ホワイトヒューマンブラザーズ、フローリア号シージャック事件

概要

 7612年12月14日から15日にかけて発生したホワイトヒューマンブラザーズ(WHB)によるシージャック事件。金銭目当てのシージャック事件だったが、事件解決を担当したのがソフィア王国海軍であった為、WHB構成員53名全員と乗客乗員2000名の殆どが犠牲になった。

経過

 7613年12月14日、ホワイトヒューマンブラザーズ(WHB)がソフィア王国近海で世界一周中の豪華客船フローリア号(乗員乗客2000名)をシ―ジャックした。WHBは多額の身代金と逃走用ボートを各国政府に要求した(その代表としてソフィア王国が窓口を担当した)。また要求された期限内に要求が満たされなければ、乗客を一人づつ殺害していくと警告した。
 フローリア号にはソフィア人の他、レオネッサ人、アトリオン人、リンディス人、ヤード人、スルガ人、ジャーガルク人等各国の富裕層が乗船しており、各国政府は外交ルートを通じてソフィア王国に人命重視を懇願したが、ソフィア王国は「テロリストの要求を受け入れる余地はない」と拒否した。ソフィア王国は駆逐艦4隻を急派し、WHBに

「10分以内に降伏しなければ撃沈する」

と警告した。ソフィア警察と軍隊がどのような存在かわかっているソフィア人たちは、自分達の運命が最早死意外に無いと絶望しパニックを起こした。船長とソフィア人富豪数人が代表団としてWHBに降伏を懇願したが、WHBはフローリア号撃沈警告はブラフだとして降伏を拒否した。各国は「撃沈は止めてくれ」とソフィア政府に再三「懇願」したが、ソフィア政府はテロリストに妥協する事を拒否し、ソフィア艦隊に攻撃を命令した。フローリア号は、魚雷6本、砲弾、機関銃弾多数を受け爆沈された。乗客乗員とWHBの殆どが死亡し、アトリオン人3名、リンディス人1名が救助された。

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最終更新:2019年04月25日 13:14