南蛮貿易(フランス編)

航海後進国だが広い国土を持つ農業大国フランス。
本拠地マルセイユを中心とした南仏・ブルターニュ半島を挟み南北に広がる北仏
この2つの地域を領土に持つことで幅広い選択が可能である。
…と言いたいところなのだが南フランスはマルセイユ以外に領地が無い(モンペリエはイベリア)ので
周辺地域が同盟港かどうかによって全く勝手が異なってしまう。

北仏:領地が4つ。日本画・安東焼酎・韓牛あたりが主力。より高値の南蛮商品が無いのが弱点
南仏:マルセイユの他、周辺同盟港。提灯を扱えるが周辺の制圧度合に左右される。
モンペリエ:イベリアなので湖筆・狭織が対応、耐性有。ただ好相場を引けないなら微妙。


はじめての南蛮交易

南蛮交易に初めて手を付けるフランス人のための項目。
基本的なことは別頁で説明するのでここでは具体的な話に終始する。
貢献度を稼ぐために各港を回り続ける南蛮回しは一旦除外し、交易品を持ち帰ることを目的とする。

長崎(日本)

種子島の聖地。種子島・和書物がイベリアで高値、つまりモンペリエで売れる。
ただし容赦なく暴落する。これを許容するなり調整するのが1つの関門でもある。
モンペリエは工芸品・宝石・香辛料が暴落しないので貴金属あたりが一般的だろう。
清酒は不景気なら手に入るかもしれない。

浦項(朝鮮)

朝鮮半島は北仏で売れるものが揃い長くお世話になる。ここでは朝鮮人参・安東焼酎が目立つ。
特に後者は暴落の問題をクリアしやすい上に燃えないという入門者にこの上なく優しい品物。
他にはサンショウがモンペリエで耐性があり落としやすいか。

淡水(台湾)

ボレイはマルセイユ近辺・鹿皮はモンペリエで高値だがそれ以外は仕入れが安定しない。
淡水は比較的不景気が多いので、情勢次第では沙茶醤(調味料)・カラスミ(食料品)が手に入るか。

澳門(華南)

澳門の在庫はほぼイベリアに特化している面がある。
持ち帰るならモンペリエに豆板醤とスターアニスをどっかんどっかん売りにいこう。
それ以外の用途としては余り倒しているロバを浦項に運び込むのが貢献度稼ぎに良い。


応用編

ここから先は貢献度が上がり港の数が増えた後の内容になる。
交易品の種類も量もワンランク上を目指したい人へ。

日本

有効な取引:雑貨・美術品・工芸品
堺の日本画が北仏・南仏どちらでも高値なので安定しやすい。ついでに燃えない。
高級南蛮としては狭織はモンペリエで落とし放題なので数を運ぶか、南仏情勢によっては提灯。
ただし雑貨はどの港でも暴落耐性が無いので調整必須。

朝鮮

有効な取引:家畜・酒類
浦項・漢陽に家畜を運び込めば安東焼酎がドカドカ手に入る。ロバと水牛を片方でも両方でも。
釜山が開けば今度は韓牛や朝鮮人参を仕入れることができるので銅や食料品を担ぎ込むことになるだろう。
長崎とは医薬品(朝鮮人参・百年草)と繊維(青苧・イグサ)を補完し合うので往復で水増しできるのも便利。
持ち込みの容易さ・在庫の豊富さを鑑みれば、ここが主力地域と思って問題ない。
ただ北仏は酒類以外の耐性が貧弱なので共有倉庫等の対策をしたい。

台湾

有効な取引:食料品・家畜
安平のカラスミは北仏で高値、在庫も多い…とくれば主力の一角を担うと思いがちだが
食料品はネズミに食われるし燃える。防火と猫飼育を両立しない限りはまともに持ち帰れない。
主天使のヴェールがあればその問題もクリアできるのだが時間切れに注意。
それ以外では安平のスイギュウとリンジャオが朝鮮への持ち込みで強力。中継点としての利用が中心。

華南

有効な取引:調味料・工芸品・美術品
港が開いても正直なところ持ち帰るべきものがあまり増えない。
目玉としては泉州の湖筆だが港が1つしかなく好相場とは限らない。
相場をチェックするキャラを仕込んでおくなどの工夫が必要だろう。
それ以外では宋白磁・中国書画、重慶の綿竹年画を売る場所があるかどうかが最大の問題。



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最終更新:2017年07月03日 10:57