この国家は没国家です。存在しません。
国名 |
ユルキア王国 |
Βασίλειον της ϑψρκια |
国旗 |
|
今代国王 |
キロタ女王 |
在位 |
7610年10月25日~ |
先代国王 |
エソルハ国王 |
在位 |
7606年12月2日~7610年10月23日 |
政治体制 |
立憲君主政/軍国主義 |
領土 |
世界地図:14・16 |
領土総面積 |
約48万8,000㎞2 |
本国面積:調査中 |
植民領面積:調査中 |
国民総人口 |
約1,610万人 |
本国人口:約1,360万人 |
植民領人口:約250万人 |
首都 |
アクニティディア |
最大都市 |
同上 |
国民 |
ユルキア人 |
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(古エィルファ系混血)15% |
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(韓族系混血)25% |
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(ヤード系混血)20% |
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(リンディス系混血)17% |
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(カノミス系混血)13% |
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(その他系混血)10% |
公用語 |
古エィルファ語 |
宗教(国教) |
ユルキア円十字教 |
通貨 |
ユルキア・カロン |
建国 |
7606年12月2日 |
備考 |
NPC国家 |
関連記事 |
円十字教/円十字軍 |
ユルキア王国の人物一覧 |
ヘファイスティオン3世/古ユルファ人 |
概略
ヤーディシア大戦においての中央同盟国の歴史的敗北は、特に盟主役を主導していた
リントヴルム朝ヤード帝国の
大ヤード主義の失敗を決定づけるものであり、その結果は大国やその民族に支配されるしかなかった多くの被支配人種たちを大いに勇気づけ、民族自決への希望を抱かせた。
ユルキア人もその一つであり、歴史上において奴隷として扱われてきた自らの民族自決を強く希望し、
導く主無き処女地の北方において、
アクニティディアとそれに連なる8つの古代の諸植民都市群へ糾合し、7606年12月2日、自民族初の国家建国という悲願を果たした。
そして、翌年4月19日に
ヤーディシア共同体加盟を果たし、国際的に認められる主権国家の一員として肩を並べることとなった。
最大の支援者であるレオネッサ王国のファシスト政権の影響もあり、ユルキア王国憲法のもとで立憲君主政を敷いているものの、肝心の憲法の内容において基本的人権等を厳しく制限し、むしろ君主専制統治を強化し、かつ全面的に軍事に注力する軍国主義を掲げるものとなっている。
民族意識の高揚も相まって、国王と軍部と一体となって苛烈な民族プロパガンダが喧伝されているなか、7610年10月23日、キロタ王女の誕生日を祝う会で、先王のエソルハ国王が何者かの狙撃の凶弾によって倒れ、逝去。2日後にそのままキロタ王女が新たに即位し、ユルキア王国2代目国王としてキロタ女王が誕生した。
7616年にはその軍事力によってヤーディシア大戦後に帰属が宙に浮いていたロードレスランドの諸都市を切り従え、
シンファナ海への出口を得た。
地理
ロードレスランド北方一帯の本国と植民領アイトリアから構成される、領土総面積は約48万8,000㎞2。
いずれも寒冷乾燥な気候で沿岸では塩害が酷く、北イクファターナ出身のユルキア人といえども適応するのに長年を要した。
地形は目立った山岳も無く、高低差0m~500m前後の地平線まで平坦な大平原である。
【王国本国領(地域14)】行政区画及び主要都市一覧
ユルキア王国内の主要都市は、古代にへファイスティオン王3世が築いた9つの古代の諸植民都市(ポリス)であり、多くのユルキア人が奴隷として住まわされた。現在王都と県都となっている。
主要都市を囲う市壁は幾度と再建され、内側を堅固に守っている。街路は放射線状に広がり、幾つかの放射路と環状路の道幅は広くなっている。
基本的な街割りは共通化されており、枢要区(アステュ)、内環状区(ト・エントス)、外環状区(ト・エクトス)、郊外区(プロアステイオ)に分かれる。
枢要区には王都であれば、宮殿、大聖堂、最高裁判所、各国大使館その他官庁などが置かれる。県都であれば、県庁舎、県知事邸、教会聖堂、地方裁判所、領事館などが置かれることとなる。
郊外区は市壁の外にあるため、貧民が集うスラム化が進んでいる。人攫いなども確認でき、治安が悪いため、近寄らない方が身のためである。
アクニティディア県 |
人口 |
約500万人 |
県知事 |
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アクティニディア |
Αχνιτιδια |
人口 |
約245万人 |
市長 |
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+
