十和ノ 一夜

■よみ
とわの いちや

■性別
男性

■学年
2年生

■所持武器
枕(蕎麦殻)

■ステータス
攻撃力:0/防御力:0/体力:7/精神力:5/FS(夢):18

夢幻の一刻

効果:行動封印(単体) 45
対象:周囲2マス敵1人 2.0
時間:2ターン 1.5
時間付属:死亡非解除 1.2
制約:精神攻撃 100
FS:18 2.8

発動率106% 成功率0%

能力原理

【夢幻の一刻(むげんのひととき)】
対象者にその人間にとって好ましく心地の良い覚め難い夢を見せる能力
精神が弱っている者に対しては睡眠誘発作用もある。

他にも対象者の近くにで眠る事で対象者の夢に入り込んだする事も
出来るが、ハルマゲドン中にその効果を使う事はまず無いだろう。

キャラクター説明

中肉中背で顔立ちは整ってはいるがあまりパッとせず
いまいち目立たないどこにでも居そうな雰囲気の高校2年生。

陽琉(よる)という名のとても仲の良い2歳年下の妹が居るが、
彼女は2年前に『悪夢にうなされ長期間目を覚まさなくなる奇病』、
(俗に【漆黒の夢】【災厄の睡夢】等と呼ばれる)を発症してしまいそれからずっと眠ったままである。

目を覚まさぬばかりか、常に苦悶の表情を浮かべ身体を捩じらせ悶えながら、
叫び声とも唸り声ともつかぬ奇声を発し続ける愛する妹を見続け、
十和ノ一夜と両親は徐々に心を病んでいった。

妹が奇病に侵されてから1月ほど経ったある日、十和ノ一夜は苦しむ妹を救う為にはただ看病しているだけでなく、
もっと問題を解決行動をするべきだと決意し、実行に移そうとしたその時に
十和ノ一夜の中での認識の変化が彼を魔人へと覚醒させ
他者に心地の良い夢を見させる能力、【夢幻の一刻】に目覚め、その力によって
無事妹を悪夢から解放させる事に成功した。

しかし、十和ノ一夜の能力は悪夢を良い夢に変える事はできても
妹の目を覚ます事は出来ず、能力を使いながらも自分の不甲斐なさを悔いながら
なんとかして妹の目を覚し、本当の意味で妹を救う方法を探し続けていた。

やがて十和ノ一夜は自分の魔人能力で妹の症状を緩和できたのであれば
より強力であったり、治療に特化した魔人能力であればこの奇病を治せるのではないかと考え
多くの魔神が集う希望崎学園へと進学し、様々な魔人の情報を集めるようになる。

そして山乃端一人なる人物がこの奇病を治す鍵であるとの情報を得た十和ノ一夜は
彼女との接触を試みようとした、しかしその矢先に彼の前に立ちはだかったのは
山乃端一人が殺害されたとの報せであった。

妹を救う為の希望を失った十和ノ一夜は酷く落胆しながらも
奇病を治すための手がかりや痕跡が残ってないかと山乃端一人の死について
調べ周るうちにその行動が番長Gと生徒会の目に留まり、両陣営から
【山乃端一人が知っていた奇病の治療法】を報酬に勧誘される。

かくして十和ノ一夜は眠り姫に王子のキスを届けるべく、ハルマゲドンへと身を投じるのであった。
最終更新:2019年05月17日 22:41