笑見 疽慈

■よみ
えみ そうじ

■性別
男性

■学年
2年生

■所持武器
安房多 ジッツォ

■ステータス(攻撃/防御/体力/精神/FS(FS名)
攻撃力:0/防御力:14/体力:6/精神力:4/FS(培養):6

この象りは石を削るにあらず

効果:味方オリジナル魔人召喚 30
オプション:ZOCなし&制約「味方死亡」の生贄として使用不可 -6
対象:同マス 1.0
時間:2ターン 2.0
時間付属:死亡非解除 1.2
制約:なし 10
FS:6 1.6

発動率84% 成功率100%

能力原理

本来、安房多の能力『御影転』で生み出したアバターは、本人が意識を乗り移らせる形でしか動かすことができなかった。
しかし、笑見はなんと安房多の精神をコピーした人面瘡をアバターに移植することで、一時的に普通の分身のような能力へと作り変えてしまったのだ。
増えた安房多には「とげぬきジッツォ」「縛られジッツォ」「首つぎジッツォ」「塩ジッツォ」など遊び心溢れたバリエーションでいっぱい。

オリジナル魔人

キャラクター名 :安房多 ジッツォ
キャラクター名よみ:あばた じっつぉ
性別 :女性
学年 :1年
所持武器 :10×10御影シート複数枚
ステータス 攻撃力:0 防御力:12 体力:7 精神力:3 FS(個性):8

転化生化粧一面靨(アヴァタール・エカバース)


効果:味方オリジナル魔人召喚※ 30
ZOCなし&制約「味方死亡」の生贄として使用不可 -6
対象:同マス 1.0
時間:2ターン 2.0
制約:なし
時間付属:死亡非解除 1.2
※召喚されるのは安房多 ジッツォ

能力原理
御影(紙に描かれた似顔絵)から分身の肉体を顕現。
休眠状態の分身の額に安房多の人格がコピーされた人面瘡幼生を植え付け、一瞬その身体へと乗り移ることで起動。
人面瘡との対話で肉体の操縦権を完全譲渡することでほぼ完全な分身を作り出す。
人面瘡が人間の身体をコントロールするのは人間の脳が直接行う以上に難しいため、継続して長時間動かし続けることはできない。

キャラクター説明

●笑見 疽慈
白衣と眼帯が目印の自称人面瘡コーディネーター。
右眼の視力を病で失った際に魔人へと覚醒、右の眼窩を人面瘡《最重(もがさ)》の形成する眼球に置換した。
人と人面瘡の理想的な関係を築くために日々奔走している。
ハルマゲドンには戦闘による負傷者に人面瘡を処方して回るために参加するのだと本人は言い張っているが、安房多 ジッツォを見守る意もあるらしい。
魔人能力は『抵千面・染遣繰(あたりせんめん しみやりくり)』。人面瘡を1から創造したり、増やしたり、心を通じ合わせたりできる。
「Good luck!! 健全な精神は健全な姿に、愛に満ちた精神は愛に満ちた姿に宿る。君達は今この時、これ以上ない人生の伴侶を手にした。病める時も貧しき時も仲良くすることだな!!」

●安房多 ジッツォ
額に大きな傷跡、胸骨のあたりに人面瘡を持つ魔人。
魔人能力『御影転(おみかげうつし)』により、自らの分身(アバター)を創造する能力を駆使して青春していた15歳。近付く戦乱の空気を敏感に読み取り、事前に防ごうとしたものの返り討ちに遭い致命傷に。偶然通りがかった笑見 疽慈に人面瘡《トキノ》を移植されることで一命を取り止めた。
自身が実戦に足りる戦闘能力を持っていないことを実感し、慎重な性格になっている。
命を落としかけた時の後遺症で1日に2時間ほど気を失い、《トキノ》に主人格を譲る。
「開戦は防げなかったかったけど、まだ遅くはないはずです。死傷者が出る前に、みんなに冷静になって貰えれば…
力を貸して下さい、笑見さん、《トキノ》。」

●最重
笑見の右眼窩に住まう特殊な人面瘡。
その両目は自らよりも小さな人面瘡へと置換されており、さらにその両目の人面瘡も同じ特性を持つ。
無限小に開かれた精神を持ち、普段は微睡みの中で無意識の領域を探求している。
2ヶ月に1度に近い頻度で目を覚まし、激辛のガムを所望しては笑見の目を激痛に襲わせている。
笑見が人面瘡の人格を1から形成する場合は、最重が無限小の知性を用いてシミュレーションを行い、要望に適した精神まで成長させる。
「zZZ…… なんだまだ5月かい? 二度寝しよ…… zZZ」

●トキノ
安房多の胸骨あたりに住まう人面瘡。
事故的に移植されたため、精神が他のものに比べて幼い。
表情豊かでコミュニケーション能力は宿主である安房多よりも高いが、本能に忠実だったり我慢が苦手だったりで手を焼かされることも多い。
食べ物の好き嫌いはなく、なんでも食べられる。
性嗜好も好き嫌いはなく、なんでも食べられる。
知識と経験の差を埋めることが楽しみで、行動力に底がない。
「明日もその明日も、すごく楽しみだなあ。ジッツォ姉さんもソージ兄さんも絶対に死なせたりしないからね!」

☆人面瘡
人やそれに近い生物の身体上に人の顔が現れる現象、および現れた顔の呼称。
人語を解し、物を見聞きし、物を食べて眠る。
その記憶は宿主のものを流用して再構築し、さらに独立した記憶と思考を保持している。
人面瘡自身は自前の感覚器官と宿主の感覚器官の双方から情報を得て、時には宿主の許可があれば運動能力も司ることができる。
宿主となる人間が本能や習慣で身体の運動器官を半自動的な制御統一しているのに対して、人面瘡が運動器官を司る場合は、完全に細胞組織から操り制動することになるので、練習を重ねることで宿主以上に上手く身体を使いこなせるようになる。
消化器官は喉奥に四次元的に構成されており、摂食した栄養は即分解された後に適切な状態で宿主に吸収される。

昔は恐ろしい不気味なもの、忌避される病気だと考えられていたが、笑見らの努力によってその印象は払拭され、界隈では流行の兆しも見せている。
最終更新:2019年05月17日 02:25