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... |
アクティニディアは、ユルキア王国の王都である。
古代に ヘファイスティオン3世率いる ミロディアス朝エィルファニアの軍が金鉱開発と 清河征服戦争の前線への兵站基地とするために築いた諸植民都市の一つで最大規模を誇る。
ヘファイスティオン3世が高齢で病没した後、ミロディアス朝エィルファニア軍の撤退後は占領者が入れ替わる中で破壊の憂き目に遭い、特に5679年の 第十一次円十字軍が到達した際にはアクティニディア大祭殿や大宮殿も含め植民都市時代の遺構が多く破壊された。
結果として古エィルファ人の精霊信仰は完全喪失して修復不可能となってしまった。現在は見栄えも考えて急速に破壊された古代の建造物の再建が進んでいる。
王都アクニティディアを囲むアクニティディア県は最重要県であり、他の県に比べても抜きんでた人口と経済力を擁する。
- アクティニディア大聖堂(アクティニディア大祭殿旧跡)
5681年に創建されたユルキア王国における最大級の円十字教教会堂。
古エィルファ人の精霊信仰の場だったアクティニディア大神殿がその礎となっているが、大神殿時代を思わせる部分は外壁や円柱に彫刻された精霊の姿をあしらった意匠のみである。
元々はヘファイスティオン3世の居館で、現在はユルキア王国女王の居館。単にバシレイオンとも呼ばれる。
数少ない史料を参照し、建国直後から進めた5年に及ぶ修復工事の末に往年の外観と内装を取り戻した。
ギュムナシオンと呼ばれる大浴場を併設しており、週末のみアクティニディア市民に限定して開放している。
観客収容人数5万5,000人もの巨大な露天型の陸上競技用スタディオン。全周400mの周回走路を有する。
ヘファイスティオン王3世が自分はもとより市民の娯楽のために造った。黒亜石造りでありあまりの威容と規模のため、唯一建造当時の姿に極めて近い状態を残して現存する。
祝祭日においては市民が大集結し、満員御礼の中で式典が行われる主要会場となる。
競走馬・戦馬車(チヤリオット)専用スタディオンで、ヒュッポドロームとも呼ばれる。
大競技場とは異なり、破壊されたが、キロタ女王の寄付の下で木造による仮設で建てられている。
非常に人気競技であるため、市民で盛況する。
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ヒュッポリュテオン県 |
人口 |
約110万人 |
県知事 |
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ヒュッポリュテオン |
Ηιππολψτον |
人口 |
約25万人 |
市長 |
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+
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... |
ヒュッポリュテオン県は、県全体としてロードレスランド固有種の黒毛馬ヒュッポバルバロッタの名産地となっている。
他地域の種の馬と比較しても1.5倍~2倍ほども体格差があり、もはや相手にならないとされるが、気性が特に荒く騎乗手を選ぶため、調教には手間がかかる。
競走馬や戦馬車に用いられるため、ヒュッポリュテオン市内にも多くの厩があり、調教師が住みこんでいる。
調教師は優良な種馬と馬主を得られれば、一攫千金も狙える人気職。外国人でも馬主になれるので観光資源ともなっている。
法律によって他の種の馬とのハイブリッド交配は禁止されている。
また役目を終えた馬は屠殺され馬肉にされている。
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ステュッペイオン県 |
人口 |
約140万人 |
県知事 |
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ステュッペイオン |
στψππειον |
人口 |
約50万人 |
市長 |
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+
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... |
ステュッペイオンは、亜麻(リネン)の主要な栽培地であり、リネン繊維業及び亜麻仁油の採取と精製が営まれている。
輸出できるほどの大量生産には及んでいないので、大部分は内需向けであるが、過去には韓人の商人を通じて歴代清河王朝にも持ち込まれたりしていた。
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イウリオス県 |
人口 |
約120万人 |
県知事 |
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イウリオス |
Iούλιος |
人口 |
約43万人 |
市長 |
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+
