ヤーディシア共同体

ヤーディシア共同体(アトリオン語:Yardicia Community ,クラリッサ語:Yardicia Gemeinschaft,ヤード語:Яадисиа сообщество)はヤーディシア大戦後の7606年の連合国と、中央同盟国のヤード帝国とのスタックバラ条約により規定され、スタックバラ条約の発効日である7606年1月10日に正式に発足した世界初の国際機関である。


概要

ソフィア戦線で大規模攻勢が成功しヤーディシア大戦の趨勢がほぼ決定的になると、各国首脳は戦後の国際体制をどうするかを検討するようになった。大戦末期の7605年6月15日に連合国外務大臣はソフィア王国首都ソフィアにて会議を行い、戦後処理について話し合うこととなった。このソフィア会議で決まったヤード帝国に関する事項はスタックバラ講和条約の内容にほぼそのまま踏襲された。(詳細はスタックバラ講和条約を参照)
そして、多数の犠牲を出した大戦争を繰り返さないために、国際的な協力機関設立は各国の利害が一致したこともあり、ほぼ全会一致で決定した。この全会一致決定により、後のヤーディシア共同体では採択事項は全て総会の全会一致が原則となってしまった。
7606年、ヤード帝国は連合国と正式に講和条約を締結した。同日、スタックバラに集まった連合国首脳は、首脳会談(スタックバラ会議)を行い、会議後ヤーディシア共同体設立を各国共同声明として発表した。

原加盟国


その他の加盟国

7607年加盟。

7609年加盟。分担金が通貨で払えないため羊や牛などで物納している。

7614年加盟。

組織

総会

議案は全て総会に提出され審議される。全会一致が原則であり、1か国でも反対すれば否決される。それ故に、総会では各国の利害がぶつかりやすく、議論が白熱しやすい傾向がある。

理事会

制度上は1か国でも反対すれば議案は否決されるが、国際社会の対立を防ぐために、3分の1以上の反対票があった場合、理事会が調整する。理事会は多数決制となっており、理事会の決定は後々になって全会一致で採決されたとしても覆せない。

常任理事国


委員会

各種専門分野については分野別に委員会が設置されて調査を行う。委員会の調査結果に基づき総会や、理事会で審議されることがおおい。
委員会の権限は強く、立ち入り調査は基本的に拒否してはならない。(一部例外あり)

  • 文化委員会
各国の文化財や自然環境を調査し、これを保護する活動を行う。調査の結果、人類にとって重要な史的価値があるとされた場合は文化遺産・自然遺産を指定する。

  • 環境委員会
各国の環境保護活動を指揮監督する。
環境汚染が著しい場合、重要勧告を行い、是正を求める。

  • 国際司法裁判所
各国間の紛争解決のために設置された国際裁判所。国際法に基づき国家間の領土問題などを裁定し、国際裁判所の判決は共同体の名のもとに強制力を持つが、裁判に応じることは義務ではない。

関連項目

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最終更新:2019年05月20日 20:05
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