白白 黒黒

■よみ
はくもの くろこ

■性別
女性

■学年
1年生

■所持武器
なし

■ステータス
攻撃:20/防御:0/体力:7/精神:3/FS(色彩感覚):0

青い、青い空

効果:無意味な状態異常「白黒」敵味方無差別付与 1
範囲+対象:同マス全員 1.5
時間:永続 2.0
制約:なし 10

発動率107% 成功率100%

能力原理

「色」の概念が無かった少女の精一杯の世界否定。

少女が見慣れた色がない世界に周囲を強制的に白黒な状態に塗り替える。
効果時間は彼女が直接視認してから4696秒。2度以上見た場合は効果時間が上書きされる。
効果時間が切れれば対象の色は自然にもとに戻るが、それまでの間は周囲にいた人や物は白黒な状態のままになる。

彼女の視線が直接通らなければよいので、目を覆うタイプのサングラスで完封可能。

とくに殺傷能力があるということはないが、信号の色を視認できなくなるなど日常生活に影響が出るタイプの危険な能力。

キャラクター説明

ショートカットのどこにでもいそうな普通の少女。
眼を覆うタイプのサングラスをかけている。
胸はない。
下着の色は黒で統一。



中二の頃まで、彼女の目には「色」の概念が無かった。
周囲が「青」だといえば彼女自身も白黒の世界で「青に相当する灰色」と認識していた為にその事実にも気付いていなかった。

そんな生活が変わったのは中二の時の自動車事故で頭を強く打ったこと。
彼女が目を覚ました時、彼女の目には「色」の概念が戻っていた。

「赤」い夕日、葉っぱの「緑」、そして「青」い空を見た彼女は
今まで見たことがない色の暴力の世界を恐れ
世界を白黒にするという能力に目覚めてしまった。

幸い、周囲の人間の努力により能力の発動原因が判明し、今は「直接視認されなければ」無害レベルにまでは能力は抑えられているが、魔人化したことによる身体能力の強化された部分まではどうにもならなかった。



設定の元ネタはSCP-8900-EXと岩波事件。

彼女を描く場合の最大の利点は例え白黒の絵だったとしても「いえいえ、これは彼女の能力が発動して白黒になっているだけですよ。」と言い張れる所である。
イラストレーターや漫画家が急にカラーページを描いてくれと言われた時にサングラスを外した彼女をポンと出すだけで言い訳の準備は万端である。
よいこはまねしないでね!
最終更新:2019年05月17日 02:09