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... |
イウリオスには、大規模な掘り込み式港湾が整備され、5基ものガントリークレーンが導入されるなど先進で最大かつ唯一の貿易輸出港として機能する。
また県内には良質な露天の炭鉱や鉄鉱床などがあり、こうした立地条件から周囲には、イウリオス工業地帯が形成されている。全てエスカトン財閥PEGの傘下企業で占められており、港湾の運営企業もPEGが担っている。
古代において港湾の地位はリマニエイシカが担っていたが、もはやその地位を逆転した。
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テロースポリ県 |
人口 |
約105万人 |
県知事 |
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テロースポリ |
θεροςπόλη |
人口 |
約33万人 |
市長 |
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リマニエイシカ県 |
人口 |
約90万人 |
県知事 |
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リマニエイシカ |
λιμάνιήσυχα |
人口 |
約38万人 |
市長 |
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+
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... |
リマニエイシカは、入り江にある港湾都市。漁業が中心である。
北限海における清河人民海軍への牽制のため、王国海軍の軍港も建設されたことで、海軍人目当ての商売も増加しつつある。
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パセーロス県 |
人口 |
約100万人 |
県知事 |
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パセーロス |
φασηλος |
人口 |
約43万人 |
市長 |
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メリザーナ県 |
人口 |
約105万人 |
県知事 |
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メリザーナ |
μελιτζάνα |
人口 |
約38万人 |
市長 |
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ポルトフォリ県 |
人口 |
約90万人 |
県知事 |
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ポルトフォリ |
πορτοφόλι |
人口 |
約40万人 |
市長 |
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+
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... |
ポルトフォリは、最も西にあって現在も豊富に金を採掘することができる鉱業都市であり、かつては歴代清河王朝と交易で商業的にも発展。一時期はポルトフォリ産の金が清河王朝で流通する金の5分の1を占めたとされる。
その商人の一人がエスカトン財閥PEGを創業し、財閥の手でユルキア初の銀行としてポルトフォリ・エスカトン銀行(PEB)もここに設立した。
王都を除く主要都市の中では最も経済的に裕福であり、司教区への寄進度も高い。
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【王国植民領北アイトリア(地域16北)/南アイトリア(地域16南)】行政区画及び主要都市一覧
アイトリア(αιθρια)は、ユルキア王国本国南方一帯の地域である。
シンファナ海に接続するための要地であり、かつてはヤーディシア大戦の主戦地の一つであったが、大戦終戦後に空白となった同地域へ王国軍を進出させ、名目的には同地域の亜人種の賛意を得て7616年に植民領とした。
シンファナ海を挟んで植民領を南北に分割し、総督官の下に統治されているが置かれているが、いずれも併合間もないため開発は道半ばである。
特に南側はロードレスランド砂漠地帯が広がり、危険な野生生物やヤーディシア大戦で使われた大量の不発砲弾が存在する。
王国はシンファナ海の出口として港湾を置く北アイトリアのニネミアの開発を当面重視しており、相当数の軍事力を置いている。
北アイトリア |
コルボスガレーネー県 |
人口 |
約95万人 |
県知事 |
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コルボスガレーネー |
κόλποςγαλενε |
人口 |
約29万人 |
市長 |
