発言も詳しく紹介してるニュース記事
• FINAL FANTASY XV'S POWER RANGERS SUITS HAVE TO BE REDESIGNED, ARE DELAYED by IGN
• Final Fantasy 15's New Outfits Delayed Because They Look Too Much Like Power Rangers by GameSpot News
「Let's Morphin time!!」とノリノリでニュースを読み上げる動画で紹介している
• Final Fantasy XV DLC Suits Delayed Due to Similarity With Power Rangers by The Tokusatsu Network
スーパー戦隊や特撮に造詣の深い海外のニュースサイトでも報じられている
• 問題発生前のニュース
o Dates for Booster Pack, Gladiolus & Prompto Episodes revealed
• Power Ranger-Style Battle Suits, More DLC Coming To Final Fantasy XV

そもそもなんで「無敵スーツ」実装? 田畑Dの無敵スーツへの異常な執着心

メディアの田畑本人へのインタビューによると……
「田畑Dがデバックモードで無敵プレイするのが好きだから。ユーザーにもその楽しさを味わって欲しい」(要約)
というユーザー不在の動機によるもの。
ATR内でも、ATR当日も本人がテストプレイを楽しんだ事を話し、そういう趣旨の発言もしている。(2月2日のATR、18分頃から)
• 田畑:僕自身もこれ(無敵スーツ)を楽しみにしてほしいと思ってました(一部抜粋)
• 田畑:そうですね・・・ま、この無敵スーツの面白いポイントってデザインも勿論楽しいデザインにしたいんですけども。どちらかというとそのゲームプレイなんです。一日30分だけ無敵になれる。どんな攻撃も跳ね返す。こういうねスーパーヒーローみたいなゲームプレイをして貰いたいなと思ってるもので(一部抜粋)
• 追加燃料の投下
ローカライズ担当や海外でマーケティングを担当したスタッフを交えた2月2日のATRの再録版が、2月7日にYoutubeで放映された。
その中で、無敵スーツの版権トラブルに関しても再度触れられたが、経緯の説明よりも時間を割いたのは、無敵スーツの紹介だった。
しかも、 視聴者とスタジオ側で異なるPVが放映された為に、尺の短い視聴者側は、十秒近く真っ黒な画面になる放送事故状態になった。
無敵スーツ削除PV版が放映された視聴者側を放置の中。スタジオ側で流れた削除部分の無敵スーツのシーンを交えて無敵スーツの情報をヘラヘラニヤニヤと満面の笑みで語りだす田畑とスタジオ内のやり取りが続く異様な番組内容になっていた。
2月2日同様に、田畑本人か直々に無敵スーツの魅力を語る内容になっており、彼が無敵スーツに異常な執着を持っている事を明かにした。
 *削除されてPVの尺が短くなった分、視聴者側には黒い画面が表示されている。 放送事故。

追加燃料投下  「2月7日 放送事故ATR事件」

2017年2月7日、ローカライズ担当スタッフを交えたATRが放送された。
前回の轍を踏むことない…そう考えているんだろ?違うんだなそれが……

冒頭に無敵スーツの版権問題に触れ、田畑本人から配信延期の経緯の説明が入る。
「無敵スーツに関してある連絡を受けた。パワーレンジャーの版元から、「パワーレンジャーのスーツに類似してませんか?」と連絡を受け、我々としては完全にオリジナルのデザインとして作っていたので、全くそんなことはないんですけども、それによっていろんな人に迷惑をかけるんだったらデザインを修正しましょうという風に決めた。それで配信の延期を決めさせてもらった」
「あの無敵スーツはね、ゲームとして凄く楽しんだよね。それは、すべてのユーザーに使ってもらいたいんで、誰にも迷惑のかからない形で配信すべきだなと決定しました」
その後、2月2日のATRの構成をなぞる形で番組が進行し、視聴者には無敵スーツのカットされたPVが放映されていたが、突如、10秒間近くスクリーンが真っ黒になってしまう。
放送事故。
スタジオでは、無敵スーツも含むPVが放映され、差分の為に視聴者側の画面が暗転したままになっていた。
その後、画面下にテロップが表示されていた。
an earlier version of trailier which contained theMagitek exosuit was originally shown
「Magitek exosuitを含むトレーラの初期バージョンが最初に表示されました。」(グーグル翻訳

・ATR冒頭で無敵スーツの版権問題についてコメントしていたのは何だったのだろうか?
/田畑とスクエニは、パワーレンジャーの版元や関係者とチキンレースをしている?

そして、画面が復帰すると、PV内の無敵スーツのシーンを真似てノリノリのスタッフを相手に視聴者放置の状況で満面の笑みを浮かべて田畑劇場が開演!
「ブースターパックのスーツ、気に入った?(笑)」
「あの、僕らは無敵スーツって僕らは呼んでるんだけど、敵のあらゆる攻撃を跳ね返すスーパーヒーローになれるスーツ」
「『スーパーヒーローのスーツってどんなのかな?』って開発チームのみんなで考えたんだけども、結果的に誰もがピンとくるあぁいう物の(言い直して)あぁいうスーツになった」
「ちゃんとあれはね、FFXVの世界の中でちゃんと設定があって、あぁいうスーツが開発されているので、よくわからない世界から持ってきたものではない」
「ちなみにあのスーツは、一日30分しか無敵を維持できない」
「30分過ぎると、ただのスーパーヒーローみたいなスーツにしかならない(笑)」
「次の日に使えるようになるから、どういう局面で使うか考えながら遊んでほしいなと思ってます」
「(スタッフから、ゲーム内時間?リアルの時間?と質問されて)リアルタイム」
田畑自身も「デザインは完全オリジナル」「関係者に迷惑がかかるからデザインを修正」とデザインの類似に関して自分に非はないと繰り返すだけだったが。
パワーレンジャー=スーパー戦隊ヒーローとの類似を指摘されているのに、『誰もがピンとくるスーパーヒーローのスーツ』とデザインのコンセプトを自白
開発スタッフ全員、最初から版権問題など眼中になかったと自爆

さらに、スタジオ内と放映で、違うPVを使用!!! 無理やり無敵スーツの話題を話す場を作り出し、無敵スーツの情報や、田畑自身がどれだけ無敵スーツを推しているか、プレイヤーに自分の楽しみを押し付けたいかを熱心に語る内容になっていた。

反省の気配などみじんもない。版権問題や「関係者への迷惑」よりも、ATRの内容よりも、自分が楽しいと思っている無敵スーツの方が大事という執着と徹底ぶり。
スタジオと放映で違うPVを使う時点で、常軌を逸して頭田畑過ぎて…つれぇわ

2017 7/31ついに実装

7/31の無料アップデートでついに魔導インビンシブル実装
戦隊モノかと思いきやまさかのゴキブリスーツでした
10年前に見たこれが
何をどう間違ったらこうなるんだよ
マジふざけんなよ



合掌

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最終更新:2018年04月28日 15:57