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北アイトリア |
ルルドキポス県 |
人口 |
約65万人 |
県知事 |
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ルルドキポス |
λουλουδόκηπος |
人口 |
約20万人 |
市長 |
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南アイトリア |
リアキ県 |
人口 |
約35万人 |
県知事 |
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リアキ |
ρυάκι |
人口 |
約19万人 |
市長 |
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南アイトリア |
キラザ県 |
人口 |
約55万人 |
県知事 |
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キラザ |
κοιλάδα |
人口 |
約25万人 |
市長 |
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政治体制
ユルキア王国憲法を制定しており、その規定によってユルキア国王は君主として国家元首に立ち、国家の全権を保持する。
ゆえに議会としては形だけの貴族による世襲議員制の元老院のみが置かれ、裁判所の法廷も国王が任命した裁判官の下で開かれる。
王国軍の総帥権も握るが、実質的には元帥に全権を委任している。
先王から交代したキロタ女王は軍部が増長を暴走と受け取らず、支持基盤強化のためにむしろ容認する態度を採っていて、元帥の権威は日に日に高まっている。
経済界とも密接であり、軍部と政府、財界が女王のもとに鼎のように支えて国家に尽す体制が構築された。
ユルキア王室
古代から継承される神器である『鏡』を保有する
カスレフティス家が王室としてユルキアを治めるに足る正統性を有するとユルキア人が一致して認め、ユルキア王国憲法にも定められた。
詳細は当該記事を参照すること。
キロタ女王
ユルキア貴族家
元々は世襲貴族制はないが、建国の際に基盤強化のために王都と各主要都市に住むユルキア人の81の有力な家系が選ばれて創設された。
元老院の形式的な担い手となり、国王に忠誠を誓い、積極的に子女を士官として教練に出して王国軍を支える役割を持つ。
元老院
ユルキア貴族家を代表する元老議員が所属する一院制議会。半円の扇型議場を持ち、中央に全員が向かって座る形となる。定数は現時点で81で、基本的に各家の当主が元老議員として代表権を持つ。世襲できずに家系が断絶すると空席となる。
元老議員たちは元老院に出席し、形式的に討論を行うものの、最終的には満場一致して臨席するキロタ女王や元帥の発言や決定に賛辞の声と拍手を送る。
これを予定調和政治と呼ぶ。
政党を結党するのは自由であるが、上述のような翼賛体制なので実質的に与野党・左右翼といったものはない。
財政
軍部の要求による軍事費の天文学的な増大と、レオネッサ王国に対する借款の返済に充てる予算で火の車。
税率を上げるにも、ユルキア人は全体としてそう豊かではないので限りがあるため、行われるのがやはり債権発行である。それを買うのは国内なら、エスカトン財閥PEGで国外なら、イクファターナの死の商人である。
一応、ユルキア司教区も王国に寄付等を行うのだが、逆に王国も司教区に寄進をするのでトントン。
ユルキア王国の年間財政歳入出情報 |
歳入 |
国家税収額 |
約1兆ユルキア・カロン(ヤードルーブル換算で約5,000億ヤードルーブル相当) |
債権発行額 |
約3,000億ユルキア・カロン |
歳出 |
国家歳出額 |
約1兆3000億ユルキア・カロン(軍事支出は約4,500億ユルキア・カロン) |
外交
ヤーディシア大戦終結に伴う国際協調時代の幕開けと共に建国したユルキア王国は、ヤーディシア共同体に加盟し、更なる民族意識の高揚と軍部の拡大思想との折り合いをつけるのに難航しつつ、相応しい国際関係の模索が続いている。
明確な仮想敵国は
清河人民社会主義共和国のみとなっている。
加入・締結する国際組織・国際条約一覧 |
加入・締結年 |
ヤーディシア共同体 |
7607年4月19日 |
国交締結国一覧 |
備考 |
レオネッサ王国 |
7606年国交締結。円十字教圏国であり、軍事経済両面において最大の援助国で最大の債権借款国。 |
教皇とともに第十一次円十字軍を派遣した兵力の主体と見做して負の感情を抱いているが、公式には棚上げされている。 |
スルガ |
7606年国交締結。清河人民社会主義共和国と同じく国境を接する国家であり、社会主義思想拡大の歯止めとして期待を受けている。 |
過去に歴代清河王朝の版図に含まれながらも文化的に異質な存在同士で殆ど交流もなかった。 |
角 |
7606年国交締結。清河人民社会主義共和国と同じく国境を接する国家であり、社会主義思想拡大の歯止めとして期待を受けている。 |
過去に歴代清河王朝の版図に含まれながらも相互に文化的異質な存在同士だがスルガよりは多少の交流もあった。 |
7613年にユルキア・角防共協定を締結。 |
へファイスティオン3世による清河征服戦争では敵同士だったが、十字軍侵攻以上に過ぎたる事象であり、また交戦主体同士ではないので双方に被害者意識は希薄。 |
立憲王政アーカルソン=リペルニア |
7606年国交締結。清河人民社会主義共和国に対抗する期待を受けている。 |
地理的に近く、また同じ円十字教圏であるものの、ユルキアの円十字教会はヴァチカーノ市国の教皇庁が強い影響を及ぼしており、同国のアトリオン国教会とは隔たりがあり、教徒間の結束は弱い。 |
ただ独立時の援助においては多大な功績があり、好感度は著しく上昇している。 |
ヴァチカーノ市国 |
7609年国交締結。第十一次円十字軍の派遣に伴う負の感情を持つが、ユルキア司教区の設置とアクニティディア大聖堂の司教座聖堂認定を受けて和睦。謝罪をも期待しているがそれについては返答がない。 |
ジャーガルク・シャー国 |
7607年国交締結。清河を越えた更に西方にある。角の出島を介して海路で通じており、貿易を始めることにした。清河人民社会主義共和国に対する有力な対抗国であるがしかし、同地の保護国と角との奴隷貿易を快くは見ていない。 |
ハダカンボ王国 |
7609年国交締結。タヴェリアにおける最初の国交相手国。 |
砂糖貿易における競合相手でありつつも、それ以外の産物では相互に輸出入があるので共存者でもある。 |
フォンタニエ辺境伯国 |
近年再発見されたイクファターナ中央奥地の小さな君主国。 |
ラパルナ族と呼ばれる世界的に稀有な兎族が住み、奴隷としての商品価値から売り買いされていた境遇から、ユルキア人にとっても共感と同情を集める。 |
国内に少数のラパルナ族が紛れて存在するが、奴隷ではない。但し、経済的貧困も平等であり、ユルキア人とともに遊郭で働いたり、軍人相手の慰安所に通ったりしている者もいる。 |
国交未締結国一覧 |
備考 |
清河人民社会主義共和国 |
歴史的背景から、ユルキア王国の領域に対する領有権を主張しており、対立関係にある。他国からの支援を盾に封じ込めを図っている。 |
カラシュ公国 |
人攫い国家を標榜する恐るべき吸血鬼種国家であり、警戒感を抱いている。 |
また彼らをヤーディシア大戦において大国に従った結果、敗北した者たちとして同じ亜人種としても侮蔑的に見ている。 |
リンディスヴァート制憲諸邦同盟 |
東方にある大国。ヤーディシア大戦において不当にロードレスランドを蹂躙した忌嫌うべき国家。 |
円十字教福音主義派について、もしかすると普遍教会派のヴァチカーノ教皇庁よりはマシかもしれないが、レオネッサ王国の機嫌を損ねてまで取るべき相手ではない。 |
リントヴルム朝ヤード帝国 |
ヤーディシア大戦の結果で大人しくなったが、依然として警戒すべき対象。ヤード人もまた古代から中世において版図拡張のためにロードレスランドへの侵略を行った仇敵である。 |
経済
軍事が国家財政を圧迫するため、インフラ整備と運営等の重要部分も国営とはせずにエスカトン財閥に丸投げされ、また軍備の発注も財閥一択であるので、ユルキア王国経済は全般的にエスカトン財閥が掌握しているといっても過言ではない。
但し、キロタ女王は権限で半ば強制的に全ての国内企業を総動員で軍需供給に協力させることができるためにエスカトン財閥としても王国と一蓮托生である。
企業一覧
エスカトン財閥(PEG) |
財閥総帥 |
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創業地 |
ポルトフォリ |
ユルキア人商人である
エスカトン家の一族による一大財閥で、正式には
ポルトフォリ・エスカトン・グループ(PEG)と名乗る。
ヤーディシア大戦中から既に新時代到来を先読みしており、
立憲王政アーカルソン=リペルニアにおいて一族総出で近代的な工業技術、金融などを学んでいた。
創業母体の
ポルトフォリ・エスカトン銀行(PEB)を筆頭に、
エスカトン商会、エスカトン造船、エスカトン建設、エスカトン・オプロ(小・重火器製造)、エスカトン・エフィメリダ(国際情勢紙と経済紙、スポーツ紙を発行する新聞通信社)、エスカトン・ポリカタスティマ(百貨店)、エスカトン電力、エスカトンガス、エスカトン・ネウロン(繊維)、エスカトン・スィデロ(製鉄)、エスカトン・キミア(化学)、エスカトン・ぺトレレオ(石油)、エスカトン造船、エスカトン製糖、エスカトン食品、エスカトン・ロロガス(時計製造)、エスカトン・ホテル、エスカトン客船、エスカトン・シディロドロモス(鉄道)、エスカトン書籍出版、エスカトン・ツィガロ(紙巻き煙草)が相次ぎ傘下に設立されている。
また財閥総帥は競馬好きで馬主としてユルキア馬主組合を代表し、競馬への積極的な振興金の寄付を行うなどしている。
農業
国土全体が寒冷気候で乾燥しているため、適している農作物は極めて限定される。
甜菜の一種であるシンガサトウダイコンはその一つであり、ユルキア王国はその一大生産地となっている。それに関連して白糖への精製も大規模に行われている。
しかし、辺境地に位置することによる立地条件の悪さから輸送コストが上乗せされ、国際市場においてはより安価なハダカンボ産のサトウキビから精製された黒糖が出回っており、シェアの面でかなり劣勢である。
ただ白糖でしか作れない食品も多くあり、特に質を求める諸外国の舌の肥えた顧客からはこぞってユルキア王国の白糖が求められる。
このほかに特筆うべきものとしては、亜麻(リネン)も大規模な栽培がおこなわれており、それを原料としたリネン衣類などの繊維品や亜麻仁油を生産している。
それ以外の農作物は定番の馬鈴薯とライ麦である。畜産は主に馬、羊の放牧が行われている。牛を家畜とする文化は無い。
鉱工業
鉱物資源としては、鉄鉱石、原油、石炭や金が中心で、砂糖と並んで外貨を稼ぐ主要輸出品目である。
工業的にはエスカトン財閥PEGが一手に担っており、まだ加工や製造技術は未成熟だが発展する素養はある。
商業
商業の中心地は王都アクニティディアと並んでエスカトン財閥PEGが君臨するポルトフォリが担っている。
ポルトフォリに住まう商人は即断即決の気があり、仕事が早いと取引相手からは好感を得ている。
観光業
破壊されつつも古代遺跡が残存しており、競馬などの文化面での観光資源は恵まれている。
自然でみると、起伏のない土地柄上、面白みがない。また海も北限海で海水浴は夏季でも難しい。
交通
鉄道は、王都アクティニディアと各主要都市の東西間を結ぶ沿海本線と内陸横断本線の二つの基幹路線とそれらを南北に縦断的に結び付けあう支線をエスカトン・シディロドロモスが建設し、運営している。
貨物の主要な積み荷は砂糖や馬、亜麻繊維である。一方、旅客では客車に一等から三等までの等級がある。
城壁の破壊につながるとしてその外に鉄道駅が設けられているため、利便性はすこぶる悪い。
社会
分離独立から間もないために社会的混乱は色濃く残っており、インフラ等は古エィルファ人や韓人などの築いた古代の遺構を引き続き利用している関係で、治安や衛生などの諸問題が噴出し、対応しきれずにいる。
したがって軍事経済面のみならず、社会面での国際的援助は不可欠であり、主に円十字教圏から派遣される信徒の集団が無償での奉仕活動に従事する。
特に
道なき道を開く医師団が展開し、医療体制の整備に努めていることが有名。
このため今のところ明白な政情不安は起こっておらず、未熟な女王の体制は脆くも維持されている。
そうはいっても、
清河人民社会主義共和国からの干渉は皆無と言えるものではなく、執拗に諜報員や狙撃手が送り込まれ、キロタ女王の身を脅かす暗殺未遂事件が発生している。
国民
国民総人口は約1,360万人と見積もられる。
民族・言語
古エィルファ語を使用している。
ユルキア人が国民に占める割合は9割を超えており、ユルキア人国家と呼んでも差し支えない。
他にごく少数ながら居住するのは韓族系、白狐族系とリンディス人系、ラパルス族系である。
古エィルファ人は既にユルキア人などとの混血が進んで、自称する者は途絶えているとみられ、現存しない。
宗教
古エィルファ人の精霊信仰とユルキア円十字教
古代において古エィルファ人がもたらした精霊信仰に基づき、アクティニディア大祭殿の祭壇に精霊への供物として砂糖などが捧げられていた。
また、精霊界との交信し、信託が得られると伝えられる『鏡』を所有するカスレフティス家の一族は、支配者の目を盗みながら信仰を護り伝えてきた。
しかし、この古エィルファ人の精霊信仰と密着した文化は、5679年に都市アクニティディアと周辺諸都市に到達した第十一次円十字軍によって徹底的に破壊され、喪失することとなる。
円十字軍は、もはや教皇の下の制御が利かなくなっており、そもそもシンガ方面へと向かう踏み石としたにすぎず、元々統治も行う予定がなかった。そこで円十字軍は、周囲に宗教的な権威を見せつけるためだけに徹底的に破壊と略奪を行った後、ユルキア人に対して円十字教への強制改宗を行ったうえで、大祭殿跡に大聖堂の建設を完了させた。
そして、5682年に円十字軍は離脱者が増加して維持しきれなくなり、結局シンガ方面にも向かわず立ち去った。
このため、大聖堂自体も庇護を長らく受けることができず、新たな支配者の宗教政策に翻弄されることとなる。
以後、文化と信仰の破壊者として円十字軍の悪行はユルキア人の記憶に刻まれることとなり、ソフィア王国はもとより、レオネッサ王国を建国時の最大の支援者と認識しつつも、裏では悪魔を抱える国と罵っている。
ユルキア王国建国後、国教として指定。ヴァチカーノ市国の教皇庁はユルキア円十字教会を承認し、ユルキア王国全土に同教会が管轄する司教区を設定し、アクティニディア大聖堂を司教座聖堂として承認した。
ユルキア司教区 |
所属教派 |
普遍教会派 |
司教座聖堂 |
アクニティディア大聖堂 |
管轄教会 |
アクニティディア大聖堂他に8都市の教会聖堂を管轄 |
司教区長 |
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文化
ユルキア人固有の文化と呼べる物は殆どない。
古エィルファの文化としては伝統的な衣服や、彫刻美術のほか、競馬と戦馬車、陸上競技、ボウガン射撃、フェンシングなどのスポーツが知られるのだが、それ以外は大部分が破壊された。
近世以降の外来文化が多く流入するようになる。
食文化
それといった民族料理を持たず、粗野で大味な食文化だったが、レオネッサ王国の多彩な食文化が流入し、異食の美が主要都市で席巻している。
多くの食材を輸入に依存するが、キャビア、フォアグラ、白黒トリュフのヤーディシア三大珍味のほか、ウニ、アワビ、エビ、カキ、ホタテなどの高級な水産食材が北限海で採ることができるため、輸出しているほか、キロタ女王はレオネッサの料理人の手を借りてそれらをふんだんに使った高級料理を日々召し上がっている。
文学
7613年にエスカトン書籍出版によって刊行された小説。
少女と少年を主人公にした架空世界の冒険小説の体裁を取ってはいるものの、内容は明らかにユルキア人が辿った苦難の歴史に照合するものである。
結末としては少年は少女を救うために異邦の王に決闘を挑み、勝利した後、王となるという物で、著者自身が民族発揚を企図していたものとみられる。
同時期には清河人民社会主義共和国が建国されたことから、その企図は大いに当たり、防共のプロパガンダを望んだ軍部を中心として宣伝され、わずか一か月で売り上げ100万部を突破した。
祝祭日
12月は様々な記念日が重なる祝祭月となっており、年末を迎えるまで式典が相次ぐ。
夏至祭
女王キロタ誕生日
父王エソルハ追悼日
女王キロタ即位記念日
建国記念・民族解放日
制憲記念日
建軍記念日
冬至祭
復活祭
降誕祭
軍事
ユルキア王国憲法上において国王を陸海空の王国軍最高司令官と定めて統帥権が付与されているが、その全権は大元帥に委任される。
国民徴兵制の元で近代国家的な軍制が整備されているが、ユルキア人の独特な伝統に基づく兵装や運用部隊が存在する。
王国軍の軍事予算は対税収比で約45%にも及んでおり、王国財政に重くのしかかっている。
王国軍の総兵力 |
総軍事費 |
約25万5000人 |
約4,500億ユルキア・カロン |
陸軍 |
約17万人 |
約2,000億ユルキア・カロン |
海軍 |
約7万人 |
約1,350億ユルキア・カロン |
空軍 |
約1万5,000人 |
約1,150億ユルキア・カロン |
王国陸軍
『我等王権を守護する古戦馬なり』
王室と憲法を守護する近衛隊であり、各主要都市に一部隊ずつ配備されている。
銃装猟兵、弩装猟兵、盾槍兵らの三編成で構成される。
携帯装備は小火器に限られるが、騎馬による俊足を生かした敵地侵攻を想定した潜入兵としても鍛えられている。儀仗兵としての役割も持ち、特に盾槍兵はそちらが主。
特異的な部分としては、異常なほど発達を見せた複合弩・弓である。ユルキア人は奴隷といえど、ロードレスランドにおいては時に支配者がいないことがあり、自衛が必須であった。
しかし、砂漠では砂塵による弾詰まりが多発した銃火器に対して、代案として見いだされたのが弩・弓を大火力化、精密化、長大射程化した複合機械弩である。
清河王朝の韓人が生み出した対空火弩なる兵器と合わさって近世には実用化された。
火薬を装填することに差はなく、銃弾が矢になっただけとも言える。
職人芸のような代物のため、大量生産には向かず、また近代に入って銃火器も改良によって弱点が克服されつつあるが、伝統と誇りで開発製造が続いている。
速射性は決定的に劣り、一撃必殺が運用として求められる。
小・重火器一覧 |
種別:軽複合機械弩 |
7610年制式猟兵用改良型重複合弩銃〝陸蠍〟『AD7610-Sniping-Type-Helepolis-Remodel-Ηρακλής』 |
配備数 |
1200挺 |
諸元 |
携帯型/総重量:約2kg/有効射程:約350m/矢速:250m毎秒 |
射撃数:毎分6発/貫徹装甲厚:34㎜(AP矢)18㎜(HT矢) |
製造 |
エスカトン・オプロ |
装甲戦闘車両一覧 |
種別:軽戦車 |
CAL33 |
配備数 |
520両 |
製造 |
レオネッサ王国FLAT製 |
王国海軍
水上艦船一覧 |
種別:駆逐艦 |
ネームシップ:セイレーネス級セイレーネス |
姉妹艦 |
ヒメロペー、テルクシエペイアー、レウコシアー、リゲイアー、パルテノペー |
アグラオペーメー、ペイシノエー、モルペー、テレース、ライドネー |
配備数 |
11隻 |
諸元 |
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建造 |
エスカトン造船・イウリオス造船所 |
種別:軽巡洋艦 |
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配備数 |
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諸元 |
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建造 |
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種別:戦艦 |
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配備数 |
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諸元 |
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建造 |
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艦船兵装一覧 |
種別:重複合機械弩 |
7613年制式水上戦闘用改良型重複合弩砲〝海蠍〟『AD7610-CAU-Type-Helepolis-Remodel-τρίαινα』 |
配備数 |
300挺 |
諸元 |
固定弩座型/総重量:約5kg/有効射程:約3,550m/矢速:300m毎秒 |
射撃数:毎分1発/貫徹装甲厚:54㎜(AP矢)30㎜(HT矢) |
製造 |
エスカトン・オプロ |
王国空軍
『我等万死を与える厳冬の暴風なり』
アクニティディア王国空軍飛行場を始めとする各飛行場に配備される王国空軍の主力精鋭。
800m×50mの滑走路が二本設置されている軍用飛行場。
駐機場には保有する全機種が配備されており、西方の清河人民社会主義共和国に対する即応体制が整う。
但し、冬季の間は路面凍結が発生するため、専任の融雪部隊が出動する。
軍用機一覧 |
種別:複葉戦闘機 |
FR32 |
配備数 |
105機 |
製造 |
レオネッサ王国FLAT |
種別:双発爆撃機 |
FR20 |
配備数 |
25機 |
製造 |
レオネッサ王国FLAT |
種別:偵察爆撃機 |
Ro32 |
配備数 |
30機 |
製造 |
レオネッサ王国FLAT |
ユルキア人・ユルキア王国通史年表
+
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... |
古代 |
1880年 |
古エィルファ人により、ミロディアス朝エィルファニアが南ロードレスランド付近に成立 |
1932年 |
ミロディアス朝エィルファニアで、ヘファイスティオン王3世が即位 |
1939年 |
ヘファイスティオン王3世が北ロードレスランドを統一 |
1941年 |
ヘファイスティオン王3世がロードレスランド最北の地に金鉱を発見し、周辺にアクティニディアなど諸植民都市の建設を開始 |
北イクファターナを中心に奴隷狩りを行って、ユルキア人など亜人種を強制移送 |
1945年 |
へファイスティオン王3世とユルキア人奴隷妃との間に王子が誕生 |
1968年 |
シンガ大陸で清河中原を統一した後韓王朝が使節を派遣するも、殺害 |
1971年 |
へファイスティオン王3世が後韓王朝領内へ進撃し、清河征服戦争を開始 |
1980年 |
清河征服戦争において順安の戦いで後韓王朝軍が大敗 |
1982年 |
ヘファイスティオン王3世が病没し、清河征服戦争を中止 |
1983年 |
ミロディアス朝エィルファニアが撤退 |
1985年 |
後韓王朝が占領。アクティニディアを東塞(ドォンサイ)と改名 |
2000年頃 |
ミロディアス朝エィルファニア滅亡 |
2200年頃 |
北イクファターナからリンディス人が侵入 |
2400年頃 |
南イクファターナからヤード人が侵入 |
中世 |
4198年 |
ヴィスヴィオ大噴火 |
4199年 |
朔角半島千里山脈の嶺頭山が大噴火 |
4210年 |
カナロア大陸に小オメデス彗星衝突 |
4215年 |
ロードレスランドの砂漠化が激化 |
4250年 |
エスカトン家の商人、防砂と野盗対策のために私財を投じて諸植民都市の市壁を修復 |
4221年 |
後韓王朝が滅亡し、韓族のロードレスランド方面への交易が断絶。東塞を旧称アクニティディアへ再改名 |
5679年 |
第十一次円十字軍が諸植民都市に到達。略奪と破壊を行い、ユルキア人を円十字教に強制改宗 |
5681年 |
アクニティディア大祭殿跡に大聖堂を建設 |
5685年 |
第十一次円十字軍、瓦解して撤退 |
5700年 |
再びエスカトン家が市壁を修復 |
6610年 |
モスン帝国と狼王朝軍が占領 |
6621年頃 |
西方由来の疫病が大流行。諸植民都市でも多数の死者が発生 |
近世 |
近現代 |
7606年9月20日 |
ヤーディシア大戦終結。中央同盟国敗戦に伴うスタックバラ条約体制の成立に基づき、国際社会新秩序が幕開け |
7606年12月2日 |
民族自決を御旗にユルキア人が諸植民都市に糾合し、自民族初の国家としてユルキア王国を建国 |
ユルキア人でカスレフティス家のエソルハが初代国王に即位。カスレフティス家を王室とする詔勅を宣布 |
7606年12月3日 |
ユルキア王国憲法を制定 |
7606年12月4日 |
王国憲法が施行され、元老院とユルキア王国軍を創設。円十字教を国教化し、ユルキア円十字教会を国教会と認定 |
7606年12月20日 |
ヴァチカーノ市国の教皇庁勅使が国王謁見 |
教皇の勅旨としてユルキア円十字教会の権威承認と、ユルキア司教区設置認可を伝達 |
7607年4月19日 |
ヤーディシア共同体加盟 |
7610年10月23日 |
エソルハ国王、キロタ王女誕生日祝いの席で何者かに凶弾を受け逝去 |
臨時に王国軍の元帥が執政を代理 |
7610年10月25日 |
キロタ王女、アクティニディア大聖堂での認証式を経て2代目国王として即位し、女王が誕生 |
7612年8月 |
諸植民都市の遺構修復事業が開始 |
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最終更新:2019年05月08日 19:40